新しい月は、晴天の気持ちよいスタートとなりました。勉強するにも運動するにも心地よい春の暖かな気候の中、全校の子どもたちは、5月も元気に学校に登校してきました。「4月の疲れはないかな?」と心配していたところだったので、子どもたちの元気な様子を見ることは、私たち教職員にとってうれしい限りです。


1時間目の運動場では、5年4組の子どもたちが50m走をしていました。「よーい、スタート」の合図で、ゴールまで全力で駆け抜けます。先生から、「〇〇さん、〇秒〇〇」と結果を聞き、子どもたちは、去年より速く走ることができるようになったことを実感しました。タイムをきちんと記録して、学習の足跡を残します。
今回の50m走は、新体力テストの一つとして行っています。どの学年も、50m走や立ち幅跳び、握力や20mシャトルランテストなど、たくさんの種目にチャレンジします。子どもたちは、全ての記録が前の学年の記録より、よくなるようがんばっているところです。
4月28日(金)中休みの余土っ子ルームです。5・6年生の運営委員の子どもたちと担当の先生が、時間を惜しんで活動をしています。
「『ようこそ!』は、大きな身振りをつけると、よくわかるよ。」、「大きな声でゆっくりね。その方が1年生に気持ちが届くよ。」と、アドバイスの声が飛び交っています。1年生を迎える会「光輝け☆君が主役の1年生集会」に向け、6年生も5年生も、そして先生も、みんな真剣です。司会進行の言葉を確認したり、全校みんなで踊るダンスを練習したり、「よい集会にしたい!!」という思いが伝わってきます。


全校みんなで集まる集会は、何年ぶりでしょうか?コロナ禍の中できなかったことが、今できるようになって、何倍もの思いがあふれています。
運営委員の子どもたちも、出し物をする各学年の子どもたちも、4月から準備を始めています。集会は、いよいよ明後日(5/12)です。全校みんなで、1年生を歓迎する集会を成功させましょう。運営委員のみなさん、ありがとう!!
1組の3クラスは、4月の参観日で「ようこそ1年生の会」をしました。めあては、「みんなともっとなかよくなって、たのしいかいにしよう。」です。楽しい会のスタートは、歌で盛り上がりました。新しい1年生に「ようこそ。」というメッセージを込めて、「♪ドキドキドン!1年生」を歌います。みんなで踊りながら歌うととても楽しい気分になりました。2曲目は、学級歌「♪1組のうた」です。1組みんなは、この歌を歌うのが大好きです。歌の最後には、歌詞にある「♪スマイル」に合わせて、手話でポーズをとりました。



歌を歌った後は、みんな楽しみにしている「自己紹介タイム」です。4月になり、新しい仲間との勉強がスタートしました。「〇〇さんが、好きなことは何かな?」と、子どもたちは、興味津々です。自分の好きなものを、タブレットパソコンを使って紹介したり、なわとびや音読など実演で発表したり、みんなのことがたくさん分かりました。そして、友達のことがもっと好きになりました。
仲良くなった後は、ゲームで盛り上がりました。みんな輪になって、ボールを回す「ばくだんゲーム」、どきどきわくわくする時間です。参観日「ようこそ1年生の会」は、あっという間に終わりました。めあてどおり仲良くなって、楽しい会になりましたね。
さて、学級歌「♪1組のうた」は、5年前から1組みんなで大切に歌っている歌です。日本の2人組のフォークデュオの代表曲の替え歌で、素敵な歌詞がついています。その一部を紹介します。
「♪みんな なかよく こころ ひとつに ちからを あわせて あかるく げんきに スマイル♪」
1組から、この歌が聞こえてくると、子どもたちも、私たち教職員も、和やかな気分になります。
「あのランプは、ゆれがだんだんおさまってきている。しかし、1往復する時間はいつも同じようだ。」1583年、ガリレオ・ガリレイは、ふりこの法則を発見しました。きっかけは、イタリアのピサの斜塔にある天井のランプのゆれだそうです。
1往復の時間を変えるのは、ふりこのふれ幅か?おもりの重さか?それともふりこの長さなのか?子どもたちは、「ガリレオ・ガリレイの発見を、自分たちの実験で再現したい!!」という思いをもって、学習を進めてきました。条件を整えながらたくさんの実験をして、ついにふりこの法則を発見!!ふりこが1往復する時間は、ふりこの長さによって決まることが分かりました。

