5・6年生の情報委員会の子どもたちが、日々の生活の中で発見したことを記事にしています。写真や原稿は、できるだけ子どもたちが作成したままで、校正を控えていますので、ご理解ください。情報委員会の活動をぜひ、ご覧ください。
【情報委員会通信 第2号】
今回は、5月に5年生の情報委員会の子どもたちが作成した記事を紹介します。
「集団宿泊活動で楽しみにしていること」
集団宿泊活動を前に、楽しみにしていることを記事にしてみました。


〇レインボーハイランドで楽しみにしていることは、オリエンテーリングです。みんなで探検して、ポイントを全部クリアできるようにしたいです。
〇宿泊訓練で、みんなと一緒に過ごすことを楽しみにしています。部屋で過ごす時間、寝る時間は、特に楽しみにしています。
〇ぼくが楽しみにしていることは、キャンプファイヤーです。みんなで、歌ったり踊ったり、目いっぱい楽しみます。
〇オリエンテーリングでは、みんなで助け合って、ゴールを目指したいと思います。
〇クラフト教室では、木材を使ってキーホルダーを作ります。オリジナルのイラストを描いて、記念になるものを作りたいです。
〇私が、レインボーハイランドで楽しみしていることは、キャンプファイヤーです。安全に終わることがいちばん大切なので、それを守りつつレクリエーションを楽しみたいと思います。みんなで一緒に寝ることも楽しみにしている時間です。初めて学校のみんなと泊まり、2日間過ごすことは、貴重な経験だと思います。
〇カレーをみんなで作り、キャンプファイヤーをみんなで楽しみ、オリエンテーリングでは、班長としてみんなを引っ張っていきたいです。
〇オリエンテーリングでは、みんなと協力してゴールを目指します。
〇野外炊事とキャンプファイヤーを楽しみにしています。それは、みんなと協力しないとできないからです。
〇キャンプファイヤーの火の神の登場を楽しみにしています。寝る時間に寝ることができるかな?と思っています。
※写真は、学年での最後の打ち合わせの様子です。
新緑が美しい季節になりました。余土小学校にも、5月の爽やかな風が届いています。新しい1か月の始まり、どの学年の子どもたちも、笑顔いっぱい活動を進めています。
5月1日(木)3時間目の第1理科室では、6年4組のみなさんが、理科「ものの燃え方」で、ものを燃やし続けるときの空気の動きを確かめようと、実験に取り組みました。



子どもたちは、これまでの様々な実験から、ものを燃やす働きがある気体が酸素だということをつかんでいます。「ものを燃やし続けるには、常に新しい空気が入るようにしなければならない。」という子どもの予想のもと、①ふたをしない集気びんと②下に穴の空いた集気びんを使って実験をすることになりました。
空気の動きを確かめる道具として、線香のけむりを使います。①では、ふたの近くに線香を近づけると、けむりは下に下がり、新しい空気が入っていくことが分かりました。しばらくするとそのけむりは、集気びんの外に出ていくことから、空気が入れかわったことも、確かめることができました。下に穴が開いた集気びんでは、下からけむりが入り、上から出ていく様子を観察することができました。
この日は、実験の様子をロイロノート(動画)で撮影することにしました。後ろに黒い紙を置くことで、空気の循環がよく分かる記録となり、考察のときにも、これらを生かしてまとめることができました。
観察、実験を繰り返すたび、技能の高まる6年生の様子を、いつも感心しています。
五月空。
日差しが強まり、澄んだ空が広がる季節。その爽やかな空色は、今の私たちの風景です。
「体験入部に来てくれたみんなに、分かりやすく教えましょう。」部長さんの目当ての伝達で、金管バンド部の体験入部が始まります。5月8日(木)・9(金)・13(火)の3日間で、3~5年生の23名のみなさんが参加してくれました。



チューニングの後は、トレーニング2と♪「シンクロBOM‐BA‐YE」と続きます。歓迎の意味を込めて行った合奏は、いつもよりも音に厚みがありました。「素敵な金管バンド部をみんなに知ってもらいたい。」そんな思いが音に乗ったように感じます。体験入部のみなさんの拍手に、メンバーみんなの思いが届いたことが分かりました。
メンバーみんながパート練習に分かれると、体験入部のみなさんは、音楽室でまず、マウスピースの練習から始めました。「こんな風に、唇の振動をマウスピースに伝えると、音を出すことができるからね。」顧問の先生のアドバイスに、体験入部のみなさんも笑顔がこぼれました。「早く憧れの楽器を手にしてみたい。」そんな風にも見えました。
図書館、家庭科室、余土っ子ルーム、放送室、マルチルーム、どのパートも、体験入部のみなさんを迎える準備を、一生懸命に進めていました。素敵な音と音楽を届けたいという気持ちはもちろん、後輩を大切に思う気持ちが、メンバー一人ひとりの成長にもつながっているようにも感じます。毎年あるこの素敵な風景に、今年も世代交代の季節が来たことを実感しました。
体験入部のみなさんが各パートにやってくると、楽器の構え方を教えたり、演奏の仕方を伝えたりしていました。優しい声掛けと笑顔でつながるメンバーみんなと体験入部のみなさん、温かい表情からは、温かい言葉が出る、そんな風にも感じました。
「すごい!すごい!いい音出たね。」、「高い音もよく響いているよ。」6年生も5年生も、もちろん4年生も、先輩メンバーとしての自覚も芽生えているようです。
3日間の体験入部の鮮やかな青色の空は、活気とエネルギーを与えてくれる風景でした。1年の活動の中でも、私たちメンバーにとっても、大切なひと場面となりました。どのぐらいのみなさんが入部してくれることでしょう。期待を胸に足を運んだ3~5年生のみなさんの爽やかな笑顔は、余土小学校金管バンド部に、新しい色を加えてくれるようでした。
5月、すがすがしい晴れ間が、余土小学校に届いています。新緑が映え、青空がとのコントラストが美しい季節です。
1年生の教室からは、「先生、おはようございます。」と、あいさつを交わす声が、聞こえてきます。入学からおよそ1か月、学校生活にもすいぶんと慣れ、元気いっぱい活動する1年生を学校のあちらこちらで見かけるようになりました。




