春空仰ぐ(金管バンド部)
2025年4月26日 08時00分 春空仰ぐ。
穏やかで、少し霞がかった青色に、安らぎや感動を覚えます。余土小学校金管バンド部にとって、新しい始まりや希望を感じる季節です。
「♪『ブルースカイ・シンフォニー』の譜読みを進めましょう。」
新しい部長さんのあいさつから始まったこの日の練習では、各パートのリーダーの発表がありました。基礎練習に曲練習、今年も、コルネット・アルトホルン・トロンボーン・ユーフォニアム・チューバ・パーカッションそれぞれのパートで、しっかりと音を創っていきましょう。
「テンポを意識して、吹くようにしましょう。メトロノームの音をよく聴きましょう。」、パート練習では、新しいパートリーダーさんの初々しく可愛い声を聴くことができました。物慣れない様子にも、力強いメッセージを感じ、卒業した先輩から後輩へとバトンが、しっかりと手渡されたことが分かりました。
楽譜を手にしてから1か月、どのパートからも、課題曲♪「ブルースカイ・シンフォニー」を演奏する音が、少しずつ聴こえてくるようになりました。メンバーのみなさんは、どんな空をイメージしているでしょうか?今日の空が、いちばん大好きな空色になるように、これから毎日、音を重ねていきましょう。
この日の練習では、楽器の交換もしました。卒業した先輩や6年生みんなが、素敵な音を奏でてきた楽器を受け継ぎ、私たちもそんな音を紡いでいきたいと、メンバーみんなめあてを新たにしています。チューニング管の点検もしました。安定したピッチで演奏するには、楽器のメンテナンスが何よりも大切です。今週は、トレーニング2ロングトーンの合奏を繰り返しています。音程を安定させる、音色を整えることは、私たちのBANDの成長のために大切なことです。
放課後の音楽室に、きらきらと光る、音と音楽の風景が戻ってきました。目標とする遥か先の空を見つめて、音楽を通して空に語りかけるように、メンバーみんな楽器を手にしています。