1月27日(月)5時間目の体育館です。6年生の子どもたちは、総合的な学習の時間「未来について考えよう」で、警察官の方と交流をしました。
「将来の仕事について考えを深めましょう。」と、代表の子どものあいさつで始まった交流会では、警察官の仕事について詳しく教えていただきました。


愛媛県の警察官はおよそ2800人、全国では、30万人近くいることを聞いて、子どもたちはとても驚いていました。でも、この数は世界的に見ると少ないそうです。日本は、比較的平和な国だということが分かります。パトロールをする人、事件を捜査する人、交通の安全を守る人、要人の警護をする人など、たくさんの仕事を分担して行っているそうです。「大切なルールは、必ず守ってください。」とメッセージを伝えてくださいました。ルールを守っていれば、もっと警察官が少なくなくても大丈夫ではないかというお話でした。
停止棒・警笛・ヘルメット・防刃チョッキ・警棒・警察手帳・手錠など、みんなの安全・安心を守るために必要な道具の紹介もしていただきました。
「警察官になってよかった。」、「困った人を助けた時、『ありがとう。』と言われた時、やりがいを感じた。」と、仕事に対する思いを聞き、子どもたちはとても共感していたようです。。
「将来の仕事について、しっかり考えていきたいと改めて実感しました。」と、代表の子どものお礼の言葉で、交流会が終わりました。6年生みんな、安全・安心を守る警察官の仕事について学び、自分の将来の夢についても考えることができました。
きらびやかな衣装やアラブの様々な楽器に、子どもたちから思わずため息が出ていました。先生は、中東独特の目元を強調したメイクと、たくさんの刺繍が施された衣装で、子どもたちを迎えてくれました。
これは、1月に行われたベリーダンスの体験学習の様子です。松山で活躍中のベリーダンサーの先生に講師として来ていただき、民族舞踊について教えていただきました、



「今日は、みなさんに外国の民族舞踊について伝えていきたいと思います。」というあいさつで始まった体験学習では、はじめに、エジプトの様々な民族舞踊を紹介していただきました。日本でも、阿波踊りやよさこい踊りがあるように、各地域によって、様々な違いがあるようです。海の街では、水兵さんの帽子のような衣装が用いられ、その踊りはスプーンを鳴らすことでリズムをとっているとのことでした。農業の街の、綿花を摘むような振り付けと水瓶を用いた踊り、武術のさかんな街の、棒を使った武術大会をモチーフとした踊りなど、子どもたちは動画を見たり、先生に実際に見せてもらったりすることを通して、たくさんの発見があったようです。
先生が取り組んでいるベリーダンスは、世界最古の踊りとしても有名で、アラブ文化圏で発展したものだそうです。女神崇拝のための儀式として踊ったのがはじまりだと言われ、豊穣を祝うための踊りとして脈々と受け継がれていきたとのことでした。
「各地域に踊りがあるということは、各地域にはその土地特有のリズムがある。」、そんな風に、世界の音楽の起源を教えていただきました。リズム遊びでは、DD-PDP(ド♪・ドン♩・パ♪・ドン♩・パ♪)と、踊りに用いられている独特のリズムを紹介していただきました。子どもたちは、Dでは膝を打って、Pでは拍手をしてリズムに乗っていきます。四拍子や二拍子と、その他にも地域によって違うリズムを、先生の楽器演奏と共に楽しむことができました。山羊皮のドラム、貝の装飾をしたドラム、指を使って鳴らす小さなフィンガードラムなど、たくさんの楽器も紹介していただきました。子どもたちは、リズムを真似ながらたたいてみたり、友達の演奏に合わせて踊ってみたり、世界の音楽を体感することができたようです。
最後に、先生のベリーダンスを披露していただきました。楽器演奏は代表の子どもが担当し、その他のみんなは、踊りを真似てみました。
先生は、ベリーダンスを楽しむために、その地域のリズムや音楽、文化を学んできたそうです。そのことで、日本だけでなく世界の民族舞踊にも興味を持つことができたと教えていだきました。「みなさんも、好きなことをどんどんと突き詰めてください。」というメッセージで、素敵な体験学習が終わりました。
世界の多様な音楽の美しさを改めて実感することができました。貴重な機会をありがとうございました。
1月23日(木)6時間目の運動場です。晴天の中、5年1組のみなさんが、体育の授業を行っていました。この日は、走り幅跳びの前に、長縄の8の字跳びに挑戦しました。2月の縄跳び集会に向け、クラスみんないっしょに、3分間で何回跳ぶことができるのか、挑戦中です。


