なわとび、ぬいもの、ふかくもぐること、さんすうのかけざん、25メートルおよぐこと、おおなわ・・・。4月15日(火)2年4組の黒板には、子どもたちが見付けたたくさんの得意なことが記されていました。
「2年4組がみつけたちがい、できること」、これは、朝の校長先生のお話をきっかけに始まった学級活動の様子です。


校長先生のお話では、童話「りつとにじのたね」が紹介されました。
「1学期が始まって1週間がたちました。みなさん自分を大切にしていますか。また、学級のお友達を大切にしていますか。さて、これから月に1回程度、校長先生からみなさんにお話をさせていただきます。今日は、その1回目です。今日は、みなさんにあるお話を聞いてもらいたいと思います。題名は、「りつとにじのたね」です。
「りつとにじのたね」は、次のようなお話です。
「小学生のりつは、『くまの国』に住んでいます。りつは、かわいい服や物が大好きな男の子です。同級生のみんなは、そんなりつのことをいつも笑っていました。好きな物をずっと好きでいたいりつは、傷つき、そっと『くまの国』から離れてしまいます。みんなと違うと仲間に入れてもらえないりつでしたが、『にじの国』でねずみのチュウに出会います。誰もが大切にされる『にじの国』で、りつは『人と違うことのよさ』を教えてもらいました。りつはくまの国に帰る決心をします。そんなりつに、ねずみのチュウは『にじのたね』を渡します。『にじの種』は、りつに勇気を与えました。」
本の紹介の後、お話は次のように続きす。
みなさんの心には、どんなことが残っていますか?今日紹介した「りつとにじのたね」のお話には、かわいいものが好きな男の子りつが登場していきます。りつは、得意な縫い物で、困っている友達そらたを助けました。ねずみのチュウが言った「違うことは、素敵なことだよ。」は、校長先生の心に残りました。
運動な得意な人、勉強が得意な人、笑顔であいさつができる人、誰にでも優しい人、みんな同じではなく、違いがあります。一人ひとりいいところがあります、みなさんのクラスや余土小学校には、そんな人たちがたくさん集まってきています。みんな違うということは、とても素敵なことだと、このお話から分かりました。
みなさんにお願いです。近いうちに、今日のお話をもとにみなさんの学級で、「違うことは、素敵なことだよ。」を話し合ってみてください。そして、校長先生に出会ったときに、そのことを話してください。楽しみに待っています。
2年4組では、黒板にあるたくさんの得意なことをもとに、手を挙げ、みんなとの違いを比べる場面が見られました。かけ算が得意でも、水泳が苦手だったり、縫い物はまだやったことがなかったり・・・、先生や友達とたくさん話をして、「違うことは素敵なことだよ。」、「そのままでいいよ。」ということが分かりました。
余土小学校では、自分のことも、周りのみんなのことを大切にできる子どもたちが育つよう、4月からの歩みを少しずつ進めています。子どもたちの様子をあたたかく見守っていただけたらと思います。
「余土小学校金管バンド部の顧問を引き受けてくださり、ありがとうございます。私たちは、先生と一緒に演奏できることをとても楽しみにしていました。これからは、大きな舞台に向けて部員全員で協力し、楽しみながら精いっぱい練習に励んでいきたいと思っています。ご指導よろしくお願いします。」
はじまりの空。
きらめく風景の中、余土小学校金管バンド部は、新しい1年の歩みを一歩進めました。
「バスドラムと息を合わせて、演奏できるようにがんばります。」(パーカッション6年生)、「ロングトーンをしっかりとして、Hの伸ばす音に注意しながら練習します。」(ユーフォニアム6年生)、「久しぶりの練習なので、これまで先生や先輩に教わったことを確かめながら、音を出します。」(コルネット6年生)
6年生のめあての言葉に、強い思いを感じます。



