すいすいぐるーり(1年生)

2025年9月21日 08時00分

 「『すいすいぐるーり』ってどんな形?」

 楽しい声につられて、1年4組の教室をのぞいてみると、子どもたちみんな、絵の具を手に、画用紙にいろいろな線を描いていました。

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 「オレンジの線は、ぺろぺろキャンディーだよ。」、「それなら赤は、お花畑だ。」、素敵な会話に、子どもたち一人ひとりのイメージが伝わってきて、見ているこちらまで、うきうきとした気分になりました。

 絵の具を水で溶いたり、筆で色を塗ったりする子どもたちの眼差しは、きらきらと輝いていて、出来上がっていく絵の鏡のようになっていました。「ピンク色ができた。」と、パレットの色が混ざり合う様子を興味津々に見ていたり、「きれいな色ができた!」と感動の声聞こえてきたり、パレットにも色とりどりの世界が出来上がっていました。

 色の混ざり方も、水の量による色の濃さの違いも、こんな体験の中で感じ取っていきます。言葉は、絵にするのは、とても楽しい体験でした。

 この後、出来上がった線に、いろいろな楽しい場面を書き加えて、お気に入りの場面ができるそうです。お菓子をおいしそうに食べる様子、お花畑で花に囲まれる様子、たくさんの素敵が見つかりそうですね。

 1年生のみなさんできあがった絵をぜひ見せてくださいね。お話もぜひ、聞かせくださいね。

青空のむこう(金管バンド部)

2025年9月20日 08時00分

 「先生、また四国大会行きたいです。私たちの代でも、全国目指します。」

 そう話すのは、コルネットの4年生です。4年生には、どのパートにもがんばるメンバーがいて、やる気いっぱい。ずっといっしょに音楽をがんばっていきたい、そんな気持ちにさせてくれます。2年後、みんなは、いったいどんな6年生になっているでしょうか?

 青空のむこう。

 少しだけ遠い未来を見つめて、9月の土曜日の練習が始まります。

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 「基礎練習をしっかりとしてから、♪『ライラック』と♪『ドラえもんのうた』のリズムと指番号に気を付けて練習をします。」(アルトホルン 4年生)、「♪『ライラック』の最初からまでスタッカートに気を付けて、少しでも吹けるようにします。」(ユーフォニアム 4年生)「♪『ライラック』ののリズムに気を付けて演奏します。」(チューバ 4年生)

 新しい曲♪「ドラえもんのうた」も私たちの音楽に加わりました。3日間のパート練習を終え、今日初めて全体で合わせてみることになりました。

 ♪「ライラック」では、コルネット1stの完璧な譜読みに驚きました。部長さんを中心に、しっかりと小パート練習をがんばってきました。それに続くのは、2ndの4年生。学校でも家でも、ずっとこの曲を聴いていたようです。アルトホルンの1st、2ndもとてもよくできました。パートリーダーさんを中心にがんばる姿は、いつも感心しています。ドラムを担当する6年生もしっかり準備していたことが分かりました。インテンポ♩150でも、十分リズムに乗っていたように思います。

 ♪「ドラえもんのうた」では、部長さんが前奏からみんなを引っ張っていきました。2番になると、トロンボーンから、素敵なメロディが聴こえてきました。2人の副部長さんを中心に、いつもパート練習をがんばる姿が印象的です。

 どちらの曲も、演奏が終わるたびに、口々に感想を言い合う姿が見られました。「難しかった。」、「でもできた。」と、どのパートも笑顔こぼれる瞬間でした。

 校内音楽会では、この2曲に6年生のソロパートが加わります。みんなに笑顔と元気を届けようと話しています。私たちの秋の青空は、どんな風景になるでしょうか?次のステージに向け、みんな一緒に音を紡いでいきましょう。

リレー選手選考(5年生)

2025年9月19日 08時00分

 「よーい。スタート!」の声に合わせて、子どもたちは、トラックを1周駆け抜けます。運動場を蹴る足音は力強く、ゴールに向けてそのスピードを加速しているようでした。

 これは、9月12日(金)2時間目に行われた5年生のリレー選手選考の様子です。雨上がりの空に、じっとしていて汗が流れる蒸した天気でしたが、そんな一生懸命な子どもたちの姿に爽やかな雰囲気を感じました。

