5・6年生の情報委員会の子どもたちが、日々の生活の中で発見したことを記事にしています。写真や原稿は、できるだけ子どもたちが作成したままで、校正を控えていますので、ご理解ください。情報委員会の活動をぜひ、ご覧ください。
【情報委員会通信 第1号】
今回は、4月に5・6年生の情報委員会の子どもたちが作成した記事を紹介します。
「私たちの委員会活動」
委員会活動は、全校のみんなが学校生活を楽しく過ごすことができるように、たくさんの仕事を受け持っています。学校生活の充実と向上を目指して、5・6年生の子どもたちが話し合い、計画した仕事を、始業前や休み時間など、勉強以外の時間に行っています。
余土小学校には、保健委員会・スポーツ委員会・図書委員会・放送委員会・掲示委員会・栽培委員会・給食委員会・JRC委員会・ミュージック委員会・飼育委員会・情報委員会・運営委員会の12の委員会があります。


4月11日(金)の第1回委員会では、担当の先生から、活動のねらいについてお話を聞きました。委員長や副委員長、記録などの役員の選出、委員会名簿の作成の後、どのような仕事をするのか、どのように分担するのかを話し合いました。6年生は、これまでの経験を生かして積極的に意見を出していました。5年生は、委員会の仕事を理解しようと一生懸命に耳を傾けていました。さっそく仕事に取り掛かった委員会もあったようです。
いよいよ月曜日から、それぞれの委員会の仕事が本格的に始まります。5・6年生の子どもたちは、とても張り切っています。
それぞれの委員会の様子は、これからも私たち情報委員会が取材をしていきます。5・6年生のみんなの活躍をお届けしたいと思うので、楽しみにしていてください。
4月14日(月)3・4時間目の第1理科室です。6年1組の子どもたちが、集気びんと燃焼さじ、ろうそくを手に実験に取り組んでいます。
6年生の最初の単元は「ものの燃え方と空気」です。導入の実験1では、「火のついたろうそくを集気びんの中に入れて、ふたをするとどうなるか?」確かめます。



実験をすると、ろうそくの火は、だんだんと小さくなり、10秒ほどで完全に消えてしまいました。「空気が消えてしまったのかな?」、「空気がほかのものに変わったのかな?」と、実験を通して新たな疑問も生まれため、2つの実験をして確かめてみました。
火が消えた後の集気びんを水槽の水の中にしずめる実験2と、火が消えた後の集気びんにもう一度火のついたろうそくを入れる実験3です。実験2をしてみると、集気びんから泡がでました。集気びんの中には、空気が残っていることが分かります。実験3をしてみると、はじめの実験1とは違って、火はすぐに消えてしまいました。集気びんの中の空気が変化したことが分かります。
「集気びんの中の空気は、どんな風に変わったのだろう?」と、また新しい疑問が生まれました。この単元では、「ものが燃える仕組み」を追究します。6年生のみなさん、この単元では、たくさんの実験をしていきましょう。そして、たくさん話し合って疑問を明らかにしていきましょう。
太陽が降り注ぐ朝。気持ちの良い1週間のスタートです。1~6年生のよどっこみんな、春の暖かな日差しに見守られ、元気いっぱい笑顔で登校しています。



4月14日(月)の2時間目には、新しい1年生を迎え、初めての地区別児童会を行いました。班長さんは、1年生のみんなを体育館まで迎えにきます。迎えにきてもらうと、1年生みんなぱっと笑顔になりました。手をつないで、それぞれの地区の教室まで移動する風景も、班長さんの優しい声掛けも、ほほえましい光景でした。
各教室では、集合時刻や集合場所を確認したり、春休みのくらしについてふり返ったりしました。新しい学年になって5回の集団登校をしています。1年生とは4回になります。「右側を1列で歩いています。」や「1年生のペースに合わせてゆっくり歩いています。」、「あいさつもがんばります。」など、班長さんや副班長さんから、うれしい話を聞くことができました。1年生のみんなも、安心して学校まで登校することができているようです。
今回の地区別児童会には、地区委員の皆様にも参加していただきました。新しい通学班のメンバーでも、安全に登校しているといったお話を聞き、安心しました。子どもたちが安全に登下校できているのは、地域の皆様や保護者の皆様のご協力のおかげと大変感謝しております。今年度も引き続き、子どもたちの見守りにご協力ください。
「おもりの数を増やしてみてはどう?」、「角度をつけると勢いがつくはずだよ。」
5年3組の子どもたちが、おもりとひもを手に、熱心に話し合っています。4月11日(金)3時間目の第1理科室では、かつてガリレオ・ガリレが発見した「ふりこの法則」は、どのようなものかを明らかにしようと、予想をしてみました。「ふりこが1往復する時間は、どんなときに速くなるのか、どんなときに遅くなるか予想しよう。」は、この日の学習問題です。


