だ液のはたらき(6年生)

2025年6月17日 08時00分

 5月28日(水)1・2時間目の第1理科室では、6年3組のみなさんが、理科「人や動物の体」の学習を進めています。今回の実験では、消化のはたらきについて追究していきます。

 学習問題を「だ液によってでんぷんが変化するのだろうか。」をとして、実験に取り組みました。

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 まずは、40℃にあたためた水で、米をすりつぶします。これは、体温と同じぐらいの環境の中、口の中で米をかむ動作を再現しています。次に、試験管を2種類用意して、Aの試験官にはすりつぶした米と水を、Bの試験官にはすりつぶした米とだ液を入れました。そして、試験管を10分間、湯に浸した後に、でんぷんがあるかどうかを確かめます。指示薬として、ヨウ素液を使いました。ヨウ素液は、でんぷんに反応して、濃い青紫色になる薬品です。

 結果は・・・。

 水を入れた試験管は、濃い青紫色になりましたが、だ液を入れた試験管は、濃い青紫色にはなりませんでした。だ液によってでんぷんが消化されたことが分かりました。

 「よくかんで食べることで、だ液がでる。」、「だ液は、消化液として働き、栄養を取り入れる助けをしている。」など、子どもたちは、実験を通して生活につながる感想をもちました。

 目に見えない体の中のことが、少しずつ分かってきました。次の実験は、血液のはたらきに関するものです。6年生のみなさん、どんな実験ができそうでしょうか。