「一粒の米」の碑の近くでも元気な声が聞こえきました。「見て見て、アサガオの葉っぱが出ているよ。」、「私のは3つ。」、「ぼくは4つ。」と、とても楽しそうに話しています。のぞいてみると、1年生のみなさんが水やりをがんばっていました。5月1日(木)の朝の和やかなひとときです。
「緑色だね。」、「おもしろい形をしているね。」と、水やりの手を止めて、たくさんの発見を交流していました。「花が咲くのはいつごろかな?」、そんなお話もしています。
1年生のみなさん、これからも水やりがんばってくださいね。アサガオの花が咲くころ、みなさんはどんな風に成長しているでしょうか?みなさんの成長も、アサガオの成長も楽しみにしていますよ。
4月25日(金)4時間目の6年4組のみなさんです。
外国語科「好きなものやほしいものなどを話そう。」で、英語を、聞いたり話したりする活動を行っていました。


授業の冒頭は、映像から出る音声を聞き取る活動でした。英文は「休み時間、サラ先生がベンに話しかけている」場面で、10文以上で構成されています。
先生の「誰が、どんなことを話しているかな?」の問い掛けに、子どもたちは、集中して耳を傾ける様子が見られました。1度では全てを聞き取ることができなかったのか、子どもたちは、「One more please.」と、何度も何度も聞き取りに挑戦していました。何回か聞いていくうちに、「サラは、『I want a bicycle.』と言っていたから、誕生日に自転車がほしいんだね。」、「ベンは、『I want a new video game.』だからゲームだね。」と、少しずつ分かる部分が増えてきます。
正解すると、学級担任から「Nice!」の声も聞かれました。この日には、外国語アシスタントも参加しました。子どもが日本語で伝えた答えを、アシスタントが、英語でもう一度発音し、子どもたちは、口に出して言う活動を繰り返します。長文を聞く力や英語で話す力は、こんな風に育っているのだなと、子どもたちのがんばりに感心しました。
その後、ペアになり出身地や好きなもの、ほしいものを伝え合う活動を行いました。「HI,I‘m 〇〇.」「I’m from 〇〇.」「I like table tennis.」と、教室には、英語の音声であふれていました。友達にアドバイスしたり、先生にほめてもらったり、英語のリアクションが心地よい45分の外国語科の時間でした。
「Good morning!!」、「Nice to meet you.」と教室から元気な声が聞こえてきます。今日(4/25)は、3年生にとって、小学校初めての外国語活動!!どきどきわくわくの子どもたちです。外国語活動の教科書の名前は、「Let‘s try!!」、「外国語活動では、失敗を恐れず何でもがんばってみよう!!」との先生の一言で、授業が始まりました。授業には、ドイツ出身のAETも一緒です。


AETの英語を使った自己紹介では、よく耳を澄ますと聞き取ることのできる言葉があったり、ジェスチャーを見て何を伝えたいかを考えたり、夢中で話を聴く子どもたちの姿がありました。
世界の国々のあいさつも勉強しました。「ハロー!」、「ニーハオ!」、「アニョハセヨ!!」と、音声教材の発音に近づけようとがんばります。子どもたちの声に出す発音はとてもすばらしく、よく聴いているなと感心しました。
授業の最後は、お楽しみのゲームです。世界のたくさんの国旗が描かれたカードを使って、グループでかるた取りを楽しみました。AETの発音をよく聞いて、「こんにちは」なら日本のカードを、「ボンジュール」ならフランスのカードを取っていきます。カードを見事、取ることができたら、その国の言葉であいさつをします。あいさつを交わしながらたくさんの友達と交流しました。ALTに、声を掛ける子どもも多くいます。盛り上がるとジェスチャーもできるようになりました。
楽しい外国語活動の時間は、あっという間です。次の授業が楽しみですね。外国語での会話に、どんどんチャレンジしていきましょう。
春の空を描く。
初夏の爽やかな風を感じさせる空色が、放課後の音楽室に届いています。その空に届けるように音を描く毎日。金管バンド部は、5月の暖かな空の中、力強い歩みを進めています。
放課後の練習は、全体合奏からパート練習へ、パート練習から全体合奏という、新しい流れになりました。全体合奏で課題を見付けてパート練習で修正する、修正したことを全体合奏でもう一度確かめる、その時間のリズムの中に、BANDの成長を見出そうとしています。



