夏めく風。眩しい光につつまれた余土小学校。5/15(水)3・4時間目の運動場では、3年生のみなさんが、新体力テストを行っています。全力で駆け抜ける姿も、めいっぱい跳躍する姿も、力を込めて投球する姿のどれも、初夏の眩しさと同じように輝いて見えました。
50m走に、立ち幅跳び、ソフトボール投げの3種目全て、全力でがんばる子どもたちに、「応援を届けたい。」そんな気持ちになります。




1回の計測で記録をとる50m走では、スタートから真剣です。3年生みんな、先生の「よーい。」の合図に低く構え、スタートとともに駆け出す様子が見られました。ゴール付近も止まることなく、全力で、ゴールラインを走り抜けていました。
ソフトボール投げは、チャンスは2回。試技として投げると、「もっと高く!!」というアドバイスの声も聞こえてきました。そんなアドバイスに応えるように、ボールは高くとび、記録がぐんと伸びていました。
立ち幅跳びでは、腕をしっかりと降る様子が見られました。膝を曲げ、タイミングよく踏み切ると、その反動とともに記録が伸びているようでした。
新体力テストは、残り5種目です。3年生のみなさん、どの種目も自己新記録を目指してがんばってください。
「これからコルネットに入る新しい仲間を紹介します。」、コルネットのパートリーダーさんの声にみんなの視線が集まります。パート練習をする余土っ子ルームでは、新入部員さんの姿が見えると同時に、拍手と歓声が起こりました。「みんなで拍手しようよ。」、「自己紹介から始める?」、「好きな食べ物を順番に言っていこう。」、その明るく澄んだメンバーの声に、晴れた空の色を重ねました。
碧空、晴れ上がった美しい空。



新入部員さんの入部から2日、16名のみなさんのそれぞれのパートが決まりました。この日は、6つのパートそれぞれの練習場所で、たくさんの笑い声が聴こえてきました。どのパートの歓迎の会も大成功のようです。
「私も先輩になりました。」と話す、パーカッションの4年生。「〇〇先輩」の声に照れる4年生がたくさんいました。互いに目と目を合わせて笑ったり、「先輩!」、「先輩!」と呼び合ったり、新しいみんなとの出逢いに、1年前の自分たちを重ねているように感じました。
入部から3日目には、新入部員さんの練習も本格的に始まりました。6年生から、楽器ケースから楽器を出す方法を教わったり、楽器の構え方を練習したり、マウスピースで音を出したり、たくさんのことを学びました。指番号を教わると、♪ドから順に音を出していきました。
「パーカッションは、とにかく楽しいです。いろいろな楽器を演奏することができるんです。」(パーカッション 3年生)、「トランペットで♪ドから♪ソまで出せるようになってうれしいです。」(トランペット 3年生)、新入部員さんからも、たくさんの感想の声が届いています。
この週の練習には、保護者会の役員のみなさんにもお世話になりました。ユニフォームの試着、保護者会の準備など、私たち金管バンド部の活動を支えていただいています。ありがとうございます。
金管バンド部65人のみんな、役員のみなさん、保護者会の方々、私たち顧問・副顧問、そして応援していただくみなさん、今年もみんなファミリーで、共に歩みを進めていきましょう。青い空のお話は、今、始まったばかりです。
青葉や新緑の間を吹き抜ける風が、余土小学校にも届くようになりました。5月12日(月)2時間目の中では、その爽やかな風に誘われるように、元気で明るい2年4組のみなさんが中庭に集まっていました。どうやら夏野菜を育てる準備をするようです。



夏野菜を育てるために用意したプランターは、ちょっとした工夫があるようで、青いプランターに、4つの牛乳パックが差し込まれていました。野菜を育てるには、土を高く盛ることが大切なようです。
半分ぐらい土を入れると、ポットから、根がびっしりと育った野菜の苗を土ごと丁寧に外して、プランターに移します。そして、土をもう少し足して、作業は完了です。
「何を育てるの?」と聞いてみると、「ミニトマトです。」と元気に答えてくれました。その他にも、オクラやピーマン、キュウリやナスの夏野菜があるそうです。「早く食べてみたいです。」そんな声も聞こえてきました。「水をたっぷりあげてね。」先生の声に、2年生みんな笑顔を返していました。
「ミニトマト苦手だけど、お母さんが好きだから育てるんだ。先生にもあげるね。」そんな子どもの素直な反応に、心が和むひとときでした。
2年生のみなさん、おいしい夏野菜ができたら教えてくださいね。どんな味がするのかな?水やりもがんばりましょう。
5月9日(金)2時間目の3年3組のみなさんです。書写の授業では、毛筆の学習が始まりました。1・2年生では、主に鉛筆を使った硬筆の学習でしたが、子どもたちは、新しい活動に目を輝かせて取り組んでいます。
用具の準備や片付けに加え、机の上では、どんなふうに習字道具を置くか、書いた半紙はどこに置くかと、一つ一つ丁寧に学んでいるところです。


