「この曲なら、大会で胸をはって演奏できそうです。」、「出だしから明るくてかっこいい曲だと思いました。」、「迫力のあるところ、静かなところがあって、テンポをとるのが難しそうです。」、「いろいろなホールで、この曲を演奏することが楽しみです。」
課題曲♪「風立つときに」
私たち金管バンド部の新しい挑戦が始まりました。4月24日(水)は、新しい演奏曲との素敵な出逢い。楽譜を目で追ったり、音楽記号に印をつけたり、膝でリズムを打ったり、メンバーみんな、色とりどりの音の風景でした。耳を傾けじっくりと音に集中する子どもたち、夏の大会のころには、曲の印象をまた違った言葉で語ってくれるのかもしれません。
およそ10か月後、スプリングコンサートで、私たち金管バンド部の今年度のメンバーでの活動は、フィナーレを迎えます。この先、何百回、何千回と、この曲を紡いでいくのでしょうか?まずは、楽譜どおり演奏できるように、そしてどんな風に演奏するといいかイメージをもって音が出せるように、個人練習で、パート練習で、そして全体合奏で、音を重ねていきましょう。
そんな音楽室の風景の中、この日の練習は、パート練習へと時間が移っていきました。
「できそうな部分から、演奏してみよう。」、「今日は、出だしのA(練習記号)の達人になりたい。」、各パートでの最初の一歩は、子どもたちの新しい挑戦への意欲を感じました。40分、あっという間のパート練習。メンバーみんな、時間を忘れて練習をしていたようです。
パート練習を終え、音楽室に戻ってきたメンバー一人ひとりの明るい表情が印象的でした。顧問の先生も、副顧問の私も、子どもたちとともに、新しい音の風景を創っていきたいと思いを強くしたところです。課題曲♪「風立つときに」の風景は、どの季節なのでしょうか?風はどんな薫りでしょう?子どもたちに、いつか聴いてみたいなと思いました。
「新しい一歩のスタートです。ホールで、みんながどんな音を響かせることができるか楽しみにしています。」
顧問の先生のこんなメッセージで、この日の練習は終わりました。
「今日の練習は楽しかった。こんな音楽室が好きなんだ。」、コルネットの6年生から、そんな素敵な声も聞こえてきました。今日は、第一歩。明日からも練習をがんばっていきましょう。
毎日の給食の時間には、「お昼の校内放送の時間」があります。給食の献立や先生からのお知らせがあったり、今月の歌やビデオ放送があったり、全校みんなが楽しみにしている時間の一つです。楽しい時間を運営しているのは、5・6年生の放送委員のみなさんです。
校内放送を運営するためには、アナウンスはもちろん、ビデオカメラにマイクやパソコン、それらをコントロールする調整卓と、たくさんの機械操作が必要です。4月になり、5・6年生とも新しいメンバーを迎えました。昨年も放送委員を経験した4人のみんなが、新しいメンバーにたくさんのことを伝えているところです。
4月17日(水)6時間目の理科室です。科学クラブも楽しく活動をスタートしました。今年は、元気なメンバーで明るい雰囲気の理科室でした。自己紹介や席替え、名簿の作成や役員の選出が終わった後には、第1回の活動の定番となっている「ふくろのはりねずみ」の実験を行いました。
ポリ袋にたっぷりの水を入れ、口をもち、袋に鉛筆を突き刺します。「袋が破れて、水が出てしまうのでは?」と、心配する子どもたち。けれど、何本刺しても、袋の水はもれることはありませんでした。ポリ袋は、「ポリエチレン」という化学物質でできていて、熱せられると縮む性質があるそうです。鉛筆を突き刺すと、摩擦熱が発生し、縮んで鉛筆に密着するため、水がもれずに突き刺すことができるという原理です。
今年も楽しい実験ができそうです。第2回のクラブでは、どんな実験をするのでしょうか。楽しみですね。
余土小学校には、体育系と文科系を合わせて17のクラブ活動があります。4~6年生の子どもたちみんなが、興味・関心のあるクラブに所属して、仲良く活動を進めていきます。4月17日(水)の6時間目は、待ちに待った1回目のクラブ活動です。はじめて参加する4年生はどきどきわくわく、5・6年生も新しい活動に目を輝かせています。
〇スポーツ 〇バドミントン・卓球 〇室内球技 〇イラスト
〇工作 〇パソコン 〇手品 〇昔の遊び
〇なわとび 〇科学 〇ダンス 〇囲碁・将棋
〇読書・書道 〇手芸 〇音楽 〇茶道
〇和太鼓・日招太鼓
