9月26日(木)2時間目に研究授業がありました。道徳科「ティーボールでのできごと」で、「友達とのかかわりの中で、自分自身のよさを見付けようとする実践意欲や態度を養う。」をねらいに学習を進めました。
「ティーボールでのできごと」は、体育でしているティーボールが苦手な「ぼく」が登場します。お父さんと高校野球のキャプテンのことを話したことをきっかけに、自分にはプレー以外でチームに貢献できる「よさ」があることに気付き、アドバイスや応援を始めるというお話です。
授業は、事前にとったアンケートから始まりました。子どもたちは、テレビ画面に示された結果を見ることを通して、自分の「よさ」を見付けることに苦慮している実態を実感することができました。


その後、本時のめあて「自分の『よさ』に気づくためにできることを考えよう。」を確認し、教材文を全文読み進めました。
そして、①あなたがティーボールをうまくできない「ぼく」の立場だったらどう感じるか?②どうして「ぼく」は、自分の「よさ」について考えたのか?③なぜ「ぼく」は自分の「よさ」を見付けられたのか?の3つの場面で心情メーターを用いて、話合いを進めました。
自分に置き換えて考えた①では、心情メーターは、50%を切る子どもが多く見られたものの「ぼくだけ違う。」「もっと上手くなりたい。」といった両面の意見が出されまあした。「ぼく」の気持ちとして考えた②では、「できないことをあるけれど、できることもある。」と、物語の叙述に即した意見が見られました。
中心発問の③では、「おにぎりタイム」をもちました。ロイロノートに「ぼく」の気持ちを記入し、4人グループから、フリートーキングと話合いの形態を変え、話合いを進めました。心情メーターを見せながら話す子ども、書いた文章を見て話す子ども、文章に心情メーターを挿入したテキストを見て話す子どもと、様々な姿が見られた。活発に意見を伝える様子に感心しました。全体の発表でも、「キャプテンに似ているから、僕にも『よさ』があるのでは?」や「苦手なこともあるけれど、自分のできることを見付けたから。」などの意見が出ており、自分の考えを広げたり、深まったりすることにつながったことが分かりました。
授業の終末では、「どうすれば自分の『よさ』に気付くことができるのか。」について考えました。子どもたちは、自分で考えたり、友達の意見を参考にしたりしながら、自分事として考えを深めることができたようです。
9月25日(月)3・4時間目の第1理科室です。6年1組の子どもたちが、くぎとくぎぬききを使って考えていることは、小さな力でくぎをぬく方法です。私たちの身の回りには、これまで学んできたてんびんのほかにも、てこを利用した道具がたくさんあり、くぎぬきもその一つです。
子どもたちは、これまでの実験から、「支点から力点までの距離を長くするとよい。」、つまりくぎぬきの上の方を持つとよいことを予想し、活動に移りました。くぎを打って、くぎをぬくという作業を繰り返し、頭で分かっていたことを、実際に体験して理解することできたようです。


その他にも、ピンセットでの豆つかみ、ハンドルの無い蛇口と有る蛇口でも試してみて、身の回りのてこの仕組みを、たくさん体験することができました。活動後、「くらしの中のてこ」について調べ学習をしました。はさみや栓抜き、ペンチなど、てこの仕組みを使った道具がたくさんあることを知り、子どもたちはとても驚いていました。「生活の中でも意識して探してみよう。」と、意欲をもった子どもも多くいたようです。
6年1組の社会科「武士の世の中へ」の授業の様子です。単元の終末の本時では、鎌倉幕府の支持率(御家人から見た将軍の信頼度)について考えました。鎌倉時代の4つの時期(①源頼朝が将軍になった。②承久の乱(貴族と武士の戦い)が起きた。③元寇(外国と武士の戦い)が起きた。④徳政令後、鎌倉幕府が滅亡した。)の支持率とその理由をロイロノートの共有ノート上で考えました。
共有ノートは、自分で作業をしながら、クラスみんなの友達の考えを参考にできるノートです。


子どもたちは、自分で考えたり、テキスト内の友達の考えを参考にしたりしながら、「『御恩と奉公の関係』」があるから80%ぐらい信頼できる。」「貴族との戦い、貴族側に立つか、武士側に立つのか迷ったから、支持率は少し下がりそうだ。」「領地をもらうことができると戦った元寇後、結局領地を得られなかったから、50%だ。」など、考えを表していました。教科書や資料集を読み返す姿も見られました。
その後、グループや全体で話合いをもち、授業の終末には、「鎌倉幕府は、なぜ滅亡したのだろう。」について考えました。「元との戦いは、領地を守る戦いだった。新しい領地がもらえなくなり、御恩と奉公の関係が崩れたのではないか。」など、子どもたちは、共有ノート内の活動や、学級全体での話合いを通して、領地を仲立とした関係に着目するなど、自らの学びを深化させている様子を感じました。
武士の世の中の始まりは鎌倉から始まり、様々な戦いを通して、その勢力を京都そして北九州まで及ばせていたことが理解できたようです。次は、室町時代です。どんな問いをもつことができそうでしょうか?
9月24日(火)2時間目に研究授業がありました。外国語活動「What do you like?~何が好き?~」で、「相手に伝わるように工夫しながら、好きなものについて尋ねたり、答えたりして伝え合う。」をねらいとして学習を進めました。
授業冒頭のGreetingでは、「Hello, How are you?」「 I’m~.」と教室内に盛んに英語が飛び交っていました。授業前の休み時間にも、担任の先生やALTと英語のゲームを楽しんでおり、その表情や笑顔からも、本時の授業を楽しみにしている様子を伺うことができました。
Revie timeでは、リズムに合わせて、色やスポーツ、食べ物の単語の発音を繰り返しました。子どもたちは、その活動に積極的に取り組んでおり、ALTの発音をまねたり、イラストを見て答えたりすることを通して、身の回りの物に関する簡単な語句が身に付いていることが分かりました。


