だ液のはたらき(6年生)

2025年6月17日 08時00分

 5月28日(水)1・2時間目の第1理科室では、6年3組のみなさんが、理科「人や動物の体」の学習を進めています。今回の実験では、消化のはたらきについて追究していきます。

 学習問題を「だ液によってでんぷんが変化するのだろうか。」をとして、実験に取り組みました。

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 まずは、40℃にあたためた水で、米をすりつぶします。これは、体温と同じぐらいの環境の中、口の中で米をかむ動作を再現しています。次に、試験管を2種類用意して、Aの試験官にはすりつぶした米と水を、Bの試験官にはすりつぶした米とだ液を入れました。そして、試験管を10分間、湯に浸した後に、でんぷんがあるかどうかを確かめます。指示薬として、ヨウ素液を使いました。ヨウ素液は、でんぷんに反応して、濃い青紫色になる薬品です。

 結果は・・・。

 水を入れた試験管は、濃い青紫色になりましたが、だ液を入れた試験管は、濃い青紫色にはなりませんでした。だ液によってでんぷんが消化されたことが分かりました。

 「よくかんで食べることで、だ液がでる。」、「だ液は、消化液として働き、栄養を取り入れる助けをしている。」など、子どもたちは、実験を通して生活につながる感想をもちました。

 目に見えない体の中のことが、少しずつ分かってきました。次の実験は、血液のはたらきに関するものです。6年生のみなさん、どんな実験ができそうでしょうか。

人権・同和教育参観日(全校)

2025年6月16日 08時00分

 6月14日(土)は人権・同和教育参観日でした。保護者の皆様には、梅雨の蒸し暑い中、ご来校いただい大変ありがとうございました。

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 2時間目の参観授業では、道徳や学級活動など、人権・同和教育の視点に立った内容で授業を公開しました。1~6年生・1組とどの学年・学級の子どもたちとも、今日はいつも以上によく考え、自分のことや友達のことなどをしっかりと考えることができました。    

 保護者の皆様、授業参観について、ぜひ、お子様と感想を話し合ってみてください。子どもたちが差別のない明るい社会をつくる担い手となるよう、学校でも学習を進めていきたいと思います。

 授業参観後の、引渡し訓練もお世話になりました。今回は、暴風警報を想定した教室での訓練でしたが、保護者の皆様のご協力のおかげでスムーズな引渡しを行うことができました。私たち教職員も、引き渡しの確認を改めて行うことができました。子どもたちは、友達と協力して、自他の安全や生命を守っていこうという意識をもつことができたようです。ご協力ありがとうございました。

人権集会(全校)

2025年6月15日 08時00分

 6月14日(土)1時間目に、人権集会「あたたかハート集会」を行いました。

 「余土っ子のみなさん、ヤッホー。」「あったかハートって何?」「人に優しくされたら心がポカポカするでしょう?それがあったかハートだよ。」

 運営委員会のみなさんと、かわいいキャラクターあらいぐまの司会進行で始まった集会では、「余土小学校に、あったかハートの輪を広げよう」と呼びかけがありました。

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 まずは人権標語の発表です。

「いじめはね したらだめだよ ぜったいに」(1組女子)

「しあわせが みんなにとどけ いっぱいね」(2年女子)

「なりたいね え顔あふれる やさしい子」(3年男子)

「見つけたよ 君には君の よさがある」(4年女子)

「『大じょうぶ?』 1つの言葉で 笑顔咲く(5年男子)

「気づいてよ どの一言で 失う笑顔」(6年女子)

 2~6年生・1組の代表の子どもの人権標語を聞いて、余土小学校には、友達思いの優しい人がいること、みんなが安心して過ごせる余土小にしたいという人がいることが分かりました。

 次にブックママさんによる読み聞かせを聞きました。「あそぼ」の声掛けで友達の輪が広がるといった物語に、余土小学校小学校でも、声を掛け合って、明るく楽しい雰囲気を作っていこうとの思いをもつことができました。

