10月17日(金)お昼の体育館の様子です。
運営委員会の花のアーチと、全校みんなの拍手に迎えられ、陸上部の選手のみなさんが入場し、陸上壮行会が始まりました。





陸上部のみなさんの放課後の練習の様子は、動画で紹介しました。陸上部のメンバーの紹介では、一人ひとり自身に満ちた表情を見ることができました。陸上部のキャプテンからも、「大会では、練習の成果を出し切ります。」と強い意気込みを聞くことができました。運営委員会の子どもたちの熱い応援、全校みんなの大きな声、みんなの手拍子、陸上部のみんなに力を送ることができました。
陸上部は、本日10月23日(木)愛媛県総合運動公園陸上競技場で行われる松山市小学校総合体育大会(陸上の部)に参加します。選手のみなさんは、今、ユニフォームや運動靴はもちろん、気持ちもしっかりと準備して大会に臨んでいるところです。
結果等の詳細は、余土小学校のホームページでも紹介しますので、ぜひご覧ください。
【陸上部部長の言葉】
今日は、私たちのためにこんな素敵な会を開いてくださり、ありがとうございます。みなさんを応援を胸に、大会では、練習の成果を発揮できるよう、また、自己ベストの更新を目指し、全力を尽くしていきます。(6年女子)
【校長先生のお話】
いよいよ松山市小学校総合体育大会(陸上の部)が迫ってきました。選手のみなさんは、9月から一生懸命、練習に励んできたと思います。その成果を存分に発揮してほしいなと思います。今日は、校長先生から3つお話をします。
1つ目です。競うのは、周りの人ではなく自分だということを忘れないでください。当日、会場にいる人が、自分より速そうに見えるかもしれません、高く跳びそうだなと思うかもしれません、遠くに投げそうだなと思うかもしれません。そのために、気持ちが少し弱くなるかもしれません。でもそれは、みんな同じです。大事なことは、自分を信じてベストを尽くすことです。昨日までの自分を超えられるよう、気持ちを持つことが大切です。これまでの自分を超えられるよう、全力で取り組んできてください。
2つ目は、競技を楽しむことです。選手のみなさんは、余土小学校の代表です。誇りと自信を持って競技に臨んでください。そして、競技が終わった後、自分が満足できるように、競技を楽しんでください。
3つ目は、感謝の気持ちを持つことです。これまでにいろいろな面でサポートしてくれたご家族のみなさん、放課後や朝の指導をしてくれた先生方に感謝の気持ちを持ちましょう。そして、応援してくれた、学校のみんなにも感謝の気持ちを忘れないようにしたいですね。みなさんには、応援してくれる心強い仲間がいることを忘れないようにしてください。
応援団をはじめ、陸上選手を励ましてくれた全校のみなさん。みなさんの応援は、確かに選手のみなさんに届きました。あたたかい声援、一生懸命の声援、ありがとうございました。
それでは、選手のみなさん、余土小学校の仲間の応援を自分の力に変えられるように、10月23日は、全力でがんばってきてください。みなさんの健闘を心から願っています。
5・6年生の陸上部は、今週(9/22)から種目別練習を開始しています。60・100m走、60mハードル、走り幅跳び、走高跳び、ソフトボール投げの5つの種目に分かれ、それぞれの場所で記録の向上を目指してがんばっているところです。