「ブランコに乗ったときは、どうだったかな?」、「メトロノームは、反対の動きをしているね。」、実験道具を手にしながら予想すると、たくさんの発見があるようです。
「せーの」と、2人で同時に動かして、1往復の時間を比べる姿も見られました。「ひもを固定したいでだけど、どうすればいいかな?」、「長さと重さがばらばらでよく分からないよ。」、「ストップウォッチがあれば、いいんだけどなあ。」、疑問に思ったことは、友達とすぐに話し合います。いろいろ試してみて、次の時間にどんな実験をすればよいか見通しがたったようです。
「次は、こんな風に実験をしたいんです。」、「この方法だと思うんだけど、どうですか?」、実験中には、たくさんの子どもたちが話しかけてきました。「次は、ふりこ実験器を組み立てて、実験してみるよ。」と、応えると、子どもたちは、とても喜んでいました。「次の理科の時間は、いつですか?」、そんな風に会話を交わして、5年生になって最初の理科の授業を終えました。
5年生のみなさん、次も実験をすることを通して、いろいろな疑問を解決していきましょう。
雨粒をはじく色とりどりの花。校庭には、春の訪れを感じることのできる風景をたくさん見ることができます。
4月11日(金)2時間目の余土小学校です。雨上がりの眩しい日差しの中、2年1組のみなさんがタブレットパソコンを手に、校内のいろいろ場所を探検していました。
「何をしているの?」とみんなに聞いてみると、「春を見つけに来ました!!」と元気な返事が返ってきました。



パンジーやサクラソウ、チューリップなど、子どもたちは、花の写真をたくさん撮っていました。通路のすみっこにある小さな花にも目を向ける子どももいて、「見て見て、小さな花が咲いているよ。」と、教えてくれました。中庭では、たくさんの桜の花びらを見付けていました。「春は、ピンク色なんだね。」といった声も聞こえてきます。池のメダカもさかんに活動しています。
「たくさんの色を見つけたよ。」、「春は、こいにおいがするんだね。」、「アゲハも見つけたよ。」と、生活科「春をさがしに」では、たくさんの春が見つかったようです。
「ちょうちょ、はと、さくら、学校・・・。」
元気の声が聞こえてくるなあと思って、教室をのぞいてみると、1年3組のみなさんが、教科書を指さしながら勉強をしていました。
4月10日(木)2時間目は、算数の授業です。暖かな春の風景が描かれた見開きのページには、その他にもたんぽぽやつくしが描かれていました.
「〇〇さん。」、「はい。ベンチがあります。」、「発表の仕方とてもいいいね。」
こんな風に、発表の仕方を覚えていくんだなあと、ほほえましく見ていました。
さくらの木は3本、つくしは5本と、教科書に出てくる絵は、どれも数が違っていて、どうやら仲間を見つけて〇(まる)で囲む活動のようでした。
「さくらは、中庭にも咲いているよ。」、「つくしは、食べたことある?」
そんな授業中の会話も、子どもたちのエネルギーです。赤ペンで丸をつけてもらったり、ハンコを押してもらったり、楽しい算数のお勉強は、あっという間に終わりました。



「♪石手の 土手の~」
しばらくすると、余土小学校の校歌を歌う声が聴こえてきました。1年4組では、3時間目に音楽をしていました。
「入学式で、6年生が歌ってくれた学校の歌だよ。」、「覚えている?」
テレビにうつる歌詞に、前のめりの姿勢なる子どもたち。「早く歌ってみたい。」、そんな気持ちが伝わってきます。何度か聴いているうちに、口ずさむ子どもが増えてきました。
「『余土』は、みんなの学校の名前だよ。」
楽しみながら校歌を覚える様子を見て、小学校での学校生活が、リラックスしたものになっていることが伝わってきました。
授業の終わりには、みんなで声を合わせて歌ってみました。立って体をゆらしたり、明るい表情であったり、1年生の素直な歌声に心洗われる時間になりました。
1年生の3日目。みんな、元気に勉強しています。
爽やかな風吹く朝、1学期の2日目が始まります。2~6年生も、新しい学級で、新しい仲間といっしょに、たくさんの活動をしました。
探検バックやファイルなど、3月まで使っていた物を取りに行く2年生、教科書をもらい名前を丁寧に書く3年生、グループで自己紹介を楽しむ4年生、学年集会で今年のめあてを立てる5年生、校舎内のあちらこちらで、子どもたちの様々な姿を見ることができました。