 全校合唱は、♪「マイ・バラード」です。あたたかい言葉があふれる、その歌が、校舎のあちらこちらから聞こえてきました。

〔校長先生のお話〕

「全校のみなさん、おはようございます。今日は、土曜日です。がんばって登校した人もいるのではないでしょうか。がんばった自分やクラスの仲間を、ほめていきましょう。

 今日は、人権・同和教育参観日です。「人権」という言葉の意味を、みなさんは分かりますか?人権とは、人が幸せに生きる権利です。この権利は、全ての人がもっています。でも、いじめや差別は、人が幸せに生きる権利を奪うことになります。だから、いじめや差別などをしないで、周りの人や世界中の全ての人たちの人権を守っていくことが大切です。

 校長先生は、人権を大切にする第一歩は、周りにいる人とお互いに「ここにいるね。」と認め合うことだと思っています。そのためには、あいさつが大事だと考えています。では、どうしてあいさつが大切なのでしょうか。

 今日は、一つだけお話します。朝、校長先生は、みなさんの登校の様子を見ています。みなさんを見かけると、「おはようございます。」と言います。みなさんも元気よく「おはようございます。」を返してくれます。今朝も、良いあいさつをしてくれた友達がたくさんいました。あいさつは、相手がそこにいるから始まります。もし、あいさつをしないなら、そこには、誰もいないかのように感じられます。校長先生は、話したことのない、自転車に乗っている高校生やごみ捨てをしている地域の方に、あいさつをすると、返事を返してくれます。そんなとき、自分に気づいてくれたと、うれしくなります。つまり、あいさつは、「私は、あなたに気づいていますよ。」というメッセージなのです。このメッセージを伝え合うために、あいさつをしていくのです。

 最後に、気持ちのよいあいさつするために、3つのことをお話します。あいさつなら、何でもいいというわけでは、ありません。「せっかくあいさつをしたのに。」と、そんな気持ちにならないように、①笑顔を忘れない、②相手の目を見る、③声の大きさを意識する、こんなあいさつを心がけるといいですね。校長先生もがんばろうと思います。

 今日は、人権について考える大事な1日です。この後の授業参観もがんばりましょう。」

 標語や全校合唱、読み聞かせを通して、人権を大切にする気もちを新たにすることができました。集会に向け準備をしてくれた運営委員会のみなさん、ありがとうございました。

晴空(金管バンド部)

2025年6月14日 08時00分

 晴空(せいくう)。空が濃い青色に染まる朝。

 朝陽の眩しい青が、音楽室に届いています。ロングトーンに混ざるのは、スラーやスタッカートの音型、3度音階によるフィンガリング、あいさつの前の音づくりは、メンバー一人ひとりが楽器と向き合う時間です。

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 その中に混じる新しい「♪ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド」の音は、5月の金管バンド部の風景です。管楽器を担当する12人の新入部員さんの息をいっぱい使った音、パーカッションの4人の新入部員さんの、元気なドラムロール、今、最初のめあての合格に向け、がんばっているところです。

 「♪ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ドの音階、合格しました。」と話してくれたのは、トロンボーンの4年生です。先輩からのアドバイスのメモも見せながら、「次は、ロングトーンをがんばっていきます。」と、初めて楽譜を手にした喜びを伝えてくれました。今年初めての土曜日の練習での出来事です。音楽室に来ると、マウスピースに振動を伝え、スライドを動かし、真っ先に、音を出していた様子が思い浮かびます。図書館では、新入部員さんのそんな一生懸命な姿を見ることができます。今、先輩メンバーとは、別メニューでの練習に取り組んでいます。

 「♪1・2・3・4,1・2・3」

 音楽室では、メトロノーム音と、部長さんの声が重なり、合奏が始まります。「まず、♪トレーニング2から始めましょう。」、「次は、♪『ブルー・スカイ・シンフォニー』のEまでをしてみましょう。」部長さんを中心とした全体合奏は、私たちの新しい練習メニューです。

 「Aの途中で、テンポが遅くなることがあるので、気をつけましょう。」

 部長さんの「気がついたことはありませんか?」の声に、たくさんのメンバーが反応します。自分たちのBANDの今の課題は何かを、意識しながら合奏に取り組むようになりました。パート練習では、それぞれのパートリーダーさんを中心に、見つけた課題を修正しています。

 この日は、金管バンド部後援会保護者説明会も開かれました。役員のみなさん、保護者会のみな様、お忙しい中、ありがとございました。今年もメンバー63人で、たくさんの演奏会をがんばります。

