太陽の光が眩しい午後。ここ数日、降っていた雨が不思議なくらい、気持ちの良い晴天に恵まれています。
4月16日(水)午後の運動場では、5年1組のみなさんが、短距離走の練習に取り組んでいました。子どもたちの前には、それぞれ5つのミニハードルが並んでいます。



最初のトレーニングは、両足の連続ジャンプです。「着地と同時にジャンプして!」そんな先生のアドバイスに、みんな笑顔で応えていました。ハードルを使うことで、足が自然に高く上がります。地面を素早く、そして力強く蹴る力も、練習を繰り返すたびに身に付いているようでした。
次のトレーニングでは、5つのハードルを掛けぬける動きを確認しました。膝を高く上げる、腕をしっかりと後ろまで引く、素早く左右の足を入れ替える動き意識しながら、リズムよく駆け抜ける様子が見られました。友達と出来栄えを確かめたり、先生にアドバイスを求めたり、共に運動を楽しむ5年生に、とても感心しました。ミニハードル無しでもその動きができる子どももたくさんいたようです。
この日の学習の仕上げは、50m走です。力強く駆け抜ける子どもがたくさんいました。新体力テストでは、どんな記録が出るでしょうか。5年生のみなさん、自己新記録更新を目指してがんばってください。
4月16日(水)に、1年生は歩き方教室を行いました。当日は、余土地区の交通安全指導員さんをはじめとする多くの皆様にお世話になりました。安全に歩くための方法についてお話を聞いたり、実際に体育館のコースを歩いて練習したり、1年生みんな交通安全についてたくさんの勉強をしました。



信号や踏切、横断歩道や十字路など、体育館にたくさん準備していただいたおかげで、子どもたちは、実際の道路を想定して練習することができました。「右を見て、左を見て、もう一度右を見て。」、「踏切では耳をすませて。」など、指導員さんたちに優しく声を掛けていただき、子どもたちは安心して教室に参加することができたようです。
「青信号でも、右や左を見るんだね。」、「横断歩道は右手をぴんと挙げて渡るんだね。」など、友達と安全を確かめながら歩く様子に、普段から、安全に登下校していることが分かりました。1時間の教室で、交通安全への意識が高まったようです。1年生のみんなには、自分の命を自分で守るためにも、小さなときからしっかりとした交通ルールを身に付けてほしいと思います。
小学校になって、子どもたちの行動範囲は少しずつ広がってきています。登下校だけでなく、放課後の外遊びのために道を歩くこともあるかと思います。子どもたちが余土地区で、安全に生活できているのは、交通指導員さんをはじめ、地域の皆様に見守っていただいているおかげです。これからも、交通安全や放課後や休日の過ごし方について気になることがありましたら、声を掛けていただけたらと思います。よろしくお願いします。
歩き方教室の前には、IYOTETSU小学生パスポート贈呈式が行われました。このパスポートは、土日祝日に電車やバスが無料もので、県内の小学生およそ9000人に配られたそうです。1年生の代表の3名が受け取りました。「パスポートを使って、お出かけに行きたい。」、「家族と買い物に行くときに、使ってみたい。」など、1年生のみんなとても喜んでいました。
なわとび、ぬいもの、ふかくもぐること、さんすうのかけざん、25メートルおよぐこと、おおなわ・・・。4月15日(火)2年4組の黒板には、子どもたちが見付けたたくさんの得意なことが記されていました。
「2年4組がみつけたちがい、できること」、これは、朝の校長先生のお話をきっかけに始まった学級活動の様子です。


