12月12日(金)5・6時間目に公開授業を行いました。社会科「水とのたたかい・足立重信」で、「足立重信の働きに触れることを通して、地域への誇りや愛情をもつことができるようにする。」をねらいに授業を進めました。本時は、単元の11/12、調べ学習の発表場面です。子どもたちは、これまでに①松前城・②なぜ川を動かしたのか・③足立重信・④どうやって動かしたか・⑤松山のくらしの変化・⑥余土のくらしの変化・⑦重信川・石手川の7つのテーマに分かれ、グループで調べ学習を行ってきました。
本時は、松山ゆかりの偉人や歴史、文化が掲載された「ふるさと松山学」のうちの一つ、松山だんだん物語を活用しながら、学習を展開しました。授業の冒頭では、この本にある「重信川 川に名を残した男」の紹介をした後、本時の練り合い高め合いのテーマ「ふるさと松山学『足立重信 川に名を残した男』の主人公になろう。」を提示し、調べたことをもとに、物語をより詳しくしようと投げ掛けました。個々に追求してきたことについて話し合わせ、学習問題について多面的・多角的に思考・考察させることをねらいとしたものです。




実際には、次のようになります。
T1が、「(・・・)嘉明は、二十万石ものりょう地を治めるとの様になりました。しかし正木城は、あまり大きな城ではありませんでした。」と読み進めると、T2にバトンタッチして、「正木城(松前城)」グループが発表する、「さらに近くを流れる伊予川(後の重信川)もたびたびこう水を起こして人々を困らせていました。」では、「なぜ川を動かしたか」グループ、「ある日、嘉明は、家来の足立半左衛門重信を呼びました。」では、「足立重信」グループへとつなぐ流れです。
さらに、グループの発表の間には、その場面での足立重信の気持ちを、全体に問う場面も随時設定しました。子どもたちは、足立重信が川のつけ替えを命じられた場面では、「大変な工事になりそうだ。」、川の工事をする場面では、「みんなを安心させたい。」「田畑を増やしたい。」と、考えを述べています。テーマを工夫することは、練り合い高め合いの質を高めることにつながることが分かりました。
物語の終盤では、次のような記述があります。「今、重信川と石手川の土手には、たくさんの松の木が残されています。それは、足立重信が堤防を丈夫にしようとした跡なのです。」、これは、多くのグループの調べ学習でも見ることができた内容です。T1が余土小学校の校歌を示すと、歌詞「石手の土手の松みどり」は、足立重信の工事と余土小学校の校歌に関連があるのではと仮説を立てる子どもも見られました。
これらの活動により、子どもたちはこれまでの学習を振り返り、足立重信のはたらきについて具体的に理解できるようになったと考えます。
子どもたちの調べ学習に、「余土のくらしの変化」が見られたことは、本単元の大きな成果でした。足立重信の川の工事の後、余土の人たちは、たびたび洪水に襲われます。「物語には、続きがあるのでは?」、そんな風なつぶやきも聞かれました。これは、次の時間に学習予定です。
〇いろいろな班の発表を聞いて初めて知ることがたくさんありました。正木城は、ふりな点があったことは、予想できていませんでした。だから、城も川も動かしたのだと分かりました。
〇わたしは、足立重信に感謝したいです。昔の人はよく大きな川、そして大規模な工事をしたなあとおどろきもあります。とてもよい勉強になりました。
〇川に人名がついたこととか、重信川が暴れ川だったこととか、田畑や城を守るため川の工事をしたとか、いろんなことが分かりました。余土のまちに関わる続きの話がありそうなので、いっぱい調べたいと思います。
社会科日記には、上のような記述がありました。自分と社会とのつながり、よりよい未来の在り方を考える姿とも受け取ることができます。
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「今日(12/4)の昼休みに、図書館でブックママさんによる『お話のへや』があります。」
そんな楽しいお便りが、お昼の校内放送で届きました。みんなわくわくしているだろうと、図書館を訪ねてみると、低学年を中心にたくさんの子どもたちが集まっていました。
5・6年生の図書委員のみんなの声に、前の方から順に席が埋まっていきました。50人近く集まっていたでしょうか。