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 赤・白・青・黄の4色、それぞれのスタート位置で、子どもたちは、自分の出番を待ちます。スタートラインに立つ子どの表情は、とても引き締まって見えました。「0.1秒でも早くゴールしたい。」そんな風にも見えました。

 リレーの選手を決めるということで、もちろんクラスの友達みんなライバルでもあるのですが、「〇〇君、がんばって!」、「ゴールまでしっかり!」の声に、共に運動会をがんばりたいという意欲を感じました。ゴールの後の、充実した表情、その友達をたたえる様子は、高学年らしく、4月からずいぶんと、成長したことが分かりました。

 運動会は、10月11日(土)です。5年生の力強い走りに、声援を送ってください。5年生は、運動会の係でも活躍します。運動会を支える姿にも、拍手をお願いします。

「余土音頭」の伝統を受け継ぐ(2年生)

2025年9月18日 08時00分

 9月11日(木)1時間目の余土っ子ルームです。2年2組と4組のみなさんの運動会の表現の練習が始まりました。2年生のみなさんも、少しずつ運動会準備を進めています。

 2年生は、運動会の表現の中に、余土地区伝統の余土音頭を取り入れることになっています。平成10年4月に地域の歌として生まれた「余土音頭」は、幼稚園や公民館の夕涼み会など、たくさんの場所で、踊り継がれています。余土小学校でも毎年、2年生が運動会の表現の中に取り入れており、子どもたちも毎年、余土音頭を踊ることを楽しみにしています。

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 この日は、地域に住む昨年まで余土小学校に生活支援員として勤務された方をゲストティーチャーに迎え、その踊り方を教えていただきました。2年1組と3組は、2時間目に踊りを教えていただきました。子どもたちは、先生の手の振りや足の運び方をよく見たり、ポイントを分かりやすく教えてもらったりしながら、こつをつかむことができました。一生懸命に取り組んだため、すぐに、一緒に踊ることができました。何度も繰り返して踊ったり、先生と一つ一つの動作を確認したりして、授業の最後のころには、見栄えにも意識して踊れるようになりました。「運動会で早く踊ってみたい!」そんな表情も見えました。2年生のみなさんの運動会での活躍が楽しみです。

 2年生は2学期の活動で、地域の様々な場所を巡る「まちたんけん」を予定しています。余土音頭で地域の伝統を感じた子どもたちは、この活動でも余土地区のよさを発見することと思います。訪問させていただくみなさんに、当日は、大変お世話になります。子どもたちは、今、余土地区のよさをたくさん見つけようと、学習を進めているところです。

命の教室(6年生)

2025年9月17日 08時00分

 9月11日(木)6年生は、「命の教室」に参加しました。この日は、松山西消防署西部支所のみなさんと松山市消防団女性分団のみなさんをゲストティーチャーに迎え、救命救急法の一部である胸部圧迫(心臓マッサージ)を体験しました。

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 子どもたちは、ダミー人形を使い、心臓のある一番固いところを深さ5センチ程度、胸骨を圧迫します。大切なことは、圧迫する深さとリズムだそうです。5センチ程度の一定の深さで1分間に110回を目安で続けることを聞き、子どもたちは真剣に取り組んでいました。長く続けるのは、とても大変だったようですが、命を救うために大切なこととして、休まずがんばる姿を、体育館のあちこちで見ることができました。AEDも体験させいただき、45分間充実した教室になりました。

 全国の小学校でも広がっているこの訓練は、命を救うきっかけとなるそうです。目の前で倒れた人に対して、その場に居合わせた人が、救急車が到着するまでの間に行う一時救命を行うかどうかが、生存率に大きく影響しているため、この小さな勇気が命を救うきっかけになると教えていただきました。

 練習キットを使って6年生全員が体験できたことで、自他の命の大切さを学ぶことができました。6年生のみなさんは、6年後にはもう大人の仲間入りです。大切な人の命を守るため、救急救命が必要な際には、勇気をもって、心肺蘇生にあたってほしいと思います。また、助けることの呼びかけは、今からできる取組です。いろんな方法で、多くの人にはたらきかけをしてみてください。

かっこいい動物、かわいい動物(2年生)

2025年9月16日 08時00分

 9月9日(火)3・4時間目の2年4組のみなさんです。子どもたちが、にらめっこをしている相手は、タブレットの画面です。どうやら動物の画像を探しているようです。それも、めずらしいポーズをしたものや、いろんな表情をしているものと、図鑑のような写真ではないようです。

