情報委員会通信⑭(情報委員会)

2025年11月13日 08時00分

 5・6年生の情報委員会の子どもたちが、日々の生活の中で発見したことを記事にしています。写真や原稿は、できるだけ子どもたちが作成したままで、校正を控えていますので、ご理解ください。情報委員会の活動をぜひ、ご覧ください。

【情報委員会通信 第14号】

 今回は、10月に5・6年生の情報委員会の子どもたちが作成した記事を紹介します。

「運動会でがんばったこと」

 10月11日(土)、秋季運動会を行いました。スローガン「4色の嵐 勝利の竜巻 舞い起こせ」のもと、私たちでつくり上げた運動会になりました。今回の情報委員会通信では、みんなの感想をまとめてみました。

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〇ぼくは、初めてリレー選手になりました。結果は、3位だったけれど、最高に楽しい時間になりました。(5年生)

〇団体種目では、布で投げたボールをバケツで、一回でキャッチすることができました。個人走でも1位になって、白組も優勝で、とてもうれしい運動会になりました。(5年生)

〇黄組は、2位で残念だったけれど、練習の成果は十分に出せたと思います。(5年生)

〇今年は、係の仕事があったので、座る時間がないほどでした。忙しいけれど、達成感がある運動会になりました。(5年生)

〇運動会では、種目と同じように係の仕事をがんばりました。それでも、任務を全うすることができました。(5年生)

〇リレー選手になったので、みんなと1位になろうと話し合って、放課後の練習をがんばりました。運動会の当日は、とても緊張しました。練習どおりのバトンパスができて、本番では、1位になることができました。来年は、私たちが主役なので、がんばりたいと思います。(5年生)

〇運動会で、楽しくて疲れました。応援合戦では、今までで一番声が出たと思います。団体種目では、今までで一番良い勝負になりました。その中で、1位をとることができ、最高の気持ちになりました。個人走では、ピストルの合図とともに駆け出しました。思い切り走り切った結果は、2位でした。来年は、私たちの運動会です。みんなと共にがんばります。(5年生)

〇あまり自信がなかった係の仕事ですが、友達と協力してやり遂げることができました。個人走は、練習のとき5位でした。毎日のトレーニングで、走るのが速くなって、練習の4位、本番の3位と順位を上げることができました。最後の一直線でぎりぎり抜かすことができ、とてもうれしかったです。団体は4位、青組も4位でしたが、ぼくにとっては最高の運動会でした。(5年生)

〇運動会では、団体種目と個人走をがんばりました。団体種目では、練習で一度もできなかった背面キャッチができました。個人走では、最初にころんでしまいましたが、最後まであきらめずに走ると、1つ順位を上げることができました。(5年生)

〇小学校最後の運動会で、優勝を成し遂げたことは、いちばんの思い出になりました。(6年生)

〇今年は、最後の運動会で、優勝したい気持ちもあったけれど、それはできませんでした。リレーもがんばったし、ソーラン節も本気でできたので、自分の中で優勝したぐらい楽しかったです。(6年生)

〇自信のなかった障がい走も、練習とは違ってスタートをしっかり切ることができました。全力で走ることができて、うれしかったです。ソーラン節は、直前で不安もあったけれど、ほとんど間違えずに全力で踊ることができました。成績発表のとき、白組が優勝と聴いて、とてもうれしかったです。(6年生)

〇障がい走では、2位でした。いちばん近い青コーンのくじを引きました。ソーランもちょっと間違えたけれど、それもよい思い出です。係も全力でがんばりました。(6年生)

〇障がい走の最初は、あまり速く走ることができませんでした。じゃんけんのくじを引いて、幸運にも1回で勝つことができました。途中で1位になったけれど、最後は、残念ながら抜かれました。ソーラン節は、今までで練習してきた中で、とてもよかったです。小学校最後の運動会は、とてもよかったです。(6年生)

〇赤組応援団として、赤組を全力で応援することができました。競技でもしっかり全力を出すことができたので、もう悔いはないです。小学校最後の運動会は、優勝できなかったけれど、しっかり協力することができました。来年は、小学校から少しグレードアップした中学校の運動会、来年もしっかり全力を出してがんばりたいです。(6年生)

〇私は、補欠だったけれど、当日、突然走ることになりました。どきどきして上手くバトンがつながらなかったけれど、最後まで気を抜かず走りました。悔しい気分もあります。ずっと憧れていたソーランも、練習の成果を出して、運動会をしめることができました。(6年生)

〇運動会を存分に楽しむことができました。黄組みんなで力を合わせて、準優勝になることができました。(6年生)