「お話のへや」は、手遊び歌から始まりました。お風呂に入ることをテーマにしたレクリエーションは、集まる子どもたちみんなを引き付ける魔法のように感じました。笑顔いっぱいで読み聞かせが始まります。
今日の本は、「三びきのやぎのがらがらどん」でした。同じ名前(がらがらどん)を持つ3匹のヤギが、山の向こうのおいしい草を食べに行く途中で、橋の下に住む怪物「トロル」と対決するお話に、子どもたちもどきどきしているようで、手に汗をにぎりながら、お話を聞いていました。小さなヤギ、中ぐらいのヤギ、大きなヤギが無事に橋を渡り切ったときには、友達と笑顔で顔を合わせる姿も見ることができました。
ブックママサークルは、余土小の子どもたちに、「本が好きな子どもになってほしい。」、「子どもたちのホッとする時間になるといいな。」との思いで活動をされているそうです。この「お話のへや」も活動の一つとなっています。
「お話のへや」の終わりには、おすすめの本の紹介もしていただきました。今、図書館には、たくさんの本と手作りのポップが展示されています。「賢者のおくり物」「サンタクロースっているんでしょうか」「しめかざり」「つらら」・・・、今の季節にぴったりの本があったり、「がっこうにまにあわない」「古墳のなぞがわかる本」「天のシーソー」・・・、冬休みに読んでみたい本があったり、図書館は、わくわくとする空間となっています。
余土っ子のみなさん、冬休みにはたくさんの本に触れるのもいいですね。読書で心を豊かにしていきましょう。
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12月4日(金)に、第3回の表彰式を行いました。
〇第63回愛媛県児童生徒理科研究作品応募 優秀賞(4年男子)

〇第23回松山市児童生徒自由研究作品応募
・理科 優秀賞(4年男子)

・社会科 努力賞(3年男子)

・総合的な学習の時間 努力賞(6年女子)

・総合的な学習の時間 努力賞(3年女子)

・生活科 努力賞(2年女子)

〇令和7年度松山市読書感想文コンクール 最優秀賞(4年女子)

〇令和7年度緑化推進ポスター原画コンクール 優秀賞(3年女子)

〇令和7年度の人権啓発標語・ポスター・絵手紙
・人権ポスター 優秀賞(5年男子)

・人権標語優秀賞(3年女子)

〇校内造形大会 入選(代表6年女子)

〇ヘチマコンテスト おもしろいで賞(4年1組)

〇TAKATORA CUP 第3位(余土っ子ファイターズ)

〇シン・ハチマンハイ・ファイヤートーナメント 準優勝(余土っ子ファイターズ)

〇ひうちライオンズカップ1部 第3位(余土G・F・V・C)

〇第27回松山市長杯 第3位(余土G・F・V・C)

〇愛媛県アンダー10キッズ交流大会 準優勝(余土G・F・V・C)

自由研究や絵画、作文等、多方面での表彰を行いました。これからも、余土っ子のみなさんの活躍を期待しています。
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「わぁ、何だか忙しい。できるかな?」、そんな風に話してくれたのは、トロンボーンの6年生です。次のコンサートで演奏する、♪「愛をこめて花束を」にも♪「クリスマス・ソング・メドレー」にも、細かなリズムがあって、正確な音のポジションにスライドさせることに苦労しているそうです。「やってみます!」、その声にパートみんなを引っ張っていく、リーダーとしての意気込みを感じました。