 2年生は、今、校内造形大会に向け準備を進めています。紙版画「たのしく うつして」では、とんだり、はねたり、うごいている生き物の様子を、紙版画で表します。

 子どもたちに、版を作って、インクをつけて、ローラーやバレンで用紙に写し取る、紙版画の活動をすると伝えると、「楽しそう!やってみたい!」と、とても喜んでいました。

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 その意欲そのままに、この日のアイデアスケッチでも、子どもたちは、お気に入りの動物を夢中で探していました。インターネットでの検索も手慣れたもので、「キーワード」の文字を、キーボードで上手に入力していました。ICT支援員さんも、一緒に活動してくれいて、困ったときにも、子どもたちは、進んで声を掛けていました。

 自分が版にしたい動物を見付けると、画像を大きくしたり、細かな部分にズームしたり、羽の模様や毛の様子など、細かな部分にも注目している様子を見ることができました。アイデアスケッチを描くときにも、色鉛筆を夢中で動かす子どもたちの姿がありました。

 「うさぎと遊んだとき、ふわふわとやわらかかったのを覚えているよ。」、「水族館で見たサメは、とても大きいんだよ。」と、これまでの経験からアイデアを膨らませる様子にも感心しました。

 かっこいい動物、かわいらしい動物、いったいどんな紙版画になるでしょうか?2年生のみなさん、制作の様子をまた見せてください。そして、いろいろなお話を聞かせてくださいね。

ヘチマの花粉の観察(5年生)

2025年9月15日 08時00分

 9月9日(月)4時間目の第1理科室です。5年4組のみなさんが、理科「実や種子のでき方」の学習を進めています。この時間の学習内容は、ヘチマの花粉を顕微鏡で観察することです。

 学校園のヘチマから花粉を採取して、スライドガラスに乗せ、カバーガラスをかけるとプレパラートの完成です。顕微鏡の扱いも慣れたもので、横を見ながら、対物レンズをおろして、プレパラートに近付ける、接眼レンズをのぞきながらピントを合わせることもとても上手にできていました。

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 「あっ、見えたよ。」と喜ぶ声も聞こえてきました。倍率が高い場合は、なかなか上手くいかないのですが、いくつもの班が、高い倍率で花粉の姿をとらえていました。「お米みたい。」、「ひまわりの種のようだ。」と、観察を通してできる発見がたくさんあったようです。

 この日は、顕微鏡の画像をタブレット端末に取り込むことにも挑戦しました。接眼レンズの代わりに、パソコン専用のカメラを取り付け撮影、記録をデジタルで残すことができました。

 今までの学習では、イラストで記録することも多くありましたが、新しい記録の方法に子どもたちは、とても驚いていました。写真を拡大すると、もっと細部まで見ることができると分かり、その分たくさんの発見があったようです。

リコーダー名人に(3年生)

2025年9月14日 08時00分

 社会科や理科、外国語活動や毛筆による習字など、3年生から始まる学習はたくさんあります。4月の進級からおよそ5か月、中学年になった3年生の子どもたちは、新しい学習との出会いに目を輝かせて、毎日の学校生活を送っています。

 2学期になり、子どもたちは、さらに自信を持って学校生活を送るようなっています。1学期のころは、まだまだ幼く感じた子どもたちでしたが、自分のめあてを立てたり、友達と協力したり、勉強や運動、音楽と元気いっぱいに取り組んでいる姿に、感心しています。

 音楽科のリコーダーも新しい学習の一つです。子どもたちは楽器を手に、美しい響きにしようとがんばっているところです。

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 9月9日(火)3時間目には、3年3組の子どもたちが、リコーダーの演奏をしていました。1学期に「シ」の音を出すことから始まった練習は、「息の強さは、大きなシャボン玉をつくるように」、「リコーダーの穴をふさぐときは、指のふかふかの部分を使って」と、先生からたくさんのアドバイスをもらって、ずいぶんと上手くなりました。自分や友達の音を聴いてみたり、友達と音を合わせてみたりして、少しずつ曲が聴こえてくるようになっています。練習をしながら、「みんなと演奏を楽しみたい。」といった思いも生まれているようです。

 今、11月にある校内音楽会に向けて曲の練習をがんばっています。11月には、どんな音色を聴かせてくれるでしょうか。秋には、さらに成長した3年生を見ることができそうです。

