春の空を描く。
初夏の爽やかな風を感じさせる空色が、放課後の音楽室に届いています。その空に届けるように音を描く毎日。金管バンド部は、5月の暖かな空の中、力強い歩みを進めています。
放課後の練習は、全体合奏からパート練習へ、パート練習から全体合奏という、新しい流れになりました。全体合奏で課題を見付けてパート練習で修正する、修正したことを全体合奏でもう一度確かめる、その時間のリズムの中に、BANDの成長を見出そうとしています。



「♩126 ♪『シンクロBOM-BA-YE』」では、メロディーがサビになると速くなる傾向があるため、メトロノームが刻むテンポからずれないことを目当てに合奏しました。金管楽器がテンポに気を付ける、打楽器そのスピードを支える、そんな風に確認しました。
「♩100 ♪『ブルー・スカイ・シンフォニー』A以降」は、ずいぶん音が良くなってきました。特に、コルネットは音がよく伸びるようになっています。低音楽器の音がしっかりするようになると、テンポ「♩148」での演奏にも挑戦できそうです。
「♩116 ♪『校歌』」では、アウフタクト、前奏の助走を歯切れよく演奏しようと話しました。
顧問の先生のアドバイスに、楽譜にメモをしたり、同じパート内でアイコンタクトをしたり、この後のパート練習でのめあてがはっきりとするようになりました。全体合奏の時間が長くなった分、パート練習の時間は、短くなりましたが、どのパートも集中して音に向き合うようになりました。テンポを定めるメトロノーム、音程を整えるチューナーは、どのパートも練習の定番となっています。
2度目の全体合奏で、♪「シンクロBOM-BA-YE」のテンポ感がよくなりました。♪「ブルー・スカイ・シンフォニー」は、指揮と合う演奏スピードで演奏できるようになりました。メトロノーム練習の成果に、テンポは「♩108」に変更となりました。♪「校歌」は、4・5年生もしっかりと音を出していこうと、アドバイスがありましました。
「4・5年生も、6年生に追い付くことができるようにがんばりましょう。夏に向けて、きれいな音をつくっていきましょう。」、私たちのBANDは、少しずつ力を付けてきています。
「基礎練習でしっかりとロングトーンをして音をつくります。♪『ブルー・スカイ・シンフォニー』は、テンポも音も正確に演奏できるようにします。」(トロンボーン 5年生)
BAND全体の目標は、メンバーみんなに共有されるようになりました。
優しい春色の空に見守られて練習した1か月。季節は、金管バンド部の音とともに、少しずつ歩みを進めています。
今日(4/25)は、雲ひとつ無い空で、日差しが徐々に強くなる1日でした。外で活動していても心地よく、余土小学校の校庭にも、子どもたちの声がさかんに響いていました。
1年生も、元気に過ごしています。3時間目には、アサガオの種植えを行いました。みんな夏までに、一人一鉢栽培でアサガオを育てることになっています。



まずは、土づくりです。青いプラスチックの鉢に、土を半分まで入れて、途中で肥料をまきました。手でしっかりと混ぜると、残り半分の土を鉢の上まで入れて、完成です。「土はこれぐらいでいいのかな?」、「〇〇先生、肥料はどれぐらい混ぜるの?」と、分からないことはしっかりと確かめながらがんばっていました。入学から3週間、友達や先生との人間関係も、広がっているようです。
次は、種を土の中に入れていきます。黒色で小さな半月型の種を、丁寧に扱う様子に「アサガオを大切に育てたい。」との思いを感じることができました。指で、土に穴をいくつかあけると、種をその数だけ入れて、優しく土をかぶせました。
水やりもがんばりました。「葉っぱはいつ出るの?」「花は何色?」、そんな会話も聞こえてきました。
1年生のみなさん、毎日の水やりもしっかりがんばってくださいね。芽が出たら、クラスのみんなで観察をしてみましょう。花が咲くころには、夏休みが近付いていますよ。
4月24日(木)3時間目の第1理科室です。6年4組の子どもたちが、学習問題「ろうそくが燃える前と後の空気では、どんな変化があるのだろう」を解決しようと、実験に取り組んでいます。



