「こんな風に過ごすのも、あと2日だよ。」
春待つ風のように、私たちは、今、大切な時間を過ごしています。
スプリングコンサートの準備を少しでも進めようと、6年生はこの日、音楽室に集いました。司会進行の役割分担、曲紹介の原稿の読み合わせ、インタビューの打ち合わせなど、手作りのコンサートには、たくさんの準備があります。私たちのコンサートを成功させようと、一生懸命です。



予定していた活動に見通しがたつと、違うパートのメンバーと楽器を持ち寄って音を合わせたり、仲良しのメンバーと今の思いを語り合ったり、時間を惜しむように過ごしていました。
「あの曲をしてみようよ。」、「(カウント)1・2・3・4・・・」
音に誘われるようにして、メンバーがひとり、ふたりと集まってきます。今年もいろいろな曲にチャレンジしてきましたね。心躍らせながら演奏した毎日。互いの想いを重ね、今日ここまで、音楽をつくりあげてきました。
今、13人みんな輝く笑顔を見せています。あと2日元気で、みんないっしょに、3/1(土)を迎えましょう。明るい春、スプリングコンサートは、目の前です。
6年生みんなで、合奏も確かめてみました。♪「さくら」は、ソロパートを繰り返すたびに、堂々とした表現になっています。思いのこもった演奏になってきました。みんなの演奏をあと何回耳にすることができるでしょうか。
「私たちも、こんな6年生になれるかな?」と話す5年生の2人。休みの中、応援にやってきてくれて、伴奏のお手伝いもしてくれました。憧れの先輩に追いつこうと、がんばっています。素敵な後輩は、6年生みんなの鏡ですね。
最後のあいさつでは、6年生みんな、どんな言葉を届けてくれるのでしょうか。みなさんの演奏と、メッセージを楽しみにしています。
もうすぐ最後のコンサート。開幕を告げる♪ファンファーレを、みんなで鳴り響かせましょう。
2月17日(月)5時間目の体育館です。6年生は、総合的な学習の時間に、市内でヨガ教室を経営されている講師を招いて、インストラクター経営者という職業について学習しました。先生は、ダンススタジオの経営だけでなく、教室でヨガの指導をしたり、高校でダンス部の指導をしたりされているそうです。
「ヨガの動きや呼吸法によって、どんな体の変化があるか、どんな気持ちの変化あるかを体験してみたい。」という子どものあいさつで始まった学習会では、たくさんの学びがありました。



ヨガやダンスをしたことがある子どもも多くいたようで、興味深く話を聞いていました。ヨガのポーズやダンスの指導には、練習だけでなく、体の仕組みを理解すること、それを伝える言葉のスキルを身に付ける必要があるそうです。目の前のお客さんが笑顔になること、健康になる様子を見ることは、やりがいにつながるとお話してくださいました。
経営するということは、自分で決断していく必要があると教わりました。将来の夢について考える6年生みんなに、「やらなかった後悔はずっと残るから、やれるなら1回してみよう。」と、メッセージをいただきました。
学習会の後半では、ヨガの体験もしました。心を整え瞑想に集中すること、呼吸法を身に付けることで、柔軟性と筋力が身に付くということについて、体験を通して理解することができました。心身の健康がベースだということも分かりました。
代表の子どもの「新鮮で楽しかった。自分が習っているスポーツに役立ちそうな動きだった。」という終わりの言葉で45分の学習会が終わりました。貴重な機会を提供していただき、ありがとうございました。
2月14日(金)5・6時間目の第1理科室です。5年1組のみなさんが、理科「もののとけ方」のまとめの実験をしています。この日は、水に溶かしたミョウバンや食塩を、もう一度取り出す方法を考えました。
これまでの実験で分かっていることの一つに、「ミョウバンは食塩と違って、水の温度を高くするほどたくさん溶かすことができる。」があります。これを手掛かりに話し合ってみると、子どもたちから「湯で温めて溶かしたミョウバン水を、氷水で冷やすと、溶けることができなくなったミョウバンがたくさん出てくるのでは?」といった考えが出ました。