そんな中、全校みんなのためにがんばる6年生を見付けました。入学式で使った花鉢をもとの場所に戻したり、会場となった体育館のパイプ椅子を片付けたり、どの子もみんな一生懸命です。爽やかな笑顔に、今年の6年生に大きな期待を持ちました。
午前中、たくさん活動をしてお腹もすいたころ、4時間目の終わりのチャイムがなりました。給食当番も、新しいクラスのみんなとがんばります。給食受室まで足を運ぶと、おいしいにおいがただよってきました。思わず笑顔がこぼれる子どもたち。教室では、みんなで協力して配膳をがんばりました。「いただきます。」、ほっとするひとときです。美味しい給食に、お腹がいっぱいになりました。
午後からは、大掃除もがんばります。教室や廊下、特別教室・・・、どの場所もきれいになりました。明日(4/10)から、気持ちよく勉強や運動、音楽に取り組むことができそうです。
よどっこのみなさん、最初の1週間で、新しいクラスの雰囲気をつかんでくださいね。先生たちも今、みなさんと同じように、楽しく学習を進めることができるように、たくさんの準備をしています。今年も、みんなで会話を交わし、想いや考えを交流していきましょう。
ぴかぴかのランドセルカバーに、ちょっと大きめの帽子、新しく「よどっこ」の仲間入りをした1年生みんな、元気に余土小学校の門をくくりました。幸福を表す黄色いっぱいで、輝く1日のスタートです。
1学期2日目の今日(4/9)、高学年の班長さん、副班長さんは、1年生を見守りながら、いつもより少しゆっくりとしたペースで登校していました。「靴箱は、どこか分かる?」、「赤色の名札だから、1年2組さんだね。」と、進んで声を掛ける2~6年生の姿に、始業式の校長先生の言葉を重ねました。「人のことを大切にする。」そんな様子を垣間見て、ほほえましく感じているところです。



教室では、1年生のいろいろな表情を見ることができました。にこにことしている子も、不安そうな表情を浮かべる子も、先生との「おはようございます。」のあいさつで、ぱっと笑顔になりました。みんなで気持ちのよい朝がスタートしました。「はい。」、名前を呼ばれたときの返事が、どのクラスからも元気に聞こえてきます。
この日は、靴箱やロッカー場所を確かめたり、もらったお手紙を連絡袋に入れたり、1日でたくさんのことを覚えました。国語の時間には、手をピンと挙げて発表をがんばる姿も見ることができました。さっそく勉強も始まりましたね。
下校のときに出ていた明るい太陽も、みんなを応援しているようでした。1年生のみなさん、2日目はちょっと疲れたかな?明日からも、ぴかぴかのランドセルを背負って、元気に登校してください。2~6年生みんなも、おうちの人も、先生たちも、みなさんのことを応援していますよ。
PTAの旗当番のみなさん、地域の見守り隊のみなさん、子どもたちの登下校の見守りをありがとうございます。新しい1年生も、黄色の安全旗に導かれて元気に登校することができました。人のことを大切にできる子どもが育つように、みなさんといっしょに応援していきたいと思います。今年度もよろしくお願いします。
「4年〇組のみなさんに会えることをとても楽しみにしていました。明るく笑顔あふれるクラスにしましょう。よろしくお願いします。」
「2年〇組のみなさんに会えることを楽しみにしていました。今日から2年生。いろいろなことにチャレンジして、すてきな1年間にしましょうね。」
4月8日(火)の朝、新しい学級担任の先生からの思いのこもったメッセージが、どのクラスの黒板にも記されていました。




「先生は、だれになるのだろう?」
新しい友達との出会いの後には、もう一つの楽しみがあるようで、子どもたちは、目を丸くしながら、先生からのメッセージを読んでいました。よどっこみんな、にこにことした表情で、1学期初日の朝を迎えていました。
「おはようございます。先生の名前は、〇〇 〇〇です。」
新任式・始業式の後には、新しい学級担任の先生とあいさつを交わし、どのクラスも新しい1年がスタートしました。
「〇〇 〇〇さん。」、「はい。元気です。」
いつもの何気ない風景も、今日(4/8)は、輝いて見えました。希望に満ちあふれる学級開きです。
「明日からの勉強も楽しみだ。」
そんな声も聞こえてきます。
よどっこのみなさん、明日から本格的に授業が始まりますね。少しずつ学校生活のリズムを取り戻して、新しい学年での学習を楽しみましょう。
春の強い陽の光の中、「よどっこ」の2~6年生みんな、新しい歩みを少しずつ進めています。新しい学年、新しいクラス、新しい友達、新しい先生、どれも素敵な出会いです。子どもたちは、期待や喜びを春風に乗せ、4/8(火)新任式、始業式を迎えました。
新任式 児童歓迎のことば(代表 6年女子)
新しく余土小学校に来てくださった先生方、ようこそ余土小学校へ。

