自転車教室(3年生)

2025年12月11日 08時00分

 3年生は、11月6日(木)に自転車教室を行いました。当日は、余土地区の交通安全指導員さんをはじめ多くの皆様にお世話になり、教室を開催することができました。

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 安全確認の方法や右折・左折の手信号、交通ルールなどについてお話を聞いたり、自転車に乗って練習をしたり、2時間の教室で子どもたちは、たくさんの体験をしました。信号や踏切、横断歩道など、運動場にたくさん準備していただいたおかげで、子どもたちも実際の道路を想定して練習をすることができました。「道路の左側に寄って運転してね。」、「交差点では左右の確認をしてね。」など、みなさんに具体的に声を掛けていただき、子どもたちは落ち着いて自転車を運転することができたようです。交通安全への意識もずいぶんと変わりました。

 今年も、JAFの方にもお世話になり、シートベルト効果体験車に乗せていただきました。時速5kmの衝突実験を体験し、子どもたちはシートベルトの大切さを改めて感じることができたようです。

 3年生になり、放課後や休日の子どもたちの行動範囲は少しずつ広がってきています。自転車に乗る機会は、昨年よりも増えているようです。余土小学校の子どもたちが安全に登下校できているのは、地域の皆様に温かく見守っていただいているおかげです。子どもたちは、放課後や休日など、自転車に乗ることが多くあります。これからも、交通安全について気になることがありましたら、声を掛けていただけたらと思います。

情報委員会通信⑯(情報委員会)

2025年12月10日 08時00分

 5・6年生の情報委員会の子どもたちが、日々の生活の中で発見したことを記事にしています。写真や原稿は、できるだけ子どもたちが作成したままで、校正を控えていますので、ご理解ください。情報委員会の活動をぜひ、ご覧ください。

【情報委員会通信 第16号】

 今回は、11月に6年生の情報委員会の子どもたちが作成した記事を紹介します。

「ヤクルト・スワローズの選手のみなさんと交流」

 11月5日(水)3時間目に、6年生は、ヤクルト・スワローズの選手のみなさんと交流しました。今回の情報委員会通信では、私たち6年生の感想をまとめてみました。

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〇今日、プロ野球チーム、ヤクルト・スワローズから、2人の選手が余土小学校に来てくれました。キャッチボールを見せてもらったり、質問に答えていただいたり、とてもうれしい交流の時間になりました。(6年生)

〇選手のみなさんとキャッチボールをすることができて、とても感激しました。お手本で、選手の2人は、とても強いボールを投げていて、びっくりしました。当たり前だけれども、レベルが高いなあと思いました。そして、選手の人にアドバイスをもらって、ぼくもキャッチボールをしました。とても楽しい交流になりました。(6年生)

〇ヤクルト・スワローズの選手のプロの技に観劇しました。お話してもらったことで、心に残っているのは、「毎日、後悔しないように生きている。」ということです。自分もそんな風に生きていきたいと思いました。(6年生)

〇ヤクルト・スワローズの選手と余土小のみんなでキャッチボールをしました。選手の人は、コントロール抜群で、とても取りやすかったです。キャッチボールでミスしても、「大丈夫?!」心配してくれました。今、松山でキャンプをしているそうなので、友達とその様子を見にいきたいと思います。(6年生)

〇余土小学校にヤクルト・スワローズの選手が来てくれました。プロの選手といっしょにキャッチボールをすることができてうれしかったです。最後の集合写真は、思い出になりました。(6年生)

研究授業⑤(4年2組)

2025年12月9日 08時00分

 11月5日(水)3時間目に研究授業⑤を行いました。道徳科「雨のバスていりゅう所で」で、「約束やきまりを守るために大切なことを考え、約束やきまりを守ろうとする意欲を養う。」をねらいに学習を進めました。

 「雨のバスていりゅう所で」は、主人公のよし子が、先にバス停の雨宿りをしていた人たちの列を追い抜いて一番前に行くが、母親に静かに連れ戻され、無言の母親の姿を通して自分の行いをふり返る物語です。「C 規則の尊重」について考える道徳教材で、集団生活における相手や周りの人の立場を考える大切さを学ぶことを目的としています。

