水溶液に溶けている物は?(6年生)
2023年12月12日 08時00分 11月28日(火)5・6時間目の第1理科室です。理科「水溶液の性質」で、食塩水・うすい塩酸・うすいアンモニア水・炭酸水の4つの水溶液に溶けている物を調べる学習を行いました。
まず、①「見た目」で判断をします。炭酸水だけ泡が出ているため、ほかの3つの水溶液とは違うことが分かります。でも、何が溶けているかは分かりません。次に、②「におい」で判断します。うすい塩酸とうすいアンモニア水は、においがあります。こちらも、何が溶けているかは分かりません。そこで、③水溶液を蒸発させ、溶けている物を取り出す実験を行いました。4つの水溶液を、それぞれ蒸発皿にとり、ガスコンロで熱しました。すると、食塩水だけ固体の塩が出てきました。
子どもたちは、「他の3つの水溶液には、何が溶けているのだろう?」、「溶けている物が、液体や気体だったから、取り出すことができなかったのではないか?」と、考えを巡らせていました。
これからの活動では、酸性・中性・アルカリ性の違いを調べるリトマス紙を使ったり、金属との反応を調べたりする実験を行い、溶けている物は何かを追究していきます。
子どもたちは、これらの活動をとして、薬品や火の安全な取り扱いも学習をしているところです。6年生のみなさん、2学期最後の単元です。たくさんの実験を通して、学習問題を解決していきましょう。