だ液のはたらき(6年生)

2024年6月10日 08時00分

 5月20日(月)の5・6時間目の第1理科室です。今回の実験では、「だ液によってでんぷんが変化するのだろうか。」を学習問題として、実験に取り組みました。まずは、40にあたためた水で、米をすりつぶします。体温と同じぐらいの環境の中、口の中で米をかむ動作を再現しています。試験管を複数用意して、一方にはすりつぶした米と水を、もう一方にはすりつぶした米とだ液を入れました。試験管を10分間、湯に浸した後に、でんぷんがあるかどうかを確かめます。指示薬として、ヨウ素液を使いました。ヨウ素液は、でんぷんに反応して、濃い青紫色になります。結果は・・・。

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 水を入れた試験管は、濃い青紫色になりましたが、だ液を入れた試験管は、濃い青紫色にはなりませんでした。だ液によってでんぷんが消化されたことが分かります。「よくかんで食べることで、だ液がでる。」、「だ液は、消化液として働き、栄養を取り入れる助けをしている。」など、子どもたちは、実験を通して生活につながる感想をもちました。目に見えない体の中のことが、少しずつ分かってきました。次は、心臓のはたらきを学習します。どんな実験で解決できるでしょうか?

風笑う(金管バンド部)

2024年6月9日 08時00分

 風笑う。放課後の音楽室には、笑顔で佇む新入部員のみんなの喜ぶ姿がありました。少し静かだった音楽室が、うれしそうにほほえんでいるようにも思えました。その光景を遠くから見ると、風が笑うような風景にも見えました。中学生になったメンバーの卒業、3~5年生の27名の新入部員のみんな、季節は少しずつ移り変わっていきます。

 「山笑う」は、春に見られる光景です。木々や草花の間に鳥や小動物が喜ぶ姿があるように、山の樹木が一斉に新芽を出すように、余土小学校金管バンド部にも、のどかで明るい新しい風が吹きました。山笑う風景は、金管バンド部にとって、風笑う風景です。

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 新入部員を迎え3日目。27名みんなそれぞれ、新しいパートも決まりました。ピカピカの名札の増えた各パートの練習ボードに、新しい季節の始まり感じました。新入部員のみんなも、先輩メンバーのみんなも、笑顔いっぱいで嬉しそうです。

 音楽室やマルチルーム、図書館や余土っ子ルーム、パート練習をするどの場所の音と音楽の風景も、いつもとは、少し違っていました。真っすぐ美しい音に交じる新しい音。顔を真っ赤にして、演奏する新入部員の姿が目に浮かぶようでした。

 「金管楽器は、作音楽器だから、鳴らすだけでは正確に音は出ないけれど、地道な練習を大切にするといいよ。思った音が出るとうれしいし、曲を演奏できるようになると、もっと楽しくなるよ。」

顧問の先生からこんなお話もありました。

 「ただただ楽しいです。基礎練習を100回以上しました。同じパートのみんなと仲良くなれました。」と言うパーカッションの新入部員さん。

 「前には高い音を出せたけど、今日は低い音が出せるようになりました。」というコルネットの新入部員さん。

 だいぶ雰囲気にも慣れたのか、たくさんの会話が聞こえてくるようになりました。

 余土小学校の1日の終わりは、金管バンド部の音と音楽の風景です。素敵な毎日の積み重ねに感謝して、メンバーみんなと「さようなら。」のあいさつを交わしています。

顕微鏡(5年生)

2024年6月8日 08時00分

 5月20日(水)1・2時間目の理科室です。5年生の理科「種子の発芽と成長」では、インゲンマメの成長に必要な条件について、学習を進めています。「肥料がいるのかな?」、「日向で育てるといいよ。」など、たくさんの予想がでていますが、育てているインゲンマメは、芽が出始めた所なので、しばらく結果は分かりません。

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 そこで、顕微鏡の使い方を学習することにしました。前回の学習までに、インゲンマメの種子には、でんぷんがあることが分かっています。ヨウ素液を使うことで確かめたのですが、今回は、顕微鏡ででんぷんのつぶを見ることにしました。

 レンズをのぞく眼差しは、とても真剣です。調節ネジでピントをぴったり合わせることができたときは、思わずガッツポーズをとる子どもたちがたくさんいました。 インゲンマメのでんぷんは、楕円形の粒だということが分かりました。顕微鏡は、これからたくさんの単元で使用していきます。どんどん上手になって、学習に生かしていきましょう。

すもう壮行会(全校)

2024年6月7日 08時00分

 5月31日(金)のお昼の時間を使って、すもう壮行会を行いました。運営委員会の子どもたちの進行のもと、すもう部4人が体育館に入場。全校みんなの手拍子で、すもう部のみんなを迎えました。放課後の練習の様子を動画で見た後は、すもう部のみなさんの意気込み発表です。はきはきと力強い発表に心を打たれました。

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 運営委員の子どもたちによる応援団が、全校みんなといっしょにエールを送りました。1~6年生のそれぞれからの大きな応援の声が届きました。すもう部のみなさんも力を得たと思います。

 本日6月7日(金)は、すもう総体当日です。選手の皆さん、練習の成果を存分に発揮してがんばってきてください。余土小学校みんなで応援しています。がんばれ!!すもう部!!

