4月の月目標は、「気持ちのよいあいさつをしよう。」でした。先日の校内放送では、全校の子どもたちとともに1か月のふり返りを行いました。また、多くの子どもたちがアンケートにも参加してくれました。アンケートは、タブレットパソコン(ロイロノート)のアンケート機能を使って答えます。


「1 『気持ちのよいあいさつをしよう』を達成することができましたか。」は、次のような結果となりました。
〇できた…313名 〇だいたいできた…148名 〇あまりできなかった…22名 〇できなかった…1名
(1~6年の484名が回答)
登下校では「おはようございます。」や「さよなら。」のあいさつを、廊下ですれ違ったときには会釈をよくしていると感じていたのですが、子どもたちも意識して取り組んでいることが分かりとても安心しました。
「2 4月の月目標について何か伝えたいことがあれば書いてください。」では、うれしい意見がたくさん書かれていました。そのいくつかを紹介します。
〇いろいろな人に気持ちのよいあいさつができました。3年生でもがんばります。
〇あいさつするとみんなが笑顔になるのでいいと思います。
〇4年生は1・2・3年生のお兄さんお姉さんなので、あいさつをがんばりました。
〇地域の人や当番ボランティアの人の顔を見てあいさつをしています。
〇もう高学年なので、あいさつをしっかりとして、低学年のお手本になりたいです。そしてあいさつを低学年にもつなげたいです。
〇学校に行くときや、帰るときに「行ってらっしゃい」や「お帰り」などと、地域のおじいさんやおばあさんがあいさつをしてくれて、優しいなと思いました。
〇とにかくがんばりました。 これからも続けたいです。 あいさつでつながっているのであいさつは大切だと思います。 みなさんもあいさつで友達をつくっていきましょう。 がんばってほしいです。がんばれ。
〇5月の月目標「時刻を守って行動しよう。」もがんばります。
自由記述の欄には、子どもたちの思いがあふれていました。あいさつを、子どもたちと共にがんばりたいとの思いを強くしました。学校、家庭、地域であいさつを交わし、余土地域が笑顔つながる地域となるよう、余土小学校みんなでがんばりたいと思います。ご家庭や地域でも、子どもたちのあいさつをぜひ、応援してあげてください。
5月の第1理科室です。5年生になって2つ目の単元「種子の発芽と成長」では、①種子が発芽するために必要な条件は何か?②植物が大きくなるために必要な条件は何か?を、インゲンマメを育てることを通して追究しています。
この日の授業では、インゲンマメの種子には、発芽のために必要な養分(でんぷん)が含まれているかどうかを確かめました。



