植物の養分と水(6年生)

2023年7月19日 08時00分

 6月15日(木)5時間目の理科室です。6年生になって3つ目の単元「植物の養分と水」の学習が始まりました。この日のめあては、「植物の根から取り入れられた水は、どこを通っているのだろう。」です。子どもたちの予想は、もちろん「茎を通って、葉や花に届く。」でしたが、「茎の中の様子はどうなっているのかな?」の投げ掛けには、「茎は、スポンジのようになっていて、だんだんと水がしみこんでいくんじゃないのかな。」、「人の血管のように、管のようなものが、植物の中を通っているんだよ。」など、いろいろな予想が出ました。

 そこで、食用色素を使って、茎や葉の様子を調べることにしました。結果は・・・。今回の実験は、結果が明らかにあるのは、少し後になりそうです。植物が水を吸い上げるのには、どのぐらいの時間がかかるでしょうか。6年生のみなさん、次の理科の授業が楽しみですね。

  

  

 そこで、この日は、葉の葉脈を観察することにしました。顕微鏡で見てみると、目で見える葉脈よりもずっと細かな葉脈があることが分かり、とても驚いていました。「今日の給食で食べたメロンの皮の筋に似ている。」、「キリンの体の模様のようだ。」、「亀の甲羅かと思った。」など、子どもらしい独特な表現がたくさん出た観察になりました。「水は、この葉脈を通って、葉の細かな部分まで届いているんじゃないかな?」と、そんな予想もできました。いすれにしても、結果が分かるのは、次の時間ですね。6年生のみなさん、この単元でも、様々な実験や観察を通して、植物のことを追究していきましょう。

※余土小学校のホームページは、夏休み中も毎日更新しています。時間のあるときに、ぜひご覧ください。

米はかせになろう!(5年生)

2023年7月18日 08時00分

 5年生は今、総合的な学習の時間「米はかせになろう!」で、バケツ稲に挑戦しています。6月14日(水)3・4時間目には、日ごろから農家の人々に米作りの指導をしている農協の人をゲストティーチャーとして招き、土づくりと代掻きの作業を行いました。

  

  

  

 森盲天外「一粒の米」の碑文に見守られて行った作業は、①バケツに土を入れる②肥料を入れて混ぜる③水を入れてしっかりこねる、の3つです。「土はとても温かいよ。水の冷たさとは正反対だ。」、「ぬるぬるした土がとても気持ちいいなあ。」など、独特の土の感触を味わいながら、子どもたちは、夢中で作業をしていました。ゲストティーチャーからアドバイスの声を掛けていただき、農作業の工夫や努力を感じることができました。「思い土を運ぶのは、大変だった。」と、農家の人々の苦労も実感した子どももいたようです。

 この後は、田植えに草抜きなどたくさんの作業を予定しています。小さい苗も、分げつを繰り返し、大きく大きく成長していくことでしょう。子どもたちには、日々の観察から稲の成長に気づき、自分たち5年生も同じように成長していることを感じてほしいと思っています。5年生のみなさん。秋の収穫が楽しみですね。それまでの数か月間、しっかりと作業をがんばってくださいね。

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三色野菜炒め(6年生)

2023年7月17日 08時00分

 6年生の家庭科では、三色野菜炒めの実習を行いました。「安全に気をつけて、おいしい野菜炒めをつくろう。」が今回の目当てです。洗う・切る・炒める・盛り付けの作業も、さすが6年生!手際よくこなしていました。学級担任に加え栄養教諭も指導にあったことで、子どもたちは、専門的な知識を得たようです。

   

  

 調理後は、試食!家庭科室にはおいしいにおいがただよっていました。「切り方を工夫すると手際よく調理できるね。」、「家でも挑戦できそうなメニューだね。」など、実習を通してたくさんの学びがあったようです。片付けもばっちり行いました。6年生のみなさん、ぜひ家庭でもおいしい野菜炒めに挑戦してみてください。

人権・同和教育参観日(全校)

2023年7月16日 08時00分

 6月13日(火)は人権・同和教育参観日でした。保護者の皆様には、梅雨の蒸し暑い中、ご来校いただい大変ありがとうございました。

  

  

  

 5時間目の参観授業では、道徳や学級活動など、人権・同和教育の視点に立った内容で授業を公開しました。1~6年生・1組とどの学年・学級の子どもたちとも、今日はいつも以上によく考え、自分のことや友達のことなどをしっかりと考えることができました。   

 保護者の皆様、授業参観について、ぜひ、お子様と感想を話し合ってみてください。子どもたちが差別のない明るい社会をつくる担い手となるよう、学校でも学習を進めていきたいと思います。