12月、クリスマス・ミニ・コンサートまであと1週間、練習の中心は、パート練習から全体合奏へと移行しています。「ドラムをもっとならしていきましょう。」、「メトロノームに合わせて、遅れないようにがんばりましょう。」、練習は、できていないところの確認から始まりました。
今週1日目の合奏で、どのパートも、今、するべき課題を見付けることができました。「みんなが分からないところを、パート練習で確認しておきます。」、チューバの6年生からも力強い声を聞くことができました。どのパートも、頼れる6年生がたくさんいます。
「昨日よりもずいぶん上手くなってるね。」、メンバーみんなそれぞれの課題を少しずつクリアしているようです。2日目の練習では、曲の表現にもこだわって練習することができるようになりました。
「Cからの3小節は、アルトホルンはP(ピアノ)で、トロンボーンのメロディを響かせましょう。」、「ユーフォニアムは、テーヌ―をしっかりとキープして。」、「2番の低音のユニゾンは、トロンボーン・ユーフォニアム・チューバでピッチをそろえてきましょう。2回目の合奏で、♪「愛をこめて花束を」は、ずいぶんと進歩しました。
「テンポが遅いと、曲が重く聴こえるから、♩112をキープしましょう。」、「集中して演奏しましょう。」、♪「クリスマス・ソング・メドレー」も、理想に近付き始めました。
「楽器紹介で、演奏する曲が決まりました。この曲してみたかったんです。」、アルトホルンの6年生からも、コンサートを楽しみにする声を聞くことができました。
蒼天、深く青い空。
空の色は、冬の乾燥した空気の中で、より際立って見えます。クリスマス・ミニ・コンサートまで、練習はあと2回。その音の風景が、どんどんとはっきりと見えるようになりました。素敵なステージに、みんなで一緒に立ちましょう。
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12月4日(木)5時間目に研究授業⑨を行いました。国語科「『読書タイムライン』を作って交流しよう」で「『読書タイムライン』を交流し、友達の読書体験にふれることで、読書の多様さや面白さに気付き、自分の読書の幅を広げようとしたり、日常的に読書に親しもうとしたりする意欲を高めることができる。」をねらいとして学習を進めました。本時は、単元の3/3にあたります。本単元は、小学校6年間でどのような本や作品を読んできたかを振り返り、今の自分に影響を与えてきた本を見付ける活動です。




