6年生の理科では、「てこのしくみとはたらき」の学習が始まりました。この単元のはじめには、棒を使って重いものを持ち上げる活動をしました。
てことは、棒の1点を支えにして、棒の一部に力を加え、ものを動かせるようにした道具のことをいいます。支点・力点・作用点の場所と役割を確かめた後、10kgのおもりを使って試してみました。
力点と作用点の間に支点を置くことを条件に、いろいろ試してみると、軽く持ち上げられる場合と、そうではない場合があることが分かりました。「棒をどのように使うと、重いものを楽に持ち上げられるだろう?」と、疑問を持ったため、条件をそろえて確かめてみることになりました。



支点から力点までの距離を確かめる実験1-1では、支点は中央に、作用点は棒の端に固定します。支点に近いところから順に、力を加えていくと、支点から力点までの距離が長くなると、手ごたえが軽くなることが分かりました。
支点から作用点までの距離を確かめる実験1-2でも同様に実験を進めると、支点から作用点までの距離が短い方が良いことも分かりました。
でも「何だかよく分からなかった?」という子どももいて、次の時間には、手ごたえ「大・中・小」を数値化しようと、新たな実験計画を立てました。「もっと手ごたえが軽い場合もあるんじゃないかな?支点を動かしてみては?」という子どももいました。そこで、今日(9/18)の実験から、予想を立てました。次回は、2つの実験に取り組みます。
この単元では、子どもの予想から実験計画を立てています。6年生のみなさんのアイデアは、とても素晴らしいと感じています。
「1年生のえがおのために いらっしゃいませー!」
そんなわくわくとする黒板のコメントが、9月の2年4組の教室に記されています。うれしくて楽しいことが起きる、1年生のみんなといっしょに遊びたい、担任の先生のあたたかなコメントそのままに活動する2年生の子どもたちが、教室のあちこちに見られました。
風の力で動くヨットカー、ゴムの力で飛ぶ紙コップロケット、じしゃくで動くジグザグ迷路、的当てが楽しいゴム鉄砲・・・。
生活科「おもちゃらんど」では、1年生との交流遊びに向け、グループみんなで、手作りの動く楽しいおもちゃづくりに取り組んでいるところです。発見、疑問、ひらめき・・・、きらきらとしたたくさんの表情から、動く手作りのおもちゃが完成に近づいていることが分かりました。



「すごいよ。みんなきっとよろこぶよ!」
担任の先生にほめてもらうことも、子どもたちにとって、エネルギーとなっているでしょう。自慢のおもちゃを先生に紹介する子どももたくさん目にすることができました。
「『スタート』自分のおもちゃを、完成させる。『ゴール』自分のおもちゃをよりよくする。」黒板にあるその言葉どおり、その間には、友達に遊んでもらってアドバイスをもらう場面がたくさんありました。スタートの文字が描かれた旗のイラスト、そこからぐんと先にあるゴールのイラスト、2つの小さな飾りも子どもたちを応援しているようで、心があたたかくなりました。
担任の先生も、2年4組のみんなも一生懸命!!「おもちゃランド」の成功が目に浮かぶようです。
9月、6年生の家庭科では、洗濯実習を行っています。
手洗いによる実習は、まず、たらいに水をためて洗濯液を作るところから始めました。子どもたちは。今回、実習として用意した靴下の重さや洗剤に書かれた使用料を目安に、水に対して適量な洗剤を軽量し、洗濯液を作ります。



洗う作業に移ると、もみ洗いやつまみ洗いなど、これまでの学習の成果を生かし、汚れのひどいところを工夫して洗う姿が見られました。靴下を洗い終わると、ねじりしぼりなどで水を切ったり、ためすすぎで洗剤のぬめりをとったり、順序良く実習を進めていました。
子どもたちは、実習を通して、手洗いの技術だけでなく、洗剤の適切な使い方、水を無駄にしないすすぎ方など、たくさんのことを学びました。丁寧な手洗いが衣類の痛みを防ぐことにも気付いたようです。
そして、干し方を学び、自分にもできる喜びも実感することができました。実習の様子は、タブレット端末を使って動画で記録し、後でふり返りをするときに使うようになっています。
6年生のみなさん、洗濯も毎日の生活に欠かせない大切な家事の一つですね。感じた洗濯の苦労や大切さを、日常生活にぜひ生かしてみてください。
「あった、あったよ!ちょうど60°ぐらいの高さじゃない。」、「ほんとだ、今、雲に隠れたよ。」、「雲が動いたの?もしかして月が動いた?」
空を指さす4年生は、この日(9/16)、理科「月や星の動き」の学習を進めています。単元の導入の今回は、昼間の月の観察を行いました。にぎりこぶし1個分で10°、6個分の高さにある月は、およそ60°の高さになります。「目印になる建物があると、月が動いたかどうか分かるんじゃない?」、「この月は、下弦の月というのかな?」・・・そんな風に観察が続きました。


