冬の空は、透明度が高く(金管バンド部)
2025年12月13日 08時00分 冬の空は、透明度が高く静かで、時間とともに光と雲が刻々と表情を変えていきます。
12月6日(土)今日は、♪金管バンド部のお楽しみ会です。メンバーが心待ちにしている1日は、元気なあいさつと、楽しい会話から始まりました。いつもの土曜日のように8:45に音楽室にやってきて、いつもと違うのは楽器を手にしていないことぐらいで、ファミリーみんな、変わらない笑顔を見せてくれました。一段と輝く表情だとも感じました。
私たちは4月から、メンバーみんなで音を重ねてきました。夏の3つのステージで、大きな感動を得て、秋にはその流れのままに、運動会、校内音楽会で、私たちの音楽をつないできました。冬、クリスマス・ミニ・コンサートを前に、バンドの活動も落ち着いたころ、体育館と音楽室でレクリエーションを楽しむことになりました。
お楽しみ会の企画は、6年生が中心となって進めました。まずは、各パートで3つの遊びにしぼります。去年の楽しかった経験を思い出したり、新しい遊びを考えたり、どのパートも練習と同じぐらい熱心に話し合っていました。全体のミーティングでアイデアを持ち寄って、6つのパートそれぞれ違う遊びを話し合って決めるのですが、ここでも一生懸命に言葉を交わしていました。
パートの出し物が決まると、「みんなの思い出に残るお楽しみ会にしたい!」、「3~6年生みんなが楽しく過ごすには、どんな工夫があるといいだろう?」と、毎日の練習の合間をぬって、ゲームやプレゼント、賞状の準備を進めてきました。
部長さん、2人の副部長さんのあいさつで始まったこの日のお楽しみ会は、次のように進みました。①借り物障がい物競走(ユーフォニアム)・②おおかみさん今何時?(コルネット)・③リレー(チューバ)・④トロンボーン(爆弾ゲーム)・⑤パーカッション(フルーツバスケット)・⑥アルトホルン(宝さがし)、各パートで計画したゲームは、楽しい企画ばかりでした。
下級生への気遣いがあったり、友達へ声援を送ったり、仮装を楽しんだり、3~6年生みんなで笑顔の時間を過ごしました。忙しかった毎日の練習、この1年でいちばんゆっくりとした時間が流れているように感じました。
幸せな笑顔、明るい表情、喜び、嬉しさ、大笑い・・・、子どもたちは、一日のうちで様々な表情を見せてくれました。それは、空の表情にも重なりました。
クリスマス・ミニ・コンサートに向け、エネルギーをためる休符になりました。楽器を手にしない日も、澄み渡った空に包まれています。