5・6年生の情報委員会の子どもたちが、日々の生活の中で発見したことを記事にしています。写真や原稿は、できるだけ子どもたちが作成したままで、校正を控えていますので、ご理解ください。情報委員会の活動をぜひ、ご覧ください。
【情報委員会通信 第4号】
今回は、5月に5・6年生の情報委員会の子どもたちが作成した記事を紹介します。
「4月の生活目標のふり返り」
余土小学校には、毎月、生活目標が決められています。月のはじめには、運営委員会のみなさんがその呼び掛けをして、月の終わりには、ロイロノートのアンケートを用いて、ふり返りをしています。

情報委員会では、そのアンケートの結果をもとに、話合いをしてみました。下の情報委員会通信は、各学級に配付したものです。

5月の生活目標は、「時刻を守って行動しよう。」です。毎月、きちんと目当てを持ってがんばりましょう。
ここ数週間続いていた季節外れの暑さは、週末の雨で、少し和らぎました。外での活動も気持ちの良い5月になりました。余土小学校の運動場でも、勉強に運動など、子どもみんな盛んに活動を進めています。
5月19日(火)1時間目の運動場では、4年1組のみなさんが、理科「空気と水」で、空気鉄砲を手に、友達とさかんに会話を交わしていました。「ポン」、「ポンポン」と、弾けるような高い音は、空にも届いているように感じました。




単元の導入のこの時間には、子どもたちは、思い思いに実験に取り組んでいました。「音が気持ちいいね。」、「とんだ!とんだ!」に声は、しばらくすると、「どうすれば遠くにとばすことができるの?」と、友達と真横に立ってとばし合う、比べる様子も見られるようになりました。
活動の目当ては、「閉じ込めた空気や水の性質を調べよう。」でしたが、実験を通して、答えに近づいているように感じました。
「水鉄砲もしてみたい。」という子どもたちの声に、みんなで試してみることになりました。「よーし。」と意気込んで実験しましたが、思ったほどとびませんでした。「空気と水は何が違うのだろう?」と、新しい疑問も見つかりました。
これからの学習では、そんな疑問を確かめながら、観察、実験に取り組むことになっています。晴れ渡った空の下で、実験しながら、そして友達と話し合いながら、疑問を追究する4年1組のみなさんに、エネルギーをもらうような時間になりました。
全校のみなさん、おはようございます。
みなさん、自分を大切にすることはできていますか?周りにいるクラスの仲間を大切にすることはできていますか。
今日は、新しい学年が始まって1か月が過ぎて、少し慣れてきたかなというみなさんに、これからがんばってほしいことをお話しします。

今朝の校長先生のお話は、テレビ放送です。きっとみなさん素晴らしい姿勢で、お話を聞いてくれていると思います。
「姿勢を正しましょう。」というお話を聞いたことがある人も、たくさんいると思います。では、どうして姿勢を正す必要があるのか、考えたことはありますか。今から、主な理由を3つ紹介したいと思います。
1つ目は、姿勢が良いと明るい気持ちに、さあやるぞという前向きな気持ちになりやすいからです。姿勢が悪くなると、なかなか元気が出ないことがあります。
2つ目は、姿勢が良いと集中力が高まりやすいからです。集中できると、勉強をしても運動をしても良い結果につながっていきます。
3つ目は、姿勢が良いと体が元気になるからです。姿勢が悪いと首や腰に負担がかかりやすくなって、痛くなることがあります。
この3つ以外にも、スポーツ選手で良い成績を残している人は、みんな姿勢が良いということもあります。
では、教室で学習をするときに、どんな姿勢が良いのかをお話します。書写の本に、文字を書く姿勢というページがあります。良い姿勢の合言葉がありました。高学年のみなさん、覚えていますか?「腰ピン 足ペタ グー一つ」でした。では、みなさんその場でしてみましょう。「腰ピン」は、腰をピンと伸ばします。「足ペタ」は、足の裏をペタっと床に着けます。「グー一つ」は、机とお腹の間に、それから椅子と背中の間を、グー一つ分あけます。そうすると大変良い姿勢になります。
学校で勉強する全部の時間でするのは大変だと思います。でも、自分のために少しずつ、正しい姿勢が長く続くようにがんばってみましょう。姿勢を正していくことは、自分に大切にしていくことと同じだと、先生は考えています。ぜひ、自分のために今日から続けてみてください。
夏めく風。眩しい光につつまれた余土小学校。5/15(水)3・4時間目の運動場では、3年生のみなさんが、新体力テストを行っています。全力で駆け抜ける姿も、めいっぱい跳躍する姿も、力を込めて投球する姿のどれも、初夏の眩しさと同じように輝いて見えました。
50m走に、立ち幅跳び、ソフトボール投げの3種目全て、全力でがんばる子どもたちに、「応援を届けたい。」そんな気持ちになります。