 3年生のみなさん、学校だけでなく家でもどんどん練習して、リコーダー名人になってくださいね。校内音楽会では、リコーダーのよい響きを、ぜひ聴かせてください。

青空のもと(金管バンド部)

2025年9月13日 08時00分

 青空のもと。

 四国支部大会から、およそ2週間、わたしたち金管バンド部は、再び放課後の音楽室に集いました。青空が見える窓辺から吹く風は、少し涼しくなったように感じます。秋はもうそこまで来ているのでしょうか?暑かった夏の3つのステージの記念となる写真の注文用紙を配付すると、「懐かしい。」そんな声も聞こえてきました。私たちは、もう2つの季節を過ごしてきました。

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 「基礎練習を10分以上してから、練習を始めよう。」、部長さん、2人の副部長さんがホワイトボードに記した9月最初のめあてに、空の色が再び変化し始めたことを感じました。

 ♪「希望のファンファーレ」、新入部員さんは、新しい楽譜を手にしました。10月の運動会では、♪「校歌」と合わせて2曲演奏することになっています。♪「ライラック」、校内音楽会では、BANDみんなで新しい曲にもチャレンジします。私たちの音は、秋の青空にどんな色を添えることができるでしょうか。

 「1 調号(♯・♭)」「2 指番号」「3 階名」「4 リズム」新しい楽譜を手にするとまず、譜読みから始めました。楽譜にメモしたり、ラインマーカーを引いたり・・・。メンバー同士で声を交わし、曲の持つイメージを共有していく時間をいつもほほえましく見ています。

 最初に聴こえてきたのは、コルネット1st、部長さんの主旋律です。「もう譜読みできたの?」と、後輩メンバーが集まってくると、さっそくアドバイスが始まりました。コルネット2nd、3rdのどの楽譜にも目を通し、お手本の演奏をしていました。同じパートの6年生と、メンバーの適正を考えながら、小パート分けを行う姿も、素敵な時間だと感じていたところでした。

 「何とか、楽器の分担ができました。」と、話すのは、パーカッションのパートリーダーの6年生です。ティンパニ、ドラムセット、マリンバ、そしてたくさんの打楽器、「12人のメンバーの振り分けは、いうも大変。今日中に決まって良かった。」と、6年生の仲間といつも話していました。みんなで仲良く話し合ったり、よりよい音を目指して音を合わせたり、パーカッションパートは、いつもどのパートよりも和やかな時間が過ぎています。

 芸術の秋、9月からもメンバーみんなで、音楽の話をたくさんしていきましょう。

海の中の食物連鎖は?(6年生)

2025年9月12日 08時00分

 6年生の理科「生物のくらしと環境」では、生物と水との関わり、生物と空気との関わりについて学びを進めてきました。動物は、それら2つが無くては生きていくことができません。

 子どもたちは、これまでの学習で、動物が、水と空気を体の外から取り入れていていること、植物が酸素をつくっていること、その過程で、植物が養分をつくっていることを学んでいます。

 この日(9/9)の学習では、その植物の養分をスタートする食物連鎖について学習を進めました。「食べる」「食べられる」関係、食物連鎖について考える場面では、カタクチイワシのにぼしを使った観察に取り組みました。

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 子どもたちは、海の中の食物連鎖の一つとして挙げられる「サメはサバを、サバはイワシを、イワシは水中の小さな生物を食べる。」をきっかけに、「イワシの胃の中には、小さな生物が見られるのでは?」と考えました。

 カタクチイワシの胃の中の観察では、まず、にぼしを湯につけ柔らかくし、内臓を取り出します。ここでは、「お味噌汁の出汁をとるときにしたことがある。」と、5年生の家庭科での調理実習を思い浮かべた子どもがいました。理科では、ここからもう少し活動を進めます。胃の中の小さな生物を見つけるには、内臓から胃を取り出し、胃をさらに細かくしなければなりません。子どもたちは、とても興味深く作業を進めていました。

 出てきた物をスライドガラスに薄くのばしてお手製のプレレパラートを作り、顕微鏡に乗せると、たくさんの発見があったようでした。小さな生物のような物を発見したり、イワシの体の様子が分かったり、夢中で観察を進めていました。その後、食物連鎖について、調べ学習を進め、食物を通した生物どうしのつながりについて理解を深めることができました。

 6年生のみなさん、この単元では、これまでの学習をつなぐ内容がたくさんありましたね。学んだことを生活にも、ぜひ生かしてみてください。