人権集会(全校)

2023年7月15日 08時00分

 6月13日(火)5時間目の前の時間を利用して、人権集会を行いました。運営委員会の子どもと、かわいいキャラクター「もんちゃん」の司会進行で、人権とは何かを考えることにしました。

 まずは人権標語の発表です。2~6年生・1組の代表の子どもの人権標語を聞いて、みんなが自由に過ごすには、笑顔で助け合うことが大切であることを、確かめることができました。

 今月の歌「手をつなごう」を歌った後は、ブックママさんによる読み聞かせ「ムカッ、やきもちやいた」です。なんでこんな気持ちになるのだろうという、やきもちを描く絵本です。ブックママさんの語りに、まわりの人のことを考えるのは、難しいときがあることを、共感することができました。

 標語や全校合唱、読み聞かせを通して、人権を大切にする気もちを新たにすることができました。集会に向け準備をしてくれた運営委員会のみなさん、ありがとうございました。

  

  

  

校長先生の話

 今、すてきな読み聞かせを聞かせてもらいました。この前にもすてきな人権標語が並んでいますね。2つの発表を聞いてみなさんはどう思ったでしょうか。

 読み聞かせの中で、何人かの登場人物が出てきましたね。その子たちの気持ちになれましたか?人権というは、自分もいやな思いをしないで、相手にもいやな思いをさせない、という当然の権利です。それを守るために大切なことは、さっきの読み聞かせの中にもありました。それは、その人の気持ちがどうなのかなと考えることです。難しい言葉でいうと「想像力」と言います。例えば、友達にいやなことをしている自分がいたといします。周りの人から見ると、あの人いやな感じがするな、かっこわるい人だなあと見られるはずです。そういうことが想像できるでしょうか。他には、自分が言ってしまったことで、友達がつらい顔をしたとき、自分だったらこんな気持ちになるなと、想像する力があれば自分の人権や友達の人権を守ることができます。

 相手の気持ちをよく考えて、みんなで仲のよい余土小学校にしていきましょう。

 

 

 

映画上映会(4~6年生)

2023年7月14日 08時00分

 「国語や算数がない不思議な学校でした。」(4年女子)

 「ちょっとあの学校に行ってみたくなりました。」(6年女子)

 「自分たちのアイデアを勉強に生かすのはすごいと思いました。」(5年男子)

 「ぼくは工作が好きです。ぼくならどんなアイデアを出していくだろうと思いました。」(6年男子)

 これは、ドキュメンタリー映画「夢みる小学校」を見た子どもたちの感想です。宿題もテストもない学校には、先生とよばれる大人もいません。自分で考えたことを、自分で試してみるそんな体験を大切にしている学校のお話です。「自分のままでいられる」といった姿が映画には、たくさん出てきました。

 2時間の映画を見て、子どもたちは一人ひとりさまざまな感想をもったようです。

  

   

 映画は、少し難しかったかもしれません。ただ、子どもたちに考えてほしかったが一つあります。それは、体験して自分たちでやってみることは、すごく勉強になるということです。余土小学校で、子どもたちがやってみたいことや、こんな学校にしたいいうアイデアをたくさん集めたいと思います。余土小学校の主役は、子どもたちです。子どもたちの思いや願いを実現できるように、いっしょにがんばっていきたいと思います。

プール開き(6年生)

2023年7月13日 08時00分

 6月12日(月)1・2時間目、プール開きのトップバッターは、6年生のみなさんです。5月末のプール清掃からおよそ2週間、プールいっぱいに水もたまりました。気温23℃・水温23℃、太陽の光もプールにしっかりと差し込み、プール開きには絶好のコンディションです。

  

  

 代表の子どものめあての発表の後は、準備運動とシャワーです。しっかりと水に入る準備ができました。ふし浮きやけのび、バタ足やクロールとなど、子どもたちは久しぶりの水の感覚を楽しみました。泳力検定をして、この日の授業は終了。今の泳力からしっかりと、今年の水泳のめあてを立てることができました。

 コロナ禍の中、人数を制限して行ってきた水泳の学習でしたが、今年は久しぶりに学年4クラス合同で行うことができました。活気あふれる懐かしい風景に、日常の学校生活が戻ってきたことを感じた2時間でした。

ぐんぐん育つよ(2年生)

2023年7月12日 08時00分

 ミニトマトやオクラ、ピーマンやキュウリ、ナスと2年生が育てている夏野菜は、ぐんぐんと育っています。6月になり気温が一段と上がり、それに合わせるように夏野菜も大きく、大きく成長しています。タブレットによる写真撮影、物差しを使った成長の記録などをがんばる2年生ですが、それも追いつかないほどです。