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 授業では、事前にとったアンケート「身の回りにある約束事やきまり」を提示し、本時のめあてに対する方向付けを行いました。この場面で、アンケートを、A:自分や家のきまりとB:学校や社会のきまりに整理しました。児童は、「ろうかを歩く。」、「ゲームは1日〇時間」など、結果を見ることを通して、約束やきまりを守ることができていないという現状を実感することができました。

 そこで、本時のめあて「約束やきまりを守るために大切なことは何だろう。」を提示し、場面ごとの挿絵を黒板に貼りながら、教材文全文を読み進めました。

 まず、「よし子が停留所で先頭に並ぶ場面」では、「よし子は、どのような気持ちで先頭にならんだのだろう。」と投げ掛けました。全体発表では、「席に座るために、早く乗りたい。」、「お母さんの分も席を取りたい。」、「時間がかかる、先頭の方が早かった。」など、多くの児童の声を聞くことができました。

 その後、この場面で心情メーターを活用し、主人公の気持ちを考えさせました。児童は、円形の表示板を手に、よし子の行動の良し悪しを、「心(ハート)」の色で表しました。提示している様子から、「よし子の行動は良い(赤)」と「悪い(青)」と迷う児童の様子を感じることができました。どちらかと言うと、赤(自分の行動が良い)が多い傾向が見られました。

 次の中心発問にあたる「だまって立っているお母さんの顔を見て、よし子はどんなことを思ったのだろう?」でも、心情メーターを活用しました。こちらの場面では、青(悪い)が増えています。自作の「心情メーター」で、自分の考えを直観的に表現することができるようにしたことは、話合いの活性化や児童の多角的な話合いにつながったと考えます。

 この場面で「おにぎりタイム」を設定しました。「おにぎりタイム」の視点は、「同じところ、違うところを探す。」です。まず、ワークシートに「よし子」の気持ちを記入し、その後、ペアの話合いに移りました。「自分の意見をしっかりと伝える。」、「相手の発表をうなずきながら聞く。」など、活発に意見を伝え合う様子に感心しました。全体の発表でも、「不思議、なぜお母さんは、私を止めたのだろう?」、「しなければよかった。雨宿りの順番で並ぶべきだった。」、「先に乗るべき人がいた?」など、よし子が思い悩むたくさんの意見が出ており、「おにぎりタイム」で話し合ったことが、自分の考えを広げたり、深めたりすることにつながる場として有効に働いたことが分かりました。「同じ人」、「違う人」と、発表をつなぐ投げ掛けもよくできていました。

 切り替えしの発問で、「よし子は、何に気を付けるとよかったのだろう。」を問い掛けた場面は、見事でした。「周りの人のことを思って行動するとよかった。」という、児童の発言がそれを物語っています。事前のアンケートをふり返った部分も素晴らしいと思いました。よし子が守れなかった約束は、心で感じるきまり「マナー」に当たります。アンケートにも出てきた、書いてあるきまり「ルール」と比較することを通して、児童は、相手意識をしっかりともち、周りの人のことを考えて行動する大切さに気付いたのではないでしょうか。

 授業の終末では、「今日の学習を踏まえ、これまでの生活をふり返り、今度、どのように生活していきたいか考えよう」と問い掛け、考える場を設定しました。ワークシートには、児童が自らの生活をふり返り、考えた様子が具体的に記されていました。授業の中で、自分で考えたり、友達の意見を参考にして考えたりする中で、自分事として考えを深めることができたいたことが分かります。

 最後に、先生は、「使った場所は、来たときよりも美しく」という学生時代のサッカー部の経験を説話として用いました。「次の人のことを考えて」とのまとめは、相手意識の大切さ伝えることにつながったと思います。

 先生と児童とのつながりを感じ取ることのできる45分でした。児童一人ひとりの心情を多面的にとらえており、授業の中で存分に引き出すことができていました。心情メーターの活用など、新しい授業づくりにも前向きに挑戦する姿勢に感心した研究授業でした。