1回の計測で記録をとる50m走では、スタートから真剣です。3年生みんな、先生の「よーい。」の合図に低く構え、スタートとともに駆け出す様子が見られました。ゴール付近も止まることなく、全力で、ゴールラインを走り抜けていました。
ソフトボール投げは、チャンスは2回。試技として投げると、「もっと高く!!」というアドバイスの声も聞こえてきました。そんなアドバイスに応えるように、ボールは高くとび、記録がぐんと伸びていました。
立ち幅跳びでは、腕をしっかりと降る様子が見られました。膝を曲げ、タイミングよく踏み切ると、その反動とともに記録が伸びているようでした。
新体力テストは、残り5種目です。3年生のみなさん、どの種目も自己新記録を目指してがんばってください。
「これからコルネットに入る新しい仲間を紹介します。」、コルネットのパートリーダーさんの声にみんなの視線が集まります。パート練習をする余土っ子ルームでは、新入部員さんの姿が見えると同時に、拍手と歓声が起こりました。「みんなで拍手しようよ。」、「自己紹介から始める?」、「好きな食べ物を順番に言っていこう。」、その明るく澄んだメンバーの声に、晴れた空の色を重ねました。
碧空、晴れ上がった美しい空。



新入部員さんの入部から2日、16名のみなさんのそれぞれのパートが決まりました。この日は、6つのパートそれぞれの練習場所で、たくさんの笑い声が聴こえてきました。どのパートの歓迎の会も大成功のようです。
「私も先輩になりました。」と話す、パーカッションの4年生。「〇〇先輩」の声に照れる4年生がたくさんいました。互いに目と目を合わせて笑ったり、「先輩!」、「先輩!」と呼び合ったり、新しいみんなとの出逢いに、1年前の自分たちを重ねているように感じました。
入部から3日目には、新入部員さんの練習も本格的に始まりました。6年生から、楽器ケースから楽器を出す方法を教わったり、楽器の構え方を練習したり、マウスピースで音を出したり、たくさんのことを学びました。指番号を教わると、♪ドから順に音を出していきました。
「パーカッションは、とにかく楽しいです。いろいろな楽器を演奏することができるんです。」(パーカッション 3年生)、「トランペットで♪ドから♪ソまで出せるようになってうれしいです。」(トランペット 3年生)、新入部員さんからも、たくさんの感想の声が届いています。
この週の練習には、保護者会の役員のみなさんにもお世話になりました。ユニフォームの試着、保護者会の準備など、私たち金管バンド部の活動を支えていただいています。ありがとうございます。
金管バンド部65人のみんな、役員のみなさん、保護者会の方々、私たち顧問・副顧問、そして応援していただくみなさん、今年もみんなファミリーで、共に歩みを進めていきましょう。青い空のお話は、今、始まったばかりです。
青葉や新緑の間を吹き抜ける風が、余土小学校にも届くようになりました。5月12日(月)2時間目の中では、その爽やかな風に誘われるように、元気で明るい2年4組のみなさんが中庭に集まっていました。どうやら夏野菜を育てる準備をするようです。