授業冒頭で本時のめあての前半部「友達の読書体験にふれ、自分の読書の世界を…」を提示し、児童に後半にはどんな言葉が入るかと投げ掛けました。児童のつぶやきから「広げる。」、「深めたり。」の発言を拾い出し、後半部「広げたり深めたりしよう。」を提示しました。その後、黒板の掲示物(3冊とそのテーマ・読書タイムライン・今日の学習の流れ)を用い、本時のグループ活動の予定を伝えました。
児童は、前時までに紹介したい本3冊と、入学からこれまでに読んだ本(抜粋)をまとめた「読書タイムライン」を作成しています。
3冊の本の紹介では、本の表紙の写真が用いられました。児童個々にテーマがつけられています。その傾向は、以下のとおりです。
自分を〇〇好きに変えてくれた本…12人、いろいろな学習に役立つ本…4人、低・中・高学年でよかった本…4人、自分の変えてくれた本…3人、自分を本好きに変えてくれた本…2人、読むのが楽しい本…1人、自分がつい何回も借りたくなる本…1人、感動した3冊…1人、本を読むきっかけになった本…1人、本の世界を広げてくれた本…1人
読書タイムライン作成には、ワークシートが用いられています。1年生から6年生までの読書傾向を書く6つの四角枠がある定型のワークシート、児童が自由な形の枠をワークシートと、2種類のシートを用いました。現在定型を選んだ児童は14人、自由形式を選んだ児童は14人です。この活動では、学校図書館支援員と連携を図っています。児童は、情報をいただいた、入学からこれまでの貸し出し記録を基に、各学年での印象に残った本を記入したり、その傾向をまとめコメントしたりしています。
読書履歴を振り返り、「読書タイムライン」を描いたことは、児童にとって、日常的に読書していることに気付いたり、読書が自分の考えを広げることに役立つことを発見したりすることにつながったと考えます。本単元の個別最適な学びは、この部分に当たります。
「読書タイムライン」の交流では、「おにぎりタイム」が用いられました。協働的な学習の場面です。この場面で、ワークシートを活用しています。ワークシートには、A:自分で考えた読書傾向をまとめる欄(前時までに記入済み)、B:グループで考えてもらった読書傾向を記入する欄(「おにぎりタイム」で活用)」、C:感想を書く欄(学習の振り返りで活用)があります。
「おにぎりタイム」流れは、「①自分の本選んだ3冊を紹介する。②自分のタイムラインがどのような傾向があるか予想してもらう。③自分は、どんな読書傾向を持っているのか友達に考えてもらう。」です。「ジブリの本が好きなんだね。」や「ジブリなら動物や恋愛にも興味を持っているんじゃない。」など、どのグループも積極的に話合いを進めました。1人目の発表の後、話合いが活発に進んでいた班を紹介を全体でしました。そして、途中で全体での紹介を挟みながら、残りの3人の紹介を行いました。「小説が好きと書いているけれど、ミステリーが多くあるね。」、「勉強系の本を選んでいるみたいだから、今習っている歴史の本を読んでみたら。」など、笑顔あふれる活動が印象に残りました。読書傾向を整理し合うことは、自他の読書の特徴や興味に気付くことにつながったと思います。主体的に話合いを進める手立てとして、「おにぎりタイム」で、先に3冊の本を紹介して、読書傾向を予想しながら話し合う活動を行ったことは、有効であったことが分かります。児童は、教えてもらった読書傾向をBに記入しました。Aとの違いに気付く児童も多く見られました。
次に、友達の選んだ本に付箋を貼る、ギャラリーウォークの活動に移りました。児童に3色の付箋を用い、自分も好き(共感)にはピンクを、おもしろそう読んでみたい(発見)には黄色を、どんな本?くわしく知りたい(質問)には緑を貼ることを伝えました。付箋には、出席番号が書かれています。児童は、グループを順に周り、友達の選んだ本を見て回り、付箋を貼っていきました。「読んだことある。」、「読みたいな」、「これ好き。」、「この物語は、長いお話だね。」など、たくさんのつぶやきを残しています。この付箋を用いた活動は、今後の学級活動で予定しています。児童は、これらの活動から、読書の多様さや面白さに気付きはじめています。ギャラリーウォークを取り入れることは、読書の幅を広がたり、読書に親しむことのきっかけになったと思います。
学習の振り返りでは、ワークシートにあるCの欄を用いました。「読んでみたいと思った本や感想を書きましょう。」の声掛けに、児童は、「友達に小説が好きなんじゃないかと言われるまで、意識したことがなかった。」や「グループで話し合ったことが、自分を知るよい機会になった。」など、本時の学びを思いめぐらせながら詳しく記入していました。代表の児童2名の発表で本時の授業は終了しました。
本実践を通して、協働的な学習は、個別最適な学習の上に成り立っていることが分かりました。6年生らしい姿をたくさんの場面で見ることのできた、貴重な提案授業でした。
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児童の言葉
「2学期の思い出と冬休みにがんばること」(2年女子)
2学期の中で、特に心に残っていることは、生活科の「おもちゃランド」の学習です。おもりとゴムをカップにつけて、とことこ車を作りました。はじめは、うまく動きませんでしたが、ゴムをつける場所やおもりの重さを変えると、とことこ走るようになりました。その後、グループでおもちゃランドを開くことになり、5年生が遊びに来てくれました。「走る距離によって点数をつけるといいよ。」とか、「まっすぐ走るように壁をつくるといいよ。」とアドバイスをもらって改良しました。その後、1年生も遊びに来てくれました。車を動かしてうまく進んだので、とても喜んでくれました。景品を渡すと、にこっと笑ってくれました。みんなで協力しておもちゃランドをしてよかったなと思いました。

もう一つ心に残っていることは。かけ算の九九を全部覚えたことです。何度も繰り返し練習して、上がり九九、下がり九九、ばらばらで唱えることができるようになりました。これからも続けて練習して忘れないようにしたいと思います。
冬休みには、なわとびをがんばります。あやとびをリズム良くとぶことができるように練習します。そして、なわとび大会では、1年生のときの記録を更新して、パーフェクト賞をとりたいです。
校長先生のお話
いよいよ今日で2学期が終わります。
9月に校長先生が、始業式でお話をしたことを覚えていますか。一つ目は、自分を大切にしてくださいというお話でした。今年の夏は、過去、最も暑いと言われ、9月も真夏日が続きました。その後は、秋らしい秋は来たのかなというくらい短くて、あっという間に冬が訪れました。気温の差が激しい時期が続いたため、体調を崩したり、熱を出したりする人が増えました。そうした中、みなさんは今日まで、自分のことを大切にしながら、目標や夢に向かって本当によくがんばっていました。

