さらさら どろどろ(2年生)

2025年7月28日 08時00分

 空を高く見上げると、突き抜けるような青空を見ることができます。

 6月中旬には、気温が高い日や、蒸し暑い日が続きました。そんな中、子どもたちは、こまめに水分補給をしたり、暑さを避けて活動したり、先生といっしょに、工夫しながら学習を進めてきました。

 6月20日(金)1・2時間目の運動場では、2年2組のみなさんが、砂場いっぱいを使って思い切り活動を進めていました、さかんに聴こえてくる歓声に、子どもたちが夢中になっている様子を感じ取ることができます。

 図工「さらさら どろどろ」では、砂や土を触りながら、造形活動を楽しみました。

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 子どもたちは、一人ひとり、砂や土をほったり、丸めたり、並べたり、夢中で活動しています。思い思いに活動していくうちに、砂や土でできた物の形や色に気づき、しだいに、泥団子を並べたり、つないだり、積んだり、活動から生まれた自分の感覚を、試す姿を見ることができました。

 「ここをつなげてみない?」、「水を流してみようよ。」

 活動を進めていくうちに、友達とも協力する姿も見られるようになってきました。掘ったり、水を流したり、アイデアは、どんどんと膨らんでいます。

 「10分たったから、休憩ね。水分補給するよ。」

 先生の声に、集まるみんな。そんな中でも、アイデアを共有する姿を見ることができました。

 暑さ対策の散水のシャワーに、虹ができていることを見つける子どもたちの姿に、輝く時間を過ごしていることを感じることができました。

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夏空を焦がす(金管バンド部)

2025年7月27日 08時00分

 夏空を焦がす。

 青く澄み切った空が、太陽の光によって、焼けるように感じる朝、本格的な夏の訪れを告げる蝉が、一斉に鳴き始めています。大音量のその声は、大会に向けてがんばる私たちを、応援しているようにも感じました。

 「雲一つ無い空が広がっている!練習の最終日は、青空になったね。」(アルトホルン 6年生)

 課題曲♪「ブルー・スカイ・シンフォニー」、明日(7/25)は、2000人規模の大ホール、松山市民会館での演奏です。日々の練習から、気持ちを高めていく6年生、昨年までの経験をふり返る4・5年生。新入部員さんからは、初めての経験に、高鳴る鼓動が聴こえてくるようでした。

 音楽室から聴こえてくるチューニングの音。管楽器のどのパートも、リラックスした表情を見せています。たくさんの楽器を扱う、パーカッションパートでは、マレットやスティックと、入念に楽器の確認を進めていました。うがい・オイル・音出しと、毎日するその準備をするうちに、自信の表情がメンバーみんなに広がりました。挑戦し、成長を続けた4か月が蘇るようでした。

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 そして移動・・・、私たちのBANDの成長を支える体育館練習。窓から差し込む朝陽は、金管楽器の輝きを増幅させています。汗を拭いながら最後まで演奏する姿に、感動を覚えました。明日のステージでは、どんな演奏を見せてくれるでしょうか?

 この日の練習では、保護者会の役員の皆様に加えて、たくさんの保護者の皆様に、演奏のサポートをしていただきました。ステージ上の椅子の配置、楽器の搬出入、私たちは、今、ファミリーみんなで歩みを進めています。

 「明日の演奏をがんばってください!」

 役員さんから、あたたかなメッセージをいただきました。差し入れのお菓子に、メンバーみんな、今日の疲れが吹き飛ぶようでした。

 メンバーのみなさん、明日は、演奏を楽しみましょう。たくさんの学校の素敵な演奏に触れ、心も豊かにしてください。明日、元気に登校し、まずは、笑顔を見せてください。今までどおりの演奏で、笑顔と元気を届けましょう。

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雷鳴響く空(金管バンド部)

2025年7月26日 08時00分

 「『音色』この言葉は、分かりますか?音の色は、見えないけれど、色は、ちゃんとあるんですよ。においも重さも感じられるものです。自分の出している音を、しっかりと聴きながら演奏していきましょう。」

 講師の先生の言葉で、1学期最後の練習が始まりました。7月、壮行会が終わり、私たち金管バンド部は、再び歩みを進めています。3回目の今回は、♪「ブルー・スカイ・シンフォニー」の後半部分の指導をしていただきました。

