図書館、音楽室、運動場、体育館、教室・・・。画用紙には、たくさんの思い出の場所が表されています。たくさん本を読んだこと、いろんな楽器を演奏したこと、汗をいっぱいかいたこと、友達とたくさん話をしたこと、どれも小学校生活の掛け替えのない思い出です。
6年生は今、図工「わたしのお気に入りの場所」で、そんな素敵な題材に取り組んでいます。「この場所で委員会をがんばってるんです。」、「今年こそ、運動会で優勝します。」と、タブレット端末を使って、お気に入りの場所を撮影するときにも、その場所の思い出をたくさん話してくれました。



この日(9/16)の6年1組でも、タブレットに保存した写真をよく見ながら、風景の奥行きを考えながら下絵を描いたり、色の鮮やかさを工夫しながら色を着けたり、お気に入りの場所の描き方のイメージを深めながら、作品にの製作にあたっていました。6年生の描くその色の鮮やかさは、6年間の思い出そのものです。
入学して、6年。みんな心も体も大きく成長しました。委員会活動やクラブ活動、縦割り班活動と、今、余土小学校の中心としてがんばっています。運動会、校内音楽会も思い出の1ページとなることでしょう。卒業まであと6か月ちょっと、みなさんの活躍を期待しています。
9月、4年生は2クラスずつの2グループに分かれて「りっくる・バスツアー」に参加しました。バスに乗車して2つの施設で学習を進めました。
最初に訪ねた城東産業株式会社さんでは、環境学習と廃プラスチックのアップリサイクルによる物づくりを行いました。子どもたちは、私たちにも身近な、瀬戸内海に年間4500トンの海洋ごみが流入していることを聞き、とても驚いていました。海洋ごみの6割以上がプラスチックごみだそうです。ボランティア団体による清掃活動の紹介をしていただき、子どもたちは、自分たちにできることは何かと考えるようになりました。「生活の中でもプラスチックごみを減らしたい。」そんな思いも強くもったようです。
廃プラスチックを使った万華鏡づくりにも興味を持って取り組み、ごみは、分けることでリサイクルできること、家庭でもルール通り分別する大切さにも気付きました。



次に、訪ねた松山港リサイクルセンターでは、工場見学をしました。普段、見ることのできない金属のリサイクル前の工程や、迫力ある設備を間近で見ることができ、ごみの種類による処理の違いにも目を向けることができました。金属は、大切なリサイクル資源であることを知る貴重な体験の場になりました。
4年生のみなさん、3Rなど自分たちにも今すぐできる取組に気付くことができましたね。今日から実践!4年生みんなでいろいろな活動に取り組んでみましょう。
「よく飛んだよ。」、「こうした方が、もっと速くなりそうだ。」
東校舎の2階から、元気な声が盛んに聞こえてきます。9月12日(金)4時間目の2年生のフロアでは、どのクラスも生活科「うごくうごく!わたしのおもちゃ」の活動に取り組んでいました。



「うごくおもちゃをつくろう!」の目当てで始まったこの時間には、紙コップと輪ゴムでつくった飛び出す「ぴょんコップ」、うちわをつかって車を進める「ヨットカー」、手作りコースにボールを転がす「ころころランド」など、たくさんのおもちゃの製作過程を見ることができました。段ボールに空き箱、紙コップに厚紙と、たくさんのカラフルな材料が教室にあふれ、自分たちのアイデアを存分に表現することができそうでした。
はさみやセロテープ、のりを上手く扱いながら、みんなでアイデアを出し、手作りのおもちゃは、もう少しで完成しそうです。
「早く遊んでみたいな。」、「そういえば、1年生だったころ2年生のお兄さん、お姉さんにあそびに招待してもらったね。」、「今度は、私たちの番だ。」、目的に向けてがんばる姿に、2年生の優しさを感じ、小学校に入学して、ずいぶん成長したなあと感じることができました。
2年生のみなさん、1年生のみんなと一緒に遊ぶの日が楽しみですね。いっぱいお話をして、1・2年生みんなで仲良くなってくださいね。
放課後の音楽室に届く涼やかな風に、秋の足音を感じます。暑さが和らぎ、少しずつ過ごしやすい季節になってきました。
♪「希望のファンファーレ」、みんなで何かを成し遂げようとするとき、優勝を目指して突き進む、そんな輝かしい瞬間を応援するこの曲が、秋の青空に鳴り響いている様子が目に浮かびます。運動会に向けがんばるこの曲も、私たちの音楽に加わりました。
今、音を紡ぎ始めている曲は、校内音楽会で披露する♪「ライラック」、♪「ドラえもんのうた」と合わせて3曲になります。個人練習、ペア練習、パート練習。9月、練習再開から2週間、どのパートも6年生を中心に、一生懸命に譜読みに取り組んできました。