60m・100m走では、基礎トレーニングに加えてスターティングブロックを使った練習も開始しました。60mハードルは、ハードルを跳び超すフォームを確認したり、ハードル間の歩数の3歩を目指したり、たくさんの技術を磨いています。走高跳び・走り幅跳びは、跳ぶ姿勢はもちろん、踏み切りまでの歩数もチェックしています。ソフトボール投げでは、記録計測まで何度もキャッチボールをして肩を温めたり、投げる姿勢をかためたりしました。
「目標は何?」、「〇〇君に追い付くぐらいがんばる。」、「県大会目指すなら、もっと上を目指して練習しないといけないよ。」、先生や友達との会話にも熱のこもった様子を感じることができます。
子どもたちは、こんな風に、自分の記録をさらに伸ばすには、どこを修正するとよいか考えながら練習を積み重ねています。目標とする記録も決まりつつあります。
「今日もお疲れ様。」、「先生もいっしょに片付けるよ。〇〇さんは、これを運ぶことできる。」、「来週は、今日最後にしたことの修正から始めるよ。」
先生の声掛けや友達との練習から、さらに意欲を高めている陸上部の子どもたちです。あたたかな声掛けは、何よりもエネルギーになります。余土小学校では、職員室でも、教室でも、どんな場所でも、「人を大切にする学校」を目指しています。
本日(10/21)のホームページは、3年生の運動会のふり返りです。
3年生は、徒競走「running ハッピネス」、学年色別リレー(2~4年生の部)、団体「jumping ハッピネス」の3種目に出場です。




運動会の得点種目のトップを飾る、プログラム2番、徒競走では運動場を力いっぱい走り抜けました。1・2年生よりも少し長くなった距離も、スタートからゴールまでスピードを落とすことなく駆け抜け、どの色も大きな声援を受けました。
プログラム8番のリレーでは、男女でバトンを上手につなぎました。去年よりもずっと上手くなったバトンパスで、最後まで名勝負を展開しました。
プログラム13番の団体種目では、4人一組で長い棒を持ち、コーンを折り返す競技をがんばりました。クラスみんなで一致団結して、戻ってきた棒をとび越え、上手にリレーをすることができました。
行事を行うごとに成長する3年生の子どもたちのがんばりは、いつも幸せな気分を届けてくれます。これからのますますのがんばりを期待しています。
「みんなの音を、運動場から聴いていて、練習のときよりも上手くなっていたように感じました。どのパートの音もしっかりと届いてきました。校内音楽会も、目当てをもってがんばりましょう。」(余土小学校金管バンド部部長)
秋季運動会を終え、私たちは、1週間ぶりに音楽室に集いました。グループ長として選手宣誓を行った部長さん、オープニングを飾る♪「希望のファンファーレ」・♪「余土小学校校歌」の演奏には参加できなかったのですが、みんなに思いのこもったメッセージを届けてくれました。