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 Hから・・・「タンギングでは音が出ません、スタッカートも、テヌートより少し短いぐらいで大丈夫です。むしろ、どんな短い音にも、音の響きをつけることが大切です。」

 Iから・・・「フレーズ、節のまとまりを、ぶつぶつと切らないようにしまよう。フレーズを切るためのブレスはしっかりと、息が続かないときに吸うブレスは素早く、2つのブレスの違いを意識しましょう。」

 Jから・・・「2種類のフレーズを生かすように演奏しましょう。」 

 Kから・・・「チューバは、もともと音が遅れて聴こえてくるものです。怖がらずに早めに音を出す、音符の長さをきちんと出す、ただそれだけを意識してみましょう。」

 休憩をはさみながら、2時間、合奏の練習を続けました。先生のその声を表現しようと、メンバーみんな、一生懸命に、楽器に音を伝えていました。

 そして、いよいよ曲は、エンディングを迎えます。は、たっぷりと、ゆっくり歌うように演奏すること、からは、それと対比するように走って、一気にゴールをすること、そして、ティンパニのソロパートを大音響で鳴らして演奏を終えること、それは、高鳴る心音が聴こえてくるようなアウトロでした。

 雷鳴響く空。

 激しい雨が降る中の練習でした。マレットをすぐに離すようにしなければならないこと、マウスピースをほどよく唇に当てること、高い音と低い音で口の中の大きさの違いを意識すること、いずれも音の響きをねらったものでした。

 練習が終わるころには、すっかりと雨はあがっていました。雨上がりのキラキラとした水滴は、私たちのこの日の演奏にも見えました。たくさんの出来事があった4か月、あっという間に、時間が経ちました。夏本番!明日からの夏休みの練習でも、たくさんの音に囲まれて、笑顔いっぱいの毎日を過ごしていきましょう。

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空を、音がわたっていく(金管バンド部)

2025年7月25日 08時00分

 「私たちは、金管バンド部です。春には、16名の新入部員を迎え、現在63名で、毎日、素敵な放課後を過ごしています。これからみなさんにお届けする曲は、♪『ブルー・スカイ・シンフォニー』といいます。この夏のステージに向け、聴く人が何らかの風景やストーリーを思い浮かべることができるよう、練習に取り組んでいます。心が晴れ渡るような青空の風景は、私たち余土小学校金管バンド部の歩みとともに、深く輝くようになっています。壮行会が、大会よりもずいぶん早く、まだ曲が仕上がっていませんが、みなさんが想像する青空よりも、ずっとずっと輝く青空となるよう、がんばって演奏します。どうぞお聴きください。」(余土小学校金管バンド部部長)

 空を、音がわたっていく。

 私たちの初舞台が終わりました。それは、風の優しい音が、まるで空に溶け込むように聴こえる青空の風景でした。

 演奏直前の音出し、限られた時間の中でのアップ、緊張の中、集中力を切ることなく6分間の演奏をやり切ったこと、それらの全てが素晴らしいことだと思います。「本番に強い!」メンバーみんなの姿を見ることができました。クラスの友達、そして先生方、たくさんのみんなに演奏をほめてもらいました。多くのみんなに聴いてもらうことができたことは、私たちの自信につながりました。

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 放課後の音楽室では、壮行会の演奏をみんなでふり返りました。

 「練習の成果を出すことができました。初めてのステージでしたが、上手く演奏することができました。」(トロンボーン 6年生)、「緊張して指番号を間違えそうになりました。でも、みんなの前の演奏ということで、楽しさの方が上回りました。」(アルトホルン 6年生)「体育館練習1回、実質1発本番でした。本当にきれいに吹けるのか直前まで不安でした。初めてのこのメンバーでの演奏で、みんなやりきった顔だったので、素晴しい演奏だと分かりました。」(チューバ 6年生)、「友達のところに行くと、『すごかったよ。』とほめてもらえました。」(トロンボーン 5年生)、「とてもいい演奏でした。でも、まだ課題があるので、もっとよい演奏をしたいと思います。」(パーカッション 6年生)、「いつもできなかったところが上手くできたのでうれかったです。」(アルトホルン 5年生)、「このメンバーで初めてのステージで心配もあったけれど、うまくできました。みんなで、もっと上手くなりたいです。」(コルネット 6年生)

