9月19日(木)2時間目に研究授業がありました。算数科「かけ算(1)」で、「具体的な操作を通して、基準量の『いくつ分』という見方について理解することができる。」をねらいとして学習を進めました。
子どもたちが学習問題を把握する場面では、ゴーカート(2人×5台)・ジェットコースター(5人×3台)・観覧車(2人×2台・3人×2台・4人×1台)の問題場面の提示がありました。「何人乗っている。」の問いに、子どもたちは、「10人?」や「ジェットコースターは3台だから・・・。」と様々な反応を見せていました。観覧車が数えにくかったことが分かると、本時のめあて「ゴーカートとジェットコースターの人数が数えやすかったのはどうしてだろう。」を確認し、「おにぎりタイム」へと活動を移しました。
子どもたちは、先生のアドバイスを受けて、ロイロノートのテキスト上で数図ブロックを動かしたり、〇印でまとまりを作って人数を書いたりしながら総数を調べ、数え方で気付いたことをワークシートに記入をしていきました。
その後の話合いでは、タブレットを見せたり、同じか違うか考えたりしながら、フリートーキングで活動しました。最初、数名で始まった話合いは、最後にはクラスのほとんどの子どもが参加できるようになりました。
全体での発表では、「速く数えられた方法」について考えました。2人ずつ人が乗っているゴーカートでは、「2人ずつ」「『2・4・6・8・10』の2とび」「2+2+2+2+2」など多様な意見が出ました。5人ずつのジェットコースターでも2人ずつと同様に「5人ずつ」との意見の中、「2ずつでもよいのかな?」という意見も出ました。「5はばらばらにできないから、5つずつの方が数えやすい。」「5は2と3になるから、2ずつにはならないよ。」など、同じ数ずつのまとまりに気付く子どももいました。
授業の最後に、人数のまとまりのない観覧車と比較し、「何このいくつ分とあらわす数の、けい算のし方をしらべていこう。」というこの単元のめあてを確認し、授業が終わりました。
子どもたちは、落ち着いて学習していました。九九の勉強もがんばることができそうです。
先日のなわとびクラブに引き続き、クラブ活動の紹介をします。イラストクラブには、絵を描くことが大好きなみんなが集まっています。自分オリジナルのキャラクターに挑戦したり、タブレット端末で検索した画像をまねたり、いろいろな方法で筆を進めています。
この日の活動でも、4~6年生のグループで絵を見せ合ったり、良いところを伝えたりしながら楽しく活動しました。6年生はこの日、卒業アルバムの写真撮影がありました。自分のお気に入りの絵を持って、にっこりと笑顔。記念の写真におさめることができました。
楽しい絵でいっぱいの45分のクラブ活動でした。
9月18日(水)6時間目のクラブ活動の様子です。この日は、卒業アルバムの写真撮影がありました。なわとびクラブでも、みんな笑顔でポーズ。にっこりとカメラにおさまりました。
その後は、今日のめあてを確認して、「なわとび検定カード」をもとに、いろいろな跳び方に挑戦しました。あやとびや片足とび、二重とびと、友達に見てもらって合格をもらうと、検定合格です。たくさんの種目を行って、友達との交流も進んでいたようです。
暑い中の活動でしたが、日陰で休んだり、途中で水分補給をしたり、工夫して活動するなわとびクラブのみなさんでした。
9月14日(土)は、参観日でした。1組6クラスが2つのグループに分かれて活動しました。
音楽の授業したのは、H学級とO学級とB学級の3クラス。
「歌やリズムを楽しもう。」をめあてに、たくさんの音に親しみました。いろいろな歌で声を合わせたり、手遊び歌で交流したり、楽しい雰囲気で学習がスタートしました。
ハンドベルやトライアングル、マラカスやギロなど、たくさんの楽器にも挑戦しました。みんなそれぞれいろんな楽器に挑戦し、リズムを合わせる楽しさを味わうことができました。
T学級とS学級とY学級では、夏の思い出発表会をしました。
