「今日が楽しい、明日も行きたい学校」
これは、私たち余土小学校みんなの合言葉です。私たちは、映画「夢みる小学校」のように、子どもたちが「自分のしたいことに挑戦できる」そんな余土小学校を目指してきました。2年前の6月には、「夢みる余土小ポスト」を設置。子どもからたくさんのアイデアが集まり、いくつもの夢が実現しました。
3月、6年生が長い時間を掛けて製作してきたスイングベンチが、地域のみなさんへ、そして1~5年生のもとに届けられました。



「去年の6年生には、ベンチを贈っていただきました。地域のみなさんが、玄関の前で、休憩したり、お弁当を食べたりする場所として使っていますよ。」、「テラスの利用方法について考えていたところです。みなさんのスイングベンチがあることで、地域の人の憩いの場所になりそうです。中学生になっても、高校生でも大学生でも、ぜひこちらに遊びに来てください。」これは、ベンチを届けた公民館の館長さんのお話です。座って揺らしてみると、笑顔も元気もあふれるスイングベンチは、人と人とが出逢う素敵な場所になりそうです。
ベンチ作りをサポートしてくださった業者のみなさん、元校務員さん、PTA会長さん、そして友達や先生。プロジェクトの始まりから6か月、6年生の子どもたちは、たくさんの人々と交流しました。愛媛県森林環境保全基金から助成していただきました。そして、夢は、形になりました。
公民館にベンチを届けた6年生は、こんな風に語ってくれました。
「地域の人に、喜んでもらえるとうれしいです。」、「家が近いので、様子を見にきたいと思います。」、「たくさんの大切な思いをこめて、スイングベンチを作ってきました。地域のみなさんが喜んでくれるか、どきどきしています。」、「初めて座ることができてとてもうれしかったです。ずっとずっと揺らしていたい気持ちになりました。」、「スイングベンチで、みんなや先生と写真を撮ったときに、夢が実現したんだなあと思いました。」、「大切な思い出が、また一つできました。」
私たちの学校は、そんな「夢みる小学校」です。この2年間で、たくさんの夢を語り合うことができました。
6年生のみなさん、大切な思い出を胸に、卒業の日を迎えてください。
3月12日(木)5・6時間目の第1理科室です。5年3組のみなさんが、理科「人のたんじょう」で、子宮の中で胎児が成長する様子を学習しています。教科書の資料や映像で、身長や体重、子宮の中の様子の変化を確かめた後、胎児が大きくなる様子を実験で確かめてみることにしました。


最初は1~4gぐらいだった胎児は、約38週後に3400gまで変化します。その様子を、袋を体の前にかけて、その中に水を入れたペットボトルを入れて、確かめます。だんだん重くなる様子に、子どもたちはとても驚いていました。その後、羊水やへそのお、たいばんの役割を確かめ、授業を終えました。「人のたんじょうでどんな実験をするの?」と最初驚いていた子どもたちも、活動を通して、その変化を体感することができたようです。
「みなさんこんにちは!!金管バンド部のミニコンサートへようこそ~!!私たちは、3月1日の土曜日に、この体育館でスプリングコンサートを行いました。そのときに聴きに来ることができない人もいるかもしれないし、私たち金管バンド部も、もう一度65人で演奏したいと思い、このミニコンサートを開催することになりました。短い時間ですが、私たちの演奏を楽しんでもらえたらうれしいです。」(パーカッション6年生)
スプリングコンサートから10日。アンコール公演として、スプリングミニコンサートを開催しました。♪「銀河鉄道999」も♪「マツケンサンバⅡ」も、みんな生き生きと演奏することができました。曲間の楽器紹介のパフォーマンスでは、お気に入りの曲の演奏もしてみました。たくさんの拍手や声援をもらいました。アンコールのシンクロBOM-BA-YEまで、余土っ子みんなでつくり上げたコンサートになりました。