「♩126 ♪『シンクロBOM-BA-YE』」では、メロディーがサビになると速くなる傾向があるため、メトロノームが刻むテンポからずれないことを目当てに合奏しました。金管楽器がテンポに気を付ける、打楽器そのスピードを支える、そんな風に確認しました。
「♩100 ♪『ブルー・スカイ・シンフォニー』A以降」は、ずいぶん音が良くなってきました。特に、コルネットは音がよく伸びるようになっています。低音楽器の音がしっかりするようになると、テンポ「♩148」での演奏にも挑戦できそうです。
「♩116 ♪『校歌』」では、アウフタクト、前奏の助走を歯切れよく演奏しようと話しました。
顧問の先生のアドバイスに、楽譜にメモをしたり、同じパート内でアイコンタクトをしたり、この後のパート練習でのめあてがはっきりとするようになりました。全体合奏の時間が長くなった分、パート練習の時間は、短くなりましたが、どのパートも集中して音に向き合うようになりました。テンポを定めるメトロノーム、音程を整えるチューナーは、どのパートも練習の定番となっています。
2度目の全体合奏で、♪「シンクロBOM-BA-YE」のテンポ感がよくなりました。♪「ブルー・スカイ・シンフォニー」は、指揮と合う演奏スピードで演奏できるようになりました。メトロノーム練習の成果に、テンポは「♩108」に変更となりました。♪「校歌」は、4・5年生もしっかりと音を出していこうと、アドバイスがありましました。
「4・5年生も、6年生に追い付くことができるようにがんばりましょう。夏に向けて、きれいな音をつくっていきましょう。」、私たちのBANDは、少しずつ力を付けてきています。
「基礎練習でしっかりとロングトーンをして音をつくります。♪『ブルー・スカイ・シンフォニー』は、テンポも音も正確に演奏できるようにします。」(トロンボーン 5年生)
BAND全体の目標は、メンバーみんなに共有されるようになりました。
優しい春色の空に見守られて練習した1か月。季節は、金管バンド部の音とともに、少しずつ歩みを進めています。
今日(4/25)は、雲ひとつ無い空で、日差しが徐々に強くなる1日でした。外で活動していても心地よく、余土小学校の校庭にも、子どもたちの声がさかんに響いていました。
1年生も、元気に過ごしています。3時間目には、アサガオの種植えを行いました。みんな夏までに、一人一鉢栽培でアサガオを育てることになっています。



まずは、土づくりです。青いプラスチックの鉢に、土を半分まで入れて、途中で肥料をまきました。手でしっかりと混ぜると、残り半分の土を鉢の上まで入れて、完成です。「土はこれぐらいでいいのかな?」、「〇〇先生、肥料はどれぐらい混ぜるの?」と、分からないことはしっかりと確かめながらがんばっていました。入学から3週間、友達や先生との人間関係も、広がっているようです。
次は、種を土の中に入れていきます。黒色で小さな半月型の種を、丁寧に扱う様子に「アサガオを大切に育てたい。」との思いを感じることができました。指で、土に穴をいくつかあけると、種をその数だけ入れて、優しく土をかぶせました。
水やりもがんばりました。「葉っぱはいつ出るの?」「花は何色?」、そんな会話も聞こえてきました。
1年生のみなさん、毎日の水やりもしっかりがんばってくださいね。芽が出たら、クラスのみんなで観察をしてみましょう。花が咲くころには、夏休みが近付いていますよ。
4月24日(木)3時間目の第1理科室です。6年4組の子どもたちが、学習問題「ろうそくが燃える前と後の空気では、どんな変化があるのだろう」を解決しようと、実験に取り組んでいます。



この日の実験では、気体検知管を使いました。ポンプにつないだ気体検知管を集気びんの中に入れ、レバーを引いて、酸素や二酸化炭素の濃度を測る手順で実験を進めます。気体検知管をセットする手順は、酸素と二酸化炭素では違いがあって、少し複雑ですが、それでも子どもたちは、落ち着いて一つ一つ確かめながら活動を進めました。
ろうそくを燃える前は、酸素21%・二酸化炭素0.04%、ろうそくが燃えた後には、酸素16%・二酸化炭素4%になりますが、多くの班が、この数値に近い値を出すことができました。
ふり返りの時間には、「ろうそくを燃やすだけで、二酸化炭素が100倍にも増えた。」という感想が聞かれました。この日の授業は、「酸素の割合が減って、二酸化炭素の割合が増えている。」ことをまとめて終えました。「火が消えたのは、酸素の割合が減ったのか?二酸化炭素の割合が増えたのか?」そんな感想もありました。子どもたちの学習への意欲を感じます。
次の実験では、酸素・二酸化炭素に加えて窒素を集気びんにため、実験を進めることになりました。