校長先生のお話では、童話「りつとにじのたね」が紹介されました。
「1学期が始まって1週間がたちました。みなさん自分を大切にしていますか。また、学級のお友達を大切にしていますか。さて、これから月に1回程度、校長先生からみなさんにお話をさせていただきます。今日は、その1回目です。今日は、みなさんにあるお話を聞いてもらいたいと思います。題名は、「りつとにじのたね」です。
「りつとにじのたね」は、次のようなお話です。
「小学生のりつは、『くまの国』に住んでいます。りつは、かわいい服や物が大好きな男の子です。同級生のみんなは、そんなりつのことをいつも笑っていました。好きな物をずっと好きでいたいりつは、傷つき、そっと『くまの国』から離れてしまいます。みんなと違うと仲間に入れてもらえないりつでしたが、『にじの国』でねずみのチュウに出会います。誰もが大切にされる『にじの国』で、りつは『人と違うことのよさ』を教えてもらいました。りつはくまの国に帰る決心をします。そんなりつに、ねずみのチュウは『にじのたね』を渡します。『にじの種』は、りつに勇気を与えました。」
本の紹介の後、お話は次のように続きす。
みなさんの心には、どんなことが残っていますか?今日紹介した「りつとにじのたね」のお話には、かわいいものが好きな男の子りつが登場していきます。りつは、得意な縫い物で、困っている友達そらたを助けました。ねずみのチュウが言った「違うことは、素敵なことだよ。」は、校長先生の心に残りました。
運動な得意な人、勉強が得意な人、笑顔であいさつができる人、誰にでも優しい人、みんな同じではなく、違いがあります。一人ひとりいいところがあります、みなさんのクラスや余土小学校には、そんな人たちがたくさん集まってきています。みんな違うということは、とても素敵なことだと、このお話から分かりました。
みなさんにお願いです。近いうちに、今日のお話をもとにみなさんの学級で、「違うことは、素敵なことだよ。」を話し合ってみてください。そして、校長先生に出会ったときに、そのことを話してください。楽しみに待っています。
2年4組では、黒板にあるたくさんの得意なことをもとに、手を挙げ、みんなとの違いを比べる場面が見られました。かけ算が得意でも、水泳が苦手だったり、縫い物はまだやったことがなかったり・・・、先生や友達とたくさん話をして、「違うことは素敵なことだよ。」、「そのままでいいよ。」ということが分かりました。
余土小学校では、自分のことも、周りのみんなのことを大切にできる子どもたちが育つよう、4月からの歩みを少しずつ進めています。子どもたちの様子をあたたかく見守っていただけたらと思います。
「余土小学校金管バンド部の顧問を引き受けてくださり、ありがとうございます。私たちは、先生と一緒に演奏できることをとても楽しみにしていました。これからは、大きな舞台に向けて部員全員で協力し、楽しみながら精いっぱい練習に励んでいきたいと思っています。ご指導よろしくお願いします。」
はじまりの空。
きらめく風景の中、余土小学校金管バンド部は、新しい1年の歩みを一歩進めました。
「バスドラムと息を合わせて、演奏できるようにがんばります。」(パーカッション6年生)、「ロングトーンをしっかりとして、Hの伸ばす音に注意しながら練習します。」(ユーフォニアム6年生)、「久しぶりの練習なので、これまで先生や先輩に教わったことを確かめながら、音を出します。」(コルネット6年生)
6年生のめあての言葉に、強い思いを感じます。



練習の初日には、顧問の先生に♪「銀河鉄道999」と、基礎トレーニング2の合奏を聴いてもらうことになりました。
「すごく上手いね。メトロノームを使った練習をして、縦の線をそろえるようにすると、もっと上手くなるよ。」、「メロディーを生かす演奏にするには、音量の調節が大切だよ。」、「チューニングをきちんとして、全体の音をそろえていきましょう。」
初めての合奏で、私たちのBANDの課題がはっきりと見えてきました。
「分かりやすい練習で、自分がとても上手くなったような気がしました。」(チューバ6年生)、「去年のGOLD金賞を超える演奏をして、全国大会を目指したいです。」(コルネット6年生)
雨が落ちる午後でしたが、練習を終える頃には、雲の合間から陽が射す空を見ることができました。新しいメンバーでの輝く1年のスタートです。初めての合奏は、楽しくわくわくとする時間でした。「新しいメンバーの音は、こんな風景なんだ。」、「今年も、笑顔と元気で音楽を奏でることができそうだ。」と、たくさんの感動がありました。
余土小学校金管バンド部は、コンクールや発表会と、今年度もたくさんの演奏会があります。光輝く空に、期待と喜びを乗せ、明日からも、メンバーみんなで空の物語を紡いでいきましょう。
5・6年生の情報委員会の子どもたちが、日々の生活の中で発見したことを記事にしています。写真や原稿は、できるだけ子どもたちが作成したままで、校正を控えていますので、ご理解ください。情報委員会の活動をぜひ、ご覧ください。
【情報委員会通信 第1号】
今回は、4月に5・6年生の情報委員会の子どもたちが作成した記事を紹介します。
「私たちの委員会活動」
委員会活動は、全校のみんなが学校生活を楽しく過ごすことができるように、たくさんの仕事を受け持っています。学校生活の充実と向上を目指して、5・6年生の子どもたちが話し合い、計画した仕事を、始業前や休み時間など、勉強以外の時間に行っています。
余土小学校には、保健委員会・スポーツ委員会・図書委員会・放送委員会・掲示委員会・栽培委員会・給食委員会・JRC委員会・ミュージック委員会・飼育委員会・情報委員会・運営委員会の12の委員会があります。