〇リレーでは、最後まであきらめずに走り切ることができました。(6年生)

〇最後の運動会で、ずっとあこがれていたソーラン節を踊ることができました。障がい走も初めての内容で、楽しかったです(6年生)

〇今年の運動会は、この6年間で一番楽しくて、最高の運動会になりました。特に6年生で心を一つにして踊るソーランは、迫力のある大きな動き、大きな声でやり尽くすことができました。私にとって初めての応援合戦では、赤組を一つにすることができました。しっかり声も出すことも、やる気も見せられました。この運動会を通して、協力することの大切さや準備、片付けする大切さが分かり、感謝の気持ちをもつことができました。優勝が一番の目標ではなく、最後の運動会を全力で盛り上げることが目標だったので、優勝ができなくてもくやしさは一切なく、楽しかったなあという気持ちが一番でした。最後の運動会は、やるべきことの全てができました。(6年生)

情報委員会通信⑬(情報委員会)

2025年11月12日 08時00分

 5・6年生の情報委員会の子どもたちが、日々の生活の中で発見したことを記事にしています。写真や原稿は、できるだけ子どもたちが作成したままで、校正を控えていますので、ご理解ください。情報委員会の活動をぜひ、ご覧ください。

【情報委員会通信 第13号】

 今回は、11月に5・6年生の情報委員会の子どもたちが作成した記事を紹介します。

「10月の生活目標のふり返り」

 10月の生活目標のふり返りです。今月も、ロイロノートのアンケートを使って、全校みんなでふり返りをしました。

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 情報委員会では、そのアンケートの結果をもとに、話合いをしてみました、下の情報委員会通信は、各学級に配ったものです。

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 11月の生活目標は、「廊下・階段を静かに歩こう。」です。毎月、きちんと目当てを持ってがんばりましょう。

※写真は、11月の委員会活動の様子です。放送委員会・情報委員会・運営委員会の3つの委員会です。毎月の生活目標は、運営委員会が呼び掛けをしています。情報委員会は、アンケートの集計をし、放送委員会と連携して校内放送で、呼び掛けをしています。

初めてのミシン(5年生)

2025年11月11日 08時00分

 10月21日(火)1・2時間目の家庭科室です。5年2組のみなさんが、家庭科「ミシンで楽しくソーイング」で、初めてのミシン縫いに挑戦します。

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 子どもたちは、「早く使ってみたい!」、「上手く使うことできるかな?」と、どきどきしている様子でしたが、ミシンを前に、上下右左と、いろんな部分を眺め、貼り・押さえ・はずみ車・糸立て棒・スタートストップボタン・返し縫ボタンとたくさんの部分があることを発見しました。

 役割が分かると、空縫いから、ミシンの操作を始めました。まっすぐ縫う感覚をつかんだり、スピード調節したりするうちに、子どもたちの緊張は、だんだんとほぐれていきました。

 だんだん慣れてくると、簡単な作品に挑戦しました。練習布での製作では、直線縫いを試してみたり、方向を変えて縫ってみたり、グループの友達と学び会いながら、活動を進めていました。

 手縫いの玉結び・玉止めは、ミシンで返し縫になること、ミシンは、丈夫で速く縫うことができることなど、体験を通してたくさんの発見をしていました。

 下糸の巻き方や上糸のかけ方、安全確認と、90分の授業では、たくさんの学びがありました。ミシンの扱いが上手になると、5年生は、エプロンの製作に挑戦します。「はやくエプロンを完成させて、給食の配膳に使ってみたい。」、そんな声も聞こえてきました。

月の満ち欠け(6年生)

2025年11月10日 08時00分

 10月10日(木)5時間目の理科室です。6年2組の子どもたちが、理科「月の形と太陽」で、学習問題「日によって、月の見え方違うのはなぜだろう。」を追究しています。

 今回の実験は、照明とボールを使いました。

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 懐中電灯とテニスボールを使った観察1では、懐中電灯(太陽)とテニスボール(月)の距離によって、月が輝く部分がどのように変化するかを確認しました。近付けると明るい部分が減り、遠ざけると増えることが分かりました。

 蛍光灯とドッジボールを使った観察2では、およそ1か月で満ち欠けする月の様子を確認しました。蛍光灯が太陽、ボールが月、ボールを持つ子どもたちが地球ということになります。照明の前を左回転することで、地球の視点から月の形がどう見えるか体験することができます。月は、太陽の光を反射して光っているので、子どもたちの動きによって、光の当たっている部分の形が変化します。新月から三日月、半月から満月へと形を変える月の様子を再現することができました。

