電気を熱に変える(6年生)

2025年2月12日 08時00分

 2月3日(月)5・6時間目の理科室です。6年1組のみなさんが、電熱線に電流を流し、発熱する様子を調べています。

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 まず、発熱実験機の電熱線に、電源装置をつなぎます。次に、みつろう粘土を電熱線にかけて、スイッチを入れます。しばらくすると、みつろう粘土がとけて発熱実験器の上に落ちました。電気が熱に変わることが分かりました。

 そこで、電熱線は、太い電熱線(0.4mm)と細い電熱線(0.2mm)、電源装置の電圧は、1.5Vと3.0Vがあることを伝え、どんな実験ができるかを投げ掛けてみました。

 すると、子どもたちは4つの実験を提案してくれました。①0.4mmと1.5V、②0.4mmと3.0V、③0.2mmと1.5V、④0.2mmと3.0V、これは、どのような条件のときに、発熱量が大きいかを調べる実験です。

 みつろう粘土がとけて落ちるまでのタイムを比較すると、②がいちばん速く、③がいちばん遅いことが分かりました。より太い電熱線に大きな電流を流す方が、発熱も大きいことをまとめて、実験を終えました。

 オーブントースターなどの電化製品は、電気を熱に変えて利用しています。同じような仕組みのものはないか、生活の中でも、ぜひ見付けてみてください。