「あのランプは、ゆれがだんだんおさまってきている。しかし、1往復する時間はいつも同じようだ。」これは、ガリレオ・ガリレイが1583年に発見したふりこの法則です。そのきっかけは、イタリアのピサの斜塔にある天井のランプのゆれを見たときだそうです。
1往復の時間を変えるのは、ふりこのふれ幅なのか?おもりの重さなのか?それともふりこの長さなのか?子どもたちは、「ガリレオ・ガリレイの発見を、自分たちの実験で再現したい!!」という思いをもって、単元「ふりこの運動」学習を進めてきました。調べる条件とそろえる条件を整えながら、3種類の実験をすると、ある発見がありました。



ふれ幅を変えても、おもりの重さを変えても、1往復の時間が変わらなかったのに、今日(4/22)の実験では、いつもと違う結果がでました。ふりこの長さが20cmのときは1往復が0.9秒で、40cmのときは1.3秒になりました。どうやら、ふりこの長さが長いときには、1往復の時間は長くなり、短いときには、1往復の時間は短くなるようです。
「予想が当たった!!」、「でもどうして?」と、子どもたちは、目を丸くしていました。次は、これまでの実験結果から「ふりこの法則」についてまとめます。「もっと長いふりこでは、どうなるのだろう?」という子どもたちもいたので、追加実験もすることになりました。
4月23日(水)昼休みに、代表委員会を行いました。代表委員会は、5・6年生の運営委員会の子どもたちが進行する話合い活動で、4~6年生の各学級の代表者と各委員会の委員長が集まって、全校みんなのために提案された議題について意見を出し合います。
第1回の今回の議題は、「1年生を迎える会の集会名を決めよう。」でした。提案理由「入学してきた1年生が、これからの学校生活を楽しむことができるような集会名にしたい」のもと、各学級から出された集会名を比べ、話合いを進めました。



各クラスから出た思い「元気」「キラキラ」「ようこそ」「主役」の4つのキーワードをもとに話し合おうと運営委員が呼び掛けると、「1年生に一番、楽しんでもらいたいから『主役』の言葉が入った集会名がいいと思います。」や「『ようこそ』というぼくたちの思いを大切にしたい。」など、わけを話しながら、たくさんの思いを伝え合いました。15分間しっかりと意見を交わし、集会名は「主役は君だ かがやけ1年生集会」に決まりました。
1年生を迎える会は、5月15日(木)に行う予定です。2~6年生みんなで、集会を盛り上げましょう。1年生のみなさん、楽しみにしていてくださいね。
ここ数日、急に気温が高くなり、日中、半袖で過ごす子どもたちの姿も見かけるようになっています。ハンカチやタオルで汗をふく姿や、お茶でしっかり水分補給する子どもたちの様子も見られるようになりました。
今日(4/22)は、薄曇りの運動場で、気温が少し下がり、過ごしやすい気候でした。体を動かすにもちょうどよく、午前中の運動場では、授業中や休み時間には、たくさんの学年の子どもたちが、運動に遊びにと、元気いっぱい活動していました。
2時間目は、2年4組のみなさんが、体育の授業をしていました。この日は、折り返しリレーと、ソフトボール投げの練習のようです。



折り返しリレーは、先生の「よーい、ドン」の合図で始まります。すると、「がんばれー!!」、「こっちこっち」と、友達のことを一生懸命応援する姿が、どのチームにも見られました。とても気持ちのよい瞬間でした。みんなでバトンをつなぎゴールすると、どんな順位でも笑顔いっぱいでした。結果発表は、先生もみんなも楽しみの時間です。「1位!〇〇チーム!!」、拍手も自然と起こっていました。「次は、3位以内を目指そうよ。」と、次のめあてもしっかりと持つことができたようです。2回目は、けんけんの折り返しリレーをしていました。全力で取り組む姿に、2年生の子どもたちのパワーを感じることができました。
ソフトボール投げの練習も一生懸命でした。先生がお手本を示すと、子どもたちのフォームは、ずいぶん変わったようで、投げるたびに、遠くに投げることができていました。
先生も、2年生のみんなも運動に全力で取り組む様子に、見ていてこちらも力がわくような45分でした。
「♪『ブルー・スカイ・シンフォニー』のEまでを演奏できるようにしよう。」
これは、4月、最終日の私たちの目当てです。新しいメンバーでの活動は、はや1か月が過ぎようとしています。部長さん、副部長さんに、お話を聞いてみると、次のような思いを伝えてくれました。
「目標としてきた、『明るく、楽しい部活にしたい。』、『毎日、行きたい部活にしたい。』は、今、よくできていると思います。」(トロンボーン 6年生)、
「新しい顧問の先生の、新しい練習方法にも、楽しく取り組むことができています。課題曲♪『ブルー・スカイ・シンフォニー』を、大きな舞台で演奏する日を楽しみにしています。」(コルネット 6年生)