それぞれに練習してきたものを、みんなで合わせて形にしていく、こんな風に音楽の楽しさを感じられるのは、練習の最後に行う合奏です。演奏が終わった後の、達成感や満足感でいっぱいのみんなの笑顔は、一番素敵な表情だと感じています。澄み切った笑顔に心洗われる毎日です。
「ちょっと、待って。」、憧れのソロパートを初めて担当することになったコルネットの6年生。いつもは、ムードメーカーだけれども、少し緊張しているように見えました。パートリーダーで部長さんでもあるメンバーに、アドバイスをもらったり、個性豊かな5年生のメンバーに応援してもらったり、♪「ドラえもんのうた」では、和やかな場面が見られました。いつものあたたかな関りがもたらす、素敵なお返しです。
「先生、♪『Mela!』をしてみたいです。2年生のときの校内音楽会で、金管バンド部に憧れました。今、私もそうなっていればうれしいな。」と話すパーカッションの4年生。こんな風に、秋が近づく音楽室にも、金管バンド部の輝く場面をたくさん見ることができます。
「今日もよくがんばったね。」、「晩御飯は、何?」、「♪『ウルトラソウル』がんばっているころかな?」「バイバーイ。」、「また、明日。」、夕日が傾く下校の道でも、楽しいメンバーの声がたくさん聴こえてきます。
空が澄む。
秋の青空が澄んでいる分、音が遠くまで届いているように感じます。空は、少しずつ高くなってきているようです。
9月10日(金)第2回の表彰式を行いました。
〇中予地区小学校ジュニアバンド第55回フェスティバル
優秀賞(余土小学校金管バンド部)

〇第44回全日本小学生バンドフェスティバル愛媛県大会
銀賞愛媛県代表ステージ部門(余土小学校金管バンド部)


〇第44回全日本小学生バンドフェスティバル四国支部大会
銀賞ステージ部門(余土小学校金管バンド部)

〇松山市小学校総合体育大会第64回水泳の部
・女子50m自由形 第2位(4年女子)

・女子100m自由形 第3位(5年女子)

・女子50m平泳ぎ 第3位(6年女子)

・女子100m平泳ぎ 第2位(5年女子)

・女子50m背泳ぎ 第5位(6年女子)

・女子150mメドレーリレー 第2位(余土小学校)

・女子200mリレー 第2位(余土小学校)


〇愛媛県ジュニアドッジボール大会
優勝(余土っ子ファイターズドッジボール部)

〇令和7年度スミセイVitalityカップ
準優勝(余土男子バレーボール部)

〇第45回全日本バレーボール小学生大会愛媛県大会
男子の部 準優勝(余土男子バレーボール部)

〇第30回松山市小中学校相撲大会
・6年女子の部 第3位(6年女子)

・3年男子の部 第3位(3年男子)

夏休みには、運動に音楽とたくさんのみなさんの活躍がありました。これからも余土っ子のみなさんの活躍を期待しています。
「『すいすいぐるーり』ってどんな形?」
楽しい声につられて、1年4組の教室をのぞいてみると、子どもたちみんな、絵の具を手に、画用紙にいろいろな線を描いていました。



「オレンジの線は、ぺろぺろキャンディーだよ。」、「それなら赤は、お花畑だ。」、素敵な会話に、子どもたち一人ひとりのイメージが伝わってきて、見ているこちらまで、うきうきとした気分になりました。
絵の具を水で溶いたり、筆で色を塗ったりする子どもたちの眼差しは、きらきらと輝いていて、出来上がっていく絵の鏡のようになっていました。「ピンク色ができた。」と、パレットの色が混ざり合う様子を興味津々に見ていたり、「きれいな色ができた!」と感動の声聞こえてきたり、パレットにも色とりどりの世界が出来上がっていました。
色の混ざり方も、水の量による色の濃さの違いも、こんな体験の中で感じ取っていきます。言葉は、絵にするのは、とても楽しい体験でした。
この後、出来上がった線に、いろいろな楽しい場面を書き加えて、お気に入りの場面ができるそうです。お菓子をおいしそうに食べる様子、お花畑で花に囲まれる様子、たくさんの素敵が見つかりそうですね。
1年生のみなさんできあがった絵をぜひ見せてくださいね。お話もぜひ、聞かせくださいね。
「先生、また四国大会行きたいです。私たちの代でも、全国目指します。」
そう話すのは、コルネットの4年生です。4年生には、どのパートにもがんばるメンバーがいて、やる気いっぱい。ずっといっしょに音楽をがんばっていきたい、そんな気持ちにさせてくれます。2年後、みんなは、いったいどんな6年生になっているでしょうか?
青空のむこう。
少しだけ遠い未来を見つめて、9月の土曜日の練習が始まります。



