スローガン「心を燃やせ 仲間と共に限界突破」のもと、令和6年度秋季運動会を行いました。秋らしい気持ちの良い天気の中で、1~6年生全員で力を合わせ、ダンスにかけっこ、団体競技にリレーと、存分に練習の成果を出し切りました。5・6年生の子どもたちも、運動会の企画・運営、係活動と、それぞれの場で役割をこなし、自分たちでつくりあげる運動会を実現することができました。

保護者の皆様には、早朝から温かいご支援をありがとうございました。また、運動会後の片づけなど、様々な面で子どもたちを支えていただき、たいへん感謝しております。おかげさまで、滞りなく運動会を終えることができました。子どもたちは、満足した表情で学校を後にしていました。中には、悔しい思いをした子どももいたでしょうが、それも貴重な思い出になるはずです。ご家庭でもぜひ、運動会の感想を聞いていただき、しっかりとほめてあげてください。
※ 運動会の様子は、順次ホームページにアップします。
10月9日(水)3時間目の運動場です。全校みんなで運動会の練習を行いました。10月も2週目になり、秋風が涼しく、外で活動するにも気持ちの良い気候になっています。2回目になるこの日の全校練習では、応援合戦を中心に進めました。




応援合戦は、運動場に西側より、①黄(頂点へ飛び立て!輝く黄金龍)、②赤(みんな団結いくら丼)、③白(強運☆バニラッキーズ)、④青(青空へ羽ばたけ 群青の翼)の順に続きます。グループ全体での朝の活動の練習、各学級での朝の会の練習と、どのグループもたくさんの練習を積み重ねてきました。5・6年生の応援団の力強い動き、グループみんなで声を一つに応援する姿など、たくさん盛り上がる場面があります。運動会当日が楽しみです。
10月2日(水)3時間目の運動場です。全校みんなで運動場に集い、運動会の練習をしました。運動会まであと少しとなり、子どもたちの練習にも力が入ってきました。この日は、開会式と閉会式の練習でした。
開会式では、選手宣誓の中にあるスローガンをグループ長の声と合わせたり、金管バンド部の伴奏で校歌を歌ったり、全校みんなでつくり上げる雰囲気も見られました。先生のアドバイスで、どんどん声が大きくなる姿に感心しました。



閉会式では、得点係の得点発表や運営委員会の司会進行など、係の練習を中心に行いました。全校の子どもたちも、気を付けや礼の姿勢など、自分の役割をしっかりとがんばりました。
秋の涼しい気候の中で行った練習で、子どもたちにも運動会のイメージがわいてきたことと思います。運動会まであと少し。当日は、子どもたちのがんばりに、温かい拍手とご声援をお願いします。
10月1日(水)の午前中に、2年生は秋の生き物さがしに出かけました。10月になり、気温もぐんと下がり、秋らしい気候となりました。虫取りには、絶好の一日です。目的地の石手川の土手では、涼しい風、川の流れる音、秋の草花、そして虫の声。そんな雰囲気に、子どもたちは自然と笑顔になっていました。「スズムシはいるかな?」、「バッタがはねていたよ。」子どもたちのそんな声も聞こえる中、いよいよ虫取りのスタートです。


「草のかげに虫がいたよ。」、「虫取りのこつは、そっと近づくことだよ。」など、子どもたちは、1年生のときの経験を生かしてがんばります。生き物の生育環境に気づいたり、夏から秋へと季節が変わる様子を感じたり、1年生のときとは違った発見があったようです。30分間の虫取りをして、子どもたちはとても満足していました。帰り道では、行き交う人との「こんにちは。」のあいさつの声も、いつもに増して元気だったようです。
学校でも、友達といっしょに生き物を観察して、午前中の活動を終えました。秋風の気持ちよい、2年生の校外学習でした。
9月27日(金)2時間目に研究授業を行いました。体育科(保健領域)「けがの防止」で、「身の回りの生活の危険が原因となって起こるけがを防止するための安全な行動を理解する。」をねらいに学習を進めました。
子どもたちが、学習問題を設定する場面では、「学校や地域で危険だと思ったことはありますか。」と問い掛けがあり、子どもたちかは、「廊下の曲がり角でぶつかりそうになった。」、「近くの公園で不審な人を見かけた。」などの意見が出ました。今回は、「学校や地域でのけがを防ぐためにどのようにすればよいか。」について考えます。