 子どもたちは、これらの実験を通して、月の満ち欠けする理由は、太陽と月の位置関係の変化であると発見することができました。

 今回の実験は、カーテンを引いた暗室での活動でした。子どもたちは、どきどきわくわくしながらも、たくさんの発見があったようです。宇宙のことも、このようなモデル実験で確かめることができることが分かり、とても喜んでいました。

ナップザックの製作(6年生)

2025年11月9日 08時00分

 10月17日(金)1・2時間目の6年3組のみなさんです。

 子どもたちの手招きに、家庭科室をのぞいてみると、布を手に、見せてくれる子どもがいました。「今は、袋のわきの部分を縫っているんです。」、「久しぶりのミシンなので、いろいろ思い出しながらがんばっています。」、6年生は、笑顔で話し掛けてくれました。

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 6年生は、今、ミシンを使ってナップザックの製作を行っています。アイロンで折り目をつけて、待ち針を打って、しつけ糸をつけて、縫う準備を整えます。ミシンの前に座ると、上糸や下糸のかけ方もチェックして、縫う作業が始まりました。スピードを調節しながら、丁寧に返し縫をして、あっという間に左右どちらのわきも縫うことができました。子どもたちのそんな姿に、5年生のころの経験を生かしている様子をうかがうことができました。

 製作過程で、分からないところは、友達に聞いたり、説明書を読み返したり、どの子も少しずつ完成に近づいています。

 2週間後、10月31日(金)5時間目の6年4組のみなさんです。

 家庭科室を尋ねてみると、完成に近付くナップザックを見せてくれる子どもがいました。今、ポケットを縫い付けたり、かざりのキャラクターのワッペンをアイロンでつけたり、ナップザックは、お気に入りで、自分オリジナルの袋に変身しているところです。自分でも満足の出来のようで、これもあれもと見せてくれました。友達と見え合う姿もほほえましく思いました。

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 もうすぐ全員の素敵なナップザックができます。できあがったら、いろいろな物を入れて生活に役立てていきましょう。お出かけに使うのもいいですね。

夕焼け空、大きな満月が見える頃(金管バンド部)

2025年11月8日 08時00分

 「私は特に、金管バンド部の演奏をがんばりたいと思っています。今年、演奏する曲は、みんなもよく知っている♪『ドラえもんのうた』と、力強いメロディーがかっこいい、Mrs.GREEN APPLEの♪『ライラック』です。今回は、6年生14人が、一人ひとりソロパートに挑戦します。どきどきするけれど、しっかりと練習を積み重ね、6年生らしい音を響かせたいと思います。♪『ドラえもんのうた』は、曲の頭から明るく、楽しいリズムがたくさん出てきます。思わず、歌ったり踊ったりしてしまうような、心が弾む演奏をしたいと思っています。♪『ライラック』でも、部員全員で、息の合った迫力あるハーモニーを響かせます。心を一つに、全力で!一人ひとりの音が集まって、大きな感動になる、それが私たち金管バンド部の魅力です。当日のステージで、みんなの心に響くような、最高の音楽を届けられるように、最後まで全力でがんばります。楽しみにしていてください。」

 校内音楽会を1週間後に控え、金管バンド部の部長さんは、こんな風に思いを綴っていました。そんな部長さんは、私たち金管バンド部になくてはならない存在です。

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 「カデンツァの伸ばす音が、最後、ばらばらになっているので、音のピッチをそろえましょう。」、練習では部員に演奏指導を行い、部全体の練習内容や日程を管理する役割も担っています。もうすっかり立派な学生指揮者です。楽譜を読み込み、曲の背景や表現を理解した上で、演奏者が正確にリズムや音量を把握できるよう明確な「打点」を示す、そのかげには、たくさんの努力があるのではないでしょうか。

 「メトロノームを見ることを意識して、テンポを整えましょう。」、「アーティキュレーション記号をもっと意識すると、もっと上手くなるのでがんばりましょう。」、「今の演奏は、強弱が上手くできていなかったので、その調整のためにテンポを落として演奏します。」、たくさんのアドバイスに、メンバーみんなの演奏技術は、日に日に向上しています。

 「全校みんなから、リクエストの曲集まっているかな?みんなで開けてみようよ。」、そんなBANDのムードづくりも、みんなの信頼を得ることにつながっているのではないでしょうか。

 夕焼け空、大きな満月が見える頃。

 6年生にとって、メンバーみんなにとって素敵な音楽会になりますように。みんなで、歩みを進めていきましょう。

秋の虫探し(1年生)