ふりこの長さが長いと1往復の時間は長くなり、短いと1往復の時間は短くなります。4月の学習「ふりこの運動」で、子どもたちは実験を通して解決する楽しさを感じたようです。単元の最後には、1秒ふりこ(1往復が1秒のふりこ)をつくってみたり、2mのふりこを使って、ゆっくりと動くふりこを楽しんだり、最後まで目を輝かせて、実験に取り組んでいました。
5年生のみなさん、5月は、インゲンマメが発芽するための条件を調べていきます。今月も楽しい理科の時間をみんなでつくっていきましょう。
4月の第1理科室です。単元「ものの燃え方と空気」の導入では、火のついたろうそくを集気びんに入れてふたをすると、火が消えることが分かりました。そこで、「なぜ火が消えたのかを調べてみよう。」と、単元を通しての学習問題をつくりました。


様々な実験を経て、子どもたちは、ついにその秘密を発見。どうやら、酸素と二酸化炭素に関係があるようです。石灰水を使った実験では、燃やす前に透明だった液体が、燃やした後には白くにごりました。二酸化炭素が増えているようです。気体検知管を用いた実験では、どのぐらい二酸化炭素が増えたか調べました。燃やす前0.04%だった二酸化炭素は、燃やした後には4%になりました。100倍にも増えています。酸素は21%から16%になりました。ろうそくが燃えると、酸素の一部が使われることも分かりました。
二酸化炭素といえば、温室効果ガス、そして地球温暖化とつなげる子どももいたようで、ノートの感想には、「この単元の実験は、環境について考えるきっかけとなった。」との記述がありました。学びと生活が結び付いたよい考えでした。次の時間は、いよいよこの単元最後の実験です。ろうそくの火が消えたのは、「二酸化炭素が増えたから?」、「酸素が減ったから?」果たしていったいどちらでしょうか。最後の実験もがんばりしょう。
4月は、暖かい日々が続きました。晴れの日が多く、気温がぐんと上がり、長袖では暑いぐらいの日もあったほどです。
そんな中、昼休みの運動場では、5・6年生の栽培委員会の子どもたちが、一生懸命に作業をしていました。この日は、パンジーの花がら摘みをしています。パンジーのシーズンは終わりが近づいていますが、できるだけ長くきれいな花を咲かせようと、がんばっていました。


そんな作業をしていると、他の学年の子どもたちや栽培委員会ではない5・6年生の子どもたちも、たくさん集まってきました。「花をつむと、小さな花束ができるね。」、「先生見て!いろんな色があるよ。」と教えてくれました。きれいな花に、心が和む時間となりました。
各学年の栽培活動で、アサガオや夏野菜、ホウセンカやヒマワリ、ヘチマにインゲンマメ、バケツ稲などを育てる予定となっています。7月、1学期が終わるころには、きれいな花や大きな実をつけていることでしょう。今年も、全校みんなで栽培活動をがんばっていきましょう。
今日(4/25)のお昼の校内放送で、赤・白・青・黄の縦割りグループの発表がありました。余土小学校では、1~6年、どの学年も4クラスがあるため、それぞれの学年が4つの色別グループに分かれて活動することになります。
【赤組】 6の2 5の3 4の3 3の1 2の1 1の2
【白組】 6の3 5の2 4の4 3の3 2の2 1の3
【黄組】 6の1 5の1 4の2 3の2 2の4 1の1
【青組】 6の4 5の4 4の1 3の4 2の3 1の4
この日は、1年生と6年生の顔合わせもありました。1年生と6年生は、ペアでの活動もあります。担当するお兄さん、お姉さんから「6年〇組の~です。よろしくお願いします。」とあいさつを受け、1年生も上手に自分の名前を言うことができました。もっと仲良くなろうと、6年生はたくさんお話の準備をしていました。「好きな色は何?」や「好きな食べ物は?」といった質問に、1年生もしだいに笑顔になってきて、安心して話すことができるようになりました。少しずつ仲良くなってきています。




活動の最後には、手を振って別れたり、「学校は慣れた?」と6年生が優しく声をかけたり、ほほえましい場面も見られました。和やかな交流の時間になったことが分かります。
運動会では、1~6年生みんなで優勝を目指しましょう!!その他にも、たくさんの活動があります。いっしょに力を合わせて、それぞれグループの活動を盛り上げていきましょう!!