学校や地域の危険な場所を見付けるときには、余土小学校や余土の地域の8種類の写真(8班分の写真)の提示がありました。子どもたちは、4人グループで校内外にある危険を共有ノート上で見付け、〇印を書き込んでいきました。その後、その危険を全体で共有する場面では、「机と机の間に月曜セットがかけられていて危険だ。」「通学路に柵の無い水路がある。」などのつぶやきがありまし。
「けがの予防法について考える。」場面では、みんなで話し合う「おにぎりタイム」をしました。話し合う視点は、①危険を防ぐ方法、②自分ができることをまとめる、③発表練習するの3点です。共有ノートの写真を拡大したり、「自転車に乗ったと想像してみて。」といった先生のアドバイスを聞いたりしながら、どの班も3つの方法を考えました。全体発表の場では、「走らない。」「身の回りの整理整とんをする。」「水路に近付かない。」など、様々な意見が出ました。けがの予防について、タブレットとホワイトボードを活用し、話合い活動をすることで、けがの防止について考えるしっかりと考えることができました。
学校の危険では、体育主任の先生のお話を映像でみました。安全に運動できるようにスポーツ委員が日々整備を行っていること、雨の次の日は赤いコーンを立てて、けがの防止に努めていることなどが分かりました。地域の危険については、ゲストティーチャーとして招いたスクールガードリーダーさんからお話を聞きました。不審者に出会わないための方法や川の危険防止について、プリント資料を基に詳しく学ぶことができました。
余土小学校内や余土の街の写真を用いて考えたこと、体育主任やスクールガードリーダーから身近な危険についてお話を聞いたことで、子どもたちは、課題を自分事として考えることができました。
学習の終末には、ワークシートでふり返りを行い、「決まりを守り、周りをよく見て安全に行動する。」とまとめて、45分の授業が終わりました。
5年3組のみなさん、今日の学習を日常の生活にぜひ生かしてくださいね。
9月27日(金)6時間目の様子です。5・6年生の子どもたちが、各場所に分かれて運動会の係会を行っています。余土小学校には、運動会を盛り上げるための係として、次の10の係があり、どの子どももいずれかの係に所属しています。



〇出発係・・・出発の合図の補助を行います。
〇演技係・・・入退場の誘導やリレーバトン・アンカーゼッケンの準備をします。
〇決勝係・・・順位の審判や等賞旗・色コーンの準備をします。
〇準備係・・・演技用具の準備・片付けや演技中の道具の移動を担当します。
〇招集係・・・集合の呼び掛けや整列の声掛けを行います。
〇得点係・・・得点集計や賞状を担当します。
〇放送係・・・プログラムのアナウンスや実況中継を行います。
〇救護係・・・けが人の手当などの仕事を手伝います。
〇応援係・・・応援合戦や競技中の応援で会場を盛り上げます。
〇児童係・・・入場門への誘導や会場の装飾を担当します。
今回の第1回の係会では、各係の仕事の内容について説明を受け、さっそく仕事の分担を行いました。体育館では応援の声も聞くことができ、運動会当日をイメージできる場面もありました。運動会が少しずつ近づいてきています。5・6年生のみなさん、全校みんなのためにがんばっていますね。10月12日(土)の秋季運動会では、スローガン「心を燃やせ 仲間と共に限界突破」のもと、全校みんなで最高の運動会をつくり上げましょう!!
9月26日(木)2時間目に研究授業がありました。道徳科「ティーボールでのできごと」で、「友達とのかかわりの中で、自分自身のよさを見付けようとする実践意欲や態度を養う。」をねらいに学習を進めました。
「ティーボールでのできごと」は、体育でしているティーボールが苦手な「ぼく」が登場します。お父さんと高校野球のキャプテンのことを話したことをきっかけに、自分にはプレー以外でチームに貢献できる「よさ」があることに気付き、アドバイスや応援を始めるというお話です。
授業は、事前にとったアンケートから始まりました。子どもたちは、テレビ画面に示された結果を見ることを通して、自分の「よさ」を見付けることに苦慮している実態を実感することができました。


その後、本時のめあて「自分の『よさ』に気づくためにできることを考えよう。」を確認し、教材文を全文読み進めました。
そして、①あなたがティーボールをうまくできない「ぼく」の立場だったらどう感じるか?②どうして「ぼく」は、自分の「よさ」について考えたのか?③なぜ「ぼく」は自分の「よさ」を見付けられたのか?の3つの場面で心情メーターを用いて、話合いを進めました。
自分に置き換えて考えた①では、心情メーターは、50%を切る子どもが多く見られたものの「ぼくだけ違う。」「もっと上手くなりたい。」といった両面の意見が出されまあした。「ぼく」の気持ちとして考えた②では、「できないことをあるけれど、できることもある。」と、物語の叙述に即した意見が見られました。
中心発問の③では、「おにぎりタイム」をもちました。ロイロノートに「ぼく」の気持ちを記入し、4人グループから、フリートーキングと話合いの形態を変え、話合いを進めました。心情メーターを見せながら話す子ども、書いた文章を見て話す子ども、文章に心情メーターを挿入したテキストを見て話す子どもと、様々な姿が見られた。活発に意見を伝える様子に感心しました。全体の発表でも、「キャプテンに似ているから、僕にも『よさ』があるのでは?」や「苦手なこともあるけれど、自分のできることを見付けたから。」などの意見が出ており、自分の考えを広げたり、深まったりすることにつながったことが分かりました。
授業の終末では、「どうすれば自分の『よさ』に気付くことができるのか。」について考えました。子どもたちは、自分で考えたり、友達の意見を参考にしたりしながら、自分事として考えを深めることができたようです。