「みなさんこんにちは。今日は、私たち余土小学校金管バンド部のスプリングコンサートにお越しくださりありがとうございます。私たち金管バンド部65名は、みんないつも明るく、毎日一つ一つのめあてを大切に練習に励んできました。今年度は、全日本小学生バンドフェスティバル愛媛県大会で金賞という素晴らしい結果を得て、四国支部大会でも、そのときの私たちにできる最高の演奏をすることができました。春からずっと練習してきた成果を、コンクールの舞台で発揮することができたのは、最高の仲間、一番近くで支えてくれた家族、いつも応援してくださった地域の方々、温かいご指導をしてくださった先生方のおかげです。今日は、今まで私たちを応援し支えてくださった方々に、感謝の気持ちを音楽にのせてお伝えしたいと思います。私たちの演奏で、元気に、笑顔になってもらえるよう、気持ちを込めて精いっぱいの演奏をしますので、みなさんもどうぞ最後までお楽しみください。」(金管バンド部 部長)
3月1日(土)13:30より、余土小学校金管バンド部のスプリングコンサートを開催しました。



【第 1 部】ようこそ私たちのコンサートへ
♪銀河鉄道999 ♪ミッキーマウスマーチ(3年生)
♪タイムパラドックス[チーム別演奏] ♪マツケンサンバⅡ[チーム別演奏]
【第 2 部】 賛助出演
余土中学校ソーラン隊 余土中学校吹奏楽部
【第 3 部】 響け!余土小サウンド
♪はいよろこんで[小中合同合奏] ♪ケセラセラ ♪風立つときに
【フィナーレ】 感謝の気持ちを込めて
♪さくら
春一番、春光うららかな風。
輝く2時間のコンサートでした。メンバーみんな、重ねた月日を惜しむように演奏を続けていました。卒業する6年生13人の♪「さくら」。あいさつでは、みんなそれぞれ自分の言葉で素敵なメッセージを残してくれました。「金管バンド部大大大好きです。」、「またこのメンバーで演奏したいです。」、そのあたたかな言葉に、みんなが奏でる素敵な音を、あと少しもう少し聴いていたいと想ったエンディングでした。
音楽は、それ自体でも美しく素晴らしいものですが、一緒に演奏する仲間が素敵だと、さらに彩りが増すと感じました。全てのプログラムが終わりました。思い出に残るスプリングコンサート。私たちは、風をここまで届けることができました。
「ウサギの『ちょこ』に、えさをあげてみたい。」
これは、4月のアンケート「今日が楽しい、明日も行きたい学校」に書かれていた子どもの夢です。飼育委員会の子どもたちがその声を受け、餌やり体験を企画してくれました。これは、夢みる余土小プロジェクトの一つです。



この活動には、「餌を食べてくれるか分からないけれど、小屋の中に入って近くで見たり、藁でベッドを作ったりしてほしい。」という飼育委員のみなさんの思いが込められていました。「運よくウサギにさわることができたかな?」と、昼休みの中庭を覗いて見ると、飼育小屋には、4年生の子どもたちがたくさん集まっていました。「お昼ご飯を食べたばかりなのかな?」、「ニンジンなら食べてくれるかな?」といった声も聞こえてきます。
にこにこしながら出てくる子どもたちに話を聞いてみると、「めちゃくちゃかわいかった。」、「初めてウサギにさわった。」、「思ったよりもふわふわしていて温かかった。」という声を聞くことができました。子どもたちの素直な反応に、心和む時間になりました。
「ラビットフードなら食べるかも。」と、飼育委員さんの声に、餌をあげてみると、無事に食べてくれたようで、「もっと遊んでみたい。」との声があがっていました。
「ちょこのことをたくさん知ってもらって、うれしかったです。」、飼育委員会の子どもも、そんな風に話してくれました。
担当の先生に話を聞いてみると、2/12(水)の1年生、翌日の2年生では、それぞれ50人を超えるよどっこのみんなが、遊びに来てくれたそうです。中学年・高学年もそれに次ぐ、人気のようで、1週間でたくさんの子どもたちが、ウサギと触れ合うことができたのだと分かりました。
「こんな風に過ごすのも、あと2日だよ。」
春待つ風のように、私たちは、今、大切な時間を過ごしています。
スプリングコンサートの準備を少しでも進めようと、6年生はこの日、音楽室に集いました。司会進行の役割分担、曲紹介の原稿の読み合わせ、インタビューの打ち合わせなど、手作りのコンサートには、たくさんの準備があります。私たちのコンサートを成功させようと、一生懸命です。



予定していた活動に見通しがたつと、違うパートのメンバーと楽器を持ち寄って音を合わせたり、仲良しのメンバーと今の思いを語り合ったり、時間を惜しむように過ごしていました。
「あの曲をしてみようよ。」、「(カウント)1・2・3・4・・・」
音に誘われるようにして、メンバーがひとり、ふたりと集まってきます。今年もいろいろな曲にチャレンジしてきましたね。心躍らせながら演奏した毎日。互いの想いを重ね、今日ここまで、音楽をつくりあげてきました。
今、13人みんな輝く笑顔を見せています。あと2日元気で、みんないっしょに、3/1(土)を迎えましょう。明るい春、スプリングコンサートは、目の前です。
6年生みんなで、合奏も確かめてみました。♪「さくら」は、ソロパートを繰り返すたびに、堂々とした表現になっています。思いのこもった演奏になってきました。みんなの演奏をあと何回耳にすることができるでしょうか。
「私たちも、こんな6年生になれるかな?」と話す5年生の2人。休みの中、応援にやってきてくれて、伴奏のお手伝いもしてくれました。憧れの先輩に追いつこうと、がんばっています。素敵な後輩は、6年生みんなの鏡ですね。
最後のあいさつでは、6年生みんな、どんな言葉を届けてくれるのでしょうか。みなさんの演奏と、メッセージを楽しみにしています。
もうすぐ最後のコンサート。開幕を告げる♪ファンファーレを、みんなで鳴り響かせましょう。
2月17日(月)5時間目の体育館です。6年生は、総合的な学習の時間に、市内でヨガ教室を経営されている講師を招いて、インストラクター経営者という職業について学習しました。先生は、ダンススタジオの経営だけでなく、教室でヨガの指導をしたり、高校でダンス部の指導をしたりされているそうです。
「ヨガの動きや呼吸法によって、どんな体の変化があるか、どんな気持ちの変化あるかを体験してみたい。」という子どものあいさつで始まった学習会では、たくさんの学びがありました。



ヨガやダンスをしたことがある子どもも多くいたようで、興味深く話を聞いていました。ヨガのポーズやダンスの指導には、練習だけでなく、体の仕組みを理解すること、それを伝える言葉のスキルを身に付ける必要があるそうです。目の前のお客さんが笑顔になること、健康になる様子を見ることは、やりがいにつながるとお話してくださいました。
経営するということは、自分で決断していく必要があると教わりました。将来の夢について考える6年生みんなに、「やらなかった後悔はずっと残るから、やれるなら1回してみよう。」と、メッセージをいただきました。
学習会の後半では、ヨガの体験もしました。心を整え瞑想に集中すること、呼吸法を身に付けることで、柔軟性と筋力が身に付くということについて、体験を通して理解することができました。心身の健康がベースだということも分かりました。
代表の子どもの「新鮮で楽しかった。自分が習っているスポーツに役立ちそうな動きだった。」という終わりの言葉で45分の学習会が終わりました。貴重な機会を提供していただき、ありがとうございました。