2つ目にしたお話は、そばにいる友達を大切にしてくださいというお話でした。2学期は、運動会や音楽会、友達といっしょにがんばる行事がありました。そのときにみなさんは、友達を大切にする力を発揮していました。運動会では、がんばっている友達に一生懸命に声を掛けたり、応援合戦では、団長さんを中心に全力で取り組んだりしました。音楽会では、指揮者をしっかり見て、みんなと歌声をそろえたり、素敵な音色を重ねたりして、すばらしい演奏をしました。毎日の学習の中では、友達の声にしっかり耳を傾けたり、困っている友達を見て手伝ってあげたり、友達を大切にする場面がたくさんありました。また、休み時間には。大勢でドッジボールをしたり、なわ跳びの記録更新を目指したりするクラスも見られました。こんな風に、みなさんが友達のことを大切にすることが多くなったのは、友達の良いところをたくさん見つけることができるようになったからだと思います。自分の気持ちを伝える前に、相手の気持ちを考えられるようになった人が、増えたのだと思っています。とても素晴らしいことです。さらに、みんなの笑顔のために自分の力を使う人が、増えてきたとも考えられます。2学期、みなさんが校長先生との約束を守って、一人ひとりが成長したことを、とてもうれしく思います。
さあ、明日から冬休みです。冬休みも自分を大切に、そして、周りにいる友達や家族を大切にしていきましょう。また、学校にいたときと同じように、交通事故やインフルエンザに気を付けて、楽しい13日間を過ごしてほしいと思います。みなさんと笑顔で、来年の1月8日に会えることを楽しみにしています。
※余土小学校のホームページは、冬休み中も更新しています。時間があるときに、ぜひご覧ください。
5・6年生の情報委員会の子どもたちが、日々の生活の中で発見したことを記事にしています。写真や原稿は、できるだけ子どもたちが作成したままで、校正を控えていますので、ご理解ください。情報委員会の活動をぜひ、ご覧ください。
【情報委員会通信 第19号】
今回は、11月に5・6年生の情報委員会の子どもたちが作成した記事を紹介します。
「11月の生活目標のふり返り」
11月の生活目標のふり返りです。今月も、ロイロノートのアンケートを使って、全校みんなでふり返りをしました。

情報委員会では、そのアンケートの結果をもとに、話合いをしてみました、下の情報委員会通信は、各学級に配ったものです。

12月の生活目標は、「身の回りの整理整とんをしよう」です。冬休み中にも、しっかり学習道具を整えて、3学期によいスタートができるように、全校みんなでがんばっていきましょう。
※写真は、1・3年生の靴箱近くの、ろうか・かいだんの様子です。
※本日は、もう1件、ホームページを掲載します。「終業式」(全校)を、11:00にアップする予定です。
5・6年生の情報委員会の子どもたちが、日々の生活の中で発見したことを記事にしています。写真や原稿は、できるだけ子どもたちが作成したままで、校正を控えていますので、ご理解ください。情報委員会の活動をぜひ、ご覧ください。
【情報委員会通信 第18号】
今回は、11月に6年生の情報委員会の子どもたちが作成した記事を紹介します。
「警察官の人との交流」
6年生は、11/26(水)5時間目、総合的な学習の時間にキャリア教育をしました。今回は、警察官の人との交流です。みんなで感想をまとめました。



