今治はなぜ国際交流がさかんなの?(4年生)
2026年2月9日 08時00分 2月4日(水)5時間目に、4年生の公開授業を行いました。社会科「わたしたちの県の特色ある地域『国際交流がさかんなまち 今治市』」で、「今治市の産業や地理的状況、今治に住む外国人の数、今治に来る外国人の数等、写真や統計資料から気付いたことを話し合い、学習問題をつくる。」をねらいに学習を進めました。本時は、単元の1/7にあたり、学年5Tで学習を進めています。
本単元の題材は「国際交流に取り組んでいる地域」となっています。本時は、A:国際交流の歴史的背景、B:その地域の位置、国旗を押さえることを大切にしました。具体的には、なぜ国際交流が必要になったのかをおさえること、いかにたくさんの人々が今治市にやってきているかを大観させることです。本時は、本単元での学習形態となるクイズ形式(プレゼン)で授業を進めました。
「資料①(写真)今治市の全景」からスタートしました。子どもたちは、写真にある今治城、しまなみ海道から、海に面したまちであることを発見しました。「資料②地図帳」で今治市を確かめることは必須です。地図帳に〇印をつけさせ、松山市となりあっていることしまなみ海道で広島県とつながっていることを確認しました。
ここで、ゲストティーチャーの登場です。今治市出身の先生が、今治市の公式キャラクターをもとに、今治のキャラクター「バリーさん」をもとに、今治市の産業、造船とタオルを紹介しました。子どもたちにも馴染のキャラクターで、とてもよい反応が見られました。地図帳にも今治市には、船の絵が配置されています。
Aでは、たくさんの資料を用いました。「資料③(動画)今治造船進水式」では、造船を通してパナマ共和国と姉妹都市交流があることを、「資料④(新聞)働く外国人過去最多、県内技能実習48%」では、外国人の多くがはたらきに来ていることを押さえました。副読本にあるたくさんの資料も活用しています。その後、「資料⑤(グラフ)愛媛県に住む外国人の人数」「資料⑥(グラフ)今治市に住む外国人の国別人数」をおさえました。
Bについては、地図帳を用いました。また別の先生が国旗を示し、ここまでに出てきた8か国の位置を確認しました。「今治市に働いている人は、ほとんど日本の近くの国の人が多い。」という発見は、地図に〇印を記入したからこそ気付く発見です。
「資料⑦(ニュース)サイクリングしまなみ2024」「資料⑧(グラフ)しまなみ海道のレンタサイクル利用状況(外国人)」では、今治に来る外国人に焦点を当てました。ここには、11か国が登場します。「今治に遊びに来る人は、日本から離れた国の人が多い。」との反応が見られました。
子どもたちは、前のボードにはられたたくさんの国旗に、国際交流の必要性を実感することができました。そこで、「おにぎりタイム」では、「様々な国の人が住んでいたり、来たりするまちでは、どのような交流やまちづくりをするとよいだろう。」について話し合いました。
「お互いを知り合って、文化や行事を教え合う。」「祭りを開き、交流する機会をつくる。」「どの国の人にも分かる英語表記の案内黒板を作る。」「それぞれの国の有名なものを紹介したりする。」「まちの名物を守り、つなげていく。」「外国の人と食を通じて交流する。」「まちのパンフレットをつくる。」「外国語を学んでいく。」といった反応がありました。
そして、本単元の学習計画(調べ学習の計画)として、①おんまくを通した国際交流、②今治タオルを通した国際交流、③しまなみ海道を通した国際交流、④その他の国際交流を提示しました。今後、それぞれのテーマ別に分かれて調べ、クイズ形式で学年の交流を進める予定となっています。
社会科日記には、次のような記述がありました。
「今治は、いろいろな国の人と仲良く、共に生きていることが分かりました。」「今治の船は日本一ということを初めて知りました。姉妹都市とのつながり、たくさんの外国人の人との交流など、これからたくさん調べていきたいです。」「今治市はとパナマ市・レイクランド市は、姉妹都市として交流していて、毎年たくさんの外国人の人は来ていて。非常に友好的なことが分かりました。次は、どのような国際交流をしているか調べていきたいです。」
社会的事象との出会わせ方の工夫は、子どもたちの問題意識を醸成する大切な活動だと分かりました。