 雲一つない、青空輝く1日でした。私たちが今、音を紡いでいる♪「ブルー・スカイ・シンフォニー」は、その空よりもずっとずっと青い空です。みなさんに素敵な空をお届けできるよう、毎日の練習を積み重ねたいと思います。応援よろしくお願いします。

呼吸のはたらき(6年生)

2025年6月13日 08時00分

 6年生は、理科で2つ目の単元「人や動物の体」の学習が始まりました。単元の導入では、「人は体を動かすと、体にどんな変化が起きるだろう。」を、外に出て試してみました。運動場で10分間、一生懸命遊ぶと、心臓がどきどきする、のどが渇く、お腹がすく、汗をかくなどたくさんの変化が見られました。

 その中の一つに、「息が上がる。」があったため、この日(5/22)は、呼吸のはたらきについて調べることになりました。1分間の呼吸数は、ストップウォッチで調べると、12~20回だということが分かりました。映像資料で、肺は、酸素を体内に取り入れ、二酸化炭素を体の外に出すことを確認すると、実験で、二酸化炭素緒を本当に吐き出しているかを確かめてみました。この実験には、二酸化炭素に反応する石灰水を使います。

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 石灰水を入れた袋に、周りの空気を入れても反応はありませんでしたが、息を吹き込むと、石灰水は、白く濁りました。子どもたちは、目に見えない体の中のことが、実験で分かりとても驚いていました。

 次は、「お腹がすく。」をもとに、消化のはたらきについて追究していくことになっています。血液のはたらきでは、聴診器を使った観察も予定しています。この単元でもたくさんの観察、実験を通して、学習問題を解決していきましょう。

新体力テスト(1年生)

2025年6月12日 08時00分

 九州地方では、梅雨入りが始まる地域も出始めましたが、松山でも雨が降ることがおおくなり、傘が手放せない季節になりました。そんな中、5月23日(金)は、穏やかで風が心地よく、5月晴れのイメージぴったりの穏やかな天気となりました。

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 1・2時間目の運動場では、1年生のみなさんが、気持ちのよい風に包まれ、新体力テストに取り組んでいました。この日の種目は、50m走・ソフトボール投げでしたが、記録をとるこいうことは、どの種目も初めて経験です。

 50m走では、先生の合図で勢いよくスタートを切りました。ゴールにいる先生よりも少し先にあるコーン目掛けて全力で走る様子に、思わず「がんばれ!」の声が出そうになりました。ゴールすると、そのスピードそのままに、スタートラインの整列場所に戻る姿もほほえましく、きらきらにこにことした様子が見られました。

 ソフトボール投げでは、ボールを自分の頭よりぐんと上に掲げ、まるでフォームを確かめるように体の動きを調整していました。上を目掛けて、腕を振り切るとボールは弧を描き、ずっと先まで転がっていきました。その真剣な表情は、走るときとはまた違った印象でした。

 まだまだ記録にこだわるという感じの子どもは、少ないようでしたが、かけっこで友達と競い合ったり、遠くに投げる友達に歓声が上がったりする場面もありました。こんな風に、少しずつ記録に挑戦するようになるんだなと、一生懸命な1年生を夢中で見ていました。

 1年生のみなさん、新体力テストは、6年生までずっとありますよ。どんどん記録が伸びるみなさんを応援しようと思っています。2年生では、どんな記録が出るでしょう?1年生のころのことも覚えておいてくださいね。

学校探検(1年生)

2025年6月11日 08時00分

 5月22日(木)3・4時間目の1年生のみなさんです。今日は、楽しみにしていた学校探検です。先生と一緒に計画した場所を、グループみんなで仲良く探検しました。

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 探検バックと赤鉛筆を手に、「校長室は、どこかな?」、「図書館の近くに放送室があると思うよ。」と、みんなで相談しながら仲良く探していきました。部屋を見つけると、「おはようございます。」、「〇年〇組の~です。」、「部屋に入っていいですか?」とあいさつも上手にしていました。

 1年生の先生から、「その部屋にしかないものを探してきてね。」と、そんなめあても出ていたようで、音楽室では、いろいろな楽器を見つけたり、放送室では、カメラやマイクに驚いたり、どの部屋も興味深く見学していました。