「基礎練習をしっかりとしてから、♪『ライラック』と♪『ドラえもんのうた』のリズムと指番号に気を付けて練習をします。」(アルトホルン 4年生)、「♪『ライラック』の最初からAまでスタッカートに気を付けて、少しでも吹けるようにします。」(ユーフォニアム 4年生)「♪『ライラック』のEのリズムに気を付けて演奏します。」(チューバ 4年生)
新しい曲♪「ドラえもんのうた」も私たちの音楽に加わりました。3日間のパート練習を終え、今日初めて全体で合わせてみることになりました。
♪「ライラック」では、コルネット1stの完璧な譜読みに驚きました。部長さんを中心に、しっかりと小パート練習をがんばってきました。それに続くのは、2ndの4年生。学校でも家でも、ずっとこの曲を聴いていたようです。アルトホルンの1st、2ndもとてもよくできました。パートリーダーさんを中心にがんばる姿は、いつも感心しています。ドラムを担当する6年生もしっかり準備していたことが分かりました。インテンポ♩150でも、十分リズムに乗っていたように思います。
♪「ドラえもんのうた」では、部長さんが前奏からみんなを引っ張っていきました。2番になると、トロンボーンから、素敵なメロディが聴こえてきました。2人の副部長さんを中心に、いつもパート練習をがんばる姿が印象的です。
どちらの曲も、演奏が終わるたびに、口々に感想を言い合う姿が見られました。「難しかった。」、「でもできた。」と、どのパートも笑顔こぼれる瞬間でした。
校内音楽会では、この2曲に6年生のソロパートが加わります。みんなに笑顔と元気を届けようと話しています。私たちの秋の青空は、どんな風景になるでしょうか?次のステージに向け、みんな一緒に音を紡いでいきましょう。
「よーい。スタート!」の声に合わせて、子どもたちは、トラックを1周駆け抜けます。運動場を蹴る足音は力強く、ゴールに向けてそのスピードを加速しているようでした。
これは、9月12日(金)2時間目に行われた5年生のリレー選手選考の様子です。雨上がりの空に、じっとしていて汗が流れる蒸した天気でしたが、そんな一生懸命な子どもたちの姿に爽やかな雰囲気を感じました。



赤・白・青・黄の4色、それぞれのスタート位置で、子どもたちは、自分の出番を待ちます。スタートラインに立つ子どの表情は、とても引き締まって見えました。「0.1秒でも早くゴールしたい。」そんな風にも見えました。
リレーの選手を決めるということで、もちろんクラスの友達みんなライバルでもあるのですが、「〇〇君、がんばって!」、「ゴールまでしっかり!」の声に、共に運動会をがんばりたいという意欲を感じました。ゴールの後の、充実した表情、その友達をたたえる様子は、高学年らしく、4月からずいぶんと、成長したことが分かりました。
運動会は、10月11日(土)です。5年生の力強い走りに、声援を送ってください。5年生は、運動会の係でも活躍します。運動会を支える姿にも、拍手をお願いします。
9月11日(木)1時間目の余土っ子ルームです。2年2組と4組のみなさんの運動会の表現の練習が始まりました。2年生のみなさんも、少しずつ運動会準備を進めています。
2年生は、運動会の表現の中に、余土地区伝統の余土音頭を取り入れることになっています。平成10年4月に地域の歌として生まれた「余土音頭」は、幼稚園や公民館の夕涼み会など、たくさんの場所で、踊り継がれています。余土小学校でも毎年、2年生が運動会の表現の中に取り入れており、子どもたちも毎年、余土音頭を踊ることを楽しみにしています。



この日は、地域に住む昨年まで余土小学校に生活支援員として勤務された方をゲストティーチャーに迎え、その踊り方を教えていただきました。2年1組と3組は、2時間目に踊りを教えていただきました。子どもたちは、先生の手の振りや足の運び方をよく見たり、ポイントを分かりやすく教えてもらったりしながら、こつをつかむことができました。一生懸命に取り組んだため、すぐに、一緒に踊ることができました。何度も繰り返して踊ったり、先生と一つ一つの動作を確認したりして、授業の最後のころには、見栄えにも意識して踊れるようになりました。「運動会で早く踊ってみたい!」そんな表情も見えました。2年生のみなさんの運動会での活躍が楽しみです。
2年生は2学期の活動で、地域の様々な場所を巡る「まちたんけん」を予定しています。余土音頭で地域の伝統を感じた子どもたちは、この活動でも余土地区のよさを発見することと思います。訪問させていただくみなさんに、当日は、大変お世話になります。子どもたちは、今、余土地区のよさをたくさん見つけようと、学習を進めているところです。