4月11日(金)の第1回委員会では、担当の先生から、活動のねらいについてお話を聞きました。委員長や副委員長、記録などの役員の選出、委員会名簿の作成の後、どのような仕事をするのか、どのように分担するのかを話し合いました。6年生は、これまでの経験を生かして積極的に意見を出していました。5年生は、委員会の仕事を理解しようと一生懸命に耳を傾けていました。さっそく仕事に取り掛かった委員会もあったようです。
いよいよ月曜日から、それぞれの委員会の仕事が本格的に始まります。5・6年生の子どもたちは、とても張り切っています。
それぞれの委員会の様子は、これからも私たち情報委員会が取材をしていきます。5・6年生のみんなの活躍をお届けしたいと思うので、楽しみにしていてください。
4月14日(月)3・4時間目の第1理科室です。6年1組の子どもたちが、集気びんと燃焼さじ、ろうそくを手に実験に取り組んでいます。
6年生の最初の単元は「ものの燃え方と空気」です。導入の実験1では、「火のついたろうそくを集気びんの中に入れて、ふたをするとどうなるか?」確かめます。



実験をすると、ろうそくの火は、だんだんと小さくなり、10秒ほどで完全に消えてしまいました。「空気が消えてしまったのかな?」、「空気がほかのものに変わったのかな?」と、実験を通して新たな疑問も生まれため、2つの実験をして確かめてみました。
火が消えた後の集気びんを水槽の水の中にしずめる実験2と、火が消えた後の集気びんにもう一度火のついたろうそくを入れる実験3です。実験2をしてみると、集気びんから泡がでました。集気びんの中には、空気が残っていることが分かります。実験3をしてみると、はじめの実験1とは違って、火はすぐに消えてしまいました。集気びんの中の空気が変化したことが分かります。
「集気びんの中の空気は、どんな風に変わったのだろう?」と、また新しい疑問が生まれました。この単元では、「ものが燃える仕組み」を追究します。6年生のみなさん、この単元では、たくさんの実験をしていきましょう。そして、たくさん話し合って疑問を明らかにしていきましょう。
太陽が降り注ぐ朝。気持ちの良い1週間のスタートです。1~6年生のよどっこみんな、春の暖かな日差しに見守られ、元気いっぱい笑顔で登校しています。



4月14日(月)の2時間目には、新しい1年生を迎え、初めての地区別児童会を行いました。班長さんは、1年生のみんなを体育館まで迎えにきます。迎えにきてもらうと、1年生みんなぱっと笑顔になりました。手をつないで、それぞれの地区の教室まで移動する風景も、班長さんの優しい声掛けも、ほほえましい光景でした。
各教室では、集合時刻や集合場所を確認したり、春休みのくらしについてふり返ったりしました。新しい学年になって5回の集団登校をしています。1年生とは4回になります。「右側を1列で歩いています。」や「1年生のペースに合わせてゆっくり歩いています。」、「あいさつもがんばります。」など、班長さんや副班長さんから、うれしい話を聞くことができました。1年生のみんなも、安心して学校まで登校することができているようです。
今回の地区別児童会には、地区委員の皆様にも参加していただきました。新しい通学班のメンバーでも、安全に登校しているといったお話を聞き、安心しました。子どもたちが安全に登下校できているのは、地域の皆様や保護者の皆様のご協力のおかげと大変感謝しております。今年度も引き続き、子どもたちの見守りにご協力ください。
「おもりの数を増やしてみてはどう?」、「角度をつけると勢いがつくはずだよ。」
5年3組の子どもたちが、おもりとひもを手に、熱心に話し合っています。4月11日(金)3時間目の第1理科室では、かつてガリレオ・ガリレが発見した「ふりこの法則」は、どのようなものかを明らかにしようと、予想をしてみました。「ふりこが1往復する時間は、どんなときに速くなるのか、どんなときに遅くなるか予想しよう。」は、この日の学習問題です。