〇6年生は、警察官の方にお話を聞かせていただく時間がありました。警察の仕事を詳しく教えていただき、私たちの知らないたくさんの学びがありました。1日の流れを質問すると、朝9時に出勤し、休憩や仮眠をとりながら朝3時までパトロールすることを教えていただきました。思ったよりも長くて驚きましたが、私たちの安全を交代しながら24時間守っていることが分かりました。身を守るための防護盾も見せていただきました。その度合いによって3種類使い分けているそうです。他にもたくさんの質問に答えていただき、とてもよい学習の時間になりました。(6年女子)
〇警察の仕事について、詳しく教えていただきました。愛媛県で多い事件は、詐欺や窃盗だそうです。窃盗が半分以上を超えることを聞き、とても驚きました。警察官になるためには、警察学校で学ぶ必要があるそうです。高校を卒業した後でも、大学を卒業した後でも、その進路があることを教えていただきました。(6年女子)
〇警察官の人に、仕事の苦労を聞きました。身を守ることも大切な訓練の一つだそうです。銃で撃たれても守ることができる防護盾、刃物でやられないぐらい頑丈な防護盾と、種類があるそうです。実際に触ってみて、思ったよりも頑丈だと分かりました。とても貴重な体験になりました。(6年女子)
〇総合的な学習の時間では、キャリア教育を学んでいます。今回は、警察官の人と交流しました。愛媛県内では、1日に300件以上の110番通報がくるそうです。事件が解決したときの達成感は、何にも代えられないと教えていただきました。(6年男子)
〇6年生は、警察官の人と交流しました。警察官になるための方法、1日の仕事をとても詳しく教えていただきました。深夜3時まで仕事をしていることを聞き、とても大変な仕事で、使命感を持って取り組んでいることが分かりました。私も、将来どんな仕事に就いても一生懸命に取り組んでいきたいと思うようになりました。(6年女子)
〇警察官の人と交流し、たくさんの質問をさせていただきました。やりがいある仕事であると教えていただきました。防護盾を持たせていただきました。重く感じた友達もいましたが、僕は、軽いと感じました。軽い方が、機動力があるのではと考えました。(6年男子)
〇警察官の人との交流ということで、とても緊張していました。会ってみると、やっぱり本物の人は、迫力があるなあと思いました。防護盾も持たせてもらったときもどきどきしました。質問に答えてもらったり、なぞなぞを出してもらったりしていくうちに、私の緊張もほぐれてきました。警察官の仕事をいろいろな角度から知ることができて、とても良い体験だと感じました。(6年女子)
5・6年生の情報委員会の子どもたちが、日々の生活の中で発見したことを記事にしています。写真や原稿は、できるだけ子どもたちが作成したままで、校正を控えていますので、ご理解ください。情報委員会の活動をぜひ、ご覧ください。
【情報委員会通信 第17号】
今回は、11月に5・6年生の情報委員会の子どもたちが作成した記事を紹介します。
「校内音楽会をふり返って」
11月14日(金)私たちが楽しみにしていた校内音楽会がありました。5年生は、1週間前に松山市の連合音楽会に参加しています。今回の情報委員会通信では、みんなの感想をまとめています。



〇音楽会で5年生は、合奏♪「アフリカン・シンフォニー」と合唱♪「瑠璃色の地球」をがんばりました。これまでたくさんの先生からいただいたアドバスを全部思い出しながらがんばりました。良い演奏ができたこと、しっかりと声を出せたことは、何よりもよかったことだと感じています。落ち着いて丁寧に、6分間の音楽を届けることができました。思った以上の演奏に、これからも努力しようと思いました。それでもやっぱり、6年生はすごかったです。次は、私たちの番です。今年の6年生に負けないようにがんばりたいと思います。(5年生)
〇連合音楽会に向けて、いっぱい練習して、みんなで努力を積み重ねてきました。その結果、全力を尽くすことができたと思います。先生たちから、連合音楽会に出るまでに、たくさんの人が関わり、たくさんの支えがあることを教えていただきました。感謝の気持ちがあふれてきました。校内音楽会でも、その経験を活かし、1~6年生に素敵な演奏を届けることができました。行事がいっぱいの2学期でしたが、5年生みんな学年全体で一致団結してがんばることができました。(5年生)
〇校内音楽会では、みんなの素敵を見付けようとがんばりました。オープニングを飾った日招太鼓クラブと金管バンド部の演奏は、息が揃っていてとても迫力がありました。1~4年生の演奏も感動しました。1年生は、初めてと思えないくらいうまかったし、2年生は、♪「さんぽ」の手話が上手だし、鍵盤ハーモニカもそろっていました。3年生は、リコーダーが初めてなのに、とても練習をがんばってきたことが伝わってきました。4年生は、みんなが指揮者をしっかりと見ていて、口を大きく開けて歌っていました。あっという間に5年生の番が来ました。連合音楽会の経験を活かし、堂々と発表できたと思います。6年生は、やっぱり上手で迫力があって、校内で一番上手いことを改めて実感することができました。みんなでがんばった音楽会になりました。(5年生)