  

  

 つるもどんどん伸びているので、周り支柱も立てました。6月12日(月)の朝、休み明けに学校に登校して、水やりに出かけると・・・。「見て、見て、緑のトマトができているよ。」そんな声が聞こえてきました。夏休みまで40日を切りました。休みの前には、たくさんの夏野菜が収穫できることでしょう。2年生のみなさん、おいしく食べるのが楽しみですね 。

5月の月目標をふり返って(全校)

2023年7月11日 08時00分

 5月の月目標は、「時刻を守って行動しよう。」でした。今月もお昼の校内放送で、全校の子どもたちといっしょに1か月のふり返りをしました。

 アンケート「1 5月の月目標を達成することができましたか。」では、6割の子どもが「できた」と回答してくれました。4月の月目標の「あいさつ」と比べると、やや少ない結果となりましたが、概ね守ることができていると分かります。

  

  

〇できた…237名 だいたいできた…133名 あまりできなかった…15人 できなかった…1人 

(全校の386名が回答)

 チャイムで授業をはじめ、チャイムで終わることを、私たち教職員も心掛けているので、各学級では、「だいたいできた」が「できた」となるようにしようと、子どもたちと話し合いました。

 「だいたいしかできなくてくやしいです。次の目標をがんばります。」と、アンケート「2 5月の月目標について何か伝えたいことがあれば書いてください。」でも、同じように感じている子どもがいるようです。

 今回も、子どもたちの自由記述欄の回答をいくつかを紹介します。

〇授業の1分前には、席に着いています。

〇中休みや昼休みには、チャイムの前に帰ることができています。

〇毎月、目標があるのはよいことだと思います。

〇自分だけではなく、他の人ができていなかったら教えてあげたいです。

〇「時刻を守って行動しよう」は、この学校だけじゃなくて、公園などみんなが使う場所などでも同じだと思います。お母さんに「何時何分に帰るよ。」と言っていても、その時間に帰ってこなかったら、家族も心配すると思います。

 月目標を毎回、意識して行動する子どもが増えているようです。友達といっしょにがんばる様子もあります。家庭での実践など、うれしいコメントもありました。6月の月目標「廊下・階段では、右側を歩こう。」もがんばっていきましょう。

 

※写真は、昼休みの終わりの音楽を聞き、清掃場所へと急ぐ子どもたちの様子です。

まちたんけん(3年生)

2023年7月10日 08時00分

 6月7日(水)1・2時間目は、3年生の校外学習(まちたんけん)でした。総合的な学習の時間「大好き!松山」の活動の一つとして、余土校区の特色や自慢できるよさを見付けるため、保免西方面を散策しました。目的地の三島大明神社と日招八幡大神社では、宮司さんから、神社や文化財の説明を聞きました。

 2時間の探検で子どもたちは、たくさんの発見があったようです。普段何気なくみている余土のまちのよさを改めて見つめ直したり、まちの歴史をよく知っている人のお話を聞いたりして、子どもたちはとても喜んでいました。

 今回の探検で分かったことや余土のまちについて調べたことを、これからの総合的な学習の時間を使ってまとめていきます。3年生のみなさん、余土校区のよいところをたくさん見つけてくださいね。 

  

  

【三島大明神社にまつわるお話】

 農業の神様を祭る三島大明神には、学校だよりの名前にもなっている「手引きの松」があります。手引きの松には、次のような言い伝えがあるそうです。

「昔むかし秋のころ、2羽の兄妹の鶴が三島神社にやってきて、巣づくりを始めました。ところが妹の鶴が病気で飛べなくなりました。そこで村の人たちが看病をしました。10日ほどで元気になると、三島神社の上でくるくるとまわり、北の空に飛び去っていきました。すると、2羽の鶴が巣を作っていた松の木の枝が、となりの松の木と手をつなぐようにつながっていました。村の人たちには、とても仲のよかった2羽の鶴の姿に見えました。そこで、決してはなれないように、手をつないでいるという意味で、2本の松のことを『手引きの松』とよぶようになりました。」

【日招八幡大神社にまつわるお話】

 日招八幡大神社の名前の由来には、次のような言い伝えがあるそうです。

「今から800年ほど前の源平のころ、佐々木史郎高綱の合戦の中、日がくれかけました。戦はまだまだ終わりそうにありませんが、夜になると不利になります。そこで、西の空にどんどんしずんでいくお日さまをおおぎでまねきました。すると、不思議なことに、しずみかけたお日さまがもどってきて、あたりが明るくなり戦いに勝ったといわれています。その後、お日様を招くということから、日招八幡大神社と名付けられたそうです。」