第1回の今回は、自己紹介をしたり、クラブ長や副クラブ長などの役割を決めたり、次からの活動の計画を立てたり、6年生を中心にさかんに話し合う様子が見られました。5月の第2回のクラブ活動から、いよいよ本格的な活動を開始します。
それぞれのクラブ活動の様子は、今後のホームページで掲載予定です。4~6年生の子どもたちのたくさんの笑顔をお届けできることと思います。楽しみにしていてください。
4月16日(火)5・6時間目の第1理科室です。6年2組の子どもたちが、理科「ものの燃え方」で、たくさんの実験に取り組んでいます。
前回の実験では、集気びんの中に火のついたろうそくを入れふたをすると、10秒ほどで火が消えることが分かりました。そこで今回は、なぜ消えたのかを確かめることになりました。子どもたちの予想は、「空気が無くなった?」、「空気が変わった?」が大半を占めていました。そこで、まずろうそくの火が消えた後の集気びんを水槽に入れてみることにしました。ぶくぶくと泡が出たことから、空気があることが分かりました。次に、ろうそくの火が消えた後の集気びんに、もう一度ろうそくの火を入れてみることにしました。すると今度はあっという間に火が消えてしまいました。空気は火を消す性質に変わったようです。
そこでもう一度予想をしました。「空気がどんな風に変わったのだろう。」の問いでは、酸素や二酸化炭素という言葉が出てきました。そこで、二酸化炭素に反応する石灰水を使って3つ目の実験をすることにしました。火が消えた後に試してみると白く濁り、二酸化炭素が増えていたことが分かりました。たくさんの子どもたちは、「火が消えた原因は、二酸化炭素にある!!」と感じたようですが、本当にそうでしょうか?次の時間には、新たな問いを投げ掛けたいと思います。
4月16日(火)1・2時間目の第1理科室です。5年1組の子どもたちが、理科「ふりこの運動」の実験に取り組んでいます。今回は、「ふりこの1往復する時間が変わるのは、『ふりこの長さ』・『おもりの重さ』・『ふれはば』のどの条件と関係があるかな?」と、学びを進めています。
実験用スタンドにふりこ実験装置を取り付け、ストップウォッチを手に、みんなの予想を確かめました。「1往復だと正確な時間を測ることができないから、10往復の時間を10で割って計算するといいんだね。」、「ふれはばを確かめるときには、おもりの重さとふりこの長さをそろえないといけないね。」など、一つ一つ手順を確かめながら活動しました。
ふりこのふれはばは、1往復する時間とは関係ないようでした。「次の実験で確かめてみたい!」と、子どもたちは、さっそく次の時間への意欲をもったようです。5年生の理科でも、観察・実験を通してたくさんの問題を解決していきましょう。
風光る。春の強い陽の光の中、さわやかな風が放課後の音楽室に届いています。きらめく風景の中、余土小学校金管バンド部は、新しい1年の歩みを少しずつ進めているところです。その期待や喜びを春風に乗せ、新しいメンバーみんなで音と音楽を奏でていきましょう。
新しい部長さん、副部長さんが黒板に記したメッセージは、「基礎練習でロングトーンを2回以上する」、今年も、各パートで音をしっかりと創っていきたいという思いを感じることができました。「めあてをもって、頭も耳も働かせて音を出す、そんなトレーニングの時間を大切にしていきましょう。」と、顧問の先生からもお話がありました。
パート練習を終え、メンバーみんなは、様々な表情で音楽室に戻ってきました。今年初めての合奏で、新しいメンバーでの輝く1年がスタートです。合奏を初めて合わせる楽しさやわくわく感は、何ものにも代えがたい喜びです。♪「銀河鉄道999」の演奏を終え、「新しいメンバーの音は、こんな風景なんだ。」、「今年も素晴らしい音を紡いでいくことができそうだ。」、そんな感想をもちました。
各パートには、メンバーみんなを包み込むような素敵な6年生がいます。4~6年の3学年みんなでパート練習をして、「バンドみんなで合わせると、こんな音の重なりになるんだ。」という感動を得ることができました。最初の合奏でしたが、そうでなくても心の動く音の風景となりました。
「今年の課題曲は、ほとんど決まっていたけれど、変更しようと思います。」、「みんなのこの音と音楽なら、もっとレベルアップした曲に挑戦できます。」と、顧問の先生からメッセージがありました。
顧問の先生と私で、「♪銀河鉄道999」は改めて良い曲だな、メンバーみんなの吹く音が彩りを加えているねと、放課後の職員室で話していたところです。今年もたくさんの曲に、そして課題曲に挑戦していきましょう。
(金管バンド部副顧問)