5月24日(金)3時間目の体育館です。1年3組のみなさんがと6年3組のみなさんの交流の様子です。今日は、1年生の新体力テスト。6年生のみなさんが記録のサポートに来てくれました。「〇〇さん、よろしくお願いします。」と、1年間ペアの6年生とあいさつを交わして各種目がスタートしました。
反復横跳びでは、3つのラインを踏み超す方法を教えてもらいいよいよ本番。「よし、いくぞ!まかせて。」そんな声も聞こえてきました。6年生からは、「がんばれ、がんばれ。」と応援の声がありました。
上体起こしでは、6年生が1年生の足を押さえるサポートをしました。「お腹に力を入れるといいよ。」、「うん分かった。」どんどんと交流が深まっているようです。
最後に20mシャトルランテストをして、楽しい体育の時間が終わりました。この日は、修学旅行直前だったのですが、雨を心配した1年生のみんなから、色紙で作ったてるてる坊主のプレゼントがありました。「ありがとう。」の声、手を振り6年生が帰るときには、「〇〇さん、〇〇さん。」とたくさんの6年生の名前を呼ぶ声も聞こえてきました。
以前のホームページでもお知らせしたように、4月24日(水)の1・6年生とのペアづくりから交流が始まりました。ちょうど1か月。6年3組のみなさんは、この間、そうじや1年生教室の掲示物づくりで関わるなど、たくさんの交流があったそうです。もう互いに名前で関係になっているようです。廊下で出会ったときも、声を掛け合う姿をよく見かけるようになったなあと思っていたところでした。
※修学旅行の2日目の朝、広島では雨が落ちていました。けれども、6年生の子どもが楽しみにしていた遊園地みろくの里では、快晴で暑いほどでした。子どもたちも思い切り遊んで大満足、「てるてる坊主の効果は抜群!」との声が、6年3組のみなさんから聞こえてきました。1年3組のみなさん、ありがとう。
「リズムよく吹くことができるようにがんばります。」と伝える、コルネットの新入部員さん。
「ドレミファソラシドを出せるように練習します。」は、チューバの新入部員さん。
5月の入部から2週間、新入部員のみんなからもめあてを発表する声が聞こえてくるようになりました。
青東風。みずみずしい青葉の色鮮やかな季節。新入部員のみんなのそれぞれの音の風景は、初夏に吹くすがすがしい東風のように、余土小学校金管バンド部に、彩りを添えるようになり始めました。音を出すことが楽しい毎日は、しだいに音を紡ぐステップへと、少しずつ歩みを進めているところです。
「基礎練習をしっかりとしてから合奏をする。」
部長さん、2人の副部長さんの黒板に記した6月初日のめあてです。「のばすときの音の質とピッチはどうか。」、「音の頭から、音の形を整えてのばすことができているか。」、私たち金管バンド部は、そんな音づくりを大切にしています。長いときには、基礎練習が練習時間のほとんどをしめるほどです。基礎合奏では、「バンド全体の響きを意識する。」、「自分の音と他のパートの響きを感じ取る。」、そんな音と音楽を目指して、楽器を手にしています。
この日、先輩メンバーは、課題曲♪「風立つときに」の合奏をしました。ティンパニを深く響かせる、チューバは爆発的な音で、トロンボーンは四分音符の長さを意識して、ユーフォニアム・アルトホルン・コルネットはアクセントをしっかりと・・・、曲の始まりを一番大切にしています。何度も何度も練習を重ねて、風がこだまするような四小節になりつつあります。イメージする音楽は、すぐそこまで届いています。
そんな音と音楽の風景のかげで、後輩メンバーは、図書館とマルチルームに分かれて個人練習を進めました。「ロングトーンができるようになるといい。」、「10分間エクササイズから進めてね。」と、先輩メンバーからの声掛けもありました。私たちが大切にしている音づくりは、きちんと受け継がれているようです。もう一段、レベルアップして先輩メンバーの背中を追い掛けていきましょう。
みずみずしい音、すがすがしさを感じる音、6月の風のような青々とした新入部員のみんなの音は、どんな風の名前がぴったりでしょうか?美しい風には、まだ名前がないかもしれません。
先輩メンバーの音と後輩メンバーの音が出逢うとき、どんな風を運んでくるでしょう。7月の壮行会は、私たち66名の初舞台です。風の音をみんなで奏でましょう。
3年生は、5月23日(木)に自転車教室を行いました。当日は、余土地区の交通安全指導員さんをはじめ多くの皆様にお世話になり、教室を開催することができました。
安全確認の方法や右折・左折の手信号、交通ルールなどについてお話を聞いたり、自転車に乗って練習をしたり、2時間の教室で子どもたちは、たくさんの体験をしました。信号や踏切、横断歩道など、運動場にたくさん準備していただいたおかげで、子どもたちも実際の道路を想定して練習をすることができました。「道路の左側に寄って運転してね。」、「交差点では左右の確認をしてね。」など、みなさんに具体的に声を掛けていただき、子どもたちは落ち着いて自転車を運転することができたようです。交通安全への意識もずいぶんと変わりました。