夏野菜を育てるために用意したプランターは、ちょっとした工夫があるようで、青いプランターに、4つの牛乳パックが差し込まれていました。野菜を育てるには、土を高く盛ることが大切なようです。
半分ぐらい土を入れると、ポットから、根がびっしりと育った野菜の苗を土ごと丁寧に外して、プランターに移します。そして、土をもう少し足して、作業は完了です。
「何を育てるの?」と聞いてみると、「ミニトマトです。」と元気に答えてくれました。その他にも、オクラやピーマン、キュウリやナスの夏野菜があるそうです。「早く食べてみたいです。」そんな声も聞こえてきました。「水をたっぷりあげてね。」先生の声に、2年生みんな笑顔を返していました。
「ミニトマト苦手だけど、お母さんが好きだから育てるんだ。先生にもあげるね。」そんな子どもの素直な反応に、心が和むひとときでした。
2年生のみなさん、おいしい夏野菜ができたら教えてくださいね。どんな味がするのかな?水やりもがんばりましょう。
5月9日(金)2時間目の3年3組のみなさんです。書写の授業では、毛筆の学習が始まりました。1・2年生では、主に鉛筆を使った硬筆の学習でしたが、子どもたちは、新しい活動に目を輝かせて取り組んでいます。
用具の準備や片付けに加え、机の上では、どんなふうに習字道具を置くか、書いた半紙はどこに置くかと、一つ一つ丁寧に学んでいるところです。


毛筆で最初に書く文字は、漢字の「二」です。子どもたちは、「横角に気を付けて書く。」を目当てに、ゆっくりと筆を進めていました。「筆の穂先は左ななめ上に」、「始筆・送筆・終筆は同じ筆圧」など、先生のたくさんのアドバイスを確かめながら文字を書いていました。
この日は、清書の日でした。学年や名前も、左端に丁寧に書いて、初めての毛筆「二」が完成しました。
3年生みんな、4月から元気いっぱい過ごしています。1・2年生のころよりもずっとお兄さん、お姉さんになり、自分でできることに挑戦したり、友達と協力して活動したり、ずいぶん成長したように感じています。
5月9日(金)2時間目の家庭科室です。5年2組のみなさんが、調理台を囲んで、実習を進めていました。調理台の上には、湯飲みと急須、計量カップとやかんが並んでいます。初めての実習は、湯を沸かす活動のようでした。
5年生から、家庭科の学習が始まりますが、今日が初めての調理実習のようで、子どもたちはどきどきわくわくしていました。


ガスコンロを使って湯を沸かすのですが、やかんをコンロにかける、ガスの元栓を開ける、器具せんを長押しして点火の作業も落ち着いて行っていました。今回の実習では、たくさんの道具を使いましたが、子どもたちは、実際に手に取り扱うことを通して、安全な扱い方や正しい軽量の仕方が分かったようです。調理の手順も身に付きつつあります。
沸かした湯で、お茶を入れてみました。「自分でお茶を入れると、いつもよりおいしく感じた。」、「家でお湯を沸かして、いろんな調理に挑戦してみたい。」と子どもたちは、満面の笑みを浮かべていました。
次の調理実習は、青菜やじゃがいもなど、野菜の調理を予定しています。5年生のみなさん、次もおいしく食べることができるように、がんばってください。
5月8日(木)5時間目の第1理科室です。5年3組のみなさんが、理科「ふりこの運動」のまとめの実験を行っています。
子どもたちは、これまでの実験から、ふりこが1往復する時間は、ふりこの長さが長くなるほど長くなることをつかんでいます。


「ふりこの長さがもっと長くなるとどうなるの?」という子どもの実験から、この日は、250cmのふりこで実験することになりました。「ふりこの長さが25cmのときに、1往復の時間は1.0秒になる。」という、前の時間の実験から、「長さ10倍になるから10.0秒になるのでは?」と予想する子どもが多くいましたが、話し合っていくうちに、「ブランコと同じぐらいの長さだから。もっと短い気がするよ。」と、予想を修正する様子が見られました。
みんなで協力して実験してみると、どの子も10往復でおよそ30.0秒という結果が出ました。みんなで話し合って、250cmのふりこの1往復の時間は、およそ3.0秒という結論になりました。子どもたちは、長さが10倍になっても、1往復する時間は、10倍にはならないことに驚いていました。
初めての単元でしたが、5年生のみんなは、最後まで目を輝かせて、実験に取り組んでいました。5年生のみなさん、これからもいろいろな単元で、観察、実験を通して、問題を解決していきましょう。