いざ真剣勝負(囲碁・将棋クラブ)

2024年6月6日 08時00分

 囲碁・将棋クラブは、4~6年生11名みんなで、仲良く対局を進めています。この日(5/22)の活動では、将棋を行っていました。

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 9×9の将棋盤をはさんで、いざ真剣勝負。駒を動かす子どもの手は、力がこもっていました。相手を変えながら対局に臨んだり、先生にアドバイスをもらったり、自然なコミュニケーションが生まれていました。

 将棋をすると思考力や集中力が身に付くと言われています。いろいろと考えな対局を進めている姿をみて納得しました。目指せ名人!!次のクラブでもがんばってください。

笑顔で決めポーズ(ダンスクラブ)

2024年6月5日 08時00分

 ダンスクラブの活動を紹介します。ダンスクラブは、4~6年生20名で活動をしています。今はやりの曲に合わせて2グループに分かれて練習をがんばっています。

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 カメラを手に教室をのぞいてみると、「先生もいっしょにどうですか?」と、誘ってくれました。6年生を中心に、明るい雰囲気づくりができているようです。笑顔も決めポーズもばっちり。ダンスが完成したら、ぜひみんなに披露してくださいね。

べっこう飴(科学クラブ)

2024年6月4日 08時00分

 科学クラブの活動を紹介します。2回目のクラブ活動では、べっこうあめに挑戦しました。材料は、砂糖と水の2つです。実験道具として、実験用ガスコンロを使いました。金網を乗せて準備は完了です。二重にしたアルミ箔の上に、水にひたした砂糖を乗せて加熱しました。

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 砂糖水は、しだいに透明から黄色へと変化していきます。熱くなって、ふつふつとわく様子もみることができました。黄色のおいしいべっこうあめができた子ども、少し加熱しすぎて大人味の茶色のべっこうあめができた子どもと、結果は様々でしたが、加熱の実験を安全にすることができました。科学クラブのみなさん、つくった飴の味は、どうだったかな?次回も実験を楽しみましょう。

ドンドンと響くリズム(日招太鼓クラブ)

2024年6月3日 08時00分

 日招太鼓クラブの活動を紹介します。4~6年生の15名の子どもたちが、外部講師の先生に教わりながら保免の日招八幡大神社に伝わる伝統芸能日招太鼓を楽しんでいます。

 日招八幡大神社の名前の由来を「わたしたちの余土(平成28年3月発行)」より紹介します。

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 「今から800年ほど前の源平のころ、佐々木史郎高綱の合戦の中、日がくれかけました。戦はまだまだ終わりそうにありませんが、夜になると不利になります。そこで、西の空にどんどんしずんでいくお日さまをおおぎでまねきました。すると、不思議なことに、しずみかけたお日さまがもどってきて、あたりが明るくなり戦いに勝ったといわれています。」

 日招八幡大神社では、10月豊作を祝う秋祭りで、日招太鼓や獅子舞が踊られています。そんな長い歴史をもつ日招太鼓を余土小学校でもたたいてみようと毎回のクラブ活動で練習をしています。大太鼓に締太鼓など、ドンドンと響くリズムは、迫力満点です。子どもたちは、日招太鼓をたたくことを通して、地域の伝統に触れ、地域のよさを守っていきたいとの思いをもつようになっているようです。        

苦みを味わう(茶道クラブ)

2024年6月2日 08時00分

 茶道クラブは、4~6年生12名で活動しています。外部講師の先生と交流しながら、日本の文化の一つである茶道を体験しています。

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 お点前の前に道具をきちんと準備して、心の準備を行います。湯を沸かし、茶筅を使って茶粉を泡立てていきます。一定のリズムで行うことで、見た目も味もいい抹茶ができあがりました。

 自分の立てた抹茶をいただくと、子どもたちもすっと姿勢がよくなっていました。そっと口に含んで、苦みをゆっくりと味わっているようでした。

 今日(5/22)は、初めて抹茶を味わってみましたが、どの子もしっかりと作法が身に付いているようです。

夏めく風(金管バンド部)

2024年6月1日 08時00分

 「トロンボーンパートに入ってもらいたいので、優しく楽しく教えます。」

 練習前のめあての発表では、トロンボーンのリーダーさんからこんなつぶやきがありました。

 夏めく風。眩しい風に光つつまれた音楽室で、私たち金管バンド部は、27名の新入部員を迎えました。かわいらしい後輩の自己紹介に、目と目を合わせてほほえむ先輩メンバーのみんな。合わせて65名のブラスバンド部になりました。楽器も、音楽室の椅子も、靴箱も足りないほどです。

 「立派な後輩を育てるには、立派な先輩でいること。」

 顧問の先生のお話に、メンバーみんな笑顔で応えました。

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 この日から2日間、新入部員のみんなは、体験入部ときに引き続き、6つのパート全ての楽器を体験していきます。

 「マウスピースは、こんな風に口に当てるといいよ。」

 「ほっぺをふくらませないように、息を吹き込んでね。」

 「いい音が出ているね。高い音も出せるようになっているね。すごいね。」

笑顔つながる1時間のパート練習でした。

 パート練習を終え、先輩メンバーのみんなは、「つかれた、つかれた。」と、音楽室に戻ってきました。笑顔あふれる姿に、充実した時間を過ごしたことが分かりました。新入部員のみんなのために、たくさんの楽器を準備したり、身振り手振りで音のイメージを伝えたり、手本の音を出してみたり、それぐらい一生懸命に、後輩に関わったのだと思います。

 終わりのあいさつでは、部屋の出入りのときのあいさつ、移動するときの楽器優先のルール、楽器庫や靴箱の整理整とんなど、かつての先輩から受け継いできた、金管バンド部のきまりを、新入部員のみんなに丁寧に伝えていました。

 来週には、全員のパートが決まります。もう一度スタートラインに立って、課題曲♪風立つときへの挑戦を始めましょう。まずは、基礎練習、音作りを大切にしていきましょう。

 新入部員のみんなと過ごす音と音楽の風景は、夏めく風景でした。太陽の光の眩しさ、からだの中に湧き上がる暑さを感じる季節。余土小学校金管バンド部は、新入部員を迎え、活気と躍動感に満ちあふれています。