練習の初日には、顧問の先生に♪「銀河鉄道999」と、基礎トレーニング2の合奏を聴いてもらうことになりました。
「すごく上手いね。メトロノームを使った練習をして、縦の線をそろえるようにすると、もっと上手くなるよ。」、「メロディーを生かす演奏にするには、音量の調節が大切だよ。」、「チューニングをきちんとして、全体の音をそろえていきましょう。」
初めての合奏で、私たちのBANDの課題がはっきりと見えてきました。
「分かりやすい練習で、自分がとても上手くなったような気がしました。」(チューバ6年生)、「去年のGOLD金賞を超える演奏をして、全国大会を目指したいです。」(コルネット6年生)
雨が落ちる午後でしたが、練習を終える頃には、雲の合間から陽が射す空を見ることができました。新しいメンバーでの輝く1年のスタートです。初めての合奏は、楽しくわくわくとする時間でした。「新しいメンバーの音は、こんな風景なんだ。」、「今年も、笑顔と元気で音楽を奏でることができそうだ。」と、たくさんの感動がありました。
余土小学校金管バンド部は、コンクールや発表会と、今年度もたくさんの演奏会があります。光輝く空に、期待と喜びを乗せ、明日からも、メンバーみんなで空の物語を紡いでいきましょう。
5・6年生の情報委員会の子どもたちが、日々の生活の中で発見したことを記事にしています。写真や原稿は、できるだけ子どもたちが作成したままで、校正を控えていますので、ご理解ください。情報委員会の活動をぜひ、ご覧ください。
【情報委員会通信 第1号】
今回は、4月に5・6年生の情報委員会の子どもたちが作成した記事を紹介します。
「私たちの委員会活動」
委員会活動は、全校のみんなが学校生活を楽しく過ごすことができるように、たくさんの仕事を受け持っています。学校生活の充実と向上を目指して、5・6年生の子どもたちが話し合い、計画した仕事を、始業前や休み時間など、勉強以外の時間に行っています。
余土小学校には、保健委員会・スポーツ委員会・図書委員会・放送委員会・掲示委員会・栽培委員会・給食委員会・JRC委員会・ミュージック委員会・飼育委員会・情報委員会・運営委員会の12の委員会があります。


4月11日(金)の第1回委員会では、担当の先生から、活動のねらいについてお話を聞きました。委員長や副委員長、記録などの役員の選出、委員会名簿の作成の後、どのような仕事をするのか、どのように分担するのかを話し合いました。6年生は、これまでの経験を生かして積極的に意見を出していました。5年生は、委員会の仕事を理解しようと一生懸命に耳を傾けていました。さっそく仕事に取り掛かった委員会もあったようです。
いよいよ月曜日から、それぞれの委員会の仕事が本格的に始まります。5・6年生の子どもたちは、とても張り切っています。
それぞれの委員会の様子は、これからも私たち情報委員会が取材をしていきます。5・6年生のみんなの活躍をお届けしたいと思うので、楽しみにしていてください。
4月14日(月)3・4時間目の第1理科室です。6年1組の子どもたちが、集気びんと燃焼さじ、ろうそくを手に実験に取り組んでいます。
6年生の最初の単元は「ものの燃え方と空気」です。導入の実験1では、「火のついたろうそくを集気びんの中に入れて、ふたをするとどうなるか?」確かめます。



実験をすると、ろうそくの火は、だんだんと小さくなり、10秒ほどで完全に消えてしまいました。「空気が消えてしまったのかな?」、「空気がほかのものに変わったのかな?」と、実験を通して新たな疑問も生まれため、2つの実験をして確かめてみました。
火が消えた後の集気びんを水槽の水の中にしずめる実験2と、火が消えた後の集気びんにもう一度火のついたろうそくを入れる実験3です。実験2をしてみると、集気びんから泡がでました。集気びんの中には、空気が残っていることが分かります。実験3をしてみると、はじめの実験1とは違って、火はすぐに消えてしまいました。集気びんの中の空気が変化したことが分かります。
「集気びんの中の空気は、どんな風に変わったのだろう?」と、また新しい疑問が生まれました。この単元では、「ものが燃える仕組み」を追究します。6年生のみなさん、この単元では、たくさんの実験をしていきましょう。そして、たくさん話し合って疑問を明らかにしていきましょう。
太陽が降り注ぐ朝。気持ちの良い1週間のスタートです。1~6年生のよどっこみんな、春の暖かな日差しに見守られ、元気いっぱい笑顔で登校しています。