「パートの中で6年生が1人になって、不安もあったけれど、素敵なパーカッションをつくることができました。たくさんの後輩に感謝しています。」(パーカッション6年生)、「最後に、もう一度演奏することができてよかったです。」(チューバ6年生)、「たくさんの思い出ができました。まだ卒業したくないです。」(コルネット6年生)。「教室に帰ると友達が『金管バンド部に入ってよかったことは?』と、話を聞いてくれました。」(コルネット3年生)
放課後の音楽室では、こんな風に、メンバーみんなたくさんの感想を伝えてくれました。心から楽しいコンサートでした。
「6年生とは、最後になるなあと思って演奏しました。来年は、私たちがきちんとみんなのことを引っ張っていきたいと思います。」(チューバ5年生)、「今年のトロンボーンのように、4月からも明るいパートをつくりたいです。」(トロンボーン5年生)、「来年は、全国大会を目指してがんばります。」(コルネット5年生)
風は青い空のもとへ。
明るく、心が晴れ渡るような1日でした。今のメンバー65人で演奏するのは、これで最後です。5年生からは、たのもしい言葉を聞くことができました。風は、どこまでも続く青い空のもとへ届けられました。
たくさんの音と音楽、仲間に出逢うことができた喜びをいつまでも忘れません。来年は、青い空のお話をたくさんしていきましょう。
先日(3/7)は、6年生を送る会「最後まで笑顔で6(ロック)☆(スターズ)集会」でした。花のアーチをくぐって、集会がスタートしました。1・2年生と一緒にゲームを楽しんだり、3年生のクイズに答えたり、4年生からプレゼントをもらったりして、たくさんのお祝いの言葉をもらいました。特に、5年生からは集会の企画・運営、出し物、素敵な体育館の掲示などのおもてなしを受け、6年生はとても感動していました。各学年のプログラム一つ一つに丁寧に感想を伝える6年生の姿に、小学校生活での成長を感じました。余土小から転任された懐かしい担任の先生2人からお祝いのビデオメッセージももらいました。6年間で、多くの先生とかかわり、勉強したことを実感した瞬間でもありました。



プログラム6番の6年生のお礼のことばでは、グループ長さんや応援団長さんも登場しました。1~5年生みんなが、声を掛けたり、手を振ったりする姿を見て、1年間、深くつながりがあったことが分かりました。
1~5年生みんなで、6年生に歌♪「ありがとう6年生」を届けました。「ありがとう やさしくしてくれたことを ずっと わすれないよ」、歌詞の中には、たくさんの「ありがとう」が出てきます。余土っ子みんなのたくさんの感謝の気持ちを受け止めて、新しい道へと一歩踏み出す、そんな6年生の素敵な歌の風景でした。
集会のおよそ60分間、最後まで笑顔いっぱいの6年生でした。集会の最後には、体育館で1~5年生に見送ってもらいました。先生や友達に手をふったり、直接、感謝の気持ちを伝えたりする姿も見られました。6年生は、3/24(月)に余土小学校を卒業します。中学校でも、輝く明日があることを祈っています。
最後まで笑顔で6(ロック)☆(ドリームス)集会の企画・運営をしたのは、5年生のみなさんです。先月の代表委員会で集会名を決めた後、6年生のみんなにこれまでの感謝の気持ちを届けようと、学年みんなで準備を進めてきました。司会進行をするグループをはじめ、たくさんのグループに分かれて準備を進めてきました。
集会当日も、「6年生みんなの思い出となるような集会をつくりたい。」、「1~5年生みんなと協力して集会を成功させたい。」と、体育館で直前まで練習をがんばっていました。そして、6年生のみんなが目を輝かせるような、素敵な飾り付けの体育館で、6年生のクラス紹介から集会がスタートしました。プログラムの間のCMの演出やインタビューなど、いろいろなアイデアが取り入れられていました。



プログラム5番「5年生より愛をこめてありがとう」も感動的な演出でした。6年生のがんばる姿を写真とともにふり返り、メッセージで感謝の気持ちを伝えました。
花のアーチで6年生を送って、集会が終わりました。集会は、大成功!!この集会で、6年生からしっかりとバトンを受け継ぎました。全校みんなの代表として進めた6年生を送る会のかげでは、たくさんの話合いや準備、練習があったようです。5年生のみなさん、素敵な集会をありがとう。星が輝くような場面がたくさんありましたね。4月からも、最高学年となって、余土小学校を盛り上げてくださいね。
最後まで笑顔で6(ロック)☆(ドリームス)集会のプログラム4番は、4年生の「ありがとう6年生!歌とカードのプレゼント」です。6年生への感謝の気持ちを届けようと、心を込めてメッセージカードを作りました。