〇6年生は、♪ベテルギウスとクスシキ、カノンをしました。最後まで音楽会を楽しむことができました。大きく口を開けて歌うこと、楽譜を頭に入れておくことに、ずいぶん時間がかかったけれど、音楽会では、その全てができました。今年で、音楽会は最後だけれど、自分の中で精一杯を出すことができ、悔いのない時間になりました。6年生みんなといっしょに、もう演奏できないのは、寂しいです。それでも思い出は、しっかりと残ったと思います。(6年生)
〇校内音楽会のオープニングは、とてもよく響く、日招太鼓の演奏から始まりました。金管バンド部の塩素うでは、金管楽器の音を支えるドラムの音に驚きました。1年生は、英語での歌に挑戦していて、どれだけ練習をしたのだろうと感じました。2年生は、指揮の先生に負けないぐらいみんな楽しそうでした。3年生のドイツ語もすごかったです。4年生は、私も経験したことのある♪「ルパン三世」の合奏をしていました。とても上手でした。5年生は、ボンゴの激しい演奏がすごかったです。私たち6年生も、緊張の中、やり遂げることができて本当によかったです。(6年生)
〇音楽会に向け、金管バンド部の2曲や、6年生の♪「カノン~ベテルギウス~クスシキ」の練習をがんばり、努力の成果が出ました。特に、金管バンド部では、初めてソロパートを経験し、間違うことなく演奏することができました。どの学年の演奏も素晴らしく、最後の音楽会を楽しむことができました。(6年生)
〇小学校最後の音楽会は、心に残る思い出になりました。金管バンド部の演奏では、♪「ドラえもんのうた」、♪「ライラック」のどちらもソロパートを受け持ちました。最初は、緊張したけれど、練習した全てを出し切ることができ、終わった後、すごく達成感がありました。6年生の発表では、♪「カノン」が心に残っています。みんなの音が重なっていくところがきれいで、学年全体で音楽をつくっているということを感じることができました。合奏♪「ベテルギウス」では、気持ちを揃えて歌うことを意識し、会場に歌声が広がっていくことが分かってうれしかったです。6年間の集大成にふさわしい演奏になりました。今まで練習してきたことを音楽会でしっかり発揮できて、とても良い思い出になりました。6年生は、練習のときから、ひな壇の準備や楽器の運搬を行って、仲間と協力する大切さを改めて感じることができました。他の学年の演奏もびっくりするくらい上手で、素敵な時間になりました。(6年生)
12月1日(月)午前中の3年生の様子です。
学年みんなで、消防署(西部支署)へ見学に行きました。消防署のみなさんに、消防車や救急車を見せていただいたり、火災から身を守るために身に付ける様々な装具の説明をしてもらったりして、子どもたちは、目を輝かせて見学に臨んでいました。24時間交代で仕事をしていることなど、たくさんの質問にも答えていただきました。




消防署の人たちは、地域の安全を守るために、家事が起きたときに、迅速に対応するための訓練を行い、緊急時に備えていることなど、たくさんの学びのあった見学になりました。
3年生の社会科といえば、見学や体験を通して学ぶ場面が多くありますが、今年もスーパーマーケットや消防署と、様々な場所へ見学に行くことができています。子どもたちは、社会科の学習にどんどん興味がわいているようです。
西部支署のみなさん、お忙しい中、大変ありがとうございました。