4月14日(月)の2時間目には、新しい1年生を迎え、初めての地区別児童会を行いました。班長さんは、1年生のみんなを体育館まで迎えにきます。迎えにきてもらうと、1年生みんなぱっと笑顔になりました。手をつないで、それぞれの地区の教室まで移動する風景も、班長さんの優しい声掛けも、ほほえましい光景でした。
各教室では、集合時刻や集合場所を確認したり、春休みのくらしについてふり返ったりしました。新しい学年になって5回の集団登校をしています。1年生とは4回になります。「右側を1列で歩いています。」や「1年生のペースに合わせてゆっくり歩いています。」、「あいさつもがんばります。」など、班長さんや副班長さんから、うれしい話を聞くことができました。1年生のみんなも、安心して学校まで登校することができているようです。
今回の地区別児童会には、地区委員の皆様にも参加していただきました。新しい通学班のメンバーでも、安全に登校しているといったお話を聞き、安心しました。子どもたちが安全に登下校できているのは、地域の皆様や保護者の皆様のご協力のおかげと大変感謝しております。今年度も引き続き、子どもたちの見守りにご協力ください。
「おもりの数を増やしてみてはどう?」、「角度をつけると勢いがつくはずだよ。」
5年3組の子どもたちが、おもりとひもを手に、熱心に話し合っています。4月11日(金)3時間目の第1理科室では、かつてガリレオ・ガリレが発見した「ふりこの法則」は、どのようなものかを明らかにしようと、予想をしてみました。「ふりこが1往復する時間は、どんなときに速くなるのか、どんなときに遅くなるか予想しよう。」は、この日の学習問題です。


「ブランコに乗ったときは、どうだったかな?」、「メトロノームは、反対の動きをしているね。」、実験道具を手にしながら予想すると、たくさんの発見があるようです。
「せーの」と、2人で同時に動かして、1往復の時間を比べる姿も見られました。「ひもを固定したいでだけど、どうすればいいかな?」、「長さと重さがばらばらでよく分からないよ。」、「ストップウォッチがあれば、いいんだけどなあ。」、疑問に思ったことは、友達とすぐに話し合います。いろいろ試してみて、次の時間にどんな実験をすればよいか見通しがたったようです。
「次は、こんな風に実験をしたいんです。」、「この方法だと思うんだけど、どうですか?」、実験中には、たくさんの子どもたちが話しかけてきました。「次は、ふりこ実験器を組み立てて、実験してみるよ。」と、応えると、子どもたちは、とても喜んでいました。「次の理科の時間は、いつですか?」、そんな風に会話を交わして、5年生になって最初の理科の授業を終えました。
5年生のみなさん、次も実験をすることを通して、いろいろな疑問を解決していきましょう。
雨粒をはじく色とりどりの花。校庭には、春の訪れを感じることのできる風景をたくさん見ることができます。
4月11日(金)2時間目の余土小学校です。雨上がりの眩しい日差しの中、2年1組のみなさんがタブレットパソコンを手に、校内のいろいろ場所を探検していました。
「何をしているの?」とみんなに聞いてみると、「春を見つけに来ました!!」と元気な返事が返ってきました。



パンジーやサクラソウ、チューリップなど、子どもたちは、花の写真をたくさん撮っていました。通路のすみっこにある小さな花にも目を向ける子どももいて、「見て見て、小さな花が咲いているよ。」と、教えてくれました。中庭では、たくさんの桜の花びらを見付けていました。「春は、ピンク色なんだね。」といった声も聞こえてきます。池のメダカもさかんに活動しています。
「たくさんの色を見つけたよ。」、「春は、こいにおいがするんだね。」、「アゲハも見つけたよ。」と、生活科「春をさがしに」では、たくさんの春が見つかったようです。
「ちょうちょ、はと、さくら、学校・・・。」
元気の声が聞こえてくるなあと思って、教室をのぞいてみると、1年3組のみなさんが、教科書を指さしながら勉強をしていました。
4月10日(木)2時間目は、算数の授業です。暖かな春の風景が描かれた見開きのページには、その他にもたんぽぽやつくしが描かれていました.
「〇〇さん。」、「はい。ベンチがあります。」、「発表の仕方とてもいいいね。」
こんな風に、発表の仕方を覚えていくんだなあと、ほほえましく見ていました。
さくらの木は3本、つくしは5本と、教科書に出てくる絵は、どれも数が違っていて、どうやら仲間を見つけて〇(まる)で囲む活動のようでした。
「さくらは、中庭にも咲いているよ。」、「つくしは、食べたことある?」
そんな授業中の会話も、子どもたちのエネルギーです。赤ペンで丸をつけてもらったり、ハンコを押してもらったり、楽しい算数のお勉強は、あっという間に終わりました。