2025年11月7日 08時00分

 10月16日(木)の午前中に、1年生は、虫探しに出かけました。子どもたちは、とても楽しみにしていたようで、いつもに増して笑顔が輝いていました。虫かごや虫とり網、水筒を持って運動に集合、長袖・長ズボンの服装の準備もばっちりで、元気いっぱいで余土小学校を出発しました。

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 中央公園の川沿いを目指して、クラスの友達みんなと足を進めました。20分歩いて目的地に近づくと、虫の声も聞こえてきました。「早く虫探しをしてみたい。」と、1年生の子どもたちは、どきどきわくわくしていました。先生のお話を聞いて、いよいよ活動のスタートです。

 「虫にそっと近づいて」、「虫の命を大切に」など、たくさんの学びがありました。どんどん虫を見つけて先生や友達に知らせる子ども、こわごわと虫を覗いている子どもと、1年生は、様々な表情を見せてくれました。「言っていた通りだ。」と、2年生のお兄さん、お姉さんから、虫探しのこつを聞いていた子どももいるようで、草むらや大きな石の下から、見付ける子どももいました。

 30分の一生懸命に動いて、子どもたちは、とても満足していました。帰りの道のりも、足どりが軽かったようです。

 教室でもとってきた虫を、友達と楽しく観察しました。虫と仲良くなれた一日、今日は、ちょっと疲れたかな?秋にしては、ずいぶん蒸し暑い1日でしたね。

研究授業④(2年3組)

2025年11月6日 08時00分

 10月15日(水)2時間目に2年3組で、研究授業④を行いました。算数科「こんにちは さようなら」で「増え続ける場面の問題を、順に考えたりまとめて考えたりして、2通りの考え方で解くことができることが分かる。」をねらいとして学習を進めました。

 授業冒頭では、「余土っ子ランド」で遊ぶ子どもの絵図を示し、子どもたちに何をしている場面なのかと投げ掛けました。子どもたちの「滑り台で遊んでいる。」、「鉄棒をして遊んでいる。」の反応を受け、問題場面「①子どもが10人遊んでいました。②そこへ、2人来ました。③また、6人来ました。④子どもは何人になりましたか。」を提示しました。4つの短冊で分けて示したことは、子どもたちの立式やその後の話合いの大きな助けとなりました。後から来る子どもの絵図を隠したこと、数図ブロックでそれぞれの人数を意識させたこと、短冊にある数字をはじめ見えないようにしていたこと、問題文「来ました。」から2回たし算があることを意識させたこともとてもとても良い投げ掛けでした。

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 そこで、本時のめあて「子どもが何人になったかを、いろいろに考えよう。」を提示し、ロイロノートを用いて考えるように促しました。ロイロノートのテキストには、「①問題文、②数図ブロック(オレンジ10・青2・青6)、③式を書くスペース、④答えを書くスペース」が示されています。

 10のまとまりに後から入ってきた6人を足す方が簡単であること、「まとめてたす」ことに気付かせることが、この問題のポイントです。

 個人で考える場面の5分間では、様々な工夫を見ることができました。自分で考えることが難しい子どもに用いられた個別のヒントカードや指導者の机間指導は、指導の個別化と言えます。「数図ブロックを動かすこと」、「図に書き足すこと」を促したこと、複数の解き方を見付けることを伝えたことは、学習の個性化の視点と言えます。子どもたちは、個別活動の中で、ブロックを〇(丸)で囲んだり、式で表したり、その式に説明を加えたりしながら、多くの児童が、正解の答え18人を導き出すことができました。「順に足す」、10+2+6で答えを導き出す子どもが多い傾向が見られました。

 協働的な学習の場面は、授業後半のペア、全体で話合う「おにぎりタイム」で見ることができました。どのように考えて求めたかをペアで話合う場面では、「タブレットを見せながら話すこと」に加えて、「おにぎりタイム」の視点が示されました。聞く視点として「おなじかな ちがうかな」を与えたことは、子どもたちが互いの考えを共有しようと言う動機付けとなったと考えます。

 子どもたちは、各自1分間、ペアの友達と自分の解き方を意欲的に伝えていました。同じ解き方でも、図や式の表し方が違うこと、「まとめてたす」、10+8といった違う解き方があることなど、タブレットの画面を見ることを通して、多くの発見があったようです。

 全体発表では、まず、多くの児童が解いた方法「じゅんにたす」方法を取り上げました。ここでは、子どもたちの発言から、「10+2=12 12+6=18」と式を分解し、式の意味を確認しました。「2つの式に表すことできないか。」と投げ掛けたことは、子どもたちの深い学びにつながったと考えます。後半は、多くの子どもが解いていない方法、「まとめてたす」ことが取り上げました。2+6=8、10+8=18の2つの式をもとに、その意味を話し合うことを通して、別の方法もあることに気付くことができました。2つの式の違いに触れる機会があれば、10のまとまりに8をたすことの良さを実感することができたと考えます。

