運動会(4年生)

2025年10月26日 08時00分

 本日(10/26)のホームページは、4年生の運動会のふり返りです。

 4年生のプログラム名には「パーティー」という言葉が入っています。みんなで集まって、様々なことを楽しむ4年生。このテーマは、表現の曲にも用いられました。自分はもちろん、友達といっしょに、熱い運動会にしようと、表現・学年色別リレー・障がい走の3種目をがんばりました。

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 プログラム6番、表現「Rock this フラッグ パーティー」は、旗を使ったダンスでした。子どもたちの持つ赤・黄・青・オレンジの旗は、全体の動きがぴったりと合わさっていて迫力満点。会場からもたくさんの拍手をもらいました。

 プログラム8番、リレー「学年色別リレー(2~4年生の部)」では、選手みんな全員力強い走りでした。バトンパスも練習の成果が出たようで、スピードを落とすことなく、友達にバトンをつなぐことができました。

 プログラム9番、障がい走「Rock this ラッキー パーティー」では、校長先生が運動場中央で挙げる旗の色に合わせて、運動場を右に左にと走りました。右回りの旗、左回りの旗どちらが選ばれるかは、運しだい、スタートの駆け引きもありました。ハードルをとびこえ、玉入れをして、一人一人が全力で運動場を走りました。自分が走っていないときには、友達に声援をおくったり、拍手したり、みんなで運動会を盛り上げました。

 上学年になった4年生の子どもたち!友達ともに一生懸命がんばる姿が印象的な運動会の3種目でした。

夕暮れ、エネルギーを感じるオレンジ色の空(金管バンド部)

2025年10月25日 08時00分

 「みなさん、こんにちは!金管バンド部からお知らせがあります。金管バンド部で作った『リクエスト・ボックス』を、第1音楽室の入り口、右側に置いています。このボックスには、金管バンド部に演奏してもらいたい曲を紙に書いて入れてください。1~6年生はもちろん、先生方も大歓迎です。金管バンド部は、校内音楽会、クリスマス・ミニ・コンサート、スプリング・コンサートで演奏します。今回、みなさんにリクエストを募集するのは、♪『クリスマス・メドレー』と一緒に演奏する1曲と、スプリング・コンサートで演奏する曲です。紙には、クラス・名前・リクエストしたい曲を書いて、ボックスに入れてくださいね。紙は、各クラスで用意をお願いします。ということで、みなさんからのリクエストを待っています。」

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 「また暖かくなるかな?」(パーカッション 4年生)、放課後の音楽室では、そんな声も聞こえてきます。季節は、夏から秋の変わり、ずいぶんと肌寒く感じられるようになりました。「音楽会、早く来てほしい。」(パーカッション 3年生)、金管バンド部は、校内音楽会に向け音と心を合わせて、今、毎日の練習を積み重ねているところです。

 メンバーみんな高い目標があるようで、校内音楽会は、まだ終わっていないのに、クリスマス・ミニ・コンサート、スプリング・コンサートと、いろいろな話が聞こえてきます。秋から冬、そして春は、あっという間に過ぎてしまいそうです。

 「リクエスト・ボックス」は、部長さん、2人の副部長さんの提案から始まりました。いつもは、自分たちで新しい曲を決めるのですが、「全校みんなに聞いてみようよ。」と、新たな取組が始まりました。

 「ソロパートは、緊張するんです。練習では、上手くいっているのに、合奏になるとあせってしまうんです。」(トロンボーン 6年生)、6年生のほとんどのみんなにとって、ソロパートは、初めての経験です。音楽会当日は、たくさんのみんなの前で、どきどきすることでしょう。今、毎日、少しずつ音が響き始めているメロディーを、自信をもって奏でてもらいたいと思います。

 夕暮れ、エネルギーを感じるオレンジ色の空。

 今日も、みんなの音楽からたくさんの力をもらって、一日を終えることができました。

陸上総体(陸上部)