 笑顔いっぱいの時間に、今日のベスト、今のベストを出し切ることができたことが分かりました。

 余土小学校金管バンド部の次のステージは、7月25日(金)松山市民会館大ホールで行われる中予地区小学校ジュニアバンド第55回フェスティバルです。3~6年生63名のメンバー全員で臨みます。私たちの夏は、今、始まったばかりです。

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表彰①(全校)

2025年7月24日 08時00分

 6月20日(金)には、お昼の時間を利用して表彰式を行いました。

〇第39回愛媛県バレーボール協会長杯小学校バレーボール大会女子の部 準優勝 余土G・F・V・C

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〇第39回愛媛県バレーボール協会長杯小学校バレーボール大会男子の部 優勝 余土男子バレーボールクラブ

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〇第30回愛媛県春季ジュニア男子大会 準優勝 余土ソフトボールクラブ

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〇第39回四国小学生ソフトボール大会 第3位 余土ソフトボールクラブ

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〇第56回久米地区春まつり少年剣道大会 第3位 砥部剣道スポーツ少年団A

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 スポーツ少年団のみなさんのたくさんの活躍がありました。これからも、勉強や運動、音楽など、余土っ子のみなさんの多方面でのがんばりを応援しています。

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水泳総体(水泳部)

2025年7月23日 08時00分

 大暑、突き抜ける青空。

 1年で最も暑さの厳しい1日です。昨日(7/22)には、松山市総合体育大会(水泳の部)が行われました。

 6:40、選手のみなさんは、全員、元気で余土小学校に集合しました。おうちの方や先生方の応援を受け、会場となる松山中央公園プール(アクアパレット松山)に、徒歩で向かいました。

 会場に着くと、50mの大きなプール、たくさんの応援の人々や他校の選手のみなさんがいるスタンドに、子どもたちはとても緊張していましたが、アップを始めるうちに、その緊張をとることができたようです。

 余土小学校からは、4~6年生23名の子どもたちが大会に参加しました。自由形や平泳ぎ、背泳ぎと、一人ひとりがこれまでの練習の成果を発揮し、堂々と大会に参加することができました。大きなプールで泳ぐ姿は、とても伸び伸びとしているように見えました。友達を応援する声も素晴らしく、余土っ子の代表として、がんばる場面をたくさん見ることができました。

 入賞した子どもはもちろん、自己新記録が出た子ども、最後まで泳ぎ切った子どもと、どの子ももてる力を発揮することができたと思います。

 150mメドレーリレー、そして200mリレーは、この日、1番の盛り上がりを見せました。割れんばかりの歓声に、水泳部がチームとなっていることが分かりました。

 どの子も、満足して大会を終えることができました。

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 大会結果をお知らせします。

女子 50m 自由形     第2位 4年女子

女子100m 自由形     第3位 5年女子

女子 50m 平泳ぎ     第3位 6年女子

〇女子100m 平泳ぎ     第2位 5年女子

〇女子 50m 背泳ぎ     第5位 6年女子

女子200m リレー     第2位 余土小学校

〇女子150m メドレーリレー 第2位 余土小学校

 選手のみなさんお疲れ様でした。1か月の練習でしっかりと力をつけることができましたね。余土小学校みんなで拍手を送りたいと思います。

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水泳・金管壮行会(全校)

2025年7月22日 08時00分

 7月15日(火)昼休み、全校みんなで体育館に集まって、水泳・金管壮行会を行いました。集会の企画・運営は、運営委員のみなさんです。

 金管バンド部のみなさんが演奏する♪「シンクロBOM-BA-YE」に合わせて、水泳部の選手のみなさんが入場します。花のアーチと全校みんなの拍手に迎えられ、壮行会の雰囲気は、ぐっと盛り上がりました。

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 水泳部のみなさんの練習の様子を、動画で見せてもらいました。フォーム良く、スピード感ある泳ぎの様子に、全校みんなとても驚いていました。選手紹介では、種目ごとに選手の紹介がありました。種目の紹介、そして自己紹介を一生懸命に伝える様子に、大会への意気込みを感じます。

