東雲、空が明るくなる頃(金管バンド部)
2025年7月19日 08時00分 「できています。素晴らしいと思います。あとは、音を整えていきましょう。課題曲の仕上がるのは、大会の3日前で十分です。」
東雲、空が明るくなる頃。
私たちが創り出す空の色は、日々変化し、淡い青から深い青まで、曲の中でもいろいろな表情を見せるようになりました。
6月末に引き続き、7月はじめの練習に、講師の先生に来ていただきました。
「メロディー・ハーモニー・リズム、自分が何の役割をしているか考えましょう。」、
先生のそんなアドバイスから始まったこの日の練習では、この夏、私たちが挑戦する♪「ブルー・スカイ・シンフォニー」の指導をしていただきました。
V(ブレス)で、休符をつくらないこと、小節の頭の4つ目の♩(四分音符)を♪(八分音符)にしないように、長さと響きを保つこと、そんなアドバイスに、テンポが速くなる13小節目からの曲の印象はぐんと変わりました。空のイメージがぐっと明るくなる感覚を得たほどです。
そして13小節目からのトロンボーン。メロディーが出てくるまでの間、トロンボーンは、もっと音を出してもいいこと、でもアクセントをつけて、全部は、強く吹かないこと。
フリューゲルのソロパートは、もっと音を出すこと、全部f(フォルテ)でもいいここと。
そんな指導の中、曲はC~Eへ。E(Grandioso)壮大な、堂々たる演奏は、F(andante cantabile)美しく歌うように、先生の細かなアドバイスは、私たちの音楽を、豊かな表現に変えるようでした。
「全ての人に平等なのは、時間です。1秒でも長く練習するといいと思います。クラスから音楽室に来るまでしっかりと準備をして、すぐに楽器で音を出すようにがんばってください。」、
この日は、曲の前半部分が中心でした。合奏の90分間全て、メンバーみんな集中して取り組んでいました。先生の言葉を一言ももらすことの無いように、音で表現できるように、課題をもって取り組みました。
♪ブルー・スカイ・シンフォニー、空は、明るさを増しています。コンクールの舞台に立つまで、あと1か月。私たちのBANDは、まだ成長を続けています。
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