この日の実験では、気体検知管を使いました。ポンプにつないだ気体検知管を集気びんの中に入れ、レバーを引いて、酸素や二酸化炭素の濃度を測る手順で実験を進めます。気体検知管をセットする手順は、酸素と二酸化炭素では違いがあって、少し複雑ですが、それでも子どもたちは、落ち着いて一つ一つ確かめながら活動を進めました。
ろうそくを燃える前は、酸素21%・二酸化炭素0.04%、ろうそくが燃えた後には、酸素16%・二酸化炭素4%になりますが、多くの班が、この数値に近い値を出すことができました。
ふり返りの時間には、「ろうそくを燃やすだけで、二酸化炭素が100倍にも増えた。」という感想が聞かれました。この日の授業は、「酸素の割合が減って、二酸化炭素の割合が増えている。」ことをまとめて終えました。「火が消えたのは、酸素の割合が減ったのか?二酸化炭素の割合が増えたのか?」そんな感想もありました。子どもたちの学習への意欲を感じます。
次の実験では、酸素・二酸化炭素に加えて窒素を集気びんにため、実験を進めることになりました。
「あのランプは、ゆれがだんだんおさまってきている。しかし、1往復する時間はいつも同じようだ。」これは、ガリレオ・ガリレイが1583年に発見したふりこの法則です。そのきっかけは、イタリアのピサの斜塔にある天井のランプのゆれを見たときだそうです。
1往復の時間を変えるのは、ふりこのふれ幅なのか?おもりの重さなのか?それともふりこの長さなのか?子どもたちは、「ガリレオ・ガリレイの発見を、自分たちの実験で再現したい!!」という思いをもって、単元「ふりこの運動」学習を進めてきました。調べる条件とそろえる条件を整えながら、3種類の実験をすると、ある発見がありました。



ふれ幅を変えても、おもりの重さを変えても、1往復の時間が変わらなかったのに、今日(4/22)の実験では、いつもと違う結果がでました。ふりこの長さが20cmのときは1往復が0.9秒で、40cmのときは1.3秒になりました。どうやら、ふりこの長さが長いときには、1往復の時間は長くなり、短いときには、1往復の時間は短くなるようです。
「予想が当たった!!」、「でもどうして?」と、子どもたちは、目を丸くしていました。次は、これまでの実験結果から「ふりこの法則」についてまとめます。「もっと長いふりこでは、どうなるのだろう?」という子どもたちもいたので、追加実験もすることになりました。
4月23日(水)昼休みに、代表委員会を行いました。代表委員会は、5・6年生の運営委員会の子どもたちが進行する話合い活動で、4~6年生の各学級の代表者と各委員会の委員長が集まって、全校みんなのために提案された議題について意見を出し合います。
第1回の今回の議題は、「1年生を迎える会の集会名を決めよう。」でした。提案理由「入学してきた1年生が、これからの学校生活を楽しむことができるような集会名にしたい」のもと、各学級から出された集会名を比べ、話合いを進めました。



各クラスから出た思い「元気」「キラキラ」「ようこそ」「主役」の4つのキーワードをもとに話し合おうと運営委員が呼び掛けると、「1年生に一番、楽しんでもらいたいから『主役』の言葉が入った集会名がいいと思います。」や「『ようこそ』というぼくたちの思いを大切にしたい。」など、わけを話しながら、たくさんの思いを伝え合いました。15分間しっかりと意見を交わし、集会名は「主役は君だ かがやけ1年生集会」に決まりました。
1年生を迎える会は、5月15日(木)に行う予定です。2~6年生みんなで、集会を盛り上げましょう。1年生のみなさん、楽しみにしていてくださいね。
ここ数日、急に気温が高くなり、日中、半袖で過ごす子どもたちの姿も見かけるようになっています。ハンカチやタオルで汗をふく姿や、お茶でしっかり水分補給する子どもたちの様子も見られるようになりました。
今日(4/22)は、薄曇りの運動場で、気温が少し下がり、過ごしやすい気候でした。体を動かすにもちょうどよく、午前中の運動場では、授業中や休み時間には、たくさんの学年の子どもたちが、運動に遊びにと、元気いっぱい活動していました。
2時間目は、2年4組のみなさんが、体育の授業をしていました。この日は、折り返しリレーと、ソフトボール投げの練習のようです。



折り返しリレーは、先生の「よーい、ドン」の合図で始まります。すると、「がんばれー!!」、「こっちこっち」と、友達のことを一生懸命応援する姿が、どのチームにも見られました。とても気持ちのよい瞬間でした。みんなでバトンをつなぎゴールすると、どんな順位でも笑顔いっぱいでした。結果発表は、先生もみんなも楽しみの時間です。「1位!〇〇チーム!!」、拍手も自然と起こっていました。「次は、3位以内を目指そうよ。」と、次のめあてもしっかりと持つことができたようです。2回目は、けんけんの折り返しリレーをしていました。全力で取り組む姿に、2年生の子どもたちのパワーを感じることができました。
ソフトボール投げの練習も一生懸命でした。先生がお手本を示すと、子どもたちのフォームは、ずいぶん変わったようで、投げるたびに、遠くに投げることができていました。
先生も、2年生のみんなも運動に全力で取り組む様子に、見ていてこちらも力がわくような45分でした。
「♪『ブルー・スカイ・シンフォニー』のEまでを演奏できるようにしよう。」
これは、4月、最終日の私たちの目当てです。新しいメンバーでの活動は、はや1か月が過ぎようとしています。部長さん、副部長さんに、お話を聞いてみると、次のような思いを伝えてくれました。
「目標としてきた、『明るく、楽しい部活にしたい。』、『毎日、行きたい部活にしたい。』は、今、よくできていると思います。」(トロンボーン 6年生)、
「新しい顧問の先生の、新しい練習方法にも、楽しく取り組むことができています。課題曲♪『ブルー・スカイ・シンフォニー』を、大きな舞台で演奏する日を楽しみにしています。」(コルネット 6年生)