「ロングトーンをしっかりとして、音を作っていきましょう。」
これは、この日の全体の目当てです。校内音楽会まであと1か月を切りました。金管バンド部の秋は、どんな風景になるでしょうか?
「♪『ライラック』では、ドラムロールのクレッシェンドに気を付けて演奏します。」(パーカッション 6年生)、「今日は、曲の細かな部分を思い出して、リズムのずれに気を付けるようにします。」(トロンボーン 6年生)、「♪『ライラック』の最初の音をしっかりと出して、♪『ドラえもんのうた』では、タンギングとリズムに気を付けて練習をします。」(チューバ 6年生)、6年生は今、最後の秋を過ごしています。
「もう1年の半分を過ごしたんだね。」と、副顧問の私が話すと、「先生、そんなこと言わないでください。まだまだ卒業したくないんです。やることがいっぱいあるんですよ。」と、部長さんは、返してくれました。秋には校内音楽会、冬にはクリスマス・ミニ・コンサート、春、最後のステージはスプリングコンサートです。今のメンバーみんなで、たくさんの思い出をつくっていきましょう。
この日の練習では、校内音楽会で演奏する2曲の練習をしました。6年生14人のメンバーのソロパートを割り振り、曲をアレンジしていきます。「この階名になるけれど、今、吹くことできる?」、そんな合奏中の声にも、「できそうです、やってみます。」と、頼もしい6年生の姿を見ることができました。3~5年生も、6年生に憧れの眼差しを向けています。
秋日和、よく晴れた爽やかな空。
日暮れが少しずつ早くなっています。春に向け、少しずつ歩みを進めていきましょう。
9月24日(水)2時間目に1年2組で研究授業③を行いました。国語科「かん字のはじまり」で「習った漢字を書き、文の中で使うことができる。」をねらいとして学習を進めました。本時は、単元の終末にあたります。
授業冒頭では、漢字カード(絵と漢字が組み合わされたもの)を提示して、「山」「月」「木」(象形文字)「上」「下」(指示文字)など、これまでの授業で学んだ11の漢字の読み方を確認しました。テレビ画面では、漢字が成り立つ様子の絵図が示され、「自然の形をかたどってできている漢字」や「点や線の記号でできている漢字」など、子どもたちが、これまでの学習の学習をふり返ることができるよう工夫していました。子どもたちのつぶやきから、漢字への関心や意欲が高まっている様子も伺うことができました。
次に本時のめあて「かん字をつかったぶんをかいて、つたえあおう。」を提示し、「どんな文ができそう。」と、全体に伝えました。「山でキャンプをする。」のような短い文、「日よう日、山の川であそんで木の下でやすむ。」といった漢字がたくさん入った長い文と、指名された子どもは、それぞれの視点で文を発表しました。そこで、「が」や「は」、「へ」の入った文にレベルアップすることを投げ掛けました。その後、数名の子どもの発言が続き、助詞を含んだ文も見られるようになりました。このような授業中盤までの丁寧な全体指導は、子どもたち一人ひとりが、その後の個人活動に見通しを持つことにつながったと考えます。




個別活動に入るタイミングで、ワークシートが配付されました。表面は自由形式、裏面は助詞が示された内容です。同時に、文作りのヒントとして、テレビ画面に川で子どもが遊んでいる様子をはじめとする3つのイラストカードの提示がありました。
個人での文作りでは、様々な工夫を見ることができました。文作りに悩む子どもに用いられた、補助イラストカードや先生の机間指導は、指導の個別化の視点と言えます。一方で、主題や主語の特定に用いられる「は」「が」、方向や場所を示す「へ」「で」などの助詞が含まれた枠がワークシートの裏面にあること、できた児童に、複数の漢字を使った文や他の文を考えるように促したこと、2枚目に挑戦しても良いと伝えたことは、学習の個性化の視点と言えます。
子どもたちは、個別活動の中で、たくさんの文を作っており、漢字を含んだ文を進んで書こうとする意欲を感じることができました。個別最適な学習の中で、漢字の読み、書き、文中での活用が進んでいることが分かります。
協働的な学習の場面は、授業の後半部分「おにぎりタイム」で見ることができました。自分の作った文をグループで伝え合う場面で、先生は、話し合う視点として「『話すこと』『聞くこと』にしっかり取り組むこと」、「何か言葉を返してあげること」の2つを例示しました。
子どもたちは、友達と作った文の紹介を意欲的に行いました。全体発表でも、「〇〇さんの文にはたくさん漢字が入っていてすごい。」、「『は』や『へ』も入っていてすごい。」など、友達との関わりを通してしか得ることのできないたくさんの発見がありました。個人から全体への流れの中行われた「おにぎりタイム」は、文の中で正しく漢字が使えているか確かめたり、同じ漢字でも複数の文を作ることができることに気付いたりすることのできる場となっており、協働的な学習の中核として有効に働いたことが分かりました。
本時のふり返りには、「ふり返りカード」が用いられました。人の表情がイラストで示されており、塗ることで自己評価を行う方法となっています。毎回のふり返りが積み重ねられていること、「かんじを べんきょうして おもったこと」を書く部分があることなど、たくさんの工夫が見られました。「漢字の文を作るのが楽しかった。」、「友達が長い文(漢字がたくさん入った文)を作っていてすごかった。」、「友達と伝え合うのが楽しかった。」、子どもたちのこれらの発言いずれからも、本時のねらいが達成できていることが分かりました。
丁寧な授業づくり、一人ひとりの子どもへの真摯な関わりなど、学ぶべき点がたくさん見られる貴重な授業実践になりました。
9月22日(月)5・6時間目の理科室です。6年2組の子どもたちが、実験用てこを使って活動しています。てこには、左右どちらも6つの穴が開いていて、中心にある支点から1~6の番号がついています。今回の実験の目的は、この番号に重さ10gのおもりを左右に分けてつるし、左右のうでが水平になる場合を見つけることです。
「右の6番に10g・左の6番に10g」の場合は、重さも番号も同じなので、もちろん水平になります。実験を進めていくうちに、「右の3番に20g・左の2番に30g」など、重さと番号が違うときにも、水平になることを発見しました。