2025年10月24日 08時00分

 10月23日(木)愛媛県総合運動公園陸上競技場で、松山市小学校総合体育大会(陸上の部)が行われました。余土小学校からは、5・6年生26名が参加しました。

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 引率をした2名の先生に大会の様子を聞いてみると、子どもたちは、みんな自分の種目に向けて、落ち着いて練習をしていたそうです。緊張もしている子どもも多くいたそうですが、自分の時間が近づくと、しっかり集中してアップをする姿に感心したとのことでした。

 天気がよく、やや気温の高い1日でした。60m走、60mハードル、100m走のよいスタートと全力の走り、ソフトボール投げや走り高跳びの力強い動き、何よりもスタンドからの大きな声での声援は、さすが余土っ子とのことでした。

 競技を終えて、選手みんなは、すがすがしい表情で帰ってきました。思うような結果が出なかった子もいたようですが、「全力を出した。」と、話を聞くことができました。ユニフォームを着て、にこにこしている子どもの笑顔が印象的でした。余土小代表としてがんばる姿を、見ることができ、感動の一日となりました。

 陸上部のみなさん、お疲れ様でした。

【大会結果】

〇男子60mハードル 第4位(6年男子)

〇男子100m走 第1位(6年男子)

〇女子ソフトボール投げ 第4位(6年女子)

※3名は、11月10日(月)に行われる、愛媛県小学校陸上記録会に参加します。

 他の学校のみんなにも刺激を受けながら、子どもたち一人ひとりが自分の力を出し切りました。自己ベストを記録した子どもも多くいたようです。

陸上壮行会(全校)

2025年10月23日 06時30分

 10月17日(金)お昼の体育館の様子です。

 運営委員会の花のアーチと、全校みんなの拍手に迎えられ、陸上部の選手のみなさんが入場し、陸上壮行会が始まりました。

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 陸上部のみなさんの放課後の練習の様子は、動画で紹介しました。陸上部のメンバーの紹介では、一人ひとり自身に満ちた表情を見ることができました。陸上部のキャプテンからも、「大会では、練習の成果を出し切ります。」と強い意気込みを聞くことができました。運営委員会の子どもたちの熱い応援、全校みんなの大きな声、みんなの手拍子、陸上部のみんなに力を送ることができました。

 陸上部は、本日10月23日(木)愛媛県総合運動公園陸上競技場で行われる松山市小学校総合体育大会(陸上の部)に参加します。選手のみなさんは、今、ユニフォームや運動靴はもちろん、気持ちもしっかりと準備して大会に臨んでいるところです。

 結果等の詳細は、余土小学校のホームページでも紹介しますので、ぜひご覧ください。

【陸上部部長の言葉】

 今日は、私たちのためにこんな素敵な会を開いてくださり、ありがとうございます。みなさんを応援を胸に、大会では、練習の成果を発揮できるよう、また、自己ベストの更新を目指し、全力を尽くしていきます。(6年女子)

【校長先生のお話】

 いよいよ松山市小学校総合体育大会(陸上の部)が迫ってきました。選手のみなさんは、9月から一生懸命、練習に励んできたと思います。その成果を存分に発揮してほしいなと思います。今日は、校長先生から3つお話をします。

 1つ目です。競うのは、周りの人ではなく自分だということを忘れないでください。当日、会場にいる人が、自分より速そうに見えるかもしれません、高く跳びそうだなと思うかもしれません、遠くに投げそうだなと思うかもしれません。そのために、気持ちが少し弱くなるかもしれません。でもそれは、みんな同じです。大事なことは、自分を信じてベストを尽くすことです。昨日までの自分を超えられるよう、気持ちを持つことが大切です。これまでの自分を超えられるよう、全力で取り組んできてください。

 2つ目は、競技を楽しむことです。選手のみなさんは、余土小学校の代表です。誇りと自信を持って競技に臨んでください。そして、競技が終わった後、自分が満足できるように、競技を楽しんでください。