石の形は変わるの?(5年生)

2025年12月8日 08時00分

 10月31日(金)2時間目の理科室です。

 5年1組の子どもたちが、理科「流れる水のはたらき」で、学習問題「流れる水のはたらきで、石の形が変わるだろうか」を追究しています。

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 今回の実験に使っているのは、生け花用のスポンジです。この実験では、スポンジが川原の石の代わりになっています。プラスチック容器に、スポンジを入れて水を入れ、ふたをして何度もふる作業を続けます。ふるという行為が、川の流れの速さや水量の大きさを表しています。

 「どんどん、角が取れていっているね。」

 もともと3cm角のスポンジは、50回ふると角が少しとれてきました。

 「小さくなってきたよ。横幅が1cmということは、もとの大きさの半分以下になっているね。」

 さらに100回、150回とふると、小さく丸くなりました。

流れる水には、川原の石をより小さく、角をけずり丸みをおびた形に変えるはたらきがあることが分かりました。

 実験結果は、タブレット端末を使ってまとめました。もとの大きさ、50回ふったとき、100回ふったとき、150回ふったときの写真を比べると、小さく形を行く様子がはっきりと分かりました。実験で使ったスポンジに、物差しを添えて写真を撮ることも、まとめのこつです。

 本単元では、身近な生活とつなげて、増水した川の水によって起こる災害と,災害を防ぐくふうを調べる予定になっています。5年生のみなさん、今、進めているたくさんの実験を身近な生活にもつなげていきましょう。

土地の様子は変わるの?(5年生)

2025年12月7日 08時00分

 5年生は、10月の理科「流れる水のはたらき」で、流れる水のはたらきと土地の変化について、学習を進めています。

 外での活動では土山を作って、理科室では流水実験装置を使って、観察・実験を繰り返しています。土地のかたむきの大小による違い、水の量による違いなど、子どもたちの様々な疑問から生まれた学習問題を、一つずつ解決しているところです。

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 実験を通して、どの子どもも、流れる水には、土地を浸食したり、石や土などを運搬したり堆積させたりする働き、浸食・運搬・堆積があることを具体的に理解することができました。観察・実験を通して、「曲がった川の内側と外側ではどうだろう?」、「流す水が多いときは、大雨の時と同じ現象が起きているね。」など、新しい疑問や生活につながる発見があったようです。

 観察・実験を通して学習問題を解決する楽しい単元となっています。

 写真は、10/28(火)1・2時間目の5年4組のみなさんの活動の様子です。タブレット端末を活用して動画に記録することで、実験結果のまとめ、考察に生かしています。観察・実験の技能、予想や考察をする力は、このような活動を通して、身に付いています。

小望月、澄んだ空に冴えわたる月は(金管バンド部)

2025年12月6日 08時00分

 「先生、もう少しで満月!」

 そんな風に話してくれたのは、アルトホルン6年生です。小望月、澄んだ空に明るく冴えわたる月は、私たちの今の感性を表しているように感じました。部長さんは、練習の終わりに「♪『愛を込めて花束を』には、高い音から低い音まであって、何だか大変です。」と話しています。

 私たち金管バンド部は、クリスマス・ミニ・コンサートに向け、また一つ新しい楽譜を手にしました。曲の完成を待ちわびるその気持ちは、満月を楽しみに待つ、そんな気持ちにも重なりました。

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 「先生、はどんな感じですか。」(コルネット 5年生)、「サビの前のこの部分は、1stではどんなメロディーですか?」(コルネット 5年生)

 譜読みが終わると、トランペットを吹く副顧問の私のもとに、たくさんのメンバーが集まってきました。「もう1回、もう1回。」と繰り返し練習するうちに、メロディーも聴こえてきて、一人、二人と音が重なって、音楽室のあちこちで、いろんな♪「愛を込めて花束を」が生まれてきました。「何度も吹いて、口が疲れました。」(コルネット 5年生)、練習が終わるころには、充実の表情を見せるメンバーをたくさん見ることができました。