この1か月で、♪「ブルー・スカイ・シンフォニー」の譜読みは、ずいぶんと進みました。パート練習では、全体合奏ではできない、個々のパートごとの補充練習をがんばってきました。1st、2nd、3rd、小パートの練習でも妥協することなく、音を重ねるよう話しています。譜読みがきちんとできているか確かめたり、全体合奏で課題となったことを合わせてみたり、そんな様子をパート練習のそれぞれの場所で見ることができます。パートリーダーのみんなの思いがしっかりと表れています。
Aから後の「♩100」は、今、練習している速さです。楽譜通りの「♩148」のテンポではなく、ゆっくりのテンポの練習は、正しく音を伝えられるようになるために大切な練習です。地道な取組ですが、パート内の音は、ずいぶんとまとまってきました。インテンポ(正確なテンポ)での演奏は、もう少しでできそうです。
「音がよく出る、みんな明るいアルトホルンパートです。誰かが音を出し始めると、自然に合奏が始まることもあります。」(アルトホルン 6年生)
6つのパートの6つの空。その色合いは、淡い青から深い青へ、パートの輝きとともに増しています。6年生の6人のパートリーダーを中心に、後輩部員のやる気を引き出す声掛けが、ずいぶんとできているようです。
「金管バンド部のみんなの音は、教える私たちにも、やる気と元気を与えてくれるようだ。」、顧問の先生と、そんな風に、いつも話をしています。
最初の大きな舞台まで、3か月を切りました。空の青さは、毎日変化しています。
4月22日(火)2時間目の終わりから中休みの時間を利用して、火災を想定した避難訓練を行いました。第2理科室からの出火を想定した訓練です。
各教室では、職員室からの緊急放送を合図に、先生から指示が出ました。ぼうしをかぶったり、ハンカチで口をふさいだり、子どもたちは、落ち着いて避難の準備をしていました。その後、廊下に整列して、出火場所から離れるようにしながら運動場へ移動しました。
今年度、初めての避難訓練でしたが、どの学年の子どもたちも真剣な態度で臨むことができました。避難の後には、「先生の指示をよく聞くこと」、「落ち着いて行動すること」を確認しました。これは、安全に避難するために、何よりも大切なことです。



県内では、3月に過去最大級の山火事が発生しました。火災は、いつどこで発生するか分かりません。特に、多くの人が集まる学校では、被害を軽減するために、訓練を通じて迅速かつ安全な避難方法を理解しなければなりません。防災意識を高めることも大切です。
南海トラフ地震も、今後30年以内に発声する確率は70~80%と予想されています。火災だけでなく、地震や津波などの様々な場面を想定し、これからも訓練を重ねていく予定となっています。ご家庭でも、非常変災時にとるべき行動について、ぜひ話題にしてください。
うさぎとにんじん、すばこととり、じょうろとばけつ。
「どちらがおおいかしらべよう。」
教科書のP8、9には、たくさんの動物たちが描かれています。これは、わくわく学校の一場面です。4月21日(月)2時間目の1年4組では、算数「かずとすうじ」の学習をしていました。


「1・2・3・4・・・」と指で差しながら、数える子どもたち。「うーん難しいな。」「分かったよ。」と、いろいろな表情の子どもたちが見えます。
そこで登場したのが、数図ブロック。「さんすうぼっくす」とっておきの道具を使うことになりました。「うさぎさんのところに、青色のブロックを置いてみて。」そんな先生のアドバイスに、子どもたちは1つずつ丁寧にブロックを移動させていました。「1・2・3」そんな声も聞こえてきます。「にんじんは、オレンジで」、その声には、「ちょっと分かってきたよ。」と、反応していました。
どちらが多いかを比べる場面では、数図ブロックを教科書の右下の表に移すことになりました。子どもたちは、先生のアドバイスで、左から順番に、間を開けずに1つずつ並べていきます。
「ブロックべんりだね。」
にんじんの5つのブロックを動かし終えると、見た目でにんじんの方が多いことが分かりました。2つのもののの集まりを数図ブロックで表すと、数の多少を簡単に調べることができることが分かりました。
入学から3週間目の月曜日。1年生の子どもたちは、輝く眼差しで学習を進めています。
3年生のみんなも、4月の学校生活を明るく元気いっぱい過ごしています。2年生から1つ進級して、もうすっかりお兄さん、お姉さんになりました。勉強や運動、音楽、休み時間や給食の時間・・・、どの場面でもいろいろな表情を見せてくれて、成長を感じているところです。
そんな3年生は、新しい勉強でいっぱいです。社会科や理科の学習、書写では毛筆の学習、音楽科ではリコーダと、毎日の新しい出会いに目を輝かせて学習に取り組んでいます。