 3つ目は、感謝の気持ちを持つことです。これまでにいろいろな面でサポートしてくれたご家族のみなさん、放課後や朝の指導をしてくれた先生方に感謝の気持ちを持ちましょう。そして、応援してくれた、学校のみんなにも感謝の気持ちを忘れないようにしたいですね。みなさんには、応援してくれる心強い仲間がいることを忘れないようにしてください。

 応援団をはじめ、陸上選手を励ましてくれた全校のみなさん。みなさんの応援は、確かに選手のみなさんに届きました。あたたかい声援、一生懸命の声援、ありがとうございました。

 それでは、選手のみなさん、余土小学校の仲間の応援を自分の力に変えられるように、10月23日は、全力でがんばってきてください。みなさんの健闘を心から願っています。

陸上練習(陸上部)

2025年10月22日 08時00分

 5・6年生の陸上部は、今週(9/22)から種目別練習を開始しています。60・100m走、60mハードル、走り幅跳び、走高跳び、ソフトボール投げの5つの種目に分かれ、それぞれの場所で記録の向上を目指してがんばっているところです。

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 60m・100m走では、基礎トレーニングに加えてスターティングブロックを使った練習も開始しました。60mハードルは、ハードルを跳び超すフォームを確認したり、ハードル間の歩数の3歩を目指したり、たくさんの技術を磨いています。走高跳び・走り幅跳びは、跳ぶ姿勢はもちろん、踏み切りまでの歩数もチェックしています。ソフトボール投げでは、記録計測まで何度もキャッチボールをして肩を温めたり、投げる姿勢をかためたりしました。

 「目標は何?」、「〇〇君に追い付くぐらいがんばる。」、「県大会目指すなら、もっと上を目指して練習しないといけないよ。」、先生や友達との会話にも熱のこもった様子を感じることができます。

 子どもたちは、こんな風に、自分の記録をさらに伸ばすには、どこを修正するとよいか考えながら練習を積み重ねています。目標とする記録も決まりつつあります。

 「今日もお疲れ様。」、「先生もいっしょに片付けるよ。〇〇さんは、これを運ぶことできる。」、「来週は、今日最後にしたことの修正から始めるよ。」

 先生の声掛けや友達との練習から、さらに意欲を高めている陸上部の子どもたちです。あたたかな声掛けは、何よりもエネルギーになります。余土小学校では、職員室でも、教室でも、どんな場所でも、「人を大切にする学校」を目指しています。

運動会(3年生)

2025年10月21日 08時00分

 本日(10/21)のホームページは、3年生の運動会のふり返りです。

 3年生は、徒競走「running ハッピネス」、学年色別リレー(2~4年生の部)、団体「jumping ハッピネス」の3種目に出場です。

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 運動会の得点種目のトップを飾る、プログラム2番、徒競走では運動場を力いっぱい走り抜けました。1・2年生よりも少し長くなった距離も、スタートからゴールまでスピードを落とすことなく駆け抜け、どの色も大きな声援を受けました。

 プログラム8番のリレーでは、男女でバトンを上手につなぎました。去年よりもずっと上手くなったバトンパスで、最後まで名勝負を展開しました。

 プログラム13番の団体種目では、4人一組で長い棒を持ち、コーンを折り返す競技をがんばりました。クラスみんなで一致団結して、戻ってきた棒をとび越え、上手にリレーをすることができました。

 行事を行うごとに成長する3年生の子どもたちのがんばりは、いつも幸せな気分を届けてくれます。これからのますますのがんばりを期待しています。

運動会(2年生)

2025年10月20日 08時00分

 本日(10/20)のホームページは、2年生の運動会の様子のふり返りです。

 2年生は、小学校2回目の運動会です。去年の経験を生かしてのびのびと力強く、演技をしました。2年生のテーマは、「アドベンチャー」です。

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 表現「おどり出せ!キラキラ アドベンチャー」と徒競走「とび出せ!ドキドキ アドベンチャー」に加え、リレー「学年色別リレー(2~4年生の部)」の3種目を行いました。表現では、余土地区伝統の♪「余土音頭」、そして子どもたちが大好きな曲♪「アドベンチャー」をはじける笑顔で踊りました。初挑戦のリレーでは、バトンをしっかりと受け渡し、アンカーまでつなぎました。徒競走でも友達に追い付け、追い越せと、運動場を走り抜けました。