今年は、JAFの方にもお世話になり、シートベルト効果体験車に乗せていただきました。時速5kmの衝突実験を体験し、子どもたちはシートベルトの大切さを改めて感じることができたようです。
3年生になり、放課後や休日の子どもたちの行動範囲は少しずつ広がってきています。自転車に乗る機会は、昨年よりも増えているようです。余土小学校の子どもたちが安全に登下校できているのは、地域の皆様に温かく見守っていただいているおかげです。子どもたちは、放課後や休日など、自転車に乗ることが多くあります。これからも、交通安全について気になることがありましたら、声を掛けていただけたらと思います。
暑い中、ご指導ありがとうございました。
5月21日(火)4年生は、「水のおはなし教室」に参加しました。松山市公営企業局のみなさんにお世話になり、浄水場で水がきれいになる仕組みや水道水の安全を支える仕事などについて学びました。
動画や実験など、たくさんの準備をしていただいたおかげで、たくさんの学びがありました。特に、ペットボトルを使った砂ろ過実験で、水がきれいになっていく様子を見て、子どもたちは目を丸くしていました。
地球の水は循環していること、安全で飲める水は浄水場でつくられていること、下水道で水をきれいにして川や海に戻していることをまとめ教室は終わりました。
汚れた水を流さないことや節水に心掛けることなど、子どもたちの意識が少しずつ変わってきています。
5月20日(月)の5・6時間目の第1理科室です。今回の実験では、「だ液によってでんぷんが変化するのだろうか。」を学習問題として、実験に取り組みました。まずは、40℃にあたためた水で、米をすりつぶします。体温と同じぐらいの環境の中、口の中で米をかむ動作を再現しています。試験管を複数用意して、一方にはすりつぶした米と水を、もう一方にはすりつぶした米とだ液を入れました。試験管を10分間、湯に浸した後に、でんぷんがあるかどうかを確かめます。指示薬として、ヨウ素液を使いました。ヨウ素液は、でんぷんに反応して、濃い青紫色になります。結果は・・・。
水を入れた試験管は、濃い青紫色になりましたが、だ液を入れた試験管は、濃い青紫色にはなりませんでした。だ液によってでんぷんが消化されたことが分かります。「よくかんで食べることで、だ液がでる。」、「だ液は、消化液として働き、栄養を取り入れる助けをしている。」など、子どもたちは、実験を通して生活につながる感想をもちました。目に見えない体の中のことが、少しずつ分かってきました。次は、心臓のはたらきを学習します。どんな実験で解決できるでしょうか?
風笑う。放課後の音楽室には、笑顔で佇む新入部員のみんなの喜ぶ姿がありました。少し静かだった音楽室が、うれしそうにほほえんでいるようにも思えました。その光景を遠くから見ると、風が笑うような風景にも見えました。中学生になったメンバーの卒業、3~5年生の27名の新入部員のみんな、季節は少しずつ移り変わっていきます。
「山笑う」は、春に見られる光景です。木々や草花の間に鳥や小動物が喜ぶ姿があるように、山の樹木が一斉に新芽を出すように、余土小学校金管バンド部にも、のどかで明るい新しい風が吹きました。山笑う風景は、金管バンド部にとって、風笑う風景です。
新入部員を迎え3日目。27名みんなそれぞれ、新しいパートも決まりました。ピカピカの名札の増えた各パートの練習ボードに、新しい季節の始まり感じました。新入部員のみんなも、先輩メンバーのみんなも、笑顔いっぱいで嬉しそうです。
音楽室やマルチルーム、図書館や余土っ子ルーム、パート練習をするどの場所の音と音楽の風景も、いつもとは、少し違っていました。真っすぐ美しい音に交じる新しい音。顔を真っ赤にして、演奏する新入部員の姿が目に浮かぶようでした。
「金管楽器は、作音楽器だから、鳴らすだけでは正確に音は出ないけれど、地道な練習を大切にするといいよ。思った音が出るとうれしいし、曲を演奏できるようになると、もっと楽しくなるよ。」
顧問の先生からこんなお話もありました。
「ただただ楽しいです。基礎練習を100回以上しました。同じパートのみんなと仲良くなれました。」と言うパーカッションの新入部員さん。
「前には高い音を出せたけど、今日は低い音が出せるようになりました。」というコルネットの新入部員さん。
だいぶ雰囲気にも慣れたのか、たくさんの会話が聞こえてくるようになりました。
余土小学校の1日の終わりは、金管バンド部の音と音楽の風景です。素敵な毎日の積み重ねに感謝して、メンバーみんなと「さようなら。」のあいさつを交わしています。