この1か月で、♪「ブルー・スカイ・シンフォニー」の譜読みは、ずいぶんと進みました。パート練習では、全体合奏ではできない、個々のパートごとの補充練習をがんばってきました。1st、2nd、3rd、小パートの練習でも妥協することなく、音を重ねるよう話しています。譜読みがきちんとできているか確かめたり、全体合奏で課題となったことを合わせてみたり、そんな様子をパート練習のそれぞれの場所で見ることができます。パートリーダーのみんなの思いがしっかりと表れています。
Aから後の「♩100」は、今、練習している速さです。楽譜通りの「♩148」のテンポではなく、ゆっくりのテンポの練習は、正しく音を伝えられるようになるために大切な練習です。地道な取組ですが、パート内の音は、ずいぶんとまとまってきました。インテンポ(正確なテンポ)での演奏は、もう少しでできそうです。
「音がよく出る、みんな明るいアルトホルンパートです。誰かが音を出し始めると、自然に合奏が始まることもあります。」(アルトホルン 6年生)
6つのパートの6つの空。その色合いは、淡い青から深い青へ、パートの輝きとともに増しています。6年生の6人のパートリーダーを中心に、後輩部員のやる気を引き出す声掛けが、ずいぶんとできているようです。
「金管バンド部のみんなの音は、教える私たちにも、やる気と元気を与えてくれるようだ。」、顧問の先生と、そんな風に、いつも話をしています。
最初の大きな舞台まで、3か月を切りました。空の青さは、毎日変化しています。
4月22日(火)2時間目の終わりから中休みの時間を利用して、火災を想定した避難訓練を行いました。第2理科室からの出火を想定した訓練です。
各教室では、職員室からの緊急放送を合図に、先生から指示が出ました。ぼうしをかぶったり、ハンカチで口をふさいだり、子どもたちは、落ち着いて避難の準備をしていました。その後、廊下に整列して、出火場所から離れるようにしながら運動場へ移動しました。
今年度、初めての避難訓練でしたが、どの学年の子どもたちも真剣な態度で臨むことができました。避難の後には、「先生の指示をよく聞くこと」、「落ち着いて行動すること」を確認しました。これは、安全に避難するために、何よりも大切なことです。



県内では、3月に過去最大級の山火事が発生しました。火災は、いつどこで発生するか分かりません。特に、多くの人が集まる学校では、被害を軽減するために、訓練を通じて迅速かつ安全な避難方法を理解しなければなりません。防災意識を高めることも大切です。
南海トラフ地震も、今後30年以内に発声する確率は70~80%と予想されています。火災だけでなく、地震や津波などの様々な場面を想定し、これからも訓練を重ねていく予定となっています。ご家庭でも、非常変災時にとるべき行動について、ぜひ話題にしてください。
うさぎとにんじん、すばこととり、じょうろとばけつ。
「どちらがおおいかしらべよう。」
教科書のP8、9には、たくさんの動物たちが描かれています。これは、わくわく学校の一場面です。4月21日(月)2時間目の1年4組では、算数「かずとすうじ」の学習をしていました。


「1・2・3・4・・・」と指で差しながら、数える子どもたち。「うーん難しいな。」「分かったよ。」と、いろいろな表情の子どもたちが見えます。
そこで登場したのが、数図ブロック。「さんすうぼっくす」とっておきの道具を使うことになりました。「うさぎさんのところに、青色のブロックを置いてみて。」そんな先生のアドバイスに、子どもたちは1つずつ丁寧にブロックを移動させていました。「1・2・3」そんな声も聞こえてきます。「にんじんは、オレンジで」、その声には、「ちょっと分かってきたよ。」と、反応していました。
どちらが多いかを比べる場面では、数図ブロックを教科書の右下の表に移すことになりました。子どもたちは、先生のアドバイスで、左から順番に、間を開けずに1つずつ並べていきます。
「ブロックべんりだね。」
にんじんの5つのブロックを動かし終えると、見た目でにんじんの方が多いことが分かりました。2つのもののの集まりを数図ブロックで表すと、数の多少を簡単に調べることができることが分かりました。
入学から3週間目の月曜日。1年生の子どもたちは、輝く眼差しで学習を進めています。