このことをきっかけに、子どもたちは「なぜ水平になったのだろう?」、「水平になるときには、きまりがありそうだ。」と、追究していきました。「一方のうでのおもりの重さと位置を固定して、結果を整理していきたい。」といった発言も聞かれました。そこで、「左の6番を10g」をそろえる条件として、右の1番から順に、何gのおもりが必要かを実験で確かめることにしました。
8つの班の実験結果をまとめると、「おもりの重さ」と「支点からのきょりの積が左右で等しいときにつり合うことが分かりました。
6年生のみなさん、試行錯誤しながら、てこのきまりを見付けることができましたね。次は、生活の中のてこを見つけ、いろいろと試していきましょう。
3年生は、社会科で「店ではたらく人」の学習をしています。子どもたちはこれまでに、自分の家の買い物調べや、教科書にある店内図の資料などから、スーパーマーケットには、たくさんのお客さんが集まってくることを学んできました。子どもたちは、今日(9/19)、実際にスーパーマーケットを見学することを通して、その秘密を探ろうと意欲をもって学習に臨みました。



店に着くと、さっそく見つけたのは大きな駐車場です。たくさんの人が来ても十分な広さがあることが分かりました。店内でも、豊富な品揃えや陳列の工夫、産地の表示や安売りのシールなどから、お客さんのニーズに応える品揃えがあることを発見しました。お店のバックヤードにも入らせていただきました。品質管理の様子や在庫の品々など、普段見ることのできないお店の工夫を見つけることができました。新鮮な食品も、お客さんを集める工夫のようです。
見学では、お店の人のお話を聞きながら、店内をまわりました。「お客さんに喜んでもらうため働いている。」というお話も聞き、子どもたちはとても感心していました。
60分の見学でしたが、実際に目で見て学ぶ、貴重な社会科学習となりました。「もっと質問をしてみたかった。」、そんな声からも充実した学習になったことが分かりました。
協力いただいたスーパーの職員のみなさん、お忙しい中、見学を受け入れていただき大変ありがとうございました。
9月17日(水)6時間目は、2学期1回目のクラブ活動でした。
科学クラブの子どもたちも、他のクラブのみんなと同じように、にこにこと笑顔で集まってきました。今年度の5回目の活動は、今年一番楽しみにしていた「ポップコーン」です。



材料は、ポップコーンのたねと油、塩の3つです。アルミの器に材料を入れ、アルミ箔でふたを閉めて加熱します。はじめは何も変化が無いのですが、香ばしいにおいとともに、ポンポンと音がしてきました。さらに過熱を続けると、どんどん膨らみ、子どもたちは、「お皿からあふれてしまうのでは?」と心配していたほどです。ちょうど良いタイミングで火を止めると、おいしいポップコーンのできあがり、みんなで分けておいしく食べました。
食べ終わると、2回目にチャレンジしました。加熱時間や火加減を1回目と変えてみると、さらにおいしいポップコーンとなりました。楽しいておいしいクラブ活動は、あっという間です。6回目の活動では、どんな実験をするのでしょうか?次の活動も楽しみですね。