余土小学校は、いつでも明るく元気な楽しい学校です。余土小学校の魅力は、みんなが仲間と助け合い、一人一人の意見を尊重し合っているところです、
例えば、運動会では、4つのグループに分かれ、全校が全力でぶつかり合います。練習では、こうすればよりよくなると、お互いの意見を出し合い、練習を重ねています。
もう一つの魅力は、「よどよいこ」です。「よ」は「よい子余土の子優しい子」、「ど」は「どんなときでもがんばる子」、「よ」は「よく見、よく聞き、考える子」、「い」は「いつも生き生き元気な子」、「こ」は「言葉はっきり話せる子」です。
私たち余土っ子は、この「よどよいこ」の合言葉をもとに、守るべきことはしっかりと守りつつ、いつも笑顔でがんばっています。これからは、新しく来られた先生方とも、たくさん楽しい時間を、この余土小学校で過ごしていきたいです。
今日からよろしくお願いします。
始業式 児童のことば(代表 6年女子)
私が6年生でがんばりたいことは3つあります。

1つ目は、周りを見て自分から進んで行動に移すことです。例えば、友達が困っていたら声を掛けてあげたり、先生の話をよく聞いて、みんながスムーズに動くことができるように呼び掛けたりしたいです。
2つ目は、最高学年として下級生を引っ張っていける存在になりたいです。5年生では、運営委員会として、集会の準備や進行を担当したり、あいさつ運動をがんばったりしました。その経験を生かして、係や委員会の仕事をしっかり行い、友達や下級生と協力することを大切にしていきたいです。また、運動会や委員会では、みんなと力を合わせて、よい結果を残すことができるようにがんばりたいです。
3つ目は、小学校最後の1年なので、楽しい思い出をたくさんつくりたいです。特に音楽会では、みんなで心を一つにして、合奏や合唱を成功させたいです。友達との時間を大切にして笑顔で、過ごしていきたいと思います。
私のこの1年のテーマは、協力です。よい1年になるようにがんばります。
校長先生のお話
みなさん、おはようございます。春休みは、楽しく元気に過ごせましたか。いよいよ今日から、新しい年度の始まりです。みなさん、進級おめでとうございます。一つずつ学年が上がり、みなさんもやる気に満ちあふれて、目が輝いています。登校してくるとき、とてもいい表情をしていました。今日は、久しぶりにお友達や先生と出会い、令和7年度の1学期を迎えられたことをみんなで喜びたいと思います。

まず、6年生のみなさんにお話をします。昨日、入学式準備がありました。体育館に椅子を並べたり、1年生の教室を飾ったりしてくれました。とても頼もしく見えました。この6年生なら、間違いなくいいリーダーになると思いました。6年生のみなさん、ありがとうございました。2年生から5年生のみなさんは、ぜひ6年生の活躍ぶりを見習ってほしいと思います。
今日は、令和7年度、最初の始業式です。みなさんにがんばってほしいこと、約束してほしいことをお話しします。みなさんには、勉強に運動、お掃や交通安全など、がんばることがたくさんあります。その中でも、一番がんばってほしいことは、人を大切にすることです。まず、自分を大切にしてください。元気な体をつくる、毎日楽しく生活する、交通事故にあわない、そうやって自分を大切にして過ごしてください。次に、みなさんのことを一番に考えてくれる家族、同じクラス、同じクラスの仲間、小学校にいる上級生や下級生、そして先生方、さらにみなさんが安全に学校に来られるように見守りをしてくださっている地域の方々など、みなさんの周りにいる人を大切にしてください。そこで、人を大切にするために、大事なことを2つお話します。1つ目は、笑顔であいさつをすることです。名前を呼ばれたときも、「はい。」というお返事や「おはようございます。」「行ってきます。」「ただいま。」「ありがとうございました。」などのあいさつが笑顔でできるといいですね。そうすれば、周りの人たちはきっと笑顔になります。それが、人を大切にすることにつながります。2つ目は、自分に言ってもらうとうれしい言葉をたくさん使っていくことです。もちろん、自分が言われていやな言葉は、使わないようにしていきましょう。校長先生とこの約束をして、ますます立派な「よどっこ」になりましょう。この「人を大切にすること」については、入学式で1年生にも伝えます。1年生も合わせて776名の余土小学校のみんなで、笑顔があふれ人を大切にする学校になっていくことを校長先生は、楽しみにしています。