さすが5年生。回し手も跳び手とも、とても上手でした。回し手の子どもは、膝でリズムをとりながら先生と一緒に、リズムよく縄を回していました。跳び手は、回しての横から入り斜めに進むイメージで、反対側の回し手に向けて走り抜ける様子が見られました。
失敗しながらも、みんなで声を掛け合って、記録は、3分間で165回でした。「得意な人と苦手な人が、交互で跳ぶようにするともっと記録が伸びるんじゃないかな?」といった声も聞こえてきました。新記録の更新でしたが、もっと回数を増やしたいという意欲を感じることができました。
5年1組のみなさん、集会では学年1位を目指してがんばってください。
自分の音と向き合う10分間のウォーミングアップ。ロングトーンや基礎練習の音出しの中、部長さんは、「基礎練習をしてから、自分が苦手な部分を演奏できるようになろう。」と、ホワイトボードにめあてを記しました。
春の風を待ち、風の数ほど想いを込めて練習に取り組んできた毎日。今から、私たちにできることは、どんなことがあるでしょうか。
始まりのベルが時を告げる中、あと何回この風景を見ることができるだろうと、想いを馳せています。イメージをきちんともってから練習する、そんな風に、2月最初の練習が始まりました。「大きく華やかに演奏したい。」と、アルトホルンの4年生。朝日が差し込む音楽室の窓辺に、明るい未来が見えたように感じました。



パート練習では、♪「さくら」も聴こえてきました。6年生にとって大切なこの曲に、卒業までの時間が短くなっていることを感じています。
2つのBANDに分かれて演奏する♪「タイムパラドックス」と♪「マツケンサンバⅡ」。音楽会でも挑戦した♪「ケセラセラ」。昨年3月からがんばってきた♪「銀河鉄道999」。合奏では、メンバーみんなで音も心も重ねます。互いのBANDの演奏を聴き合うときには、手拍子が起きたり、ドラムの演奏をまねてみたり、にこにことした表情でした。「もう1回聴いてみたい。」の声の中、アドバイスし合う姿も見られます。
瞬発力のある演奏は、私たちの得意なところです。「ゆっくりとした音、長い音は、演奏者の力が出る。」、苦手も克服しなければと、何度も演奏を止めながら合奏を行いました。「音価を大切に。」、今日一番こだわった部分です。音の長さを正確にする、音符と休符を意識してリズム・パターンを作る、音程を乗せてメロディーやフレーズに組み立てていく、顧問の先生の声に、メモを取りながら、4曲の合奏を進めました。練習の時間が足りないぐらいです。
今日もまた、少し上手くなって練習が終わりました。
「音楽のニュアンスをみんなで合わせていくと、どんどん良くなっていくね。上手くなっているということは、一緒に過ごす時間がそれだけ短くなるということなんだよね。」、顧問の先生からメッセージありました。「もう少しと思うともっとがんばれる気がするね。」、私たち金管バンド部は、メンバーみんなでかけがえのない日々を過ごしています。スプリングコンサートまで、ちょうどあと1か月。みんなで素敵な時間を過ごしましょう。
「初めての合奏で上手くいかないかもしれないけれど、今日は、♪『ミッキーマウス・マーチ』をがんばりましょう。3年生にも優しく教えてあげてね。」
この日の練習は、顧問の先生のこんなメッセージから始まりました。少し緊張している3年生。互いに目を合わせる様子が見られます。♪「ミッキーマウス・マーチ」の前半は、毎年、3年生だけで演奏することになっています。