 いつだって冒険の心を忘れずがんばる2年生!運動場全体を使ったすばらしい3種目でした。

運動会(1年生)

2025年10月19日 08時00分

 本日(10/19)のホームページからしばらく、運動会での出来事を振り返っていきたいと思います。今回は、1年生の運動会の様子をお伝えします。

 1年生は、小学校初めての運動会でした。大きな運動場で、2~6年生や先生、おうちの人など、たくさんの人にかこまれて、子どもたちみんな力を出し切りました。どきどきよりも、わくわくの方か勝っていたようで、笑顔をいっぱいの表情を見せてくれました。

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 1年生は、徒競走「いけ!いけ!かけっこ」と表現・団体「ぴっかぴか たまいれ」に出場しました。かけっこでは、運動場半周を全力で走り切りました。玉入れでは、思っていた以上の玉が入っていて、50個を超えるほどでした。「ぴっかぴかの1年生」が決めポーズのダンスもかわいく、小学校でも運動会の主役でした。

 4月の入学から、6か月が経ちました。1年生は、運動会で大きな成長を見せてくれました。

秋日和、よく晴れた爽やかな空(金管バンド部)

2025年10月18日 08時00分

 「みんなの音を、運動場から聴いていて、練習のときよりも上手くなっていたように感じました。どのパートの音もしっかりと届いてきました。校内音楽会も、目当てをもってがんばりましょう。」(余土小学校金管バンド部部長)

 秋季運動会を終え、私たちは、1週間ぶりに音楽室に集いました。グループ長として選手宣誓を行った部長さん、オープニングを飾る♪「希望のファンファーレ」・♪「余土小学校校歌」の演奏には参加できなかったのですが、みんなに思いのこもったメッセージを届けてくれました。

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 「ロングトーンをしっかりとして、音を作っていきましょう。」

 これは、この日の全体の目当てです。校内音楽会まであと1か月を切りました。金管バンド部の秋は、どんな風景になるでしょうか?

 「♪『ライラック』では、ドラムロールのクレッシェンドに気を付けて演奏します。」(パーカッション 6年生)、「今日は、曲の細かな部分を思い出して、リズムのずれに気を付けるようにします。」(トロンボーン 6年生)、「♪『ライラック』の最初の音をしっかりと出して、♪『ドラえもんのうた』では、タンギングとリズムに気を付けて練習をします。」(チューバ 6年生)、6年生は今、最後の秋を過ごしています。

 「もう1年の半分を過ごしたんだね。」と、副顧問の私が話すと、「先生、そんなこと言わないでください。まだまだ卒業したくないんです。やることがいっぱいあるんですよ。」と、部長さんは、返してくれました。秋には校内音楽会、冬にはクリスマス・ミニ・コンサート、春、最後のステージはスプリングコンサートです。今のメンバーみんなで、たくさんの思い出をつくっていきましょう。

 この日の練習では、校内音楽会で演奏する2曲の練習をしました。6年生14人のメンバーのソロパートを割り振り、曲をアレンジしていきます。「この階名になるけれど、今、吹くことできる?」、そんな合奏中の声にも、「できそうです、やってみます。」と、頼もしい6年生の姿を見ることができました。3~5年生も、6年生に憧れの眼差しを向けています。

 秋日和、よく晴れた爽やかな空。

 日暮れが少しずつ早くなっています。春に向け、少しずつ歩みを進めていきましょう。

研究授業③(1年2組)