 金管バンド部は、大会で演奏する課題曲を披露しました。みんなが心を一つ奏でる余土小サウンドに、たくさんの拍手が届きました。

 全校応援では、体育館全体に、声援の声や拍手の音が響きました。みんなで声を合わせ、選手のみなさん、部員のみなさんにエールを送ります。仲間からの応援に、どちらの部活動のみなさんも力を得たことと思います。

 水泳部主将の言葉を紹介します。

 「今日は、私たちのために、こんな素敵な会を開いていただき、ありがとうございます。みなさんが応援してくださったおかげで、水泳総体で力が発揮できそうです。水泳部みんなでがんばってきます。今日は、ありがとうございました。

 水泳部のみなさんは、本日7月22日(火)アクアパレット松山で行われる松山市小学校総合体育大会(水泳の部)に参加します。水泳部のみなさん、余土小学校代表として、力を発揮してきてください。みなさんのがんばりを、余土っ子みんなで応援しています。

※本日、行われた水泳総体の様子は、明日(7/23)のホームページに掲載します。

※金管バンド部の演奏の様子は、今週の金曜日(7/25)のホームページに掲載します。

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青天白日、晴れ渡る空(金管バンド部)

2025年7月21日 08時00分

 青天白日、晴れ渡る空。

 夏の空に立ちのぼるもくもくとした雲は、厚みを増し、陰影がくっきりとするようになりました。空気を動かす大型送風機の羽音が、私たちの熱い夏の始まりを告げています。3日後の壮行会を前に、私たちは練習の舞台を体育館に移しました。

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 「から後の、ピッチに気を付けて演奏します。」(コルネット 5年生)、「101小節目の入りのテンポに気を付けます。」(コルネット 5年生)

 ピッチとテンポの強化をねらいに取り組んだパート練習、楽譜の模様、アーティキュレーションを読み解いた全体合奏、課題曲♪「ブルー・スカイ・シンフォニー」は、今、変化する空の雲のように、強弱や濃淡が見えるようになり始めました。

 音がなくなる体育館。楽器のセットが終わります。指揮棒が、空に絵を描き始めると同時に音が鳴り、6分間の演奏が始まりました。じっとしていても汗が頬に伝う体育館、メンバーみんな集中力を切らすことなく、楽器に音を伝え続けました。エンディングとともに再び訪れる静寂、数秒後、たくさんのあたたかな拍手をいただきました。

 この日の練習には、保護者会の役員のみなさんにお世話になりました。音楽室から体育館への楽器の運搬、本番のステージをイメージした打楽器のセッティング、そして、演奏の録音、大会当日の引率の計画や出迎えの準備も進めていただいています。私たちの活動には、保護者会の皆様の協力のもと成り立っています。ありがとうございます。金管バンド部ファミリーみんなで、今年も一緒に歩みを進めていきましょう。

 楽器の運搬を手伝ったり、お礼の言葉をしっかりと伝えたり、6年生のメンバーは、最後の1年にかける思いを行動に表しています。「何か手伝うことないですか?」、「2階の窓を開けてきます。」、大型扇風機の準備をしたり、窓を開けたり、5年生のメンバーも、6年生の背中を追いかけるように活動しています。あこがれの先輩の音を目指し、耳をしっかり傾けています。毎年あるこの風景は、私たちの大切な時間です。

 メンバーみんな、保護者の皆様、熱風吹く体育館は、笑顔であふれていました。ファミリーみんなの夏の物語は、今年もこの場所から始まります。この夏の始まりは、たくさんの人との出逢いの始まりでもあります。私たちの演奏で、笑顔と元気を届けていきましょう。

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同じ空の下で…(金管バンド部)

2025年7月20日 08時00分

 「♪『ブルー・スカイ・シンフォニー』の青空は、夏の青空のです。みんなががんばった夏になるように、思い出の夏になればと思っています。」

 眩く(まばゆく)輝く青空。その青は、今、透明度を増し始めました。メンバー個々のめあて、全体合奏でのたくさんの課題が、一つずつクリアになって、私たちが目指す明るい青空は、もうすぐそこまで、近付いています。