 その後、学習のまとめとして「きたじゅんにたすしかたと、ふえた数をまとめてたすしかたがある。」を整理し、子どもたちに練習問題を解くよう声を掛けました。ワークシートは、2つの方法で解くことができるように工夫されており、これまでの学習の成果が見られる活動となりました。

 本時のふり返りでは、3つ観点別に色を塗る方法が用いられました。多くの子どもたちが、どの観点も「よくできた。」に色が着いていました。

 ICTの活用、丁寧な板書資料、一人ひとりの子どもたちへの真摯な関わりなど、学ぶべき点がたくさん見られる貴重な授業実践だと言えます。

稲刈り(5年生)

2025年11月5日 08時00分

 10月9日(木)3時間目の5年3・4組のみなさんです。

 秋晴れの気持ちのよい天気の中、運動場では稲刈りの作業が始まっていました。6月から、一人ひとり作業に取り組んできたバケツ稲は、今日ついに収穫の日を迎えました。

 土づくりや種もみまき、中干しと、これまでにも、たくさんの作業をしてきました。日々の水やりや観察の中で、稲も自分たちと同じように成長していることを感じながら、日々過ごしてきました。

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 種もみの観察から、はや4か月。これまでのことを振り返りながらの稲刈りは、とても和やかなムードで進められていました。森盲天外の「一粒の米」の碑に見守られながら、稲を刈ったり、ひもでまとめたり、心を込めて作業を進する様子に、これまでのいくつもの風景がよみがえりました。

 「実がなっているよ。」、「稲わらを丁寧に束ねて、米一粒一粒を大切にしよう。」など、たくさんの感想が聞こえてきました。「一粒米の精神」は、こんな風に受け継がれるのだなと、感じることができました。

 今、稲わらを乾燥させる作業を行っています。脱穀・もみすり・精米・・・、バケツ稲の活動も、もうすぐ終わりです。5年生のみなさん、もうすぐ、おいしいお米が食べることができそうですね。丁寧に育てたお米は、どんな味がするでしょう?味の感想をぜひ教えてくださいね。

校長先生のお話(全校)

2025年11月4日 20時00分

 全校のみなさん、おはようございます。

 最初に10月23日に行われた、陸上大会についてお話をします。参加した26名のみなさん全員が、自己新記録を目指して、がんばっていました。全校のみんなの応援が届いていました。そのうち3名が、愛媛県大会に出場することとなりました。大変うれしいことです。来週11月10日にある県大会では、学校の代表、松山市の代表として、がんばってきてほしいなと思います。

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 さて、今日は、夢を叶えることについてお話をします。みなさん、これは何かわかりますか。野球で使うグローブです。2年前、大谷翔平選手から、日本中の全ての小学校にいただいたグローブです。野球について、あまり詳しくない人にも知られている大谷選手ですが、先日、大谷選手のいるロサンゼルス・ドジャースは、ワールド・シリーズで勝利し、世界一になりました。以前、大谷選手は、「叶えたい夢はありますか?」と質問されたとき、「野球選手なので、ワールド・シリーズで優勝したいです。」と応えています。昨年に引き続き夢を叶えています。

 さて、夢を叶えるにはどうすればいいのでしょうか。大谷選手が日本で活躍していた頃、大谷選手のことを書いた新聞には、こう書かれていました。「夢を叶えるためには、こんな風になりたいと、憧れの気持ちを持ったり、目標を持ったりすることが必要です。」とありました。まず、大谷選手が小学生の頃のお話です。大谷選手は、小学生の頃、もっと速い球を投げたい、もっと遠くに飛ぶホームランを打ちたいと思い描いていたそうです。そのことが現在の二刀流というスタイルにつながっているのかもしれません。次に、中学生になると、卒業までにすること、今年1年ですること、今日1日ですること、それぞれ目標を設定したようです。例えば、卒業までにこれくらい速いボールを投げる、そのために今年は、これくらい速いボールを投げる、だから、今日はこの練習をするというようにしていたそうです。高学年のみなさんの中には、こういった考えをしている人もいるかもしれません。みなさんの中にも、すでに夢がある人もいると思います。また、今は無いかもしれませんが、将来、夢を持つ人がたくさんいることと思います。そんなとき、どんな風になりたいか、自分の姿を思い浮かべたり、目標を持って、今日やるべきことをしっかり取り組んだりして、夢に近づいてほしいと思います。

 では、11月も元気にがんばっていきましょう・