実験で確かめてみると、湯で温めるとミョウバンは、スプーン6杯分溶けました。その後、ミョウバン水を氷水で冷やしてみました。するとたくさんのミョウバンの粒が出てきました。食塩は、あまり粒が出てきませんでした。子どもたちは、予想が当たってとても喜んでいました。
この単元では、たくさんの実験に取り組んできました。実験の技能もどんどんと高くなっていて、予想や結果の考察も進んでできるようになっています。5年生のみなさん、6年生でもたくさん実験に取り組み、多くの発見をしてくださいね。
2月14日(金)に表彰を行いました。
〇松山市「いじめをなくすポスター」コンクール市長賞 代表3年女子

〇えひめこども美術展(美術部門) 代表3年女子

〇えひめこども美術展(書写部門) 代表6年女子

〇新体力テストパーフェクト自己記録賞 代表6年女子

〇新体力テストA級 代表6年男子

〇えひめっこピカイチ大賞(タイピング部門)校内第1位 代表6年男子

〇えひめっこピカイチ大賞(計算部門)入選 代表6年男子

〇えひめっこピカイチ大賞(読書部門)入選 6年男子

〇えひめっこピカイチ大賞(情報活用部門)入選 代表6年女子

〇校内持久走大会入賞 代表6年男子

〇校内書き初め大会入賞 代表6年女子

〇第63回愛媛県学生書道展入選 代表6年女子

〇第36回読書感想画愛媛県コンクール佳作 6年女子

〇第33回愛媛県小学生バレーボール連盟会長杯(男子の部)準優勝 男子バレーボール部

〇第33回愛媛県小学生バレーボール連盟会長杯(女子の部)準優勝 女子バレーボール部

〇愛媛県バレーボール協会最優秀選手賞 6年男子/6年女子

多くのみなさんが表彰を受けました。これからも余土っ子のみなさんの活躍を期待しています。
茶道クラブのみなさんから招待状が届きました。2月13日(木)昼休みのよどっこルームでは、和やかなお茶会が開かれました。
校長先生や教頭先生、ALTや担任の先生、専科の先生と、茶道クラブのみなさんは、これまでにお世話になった先生方をお茶でもてなそうと、たくさんの準備をして出迎えてくれました。



子どもたちは、お茶の点て方や座り方、礼儀作法など、ゲストティーチャーと、1年間の活動を共にしてきました。お茶会の凛とした雰囲気は、その成果の賜物だと思いました。
上手に泡立てられた、おいしいお茶をいただくことができました。心和む時間になりました。茶道クラブのみなさん、素敵なお茶会をありがとうございました。
「紅茶のような甘い香りがする。」
これは、「卒業記念でスイングベンチを作ろうプロジェクト」で、スイングベンチに防腐剤のペンキ塗りをする子どものつぶやきです。
「木のにおいが引き立つようだね。」
そんな風に会話が続きました。その心地よい香りは、余土小学校の様々な場所に届いています。




「するすると塗ることができるね。」、「ペンキは、ふぉわーっと広がっていくんだね。」、「刷毛の形は、塗りやすい形をしていたんだね。」と、たくさんの発見があったようです。
「ペンキがたれてきているよ。」、「均等に塗ることができるようにがんばろうよ。」、子どもたちにとっては、初めての経験です。迷う部分があるのも当然です。それでも声を掛け合って、より良いスイングベンチにしようとしきりに手を動かしていました。夢中になって作業を進める子どもたち。手や顔にペンキが着いているのも気付かないぐらいです。
スイングベンチの土台とベンチに、背伸びして塗ったり、しゃがんで塗ったり、寝そべったり、下からのぞき込んだり、塗り残しの無いようにがんばりました。時間が進むごとに、子どもたちはこつをつかんでいるようでした。細かな部分になると、子どもたちの目線は、ぐんとスイングベンチに近付きました。目をしっかりと見開いて、ペンキの輝きと同じように、子どもたちの目は輝いていました。
子どもたちは、みんなチームです。夢の実現に向けてがんばりました。思っていたよりも作業は、早く終わりました。
「6年生として最後の活動となるこのプロジェクトを、6年生らしくみんなと共にやり遂げたいです。」、「この活動を支えてくれた多くの人々に感謝の気持ちを込めて、ベンチを完成させます。」、その姿は、友達と思い出を分かち合っているようにも見えました。スイングベンチを学校のみんなに届けるまで、あと少しです。3月の卒業式に向け、卒業記念品を届けるその日に向け、たくさんの思い出の時間を共有していきましょう。
木の芽風。
風に木々の芽吹きを感じるとき。その芽吹きと同じようにふくらんでいく音と音楽が、この学び舎の中にたたずんでいます。私たち金管バンド部も、春を迎える準備をしているところです。
うららかな春の風が待ち遠しいころ、私たち金管バンド部は、スプリングコンサートを開催します。コンサートまであと1週間。眩しい風に、光つつまれる体育館に集い、みんな笑顔の中、練習を進めています。