「月は、昼間にも見えるんだね。」、理科室に帰ると、口々に感想を話していました。「月には、いろいろ形があるんだよ。」、「3年生のとき、太陽が動いていることを習ったよ。月も動いているんじゃないかな。」、「夏の大三角を習ったということは、秋の星座もあるのかな。」、そんな疑問から、たくさんの学習問題もできました。
授業が終わるころには、「今日、夜の月を見てみよう!」といった声もたくさん聞くことができました。4年生のみなさん、秋の夜長、ちょっと涼しくなったこの時期に、夜空を見上げるのもいいですね。
「♪『希望のファンファーレ』では、途中からテンポが速くなってしまうので、メトロノーム練習をがんばります。」(パーカッション 6年生)
秋空高く。
秋の過ごしやすい青空のもと、私たちはこの日、練習場所を図書館前のテラスに移しました。♪「希望のファンファーレ」、♪「余土小学校校歌」の澄む音は、空高くまで響いています。
「4年生のみんなは、ここに並んで。」(トロンボーン 6年生)、4年にとって、運動会の舞台は、初めての経験となります。どきどきわくわくとした気持ちも、6年生と一緒なら安心です。
「運動会で使うのは、大太鼓、スネアドラム、シンバル・・・、少ない楽器でも最高の演奏をしよう。」(パーカッション 6年生)、パーカッションパートも6年生を中心に、一生懸命に練習に取り組んでいます。チームワークの良さをいつもほほえましく見ています。

この日のテラスでの練習では、指揮と曲のスタートのタイミングが合わない場面がありました。いつもと違う空気感、自分の音が聴こえにくい環境に、はじめは戸惑うメンバーも多くいましたが、何度も行ううちに合うようになりました。本番を想定した練習の大切さも、多くのメンバーが感じました。運動会当日は、私たちの余土小サウンドを青空いっぱいに鳴り響かせようと、4~6年生みんなで話しています。
「6年生みんなで打楽器運ぶよ。」、「3年生のみんながんばっているかな?」、その素敵な会話は、爽やかな秋風そのものです。
4~6年生ががんばる中、3年生ももちろん負けていません。校内音楽会で演奏する♪「ケセラセラ」に♪「ドラえもんのうた」は、先輩メンバーに追い付こうと、譜読みに音出しを進めています。
楽譜とにらめっこしながら、一緒にカウントをとるパーカッション3年生の3人、「1・2・3・4、2・2・3・4・・・」と休符の数を一生懸命数えて、フレーズの頭でばっちり音を合わせる様子をほほえましく思いました。できたときのガッツポーズまで、和やかな気分にさせられます。
10月は運動会、11月は校内音楽会。秋の青空は、視界がクリアになり始めています。
図書館、音楽室、運動場、体育館、教室・・・。画用紙には、たくさんの思い出の場所が表されています。たくさん本を読んだこと、いろんな楽器を演奏したこと、汗をいっぱいかいたこと、友達とたくさん話をしたこと、どれも小学校生活の掛け替えのない思い出です。
6年生は今、図工「わたしのお気に入りの場所」で、そんな素敵な題材に取り組んでいます。「この場所で委員会をがんばってるんです。」、「今年こそ、運動会で優勝します。」と、タブレット端末を使って、お気に入りの場所を撮影するときにも、その場所の思い出をたくさん話してくれました。



この日(9/16)の6年1組でも、タブレットに保存した写真をよく見ながら、風景の奥行きを考えながら下絵を描いたり、色の鮮やかさを工夫しながら色を着けたり、お気に入りの場所の描き方のイメージを深めながら、作品にの製作にあたっていました。6年生の描くその色の鮮やかさは、6年間の思い出そのものです。
入学して、6年。みんな心も体も大きく成長しました。委員会活動やクラブ活動、縦割り班活動と、今、余土小学校の中心としてがんばっています。運動会、校内音楽会も思い出の1ページとなることでしょう。卒業まであと6か月ちょっと、みなさんの活躍を期待しています。
9月、4年生は2クラスずつの2グループに分かれて「りっくる・バスツアー」に参加しました。バスに乗車して2つの施設で学習を進めました。
最初に訪ねた城東産業株式会社さんでは、環境学習と廃プラスチックのアップリサイクルによる物づくりを行いました。子どもたちは、私たちにも身近な、瀬戸内海に年間4500トンの海洋ごみが流入していることを聞き、とても驚いていました。海洋ごみの6割以上がプラスチックごみだそうです。ボランティア団体による清掃活動の紹介をしていただき、子どもたちは、自分たちにできることは何かと考えるようになりました。「生活の中でもプラスチックごみを減らしたい。」そんな思いも強くもったようです。
廃プラスチックを使った万華鏡づくりにも興味を持って取り組み、ごみは、分けることでリサイクルできること、家庭でもルール通り分別する大切さにも気付きました。



次に、訪ねた松山港リサイクルセンターでは、工場見学をしました。普段、見ることのできない金属のリサイクル前の工程や、迫力ある設備を間近で見ることができ、ごみの種類による処理の違いにも目を向けることができました。金属は、大切なリサイクル資源であることを知る貴重な体験の場になりました。
4年生のみなさん、3Rなど自分たちにも今すぐできる取組に気付くことができましたね。今日から実践!4年生みんなでいろいろな活動に取り組んでみましょう。
「よく飛んだよ。」、「こうした方が、もっと速くなりそうだ。」
東校舎の2階から、元気な声が盛んに聞こえてきます。9月12日(金)4時間目の2年生のフロアでは、どのクラスも生活科「うごくうごく!わたしのおもちゃ」の活動に取り組んでいました。