毛筆で最初に書く文字は、漢字の「二」です。子どもたちは、「横角に気を付けて書く。」を目当てに、ゆっくりと筆を進めていました。「筆の穂先は左ななめ上に」、「始筆・送筆・終筆は同じ筆圧」など、先生のたくさんのアドバイスを確かめながら文字を書いていました。
この日は、清書の日でした。学年や名前も、左端に丁寧に書いて、初めての毛筆「二」が完成しました。
3年生みんな、4月から元気いっぱい過ごしています。1・2年生のころよりもずっとお兄さん、お姉さんになり、自分でできることに挑戦したり、友達と協力して活動したり、ずいぶん成長したように感じています。
5月9日(金)2時間目の家庭科室です。5年2組のみなさんが、調理台を囲んで、実習を進めていました。調理台の上には、湯飲みと急須、計量カップとやかんが並んでいます。初めての実習は、湯を沸かす活動のようでした。
5年生から、家庭科の学習が始まりますが、今日が初めての調理実習のようで、子どもたちはどきどきわくわくしていました。


ガスコンロを使って湯を沸かすのですが、やかんをコンロにかける、ガスの元栓を開ける、器具せんを長押しして点火の作業も落ち着いて行っていました。今回の実習では、たくさんの道具を使いましたが、子どもたちは、実際に手に取り扱うことを通して、安全な扱い方や正しい軽量の仕方が分かったようです。調理の手順も身に付きつつあります。
沸かした湯で、お茶を入れてみました。「自分でお茶を入れると、いつもよりおいしく感じた。」、「家でお湯を沸かして、いろんな調理に挑戦してみたい。」と子どもたちは、満面の笑みを浮かべていました。
次の調理実習は、青菜やじゃがいもなど、野菜の調理を予定しています。5年生のみなさん、次もおいしく食べることができるように、がんばってください。
5月8日(木)5時間目の第1理科室です。5年3組のみなさんが、理科「ふりこの運動」のまとめの実験を行っています。
子どもたちは、これまでの実験から、ふりこが1往復する時間は、ふりこの長さが長くなるほど長くなることをつかんでいます。


「ふりこの長さがもっと長くなるとどうなるの?」という子どもの実験から、この日は、250cmのふりこで実験することになりました。「ふりこの長さが25cmのときに、1往復の時間は1.0秒になる。」という、前の時間の実験から、「長さ10倍になるから10.0秒になるのでは?」と予想する子どもが多くいましたが、話し合っていくうちに、「ブランコと同じぐらいの長さだから。もっと短い気がするよ。」と、予想を修正する様子が見られました。
みんなで協力して実験してみると、どの子も10往復でおよそ30.0秒という結果が出ました。みんなで話し合って、250cmのふりこの1往復の時間は、およそ3.0秒という結論になりました。子どもたちは、長さが10倍になっても、1往復する時間は、10倍にはならないことに驚いていました。
初めての単元でしたが、5年生のみんなは、最後まで目を輝かせて、実験に取り組んでいました。5年生のみなさん、これからもいろいろな単元で、観察、実験を通して、問題を解決していきましょう。
バスは、高速道路松山ICから、松山外環状線へと進んでいます。自動車専用道路を降りると、もうすぐ余土小学校到着です。


「2日間ありがとうございました。」、レクリエーション係から、バスの運転手さんとバスガイドさん、添乗員さんに手作りの感謝状を手渡しました。私たちの2日間の旅は、多くみなさんに支えられてきましたね。
16:40、テーマパークを出発しました。バスに乗り込むと、「2日間楽しかったな。もっと修学旅行が続いてほしい。」、「松山が懐かしいなあ。家族は元気にしているかな。」といった会話も聞こえてきました。思い出を話したり、お土産を紹介したり、歌を歌ったり、ゲームをしたり、6年生みんな、修学旅行の最後のひと時まで楽しい時間を過ごしています。しばらくすると、うとうとする子どももいるようになりました。2日間の充実の表れでしょうか。お腹もすき始めたようです。今晩は、久しぶりに家族で団らんですね。


17:55、来嶋海峡サービスエリアを出発しました。添乗員さんから、千羽鶴の再生紙でできた付箋紙を旅の思い出としていただきました。修学旅行も残りわずか、もうすぐ余土小学校に到着します。6年生のみなさん、おうちの人も首を長くして待っていますよ。