2025年10月17日 08時00分

 9月24日(水)2時間目に1年2組で研究授業③を行いました。国語科「かん字のはじまり」で「習った漢字を書き、文の中で使うことができる。」をねらいとして学習を進めました。本時は、単元の終末にあたります。

 授業冒頭では、漢字カード(絵と漢字が組み合わされたもの)を提示して、「山」「月」「木」(象形文字)「上」「下」(指示文字)など、これまでの授業で学んだ11の漢字の読み方を確認しました。テレビ画面では、漢字が成り立つ様子の絵図が示され、「自然の形をかたどってできている漢字」や「点や線の記号でできている漢字」など、子どもたちが、これまでの学習の学習をふり返ることができるよう工夫していました。子どもたちのつぶやきから、漢字への関心や意欲が高まっている様子も伺うことができました。

 次に本時のめあて「かん字をつかったぶんをかいて、つたえあおう。」を提示し、「どんな文ができそう。」と、全体に伝えました。「山でキャンプをする。」のような短い文、「日よう日、山の川であそんで木の下でやすむ。」といった漢字がたくさん入った長い文と、指名された子どもは、それぞれの視点で文を発表しました。そこで、「が」や「は」、「へ」の入った文にレベルアップすることを投げ掛けました。その後、数名の子どもの発言が続き、助詞を含んだ文も見られるようになりました。このような授業中盤までの丁寧な全体指導は、子どもたち一人ひとりが、その後の個人活動に見通しを持つことにつながったと考えます。

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 個別活動に入るタイミングで、ワークシートが配付されました。表面は自由形式、裏面は助詞が示された内容です。同時に、文作りのヒントとして、テレビ画面に川で子どもが遊んでいる様子をはじめとする3つのイラストカードの提示がありました。

 個人での文作りでは、様々な工夫を見ることができました。文作りに悩む子どもに用いられた、補助イラストカードや先生の机間指導は、指導の個別化の視点と言えます。一方で、主題や主語の特定に用いられる「は」「が」、方向や場所を示す「へ」「で」などの助詞が含まれた枠がワークシートの裏面にあること、できた児童に、複数の漢字を使った文や他の文を考えるように促したこと、2枚目に挑戦しても良いと伝えたことは、学習の個性化の視点と言えます。

 子どもたちは、個別活動の中で、たくさんの文を作っており、漢字を含んだ文を進んで書こうとする意欲を感じることができました。個別最適な学習の中で、漢字の読み、書き、文中での活用が進んでいることが分かります。

 協働的な学習の場面は、授業の後半部分「おにぎりタイム」で見ることができました。自分の作った文をグループで伝え合う場面で、先生は、話し合う視点として「『話すこと』『聞くこと』にしっかり取り組むこと」、「何か言葉を返してあげること」の2つを例示しました。

 子どもたちは、友達と作った文の紹介を意欲的に行いました。全体発表でも、「〇〇さんの文にはたくさん漢字が入っていてすごい。」、「『は』や『へ』も入っていてすごい。」など、友達との関わりを通してしか得ることのできないたくさんの発見がありました。個人から全体への流れの中行われた「おにぎりタイム」は、文の中で正しく漢字が使えているか確かめたり、同じ漢字でも複数の文を作ることができることに気付いたりすることのできる場となっており、協働的な学習の中核として有効に働いたことが分かりました。

 本時のふり返りには、「ふり返りカード」が用いられました。人の表情がイラストで示されており、塗ることで自己評価を行う方法となっています。毎回のふり返りが積み重ねられていること、「かんじを べんきょうして おもったこと」を書く部分があることなど、たくさんの工夫が見られました。「漢字の文を作るのが楽しかった。」、「友達が長い文(漢字がたくさん入った文)を作っていてすごかった。」、「友達と伝え合うのが楽しかった。」、子どもたちのこれらの発言いずれからも、本時のねらいが達成できていることが分かりました。

 丁寧な授業づくり、一人ひとりの子どもへの真摯な関わりなど、学ぶべき点がたくさん見られる貴重な授業実践になりました。