余土っ子ルームから「ギコギコ」「トントン」とリズムのよい音が聞こえてきました。1月23日(木)5・6時間目の4年2組のみなさんです。4年生は図工「ギコギコトントンクリエーター」で、のこぎりと金槌を使った木工作品に取り組んでいます。「ギコギコ」はもちろんのこぎりで板を切る音で、「トントン」は金槌で釘を打つ音です。子どもたちは、作品づくりに取り組む前に、いろいろな太さの板を手にします。「どんな長さに切ろうか?」「どんな風に組み立てようか?」と設計図を書きました。


そしていよいよ、のこぎりと金槌を使っての作品づくり。のこぎりでは、足で板をしっかりと押さえて力強く切る様子が見られました。金槌は、ゆっくり丁寧に釘を打ち込んでいます。友達のこつを共有しながら、制作を進めています。「木目にそって切るとのこぎりは簡単!」「釘の打ちはじめは金槌を短くもつといい。」など、作品づくりを通して多くの発見があったようです。あと少しで完成!!仕上げの作業もがんばりましょう!!
「『今日が楽しい、明日も行きたい学校』をつくる委員会、運営委員会です。3学期も『なかよし集会』を行います。1月21日(火)は青組、23日(木)は白組、28日(火)は赤組、30日(木)は黄組です。昼休みの1:00からスタートします。みんなで学校〇×クイズとダンスを楽しみましょう。ダンスは、『ジャンボリー・ミッキー』というみんなで踊ると楽しくなる曲です。いろいろな学年の友達と仲良くなるチャンスです。体育館で待っています。これで運営委員会からのお知らせを終わります。」
これは、1月15日(水)のお昼の校内放送の様子です。「他の学年のみんなと仲良くなりたい。」そんなアンケート結果から始まった「なかよし集会」は、今回、2回目の実施となりました。第1回の6月は、1年生と6年生、2年生と5年生、3年生と4年生といったペア学年での実施でしたが、今回は、青・白・赤・黄の色別グループでの実施となりました。
青組の「なかよし集会」では、集合時刻の1:00よりも前から、子どもたちが集まってきました。どの子も笑顔いっぱいで、集会を楽しみにしている様子を感じ取ることができました。



「みんなで楽しみましょう。」と、運営委員会の代表の子どものあいさつから始まった集会は、〇×クイズからスタートしました。「第1問 運動場にあるジャングルジムの色は、赤色である。」「それでは、〇か×か、移動してください。」を合図に、子どもたちは、体育館の左右に分かれました。最初、クラスごとに並んでいた列は、自然と散らばって、1~6年生が混ざる状態になりました。正解発表とともに歓声があがり、学年関係なく一緒に喜ぶ様子が見られました。問題は、この後4問続くのですが、低学年と高学年が一緒に答えを考える時間があったり、縦割り班の友達を見付けて手を振る様子が見られたり、ほほえましく感じました。
ダンス「ジャンボリー・ミッキー」も盛り上がりました。運営委員会のみんなのダンスに合わせて、青組みんなで楽しく踊り、体育館のフロアには、笑顔があふれていました。
「青組みんなが仲良くなってくれたら、私たち運営委員会はうれしいです。」「これからも仲良くしていきましょう。」という運営委員会の子どものメッセージで、楽しい「なかよし集会」が終わりました。
この後、3つの色別グループでも「なかよし集会」を行います。この集会が終わるころには、余土っ子の笑顔つながる集団づくりが広がっているのではないかと想像しています。
「先生も、久しぶりの演奏にどきどき、はらはらとしています。みんなの中には、楽しみにしている人も、たくさんいるんじゃないかな。四国大会から5か月ぶりの合奏だね。♪『風立つときに』は、どんな感じになるのかな?メモにあるいろいろなことを思い出しながら、演奏してみましょう。」、メンバーみんな笑顔の中、顧問の先生のはじめのあいさつが終わりました。
「1分も無駄にしないようにね。」と声を掛けるトロンボーンの6年生。「アルトホルンのみんなとソロパートを合わせてきます。」と、コルネットの6年生。そんな風に、パート練習が始まります。ロングトーンや基礎練習、パートでも音を重ねて、再び音楽室に集まりました。



楽器と譜面台、そして筆記用具。GOLD金賞の演奏から、さらに質を高めようと、メンバーみんな、これまで記したたくさんのメモに目を走らせました。
目の覚めるようなシンバルの音で始まった演奏は、リズムを刻むパーカッションに乗って音が重なり、フリューゲルのソロパートを経て、エンディングを迎えました。久しぶりの音楽に感動し、メンバーみんなならもっと上手くなることができると、思いを新たにしたところです。今の私たちなら乗り越えられる課題も見つかりました。
音は、ずいぶん厚みを増したようです。みんなのやる気が演奏にのっていたように感じました。3・4年生みんなが、吹くことできる部分が増えたこともその理由のひとつだと思います。私たちが想像していた以上の出来でした。
「声に出して、メロディーが歌えるようになるといいよ。イメージした音が楽器を通して出せるようになると、もっと素敵な演奏になると思うから・・・。みんなでこの曲の合奏を続けていきましょう。」、先生のアドバイスで、今週最後の練習が終わりました。
「ありがとうございました。」のあいさつとともに、6年生のメンバーは、先生のもとに集まりました。もっともっとほめてもらいたい、そんな姿をほほえましく思いました。
風がほほえむとき。
笑顔いっぱいの音楽室でした。6年生といっしょに過ごすことができるのは、あと2か月を切りました。かけがえのない時間に感謝。私たちのスプリングコンサートを成功させましょう。
「合奏で、曲の全体像をつかもう。」、これは、1月の土曜日に書かれた私たちのめあてです。2つのBANDに分けて練習してきた2曲を初めて合わせてみることになりました。
まずは、♪「マツケンサンバⅡ」を演奏するメンバーから。先生のカウントで始まった1回目の合奏は、パーカッションのソロパートまで、演奏することができました。「この部分なら吹くことができる。」、みんな一人ひとり、できるところをつないで音を奏でています。「休符でリズム感を作っていくといいよ。」と、細かな部分を修正しながら30分。曲の最後までたどり着くことができました。「できそうな気がする。」、そんな感想も聞こえてきました。
そして、リズムの難しい♪「タイムパラドックス」へ。もしかすると難しいかもしれないと、「原曲を聴いて、雰囲気をつかむといいよ。」と言ったアドバイスをしました。けれど、合奏を始めてみると、チューバと打楽器の低音に導かれながら、曲の終わりまで演奏することができました。「びっくりしたよ。できるとは思わなかったよ。」と、みんなが笑顔になった瞬間でした。曲を区切って、細かくチェックしていくと、どのパートも音をきちんとつかんでいることが分かりました。
「半分に分けてもできることが分かったね。まるで、2つのBANDができたみたいだよ。」、顧問の先生の言葉に、金管バンド部みんなの力を感じました。



「先生は、1回目の合奏が大好きです。みんながどのぐらい練習をしてきているのか、どんな音を響かせてくれるのかいつも楽しみにしています。」、火曜日に配った楽譜でしたが、3日間の練習で、どちらの曲も全体像が見えてくるまでになっていました。
「でもここからの練習を大切にしていきましょう。」と、笑顔の中、この日の練習が終わりました。メンバーみんな、よい刺激を受けているようです。練習の中で、互いの合奏を聴いてみるのも、おもしろいかもしれません。
雲一つない晴天の12:00の空。「今日は、楽しいことがいっぱいあった。」と、トロンボーンの5年生。透き通った風吹く空に、眩しいスプリングコンサートの風景を思い浮かべました。