「うごくおもちゃをつくろう!」の目当てで始まったこの時間には、紙コップと輪ゴムでつくった飛び出す「ぴょんコップ」、うちわをつかって車を進める「ヨットカー」、手作りコースにボールを転がす「ころころランド」など、たくさんのおもちゃの製作過程を見ることができました。段ボールに空き箱、紙コップに厚紙と、たくさんのカラフルな材料が教室にあふれ、自分たちのアイデアを存分に表現することができそうでした。
はさみやセロテープ、のりを上手く扱いながら、みんなでアイデアを出し、手作りのおもちゃは、もう少しで完成しそうです。
「早く遊んでみたいな。」、「そういえば、1年生だったころ2年生のお兄さん、お姉さんにあそびに招待してもらったね。」、「今度は、私たちの番だ。」、目的に向けてがんばる姿に、2年生の優しさを感じ、小学校に入学して、ずいぶん成長したなあと感じることができました。
2年生のみなさん、1年生のみんなと一緒に遊ぶの日が楽しみですね。いっぱいお話をして、1・2年生みんなで仲良くなってくださいね。
放課後の音楽室に届く涼やかな風に、秋の足音を感じます。暑さが和らぎ、少しずつ過ごしやすい季節になってきました。
♪「希望のファンファーレ」、みんなで何かを成し遂げようとするとき、優勝を目指して突き進む、そんな輝かしい瞬間を応援するこの曲が、秋の青空に鳴り響いている様子が目に浮かびます。運動会に向けがんばるこの曲も、私たちの音楽に加わりました。
今、音を紡ぎ始めている曲は、校内音楽会で披露する♪「ライラック」、♪「ドラえもんのうた」と合わせて3曲になります。個人練習、ペア練習、パート練習。9月、練習再開から2週間、どのパートも6年生を中心に、一生懸命に譜読みに取り組んできました。



それぞれに練習してきたものを、みんなで合わせて形にしていく、こんな風に音楽の楽しさを感じられるのは、練習の最後に行う合奏です。演奏が終わった後の、達成感や満足感でいっぱいのみんなの笑顔は、一番素敵な表情だと感じています。澄み切った笑顔に心洗われる毎日です。
「ちょっと、待って。」、憧れのソロパートを初めて担当することになったコルネットの6年生。いつもは、ムードメーカーだけれども、少し緊張しているように見えました。パートリーダーで部長さんでもあるメンバーに、アドバイスをもらったり、個性豊かな5年生のメンバーに応援してもらったり、♪「ドラえもんのうた」では、和やかな場面が見られました。いつものあたたかな関りがもたらす、素敵なお返しです。
「先生、♪『Mela!』をしてみたいです。2年生のときの校内音楽会で、金管バンド部に憧れました。今、私もそうなっていればうれしいな。」と話すパーカッションの4年生。こんな風に、秋が近づく音楽室にも、金管バンド部の輝く場面をたくさん見ることができます。
「今日もよくがんばったね。」、「晩御飯は、何?」、「♪『ウルトラソウル』がんばっているころかな?」「バイバーイ。」、「また、明日。」、夕日が傾く下校の道でも、楽しいメンバーの声がたくさん聴こえてきます。
空が澄む。
秋の青空が澄んでいる分、音が遠くまで届いているように感じます。空は、少しずつ高くなってきているようです。
9月10日(金)第2回の表彰式を行いました。
〇中予地区小学校ジュニアバンド第55回フェスティバル
優秀賞(余土小学校金管バンド部)

〇第44回全日本小学生バンドフェスティバル愛媛県大会
銀賞愛媛県代表ステージ部門(余土小学校金管バンド部)


〇第44回全日本小学生バンドフェスティバル四国支部大会
銀賞ステージ部門(余土小学校金管バンド部)

〇松山市小学校総合体育大会第64回水泳の部
・女子50m自由形 第2位(4年女子)

・女子100m自由形 第3位(5年女子)

・女子50m平泳ぎ 第3位(6年女子)

・女子100m平泳ぎ 第2位(5年女子)

・女子50m背泳ぎ 第5位(6年女子)

・女子150mメドレーリレー 第2位(余土小学校)

・女子200mリレー 第2位(余土小学校)


〇愛媛県ジュニアドッジボール大会
優勝(余土っ子ファイターズドッジボール部)

〇令和7年度スミセイVitalityカップ
準優勝(余土男子バレーボール部)

〇第45回全日本バレーボール小学生大会愛媛県大会
男子の部 準優勝(余土男子バレーボール部)

〇第30回松山市小中学校相撲大会
・6年女子の部 第3位(6年女子)

・3年男子の部 第3位(3年男子)

夏休みには、運動に音楽とたくさんのみなさんの活躍がありました。これからも余土っ子のみなさんの活躍を期待しています。