「♪石手の 土手の~」
しばらくすると、余土小学校の校歌を歌う声が聴こえてきました。1年4組では、3時間目に音楽をしていました。
「入学式で、6年生が歌ってくれた学校の歌だよ。」、「覚えている?」
テレビにうつる歌詞に、前のめりの姿勢なる子どもたち。「早く歌ってみたい。」、そんな気持ちが伝わってきます。何度か聴いているうちに、口ずさむ子どもが増えてきました。
「『余土』は、みんなの学校の名前だよ。」
楽しみながら校歌を覚える様子を見て、小学校での学校生活が、リラックスしたものになっていることが伝わってきました。
授業の終わりには、みんなで声を合わせて歌ってみました。立って体をゆらしたり、明るい表情であったり、1年生の素直な歌声に心洗われる時間になりました。
1年生の3日目。みんな、元気に勉強しています。
爽やかな風吹く朝、1学期の2日目が始まります。2~6年生も、新しい学級で、新しい仲間といっしょに、たくさんの活動をしました。
探検バックやファイルなど、3月まで使っていた物を取りに行く2年生、教科書をもらい名前を丁寧に書く3年生、グループで自己紹介を楽しむ4年生、学年集会で今年のめあてを立てる5年生、校舎内のあちらこちらで、子どもたちの様々な姿を見ることができました。




そんな中、全校みんなのためにがんばる6年生を見付けました。入学式で使った花鉢をもとの場所に戻したり、会場となった体育館のパイプ椅子を片付けたり、どの子もみんな一生懸命です。爽やかな笑顔に、今年の6年生に大きな期待を持ちました。
午前中、たくさん活動をしてお腹もすいたころ、4時間目の終わりのチャイムがなりました。給食当番も、新しいクラスのみんなとがんばります。給食受室まで足を運ぶと、おいしいにおいがただよってきました。思わず笑顔がこぼれる子どもたち。教室では、みんなで協力して配膳をがんばりました。「いただきます。」、ほっとするひとときです。美味しい給食に、お腹がいっぱいになりました。
午後からは、大掃除もがんばります。教室や廊下、特別教室・・・、どの場所もきれいになりました。明日(4/10)から、気持ちよく勉強や運動、音楽に取り組むことができそうです。
よどっこのみなさん、最初の1週間で、新しいクラスの雰囲気をつかんでくださいね。先生たちも今、みなさんと同じように、楽しく学習を進めることができるように、たくさんの準備をしています。今年も、みんなで会話を交わし、想いや考えを交流していきましょう。
ぴかぴかのランドセルカバーに、ちょっと大きめの帽子、新しく「よどっこ」の仲間入りをした1年生みんな、元気に余土小学校の門をくくりました。幸福を表す黄色いっぱいで、輝く1日のスタートです。
1学期2日目の今日(4/9)、高学年の班長さん、副班長さんは、1年生を見守りながら、いつもより少しゆっくりとしたペースで登校していました。「靴箱は、どこか分かる?」、「赤色の名札だから、1年2組さんだね。」と、進んで声を掛ける2~6年生の姿に、始業式の校長先生の言葉を重ねました。「人のことを大切にする。」そんな様子を垣間見て、ほほえましく感じているところです。



教室では、1年生のいろいろな表情を見ることができました。にこにことしている子も、不安そうな表情を浮かべる子も、先生との「おはようございます。」のあいさつで、ぱっと笑顔になりました。みんなで気持ちのよい朝がスタートしました。「はい。」、名前を呼ばれたときの返事が、どのクラスからも元気に聞こえてきます。
この日は、靴箱やロッカー場所を確かめたり、もらったお手紙を連絡袋に入れたり、1日でたくさんのことを覚えました。国語の時間には、手をピンと挙げて発表をがんばる姿も見ることができました。さっそく勉強も始まりましたね。
下校のときに出ていた明るい太陽も、みんなを応援しているようでした。1年生のみなさん、2日目はちょっと疲れたかな?明日からも、ぴかぴかのランドセルを背負って、元気に登校してください。2~6年生みんなも、おうちの人も、先生たちも、みなさんのことを応援していますよ。
PTAの旗当番のみなさん、地域の見守り隊のみなさん、子どもたちの登下校の見守りをありがとうございます。新しい1年生も、黄色の安全旗に導かれて元気に登校することができました。人のことを大切にできる子どもが育つように、みなさんといっしょに応援していきたいと思います。今年度もよろしくお願いします。