5月の第1理科室です。6年生になって2つ目の単元「人や動物の体」では、①呼吸のはたらき、②消化の働き、③血液のはたらきについて、実験や観察をすることを通して追究しています。
呼吸のはたらきを調べるときには、2つの実験を行いました。「酸素をすって、二酸化炭素を吐き出している。」という子どもの予想を確かめるため、実験①では、前の単元でも使った石灰水を使いました。袋に石灰水を入れ、息を吹き込むと白くにごりました。吐き出す空気には、二酸化炭素が含まれていることが分かりました。実験②では、気体検知管を使って、どのくらい酸素が減り、二酸化炭素が増えているのかを調べました。結果は、吸う空気(酸素21% 二酸化炭素0.04%)、吐き出す空気(酸素18% 二酸化炭素4%)となりました。
酸素と二酸化炭素の割合は、前の単元で、ろうそくを燃やしたときと同じような結果になり、子どもたちはとても驚いていました。人の活動により、二酸化炭素が増えているようです。
次は、消化のはたらきについて調べていきます。「栄養に関係する内容だから、でんぷんに反応するヨウ素液を使うのでは?」と、これまでの学習から実験方法を考える子どもたちもいました。次の実験もがんばっていきましょう。
5月14日(5・6時間目)の第1理科室です。5年生になって2つ目の単元「種子の発芽と成長」では、種子が発芽するための条件について、追究しています。これまでの観察で、発芽には水と空気が必要だと分かっていますが、育てているインゲンマメを見てみると、双葉がしなびていることを見つけました。
「双葉には、インゲンマメの成長に必要な養分があったのでは?」という疑問もでてきたため、実験で確かめることにしました。この実験には、ヨウ素液を使います。ヨウ素液は、でんぷんに反応して濃い青紫色になる薬品です。インゲンマメを乳鉢ですりつぶして、薬品をかけるとあっという間に青紫色に変化しました。双葉にもかけてみましたが、こちらは反応がありませんでした。「種に養分があるから、発芽するんだね。」と納得の子どもたちでした。
「冷蔵庫の中、温度が低い場所でも発芽するかな?」と、子どもたちは次の観察に取り組んでいるところです。
16:00、テーマパークを出発しました。バスに乗り込むと、「2日間楽しかったな。もっと修学旅行が続いてほしい。」、「愛媛県が懐かしいなあ。家族は元気にしているかな。」といった会話も聞こえてきました。6年2組の乗る2号車では、ビンゴ大会で盛り上がりました。マグネットや付箋、ボールペンなど、景品が当たるたびに歓声が上がっていました。最後のひと時まで旅を楽しむパワフルなみなさんです。
来島海峡サービスエリアを出る前には、2日間お世話になった添乗員さんやガイドさん、運転手さんに「ありがとうございます。」と感謝状を渡しました。17:30にサービスエリアを出ました。もうすぐ余土小学校に到着します。修学旅行も残りわずか、おうちの人が待っていますよ。
みろくの里での昼食です。カレーランチを味わいます。スパイスの香りに、子どもたちは、どんどん食が進みます。
カレーランチのメニューです。
カレーライス・鶏のから揚げ・ミニサラダ(青じそドレッシング)・青りんごゼリー
「アトラクションにたくさん乗ろうね。」、「班行動をしっかりと守って!!」と、この後の自由時間を前に、たくさんの思いを浮かべながらの楽しい昼食になりました。
テーマパークみろくの里に着きました。子どもたちは、バスから見える観覧車やジェットコースターなどを見てどきどきわくわく。胸の高鳴りが聞こえてくるようです。
早く乗りたい気持ちをぐっとおさえて、まずは集合写真から撮影します。「はい、チーズ!!」の声に、笑顔で応える子どもたちでした。天気も何とかもっています。時折、晴れ間も見えるときもあるほどです。