 この曲には、先生のたくさんの思いが込められています。1番は、6年生のみんなの雰囲気です。それぞれのパートの6年生一人ひとりの性格、管楽器の音色、打楽器のメンバーのチームワーク、全てを思い浮かべながら、この曲を選曲しました。今までの積み重ねが生きる曲、それが青空の交響曲です。

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 「明るくて金色に輝く、夏の青空のイメージを音にのせ、遠くの空に届けるように、演奏しています。」(フリューゲル 6年生)、「ゆったりと、みんなの心が癒されるメロディーを、楽器に伝えようと、ソロを奏でています。」(エスコル 6年生)

 ソロパートをふける子どもがいることも大きなポイントでした。曲の始まりと終わりのかっこよさ、中間部分の穏やかな美しさ、♪「ブルー・スカイ・シンフォニー」には、先生が大好きなところがたくさん出てきます。

 美しい青空は、余土小学校金管バンド部のイメージカラーそのものです。同じ空でつながっているという思いは、今、一層強くなりました。

 同じ空の下で・・・。私たちは、夢に向かって共に歩みを進めています。青い空に映した大切な毎日の思い出は、どの場面もかけがえの無いものです。

 「本番、緊張すると思います。がんばってきたことは、ちゃんと音に現れます。一音一音を大切にして、心を一つに!練習の成果を信じて最高のステージへ!!」

 壮行会を前に、部長さんからメンバーみんなに、メッセージが届けられました。今、メンバー63人みんな思いを一つに、共に歩みを進めています。

 先輩から後輩へ、そしてまたその後輩へ。私たちファミリーは、バトンをつなぐように過ごしてきました。青い空を見上げて・・・。私たちは、ずっと繋がっています。

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東雲、空が明るくなる頃(金管バンド部)

2025年7月19日 08時00分

 「できています。素晴らしいと思います。あとは、音を整えていきましょう。課題曲の仕上がるのは、大会の3日前で十分です。」

 東雲、空が明るくなる頃。

 私たちが創り出す空の色は、日々変化し、淡い青から深い青まで、曲の中でもいろいろな表情を見せるようになりました。

 6月末に引き続き、7月はじめの練習に、講師の先生に来ていただきました。

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 「メロディー・ハーモニー・リズム、自分が何の役割をしているか考えましょう。」、「動いている音は、しっかりと出す。のばしている音は、音を抑えて、弱くした部分は、美しい音色に変える、音楽を聴かせるこつは強弱です。」

 先生のそんなアドバイスから始まったこの日の練習では、この夏、私たちが挑戦する♪「ブルー・スカイ・シンフォニー」の指導をしていただきました。

 V(ブレス)で、休符をつくらないこと、小節の頭の4つ目の♩(四分音符)を♪(八分音符)にしないように、長さと響きを保つこと、そんなアドバイスに、テンポが速くなる13小節目からの曲の印象はぐんと変わりました。空のイメージがぐっと明るくなる感覚を得たほどです。

 そして13小節目からのトロンボーン。メロディーが出てくるまでの間、トロンボーンは、もっと音を出してもいいこと、でもアクセントをつけて、全部は、強く吹かないこと。

 フリューゲルのソロパートは、もっと音を出すこと、全部f(フォルテ)でもいいここと。

 そんな指導の中、曲はC~Eへ。E(Grandioso)壮大な、堂々たる演奏は、F(andante cantabile)美しく歌うように、先生の細かなアドバイスは、私たちの音楽を、豊かな表現に変えるようでした。

 「全ての人に平等なのは、時間です。1秒でも長く練習するといいと思います。クラスから音楽室に来るまでしっかりと準備をして、すぐに楽器で音を出すようにがんばってください。」、「みんなは、教えるとすぐ上手になっています。みんなが良くなっているから、どんどん注文を増やしていきたいと思います。」

 この日は、曲の前半部分が中心でした。合奏の90分間全て、メンバーみんな集中して取り組んでいました。先生の言葉を一言ももらすことの無いように、音で表現できるように、課題をもって取り組みました。

 ♪ブルー・スカイ・シンフォニー、空は、明るさを増しています。コンクールの舞台に立つまで、あと1か月。私たちのBANDは、まだ成長を続けています。

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