まず、前日に水にひたした種子を2つにわって中の様子を観察します。2つに分かれた部分は子葉のもとになること、小さな葉のような部分は根や茎、葉のもとであることが、観察をすることを通して分かりました。
次に、観察したインゲンマメを使って、養分があるかどうかを確かめます。この実験には、ヨウ素液が必要です。今回は手軽に使うことができるうがい薬を使いました。もともと茶色のうがい薬は、でんぷんに反応して、濃い青紫色になります。ごはんで濃い青紫色になることが分かった子どもたちは、インゲンマメはどうなるだろうと興味津々です。「ごはんは栄養があるから納得だけど、インゲンマメにはでんぷんが無いんじゃないかな?」、「発芽するための栄養は、肥料をやることでまかなっているのではないかな?」と、子どもたちは、様々な予想をしていました。インゲンマメを乳鉢ですりつぶして、うがい薬をかけると、あっという間に青紫色に変化しました。「種に養分があるから、発芽するんだね。」と納得の子どもたちでした。
実験を通して、新たな疑問も生まれたようです。「水をやらないと発芽しないよ。」、「日光にあたっているから発芽するんじゃないかな?」・・・子どもたちの追究はまだまだ続きます。5年生のみなさん、観察や実験を通して、単元のめあて①と②を解決できるようにがんばっていきましょう。
5月9日(火)5時間目の前の時間を利用して、全校集会を行いました。運営委員会の子どもの司会・進行のもと、今回は、校長先生のお話を聞きました。
校長先生のお話
校長先生と顔を合わせてください。こんなに人数がいるのに。一言も声を出さずに集合できたことは本当にすごいと思います。特に6年生のみなさんはとても立派でした。1年生から5年生の人も、それを見習ってがんばることができました。全校みんなが集まると793名、先生を合わせると800人以上の人が集まることになりますね。こんなにたくさんの人が集まることができる体育館は広いですね。この中にはたくさんの友達がいますね。心がわくわくしますね。
全校のみなさんに聞きます。日本料理を作るときの味付けには「さ・し・す・せ・そ」があります。みなさんは知っていますか。3年生は手を挙げてください。「さ」はいったい何でしょう。そう砂糖ですね。次は4年生。「し」は分かるかな?塩ですね。次は2年生に聞きますよ。「す」は簡単ですね。正解は酢ですね。だんだん難しくなります。次は5年生。「せ」は何でしょう。「せ」は「せうゆ」で醤油ですね。5年生も正解でした。最後は、6年生。大丈夫ですね。「そ」はソースではなく味噌で正解です。さすが6年生です。正解すると拍手をするみんなの雰囲気はとてもいいですね。
では、なぜ校長先生がこの話をしたかというと、この「さ・し・す・せ・そ」を使って人をほめてもらいたいと思ったからです。できそうですか?例えば「さ」だったら、「最高!!」とほめることができますね。答えてくれた〇〇君、ありがとう。「さすが。」もありますね。「す」はできますか?2年生の人に聞いてみます。「すごい。」「すばらしい。」もすてきな言葉ですね。「せ」はあるかな?「背筋がいい。」、「精一杯がんばったね。」、「世界一」、「先輩すごい」、たくさんのほめ言葉が見つかりましたね。「そ」はどうかな?6年生に聞いてみたいと思います。「尊敬する。」はとてもよい言葉ですね。残りは「し」でほめることですが、校長先生は一生懸命考えても思いつきませんでした。だれか分かりますか?「師匠」面白い言葉が見つかりましたね。「親友」もいい言葉ですね。
たくさん発表してくれてありがとう。最後に校長先生も、みんなの発表や今日のみなさんの様子を見て「し」のほめ言葉を考えてみました。校長先生は、みなさんがきちんとできることを「信じています。」みなさんも、これかの学校生活の中で、友達のことを信じて、仲間をたくさんつくってください。これで校長先生のお話を終わります。


全校みんなで体育館に集まる集会は、およそ3年ぶりのことでした。コロナ禍の中、できなかったことが少しずつできるようになり、日常の学校生活が戻りつつあることが分かります。今回の集会は、上学年の子どもにとっては懐かしい風景で、下学年の子どもにとっては新鮮な出来事であったと思います。こうして、みんなで集まる機会がずっと続くことを願っています。
次は、5/12の集会「光輝け☆君が主役の1年生集会(1年生を迎える会)」です。いろいろな学年の子どもたちの活躍を期待し、今回の余土小学校日記を終えたいと思います。この集会の様子は、5月下旬のホームページで掲載予定です。ぜひご覧ください。
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ホームにもありますように、6月13日(火)、映画「夢みる小学校」の無料上映会を行います。
ただいま、上映に向けて準備を進めています。
皆様のお申し込みをお待ちしております。
休み時間ごとに、運動場へと出てくる4年生の子どもたち。何だか忙しそうです。手には温度計、首に探検バッグをかけて、一生懸命に記録をとっています。2時間の後の休み時間、「何をしているの?」と聞いてみると、「晴れの日の気温をはかっています。気温の秘密が分かってきました。」と、笑顔で答えてくれました。
今日(5/1)の理科「1日の気温と天気」では、「晴れの日の1日の気温は、どのように変化するのかな?」をめあてに活動しました。記録用紙には、時間ごとの気温や天気、その他に気付いたことなど、たくさんのメモが残されていました。

「やっぱり気温が上がっています。」と、3時間目の後の休み時間には、子どもたちから声が掛かりました。「雨の日の気温が気になっています。」と、新しく調べてみたいことも出てきたようです。「どうなると思う?」と聞いてみると、「雨の日は、ずっと寒い気がするから、晴れの日と違って、気温の変化は少ないと思います。」と、子どもなりの予想を教えてくれました。
外で遊べない雨の日は、何だかつまらない1日ですが、雨の日が待ち遠しくなったのではないでしょうか。4年生のみなさん、雨の日の気温の変化を、ぜひ教えてくださいね。