 「譜読みもばっちりできました。どの部分もだいたい音が出せるようになりました。」(チューバ 6年生)、「難しいです、でもがんばります。」(トロンボーン 6年生)、「上の部分のほとんどができるようになりました。あとは、バスドラムを加えるだけです。」(パーカッション 6年生)、「トロンボーンにも、久しぶりに主旋律があるのでうれしいです。」(トロンボーン 5年生)

 新しい楽譜を手にする感動は、いつも輝く風景です。

 金管バンド部にとって冬は、夏のコンクールシーズンとは異なる、独特の魅力と素敵な表現のある時期です。聴いている人の心が温まるような心からのサウンドを、クリスマス・ミニ・コンサートで届けようと、部員みんなで音を重ねているところです。

 今のメンバーでの活動は、あと4か月になりました。力を付ける5年生、3月の卒業に向けて感謝の気持ちを届ける6年生、放課後の金管バンド部には、たくさんの素敵な風景を見ることができます。

ティー・ボール(5年生)

2025年12月5日 08時00分

 秋風が心地よいこの季節、運動にも最適な気候になりました。澄んだ青空の下、体を動かすのは、心身のリフレッシュにつながります。

 今日(10/27)2時間目の運動場では、5年2組のみなさんがティー・ボールで汗を流していました。

 「かっ飛ばせ―、〇〇!!」

 友達に掛ける声も、青空の遠くまで届いています。

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 誰もが楽しむことができるティー・ボールは、魔法のようなスポーツです。ピッチャーがいないため、誰でもボールをバットに当てることができる、野球やソフトボールの難しい所を取り除いた「楽しい」部分がぎゅっと詰まっています。

 この日の運動場でも、ボールを当てた時の爽快感、みんなで声を掛ける一体感を感じ取ることができました。心配も笑い合える優しいルールは、子どもたちの笑顔を何倍にもしていました。

 「先生も、打ってみますか?」、「代打!」

 そんな風に、ゲームにも誘ってもらいました。

 白球を追いかける背中、打席に立つ緊張の面持ち、そしてホームベースを踏みしめる喜びと、たくさんの感動の場面がみられた45分の体育の授業でした。

 5年2組のみなさん、スポーツの秋を堪能してくださいね。

キンセンカの植え替え(2年生)

2025年12月4日 08時00分

 「先生、終わったよ。手伝うことないですか?」、中庭から、盛んに元気な声が聞こえてきます。何をしているのだろうとのぞいてみると、2年2組と4組のみなさんが、花の苗を植え替えていました。カメラを手に近付くと、「キンセンカを植えているんです」と、元気な声で教えてくれました。

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 今日(10/27)の2時間目は、秋晴れの良い天気でした。気温もちょうどよくぽかぽかとした気候は、新しい花を育て始めるのにもぴったりで、キンセンカの苗も、子どもたちの笑顔もとても生き生きとして見えました。

 「土を半分ぐらい入れてから、苗をうつして・・・。」、「ポットから苗を取るときは、逆さまにして土が柔らかくなるようにするといいよ。」、「最後に、土を足して・・・。」、たくさん聞こえてくるお話は、どれも楽しいものばかりでした。

 「水やりもたっぷりとね。」、「花に名前をつけるのもいいんじゃない?」、先生との会話もエネルギーです。秋の太陽の光も応援しているように見えました。

 まだまだ小さなキンセンカの苗ですが、3月に6年生が卒業するころには、大きな花を咲かせていることでしょう。卒業式には、全校みんなで育てた花を、会場となる体育館に飾る予定になっています。6年生の卒業まで、およそ5か月になりました。たくさんの笑顔の花を6年生みんな届けましょう。

校長先生のお話(全校)