「毎朝、登校班でお世話になり、みんなが安全に登校することができました。クラブや縦割り班活動では、わからないことをいつも教えてくれました。運動会や音楽会では、計画や準備、そして本番の活躍と6年生が輝いていました。学校のリーダーとして、みんなのために働き、手本を示してくれた、6年生のみなさん。やさしくすてきな6年生のみなさんに、感謝の気持ちを込めて、歌を送ります。」
♪「しあわせになあれ」のメロディに、オリジナルの歌詞を付けて4年生みんなで歌いました。
♪~「目を閉じて 思い出す 6ねんせいの すがた とうこうはん うんどうかい たてわりあそびや せいそう やさしく声を かけて おしえてくれた 6年生が 見せてくれた おもいやりが かがやく ありがとう6年生 ありがとう6年生 ありがとう6年生 やさしくすてきな すがたわすれない」
集会の後、プレゼントのメッセージカードは、6年生に届けられました。感謝の手紙、素敵な飾り付けの入った飛び出すカードに、6年生みんな感激していました。
最後も笑顔で6(ロック)☆(ドリームス)集会のプログラム3番は、3年生の「6(ロック)☆(ドリームス)思い出クイズ」です。
第1問は、「6年生のいちばんの思い出の行事は?」でした。修学旅行に運動会、音楽会と、3年生は、劇をしながらクイズの選択肢を紹介していました。大きな動作で表現したり、元気な声でせりふを言ったり、はつらつとした3年生のみんなの表情が印象的でした。6年生のみんなも懐かしかったようで、友達と顔を合わせながら笑顔いっぱいで見ていました。



第2問の、楽しかった勉強の場面では、卒業記念で作ったスイングベンチの場面が見られました。第3問では6年生の思い出の場所、第4問では思い出の曲と、どれも楽しい内容でした。クイズの答えを紹介する手作りプラカードがあったり、鍵盤ハーモニカの演奏があったり、たくさんの工夫が見られました。
友達を相談しながら答えを指で示していたり、友達と会話しながら小学校生活をふり返っていたり、6年生とっても心和む時間だったようです。
3年生のみなさん、楽しいクイズになりましたね。4年生でもみんなで協力して楽しい学校生活を送ってくださいね。
最後も笑顔で6(ロック)☆(ドリームス)集会のプログラム2番は、2年生の「6年生にちょうせん」です。
「6年生のみなさん、もうすぐ卒業ですね。2年生からの挑戦状を受けてくれますか?」、6年生へ挑戦状が届きました。6年生の「はーい。」の声を合図に、たくさんの勝負が繰り広げられました。



締太鼓をたたく音に載せて紹介され勝負は、フラフープ20秒、なわ跳びのあやとび20秒、二重跳び15秒、ぞうきん掛けリレーでした。どの勝負も2年生は、健闘しましたが6年生の勝利!!「さすが、6年生!」と、2年生のみんなからコールが掛かりました。2年生が勝負に勝ったときには、「勝たせてくれてありがとう。」、引き分けになったときには、「わーい、同点!」の掛け声を用意してみたいですが、披露することなく終わりました。「まいりました。」と2年生。6年生のみんなにあこがれの気持ちを持ったようです。
「6年生は、ぼくたちのあこがれです。中学校に行っても勉強やスポーツをがんばってください。」、6年生との楽しい交流の時間になりました。
「最後も笑顔で6(ロック)☆(ドリームス)集会」のオープニングを飾ったのは、1年生のみなさんの「ブリンブリン 6年生と玉入れ」です。
「ブリンブリン 6年生が、卒業してしまうのは、とってもさみしいです。えーん!ブリンブリンとは、キラキラ光るという意味だよ。」「キラキラ光る6年生が卒業してもがんばれるくらいのブリンブリン1年生にならなくちゃ。」
1年生の出し物は、こんな風に始まりました。



体全体を使って元気にダンスを踊る1年生。6年生もそれに応えるように、ダンスを目いっぱい楽しみました。かわいい1年生とのりのりの6年生、ほほえましい場面を見て、全校みんな笑顔になりました。
1年生と6年生が協力して、赤・白・青・黄の色別で玉入れもがんばりました。どんどんかごに玉を入れていく背の高い6年生とぴょんぴょん跳ねながら玉を投げる1年生、会場みんなで応援して、6年生を送る会のムードは、一気に盛り上がりました。
1年生のみなさん、6年生に喜んでもらって嬉しかったですね。代表のみなさんのせりふも元気いっぱいでした。4月からは、2年生。新しい1年生のお手本になってくださいね。