 「みんなで会釈しよう。」、「〇〇室は、どこですか?」と、先生たちに声を掛かける様子も、多くの班で見ることができました。入学から2か月、学校生活で、たくさんの人と交流が進んでいることが分かります。気持ちのいい「ありがとうございました。」のあいさつも聞こえてきて、思わず笑顔になりました。

 1年生のみなさん、余土小学校には、いろんな教室がありますね。それぞれの場所での勉強も楽しみですね。卒業までの6年間、余土小のたくさんの場所で、勉強や運動、音楽にチャレンジしてください。みなさんの成長を楽しみにしています。

太陽とかげ(3年生)

2025年6月10日 08時00分

 今週(5/18~5/24)は、曇りや雨のすっきりとしない日が続いています。晴れると気温はぐんと上がり、服装を選ぶのが難しかったり、エアコンによる室温の調節が必要だったり、1週間不安定な天候でした。

 その中、5月23日(金)は、余土小学校でも、すっきりとし晴れ間も見ることができました。風が心地よく、久しぶりに過ごしやすい1日です。

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 第1理科室前の運動場では、3年生の子どもたちが、この晴れ間を利用して、ある観察に取り組んでいました。方位磁針のついた日時計と鉛筆を手に、9:00→10:00→11:00→・・・と、かげのできる場所を1時間ごとに記録しているようです。

 「北」の方角をきちんと確認し、記録板の中央にある棒のかげができた部分を鉛筆でたどって記録に残していきます。観察を続けるうちに、「かげが動いているよ。」、「太陽の反対側にかげができているよ。」と、子どもたちは、たくさんの発見をしていました。目を輝かせながら記録をとるようすに、写真を撮っていると、「先生のかげが、じゃましているよ。」と、笑顔で話してくれました。

 遮光板でも太陽を見るこができたようです。3年生のみなさん、「かげの長さはどうなっていましたか?」、これからもたくさんの発見をがんばっていきましょう。見つけた発見を、ぜひ、教えてくださいね。

地震の後の火災を想定した避難訓練(全校)

2025年6月9日 08時00分

 今日(5/20)避難訓練を行いました。地震発生後、第一理科室からの火災を想定した訓練です。

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 まず、非常ベルがなります。職員室からの「地震が発生しました。」の連絡で、教室にいる子どもたちは、机の下等の安全な場所に移動しました。廊下、階段では窓から離れたり、運動場では中央に集まったり、どの子も身を守る行動をすることができました。

 その後、出火場所(第1理科室)を告げる放送がありました。先生の「避難用意」の指示に、子どもたちは、帽子・ハンカチを準備します。「避難始め」で、煙をすわないように注意しながら、校舎から避難しました。

今回も、1回目の訓練と同じように、運動場北側まで1~6年・1組の全員が無事に避難することができました。

 前回の訓練の後、これからのめあてとして「よく聞く」があげられていましたが、出火場所を示す放送よく聞き、先生の指示をよく聞いたことで、火を避けながら避難することができました。前回よりもさらに良くなったように思います。

 引き渡し訓練や、不審者への対応の避難訓練など、これからもたくさんの訓練を予定しています。

スライム(科学・算数クラブ)

2025年6月8日 08時00分

 5月21日(水)6時間目は、今年度2回目のクラブ活動でした。どのクラブも1回目の組織作り、計画に従って、勉強に運動、音楽と活動を進めていました。

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 科学・算数クラブでは、スライムづくりを楽しみました。洗濯のりと水をそれぞれ30mlずつコップに入れて混ぜ、ほう砂の水溶液を15ml入れて、スライムは、完成です。

 4~6年生の4・5人のグループで活動していますが、最初に挑戦した友達の様子に、分量を変えてみたり、より柔らかいスライムにするにはどうすれば良いか話し合ったり、互いに交流しながら楽しむ様子が見られました。

 1人2回挑戦しましたが、2回目になるとずいぶんと上手くなっていて、多くの子どもたちが、柔らかで手に取ることのできるスライムを完成させることができました。

 楽しい活動に、あっという間に時間が過ぎたようです。次のクラブ活動では、べっこうあめを作ってみます。薬品や火の安全な扱いなど、体験を通して身に付けてもらいたいと思います。科学クラブのみなさん、次の実験も楽しみですね。