「大きな体育館でも、きれいな音が響いているよ。」と、顧問の先生。私たちの余土小サウンドは、春の訪れとともに、日々成長を続けているようです。「今日も、少し上手くなって帰りましょう。」、土曜日のこの日も、私たちのその合言葉を胸に刻みながら、楽器を手にしました。
ベルアクションとダンスを披露する♪「はいよろこんで」。コンサートの開幕を告げる♪「ファンファーレ」では、フロアいっぱいに広がって演奏を届けます。チーム別の演奏となる♪「マツケンサンバⅡ」♪「タイムパラドックス」では、ダンスの振付を進めました。まだまだたくさんの準備があります。それでも、会場に来るみなさんに、素敵な時間を過ごしてもらおうと、メンバーみんな一生懸命です。
♪「さくら」では、卒業する6年生のメンバーが、ソロパートをつなぎました。「なんだか緊張するね。」、「先生、もう1回順番に演奏したい。」と笑顔を重ね、繰り返し音を奏でていました。「最後のあいさつは、どうする?」の声にも、「何がいいだろうと?」と、仲間と一緒に、この1年間をふり返っている姿を見ることができました。この1年が「楽しかった。」と、トロンボーンの6年生。6年生のみんなにとって、宝物となるコンサートになることを願っています。
役員のみなさんが、ステージの飾りを届けてくださいました。「ありがとうございます。」と、みんなで感謝の気持ちを伝えました。今度は、私たちの素敵な音と音楽、笑顔と元気で、感謝の気持ちを形にしてきましょう。
「コンサートまで、あと1週間になったね。」、「できることは、元気に過ごすことだよ。」と、この日もさよならのあいさつを交わしました。スプリングコンサートでは、メンバー65人で音を重ね、会場のみなさんに、一足先に春を届けましょう。素敵な風であふれるコンサート。みなさんとの出逢いが楽しみですね。
「ソロパートは、素敵な音だと思ってもらえるように演奏しようね。自信をもってね。これまで十分にがんばってきたんだからね。」
茜風、夕暮れの音楽室。
春が目覚めるようなその音は、6年生の♪「さくら」から聴こえてきます。感謝を込めて・・・。スプリングコンサートのラストを飾るその1曲を、6年生のメンバーがバトンをつなぐように、演奏しています。まだ練習なのに、ぱっと表情を変えたり、なんだかそわそわしたり、6年生同士で目を合わせたり、きらきらとした時間が流れていました。



「金管バンド部に入ったころには、♪ドしか読めなかったんだよ。」、「アーティキュレーション記号も、分かるようになったね。」と話すコルネットの2人。パート練習でも6年生みんなといっしょに♪「さくら」を順に奏でていました。「先生がカウントを打って。」、「もうすぐお別れだね。」、いつも笑顔のみんなも、いろんな想いを胸に練習を重ねているようです。
「♪『さくら』のリズムに気を付けて演奏します。」と、チューバの4年生。その言葉に、6年生のメンバーは、小さなときどんなことを思って演奏していたのだろうと、想いを馳せました。
1年はあっという間に過ぎました。1つ上の先輩たちのもとで、まだまだ幼い顔をしていた6年生も、立派な先輩になりました。
終わりのミーティングでは、「がんばってよかったと思えるように、練習をしていきましょう。」、「どの学年の人も、自分にあっためあてを達成して、スプリングコンサートを迎えましょう。」と、話し合いました。
「6年生みんなの、一生懸命な姿を、覚えておこうと思います。」と、顧問の先生。本番では、指揮の後ろでの演奏になります。「顔を見ながら演奏を聴くことができるのは、練習のときだけだから・・・。」と、放課後には、そんな風にお話を聴きました。
響け余土小サウンド!コンサートでは、みんなで笑顔と元気を届けましょう。