「ブランコに乗ったときは、どうだったかな?」、「メトロノームは、反対の動きをしているね。」、実験道具を手にしながら予想すると、たくさんの発見があるようです。
「せーの」と、2人で同時に動かして、1往復の時間を比べる姿も見られました。「ひもを固定したいでだけど、どうすればいいかな?」、「長さと重さがばらばらでよく分からないよ。」、「ストップウォッチがあれば、いいんだけどなあ。」、疑問に思ったことは、友達とすぐに話し合います。いろいろ試してみて、次の時間にどんな実験をすればよいか見通しがたったようです。
「次は、こんな風に実験をしたいんです。」、「この方法だと思うんだけど、どうですか?」、実験中には、たくさんの子どもたちが話しかけてきました。「次は、ふりこ実験器を組み立てて、実験してみるよ。」と、応えると、子どもたちは、とても喜んでいました。「次の理科の時間は、いつですか?」、そんな風に会話を交わして、5年生になって最初の理科の授業を終えました。
5年生のみなさん、次も実験をすることを通して、いろいろな疑問を解決していきましょう。
雨粒をはじく色とりどりの花。校庭には、春の訪れを感じることのできる風景をたくさん見ることができます。
4月11日(金)2時間目の余土小学校です。雨上がりの眩しい日差しの中、2年1組のみなさんがタブレットパソコンを手に、校内のいろいろ場所を探検していました。
「何をしているの?」とみんなに聞いてみると、「春を見つけに来ました!!」と元気な返事が返ってきました。



パンジーやサクラソウ、チューリップなど、子どもたちは、花の写真をたくさん撮っていました。通路のすみっこにある小さな花にも目を向ける子どももいて、「見て見て、小さな花が咲いているよ。」と、教えてくれました。中庭では、たくさんの桜の花びらを見付けていました。「春は、ピンク色なんだね。」といった声も聞こえてきます。池のメダカもさかんに活動しています。
「たくさんの色を見つけたよ。」、「春は、こいにおいがするんだね。」、「アゲハも見つけたよ。」と、生活科「春をさがしに」では、たくさんの春が見つかったようです。
「ちょうちょ、はと、さくら、学校・・・。」
元気の声が聞こえてくるなあと思って、教室をのぞいてみると、1年3組のみなさんが、教科書を指さしながら勉強をしていました。
4月10日(木)2時間目は、算数の授業です。暖かな春の風景が描かれた見開きのページには、その他にもたんぽぽやつくしが描かれていました.
「〇〇さん。」、「はい。ベンチがあります。」、「発表の仕方とてもいいいね。」
こんな風に、発表の仕方を覚えていくんだなあと、ほほえましく見ていました。
さくらの木は3本、つくしは5本と、教科書に出てくる絵は、どれも数が違っていて、どうやら仲間を見つけて〇(まる)で囲む活動のようでした。
「さくらは、中庭にも咲いているよ。」、「つくしは、食べたことある?」
そんな授業中の会話も、子どもたちのエネルギーです。赤ペンで丸をつけてもらったり、ハンコを押してもらったり、楽しい算数のお勉強は、あっという間に終わりました。



「♪石手の 土手の~」
しばらくすると、余土小学校の校歌を歌う声が聴こえてきました。1年4組では、3時間目に音楽をしていました。
「入学式で、6年生が歌ってくれた学校の歌だよ。」、「覚えている?」
テレビにうつる歌詞に、前のめりの姿勢なる子どもたち。「早く歌ってみたい。」、そんな気持ちが伝わってきます。何度か聴いているうちに、口ずさむ子どもが増えてきました。
「『余土』は、みんなの学校の名前だよ。」
楽しみながら校歌を覚える様子を見て、小学校での学校生活が、リラックスしたものになっていることが伝わってきました。
授業の終わりには、みんなで声を合わせて歌ってみました。立って体をゆらしたり、明るい表情であったり、1年生の素直な歌声に心洗われる時間になりました。
1年生の3日目。みんな、元気に勉強しています。