「声の大きさ、聞き方、質問」をめあてに、自分の思い出を伝えたり、友達の思い出を聞いたり、みんなで夏をふり返りました。日記で紹介したり、地図を使って、自分が行った場所を友達に伝えたり、みんなそれぞれ工夫のある発表をしました。自信を持って発表する姿に、4月から少しずつ、確実に成長を続ける様子を感じることができました。
どちらの参観授業でも、保護者の皆様からたくさんの拍手をいただきました。笑顔つながる時間となった参観日は、子どもたちにとって大切な時間となりました。
6年1組の社会科の授業の様子です。歴史の学習は、平安時代の終わりまで来ました。この日は、「貴族が政治を行った世の中は、どのようなものだったのだろう。」をめあてに学習を進めました。貴族の服装や屋敷、食事や一日のくらしを手掛かりに、日本風の文化が生まれたことをまとめました。
次に、視点を次の時代に力を持つ武士に当てて、「鎧と刀を身に付けている。」、「武士の館は、堀で囲まれ戦いに備えている。」、「武士は武芸に励んでいた。」など、資料からその特徴をまとめました。
そこで新たなめあて「武士の登場によって、世の中はどのように変わったのだろう。」を設定しました。資料として、この時代の終末にあたる「元寇」の絵図を示し、「貴族に政治を任せるとどうなるか。」「武士の場合はどうか。」について「おにぎりタイム」で話し合いました。子どもたちは、グループで自分の考えを出し合ったり、全体で話し合ったりして、「貴族は、お祈りや話合いによって、戦いを避けるのではないか。」、「武士は、戦いによって日本を守っていくと思う。」、「武士の登場は、必然的なものだったのだろう。」など、活発に意見を交わしました。
子どもたちは、学習することによって、鎌倉時代の学習に興味を持ち始めています。6年1組のみなさん、武士の世の中は、どんな特色を持つのか、調べ学習や話合いで明らかにしていってくださいね。
風歩。風のような自由な心と、一歩一歩堅実な歩み。その風の名は、今年の6年生の音と音楽を表しているようです。
幾山河。1曲への思いを胸に、音を奏でた卒業生。果てし無い目標、幾つもの課題を追い続ける様子を、旅のように感じていました。
♪「あら野のはてに」、そして運動会の開幕を告げる3つの曲。たくさんの曲に学び、音を紡いでいく様子に、昨年とは違った雰囲気を感じています。「旅」から「風」へ。音へのアプローチは違っても、その思いは一つ。「私たちの余土小サウンドを創りたい。」、毎年大切にしているその思いを引き継ぎ、今日も練習が始まりました。
「1 調号(♯・♭)」「2 指番号」「3 階名」「4 リズム」
新しい楽譜を手にしたとき、必ず行う大切なことです。楽譜にメモしたり、ラインマーカーを引いたり。メンバーと声を交わし、曲が持つイメージを共有していく時間をいつもほほえましく見ています。コルネット1・2・3パート。そんな風に、6年生のメンバーは、パートの中の全ての楽譜に目を通します。アドバイスをしたり、後輩メンバーの音に耳を傾けたり、後輩の演奏から学んだり。分け隔ての無い雰囲気は、今年ならではです。
「夏休みの練習で、ずいぶんと体力がついてるね。基礎力がアップしているように感じるよ。」、この日の練習では、パート練習の後、40分近く合奏の時間をもちました。休みなく演奏を続けられるようになりました。
「チューバの低音の響きが素晴らしいね。」、「教会にいるように、音楽が鳴り響く余韻を楽しみたいね。」、「素敵なクリスマスキャロルになりそうだね。」
♪「あら野のはてに」では、そんな風に練習を進めました。
凪(なぎ)。風の境界線。
「GOLD 金賞」そして「銀賞」。慌ただしい夏の風景。季節はひとつ移り変わりました。風がおだやかになった夕暮れの音楽室で、私たち余土小学校金管バンド部は、風の歩みを進めています。
9月14日(土)PTAまつりを開催しました。開始とともに、体育館とその周辺の催し物のコーナーには、子どもたちや保護者の方々、地域のみなさんでいっぱいになりました。おかしすくいやジャム販売、金管バンド部のスイーツ屋さんなど、食品コーナーは盛況で、笑顔あふれる空間となっていました。
図書館のおはなしの部屋や南校舎のスーパーボールすくいなど、いろいろな世代の人々との交流の場面も多くありました。余土のまちの人々とのつながりを感じた時間でした。