社会科では、「学校のまわり」の学習が始まりました。3年2組では、「わたしたちの学校のまわりは、どのような様子だろう?」と学習問題を立てました。4月21日(月)2時間目には、実際に屋上に上がって、調べてみました。方位磁針を手に持ち、「東西南北」の方位を確かめると、「学校の南には、野球場があるよ。」「北には、よく行くデパートがあるよ。」「ぼくの家は学校より西にあるんだなあ。」と、さっそくたくさんのつぶやきが聞こえてきました。
社会科はとても楽しい発見があるようです。これから地図記号なども習っていきます。発見したことを、上手にまとめていきましょう。3年生のみなさん、地図が完成したら、ぜひ、学校の周りの様子を教えてくださいね。
「今日は、♪『ブルー・スカイ・シンフォニー』のAまでの合奏をしてみましょう。」
楽譜を手にしておよそ1か月、初めて課題曲を合奏することになりました。
「譜読みを進めて、吹くことができるところを増やします。」(ユーフォニアム4年生)「高い音を一度で合わせることができるように、練習をします。」(トロンボーン4年生)、「♯(シャープ)や♮(ナチュラル)の指番号に気を付けながら練習をします。」(コルネット4年生)
4年生から、しっかりとしためあての声が届いています。入部から1年、今年からコンクールメンバーへ仲間入りです。



「♩76」、パート練習のどの場所からも、テンポを刻むメトロノームの音が聴こえてくるようになりました。およそ30分の練習では、パートリーダーさんを中心に、今日のめあてをクリアにしようと、充実した時間を過ごしています。
全体合奏は、トレーニング2から♪「ブルー・スカイ・シンフォニー」へと続きます。
スラーの最初のタンギングをきれいにそろえることを意識して取り組んだ1週間、トレーニング2は、最初のときよりもずいぶんと上手くなりました。
課題曲♪「ブルー・スカイ・シンフォニー」の序奏の4小節は、「コルネット3・アルトホルン3・ユーフォニアム」の3つの小パートが主役です。「楽譜をしっかりと見て、いっぱい音を出して。」そんな、顧問の先生のアドバイスに応えるように、メンバーみんな楽器に音を伝えていました。練習は、「コルネット2」「アルトホルン1・2」「トロンボーン1・2」「チューバ・トロンボーン3」と続きます。同じ音のグループを聴き合うことを意識することで、ずいぶんと上手くなってきました。わずか4小節の音のチェックと、そこから続くAまでの合奏でしたが、私たちは大きな一歩を踏み出しました。
霞の空(かすみのそら)。
ほんのりと青紫色を帯びる春の空に、私たちの合奏を重ねました。初めて挑戦した12拍は、今の私たちの空の風景です。まだ、ぼんやりとしたイメージですが、私たちにとって大切なものになるこの曲の合奏が始まりました。いつも空の景色が違うように、今日この日の感動を、メンバーみんなで心に残していきたいと思っています。
🎤「みなさん、こんにちは、これからお昼の校内放送を始めます。」
毎日の給食の時間には、こんな風なアナウンスで「お昼の校内放送の時間」が始まります。放送委員のみなさんが給食の献立を紹介したり、給食委員のみなさんが給食に関する豆知識を紹介したり、給食がいっそうおいしくなるような放送は、全校みんなの楽しみです。
その他にも、委員会や先生からのお知らせがあったり、今月の歌やビデオ放送があったり、余土小学校の心和むひとときです。そんな楽しい時間を運営しているのは、5・6年生の放送委員のみなさんです。



校内放送を運営するためには、アナウンスはもちろん、ビデオカメラにマイクやパソコン、それらをコントロールする調整卓と、たくさんの機械操作が必要です。4月になり、5・6年生とも新しいメンバーを迎えましたが、昨年、放送委員を経験したメンバーが、新しいメンバーにたくさんのことを伝えているところです。まだまだ、慣れない部分もあるようですが、少しずつ上手になっています。6年生のみんなの教え方がとてもうまく、こんな風に世代交代をしていくんだなあと、ほほえましく見ています。
放送委員会のみなさん、これから素敵な放送をお願いします。集会でも、みなさんの活躍を期待していますよ。