さっそくパート練習に移動して、楽譜を目で追うユーフォニアムの3年生の3人。「上手くいくかな?」といった声も聞こえてきました。コルネットでは、パートみんなで合奏して3年生を励まします。音が途切れそうになると、メロディーを歌ってあげたり、今、演奏しているところの楽譜を示してあげたり、上手くいったときには、「できた、できた。」と、拍手が自然と起こっていました。「ありがとう。」と3年生。どのパートも3年生を応援しながら音楽室へと戻ります。
「毎年、3年生を温かく見守る感じがいいよね。」、合奏でもほのぼのとした、温かな風景でした。心配そうに見守ったり、近くまでいってリズムをとってあげたり、その眼差しに、金管バンド部みんな、本当にファミリーなんだなあと感じました。
テンポがくるくると変わる曲の後半では、先輩メンバーも合奏に参加します。JAZZを想起する曲想は、スウィング感が大切です。スラーやスタッカート、フレーズの最後のアクセントがこの曲の面白いところです。先生のアドバイスに、すぐに反応できるメンバーの音は、生き生きとしたものにみるみると変化していきました。今年も、楽しくてかっこいい♪「ミッキーマウス・マーチ」になりそうです。
吹けない部分は、楽譜を目で追う3年生。先輩メンバーへあこがれの気持ちを抱いているようでした。
「練習どおり、落ち着いてできました。」、「Aまでは何とかできました。」、「なんだか恥ずかしかったです。」と、3年生みんなたくさんの感想を伝えていました。「上手くいかなかったよ。」の声にも、「よくできていたよ。」と声を掛けるパーカッションの5年生。今日は、かわいい場面をたくさん見ることができました。
新しい風に、心洗われる放課後の音楽室でした。
これは、久しぶりに雨が降った日のお話です。
余土っ子ルームから「ギコギコ」「トントン」とリズムのよい音が聞こえてきました。1月23日(木)5・6時間目の4年2組のみなさんです。4年生は図工「ギコギコトントンクリエーター」で、のこぎりと金槌を使った木工作品に取り組んでいます。「ギコギコ」はもちろんのこぎりで板を切る音で、「トントン」は金槌で釘を打つ音です。子どもたちは、作品づくりに取り組む前に、いろいろな太さの板を手にします。「どんな長さに切ろうか?」「どんな風に組み立てようか?」と設計図を書きました。


そしていよいよ、のこぎりと金槌を使っての作品づくり。のこぎりでは、足で板をしっかりと押さえて力強く切る様子が見られました。金槌は、ゆっくり丁寧に釘を打ち込んでいます。友達のこつを共有しながら、制作を進めています。「木目にそって切るとのこぎりは簡単!」「釘の打ちはじめは金槌を短くもつといい。」など、作品づくりを通して多くの発見があったようです。あと少しで完成!!仕上げの作業もがんばりましょう!!
「『今日が楽しい、明日も行きたい学校』をつくる委員会、運営委員会です。3学期も『なかよし集会』を行います。1月21日(火)は青組、23日(木)は白組、28日(火)は赤組、30日(木)は黄組です。昼休みの1:00からスタートします。みんなで学校〇×クイズとダンスを楽しみましょう。ダンスは、『ジャンボリー・ミッキー』というみんなで踊ると楽しくなる曲です。いろいろな学年の友達と仲良くなるチャンスです。体育館で待っています。これで運営委員会からのお知らせを終わります。」
これは、1月15日(水)のお昼の校内放送の様子です。「他の学年のみんなと仲良くなりたい。」そんなアンケート結果から始まった「なかよし集会」は、今回、2回目の実施となりました。第1回の6月は、1年生と6年生、2年生と5年生、3年生と4年生といったペア学年での実施でしたが、今回は、青・白・赤・黄の色別グループでの実施となりました。
青組の「なかよし集会」では、集合時刻の1:00よりも前から、子どもたちが集まってきました。どの子も笑顔いっぱいで、集会を楽しみにしている様子を感じ取ることができました。



「みんなで楽しみましょう。」と、運営委員会の代表の子どものあいさつから始まった集会は、〇×クイズからスタートしました。「第1問 運動場にあるジャングルジムの色は、赤色である。」「それでは、〇か×か、移動してください。」を合図に、子どもたちは、体育館の左右に分かれました。最初、クラスごとに並んでいた列は、自然と散らばって、1~6年生が混ざる状態になりました。正解発表とともに歓声があがり、学年関係なく一緒に喜ぶ様子が見られました。問題は、この後4問続くのですが、低学年と高学年が一緒に答えを考える時間があったり、縦割り班の友達を見付けて手を振る様子が見られたり、ほほえましく感じました。
ダンス「ジャンボリー・ミッキー」も盛り上がりました。運営委員会のみんなのダンスに合わせて、青組みんなで楽しく踊り、体育館のフロアには、笑顔があふれていました。
「青組みんなが仲良くなってくれたら、私たち運営委員会はうれしいです。」「これからも仲良くしていきましょう。」という運営委員会の子どものメッセージで、楽しい「なかよし集会」が終わりました。
この後、3つの色別グループでも「なかよし集会」を行います。この集会が終わるころには、余土っ子の笑顔つながる集団づくりが広がっているのではないかと想像しています。