2025年12月3日 08時00分

 12月2日(火)校長先生のお話がありました。

 その中で、谷川俊太郎さんの本「ともだち」が紹介されました。この本には、友達と関わるときに大切なことが「ともだちって」「ともだちなら」「ひとりでは」「どんなきもちかな」「けんか」「ともだちはともだち」「あったことはなくても」の7つの事柄に分けて書かれています。

 「ともだちって」いっしょに帰りたくなる人、「ともだちなら」誕生日を覚えていようなど、心温まる文章がつづられています。最後のページには、手をつなぎ夕日を見た場面、けんかした場面が出てきて、「ともだち」もぼくと同じ気持ちでいるのかな?そんな言葉で、お話が終わります。

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「校長先生のお話」

 全校のみなさん、おはようございます。12月に入りました。2学期も残りわずかとなりました。残りの毎日を元気にがんばって、楽しい、冬休み年末年始を迎えましょう。

 中休みや昼休みに運動場で友達と元気に遊んでいる人をたくさん見かけます。大変うれしく思っています。今日は、その「ともだち」についてみんなで考えていきたいと思っています。

 図書室で1冊の本を見つけました。谷川俊太郎さんの「ともだち」という作品です。谷川さんの文章や詩は、有名なものが多く、国語の教科書に載っている作品もあります。また、外国語で書かれた本を日本語にする仕事もしていました。この本もその一つです。知っている人もいるかもしれませんね。この「ともだち」の中には、「ともだちって」というページがあります。みなさんは、「ともだち」ってどんな人だと思いますか。想像してみてください。谷川さんの本には、こんなことが書かれています。今、自分が考えことと比べながら聞いてみてください。

(読み聞かせ)

 では、もう一つ考えてみましょう。谷川さんは続いて、「ともだちなら」と書かれています。みなさんは、「ともだちなら」どんなことをしていくといいと思いますか。これも想像してみてください。

(読み聞かせ)

 みなさんは、この「ともだちって」「ともだちなら」この2つを聞いて、どんなことを考えましたか。校長先生は、一人の友達のことを思い出しました。その人とは、今は年に数回しか会えませんが、小学校のときに出会って、高校を卒業するまで勉強や運動をがんばってきました。ここに出てくるお話と重なることがたくさんある人です。その人が友達でいてくれてよかったなあと今でも思っています。みなさんにも、今の友達をずっと大切にしてほしいなと思います。それでは、この本の最後のページを読んで、今日のお話を終わりにしたいと思います。

(読み聞かせ)

 今日は、友達について話しました。12月も元気にがんばっていきましょう。

休み時間、予告なしの避難訓練(全校)

2025年12月2日 08時00分

 10月27日(月)に、地震・火災を想定した避難訓練を行いました。いつもと違うのは、休み時間に地震発生の緊急放送があったこと、当日の予告なしに訓練を行ったことです。

 子どもたちは、2時間目が終わった後、教室で友達と話したり、トイレに行ったり、特別教室から移動をしたり、それぞれに日常の生活を送っていました。天気が良かったため、運動場で遊ぶ子どもも多くいました。

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 地震発生を伝えるアラームがなると、どの場所にいる子どもも放送に耳を傾け、無言で集中して話を聞く様子が見られました。いつも放送の音に、すぐに反応する子どもたちの姿が、訓練でも見ることができました。その後、近くにいる先生の指示をよく聞いて、教室にいる子どもは、机の下に身を隠し、運動場など外にいる子どもは、運動場の中心の建物の倒壊の恐れがない場所に集まりました。先生が近くにいない場合にも、高学年の子どもが、低学年に関わる、落ち着いた行動がありました。

 火災発生の合図で、運動場に避難しました。教室や特別教室、廊下や体育館にいた子どもも、火災発生場所の第2理科室から離れるように避難することができました。「火災発生場所を確認する。」という大切なことがらをきちん守ることができたと思います。

 予告なしの休み時間の訓練でしたが、短い時間で運動場に集合することができました。訓練を通して、「よく話を聞くこと」・「落ち着いて行動すること」のどちらもよくできていると分かりました。

 教室でのふり返り、職員室での話合いを、次回の訓練にも生かしていきたいと考えています。