その他にも、ハンドメイド品販売やありがとうメッセージなど、たくさんのコーナーがありました。
それぞれのコーナーで担当していただいたみなさん、事前の準備に十分な時間をかけていただき、ありがとうございました。今年は、校舎耐震工事のため、規模を縮小しての開催でしたが、盛り上がりのあるPTAまつりとなりました。おかげさまで、大盛況のもと終えることができました。
保護者の皆さん、地域のみなさん、これからも引き続き余土小学校を支えていただけると幸いです。よろしくお願いします。
9月14日(土)は、参観日・PTAまつりでした。子どもたちも、朝からどきどきわくわく、にこにこ、笑顔で校門をくぐりました。「おはようございます。」のあいさつも、いつもに増して元気に感じました。「土曜日も、勉強をがんばろう!」、「おうちの人は、来てくれるのかな?」、「PTAまつりが楽しみだね。」など、子どもたちには、たくさんの思いがあったようです。
参観授業では、全校どの学年の子どもたちも、しっかり手を挙げて発表したり、友達の意見に耳を傾けたり、ノートに学んだことをまとめたりと、どの子どもも自分のよさを発揮してがんばりました。
写真は、6年生の教室です。各教科等の学習で、子どもたちは、積極的に意見を交わし、友達との交流の中で、考えを広げたり、深めたりしていました。さすが6年生。最高学年になって半年。卒業に向け、大きく成長している様子を感じました。
保護者の皆様、土曜日の朝早くからご来校いただき、ありがとうございました。子どもたちの成長した姿を見ていただけたでしょうか。45分間の授業でしたが、保護者の皆様に温かい目でご参観いただき、子どもたちも私たち教職員も、良い雰囲気の中で学習を進めることができました。ご家庭に帰られましたら、ぜひ、お子さんに参観授業の感想を伝えてあげてください。
※PTAまつりの様子は、明日のホームページでお知らせします。
9月12日(木)4時間目に研究授業がありました。道徳科「手品師」で、「どのような状況にあっても、常に誠実に行動し、明るい気持ちで生活をしようとする心情を育てる。」をねらいとして学習を進めました。
「手品師」は、売れない手品師が男の子に手品を見せる約束をした後、友人から同じ日に大舞台のマジックショーへの出演依頼を持ち掛けられるお話です。マジックショーへの出演か、男の子との約束か、自分にとって大切なことは何か、決心するまでの葛藤を感じ取ることができる資料となっています。
「おにぎりタイム①」では、「行動をするときに大切なことは何だろう。」と投げ掛けがあり、心情メーターを活用し、手品師の心情を考えました。子どもたちは、タブレット端末を手に、心(ハート)の中にある夢と約束のバランスを表しました。子どもたちが、約束と夢とで迷っている様子が、ロイロノートの提出箱から感じることができました。「なんで約束にしたの?もともと夢を追っていたのだから、夢じゃない?」、「どうしよう。わからなくなった。」や「約束を守ることは大切だ。」、「夢はいつでもチャンスがある。」など、フリートーキングで話すことを通して、子どもの考えに変容や深まりが見られました。
その後、物語の後半部を紹介し、「手品師が男の子との約束を優先したとき、どんな気持ちになったのだろう。」と、問い掛けがありました。「男の子の笑顔が続けてほしい。」、「一つの約束を守ることができてすがすがしい。」、「約束をした方が先だったから。」など、手品師に寄り添う多くの考えの発表がありました。
「おにぎりタイム②」では、「手品師の人生ってこれからも続くよね。どんな人生を送っていくことになる?」かを考えました。「この後も手品を少年に見せ続ける。」、「手品師と少年が同じ舞台に立つ。」など、グループでの話合い、全体での話合いを経て多くの意見が出ました。そして、「誠実」とは、「自分の良心に従って行動すること」をまとめ、学習の振り返りの時間になりました。
子どもたちが、誠実に考え議論する姿が印象的でした。余土っ子の底力、卒業に向け成長を続ける子どもたちの姿が目に浮かぶような45分の授業でした。