Today’s Goal(本時のめあて)は、「すきなものをたずねて、『Who am !?クイズ』にチャレンジしよう。」です、デモンストレーションでは、板書や映像資料、担任の先生とALTのやりとりを通して、「What (color/sport/food)do you like? I like ( )」の3つのやり取りと、「Ok/Good/Me too/Nice/Wao!」反応例が示されました。
Activity①の前半部で、子どもたちは、互いに名前と好きなもの3つのメモを取りながら活動を進めました。分からないときには、ジャスチャーを交えて伝えたり、聞き返したり、積極的な交流を進めることができました。
中間報告の場では、「話すこと」①「相手を見て」、②「はっきりとした声」、③「確認しながら」と「聞くこと」①「相手を見て」、②「Niceリアクション」、③「友達の良いところを見つけて」の、やりとりのポイントが示されました。その後の後半の活動では、目線を合わせたり、表情がよくなったりする子どもも増え、コミュニケーションの様子がぐんと良くなりました。
子どもたちは、学びの過程全体を通して、英語の語句や文法等を、実際のコミュニケーションの手段として活用していました。友達や先生、ALTと、その表現を繰り返し使うことで、学習内容について理解が深まり、知識として確実に身に付いたことが分かりました。
Activity②では、①のワークシートをもとに、「Who am I? わたしは、だれでしょうクイズ」を行いました。ALTが出題者となり、誰かの3つの好きな物を英語で紹介し、子どもたちがワークシートから、クラスの誰かを見つけるゲームです。子どもたちは、グループで協力し、進んでその答えを見つけていました。「I like yello. I like swimming. I like pineapple.」等、3文の英語をしっかりと聞き取ることができている様子に、英語を聞く力が育っていることを感じました。
子どもとの笑顔のやり取り、楽しい雰囲気づくりなど、楽しい英語の45分でした。
9月20日(金)1時間目の理科室です。
6年3組のみなさんが、「てんびんの仕組みを調べて使ってみよう。」をめあてに、上皿てんびんを使って学びを進めています。


上皿てんびんは、うでに皿がついていて物の重さをはかることができるてんびんです。子どもたちは、左の皿にはかりたい物を乗せ、右の皿には分銅を重い順に置いていき、右に傾くときには、次の重さの分銅を置き、左に傾くときには、右の皿に次の重さの分銅を加えながら、水平になる時を探していました。水平になるときの分銅の合計が、物の重さになるという仕組みです。
分銅を扱うときには、ピンセットを使います。折れ曲がっている部分は支点、分銅をつかむところは作用点、手を添えているところが力点になることを確認し、「力点をどこにすれば楽に持ち上げられるか。」を考えながら重さを確かめていました。
次の時間の学習でも、日常生活に見られるてこについて調べていきます。釘抜きやピンセット、蛇口など、たくさん見つけて使ってみましょう。
風は虹色。
幸運の前触れ。虹が出ている様子を見ると、幸せな気分になると同じように、心温まる7つの風の風景が、この日の音楽室に見えたように感じました。
「心の中で1等賞を目指そうね。」
トロンボーンのパートリーダーさんは、パートのメンバーみんなに声掛けました。
この日は、♪「あら野のはてに」のパート別発表会。「みんなの音のバランスを整えよう。」、「5・6年生が音でみんなを引っ張っていこう。」と、どのパートも心を一つに音楽室に集いました。



音色が柔らかく、きれいでまとまりのあるユーフォニアム。
音のバランスがちょうどよく、難しいスライドをがんばったトロンボーン。
柔らかなティンパニの音、しっとりと神聖なピアノ伴奏のパーカッション。
高音だからこそ音色にこだわったコルネット。
みんなが同じ音でそろう、低音がかっこいいチューバ。
高い音も低い音もふんわりとして、全体として音が出るアルトホルン。
演奏が終わるたびに拍手が起こり、互いに感想を伝え合いました。6つのパートの6色の風。音に耳を傾けるもう一つの風は、顧問の先生。指揮台を半円形に囲むメンバーみんなで、虹色の風ができました。
「がんばっていることをメンバーみんなに聴いてもらうことは、素敵なことだね。」
「想像以上に上手くなっていてびっくりしたよ。」
顧問の先生の声に、メンバーみんなは、笑顔で応えました。今週最後の練習は、みんなの拍手で終えました。音楽室の虹色の風は、エネルギーを高め、私たちの歩みを力強く後押しする風の風景になりました。
9月19日(木)2時間目に研究授業がありました。算数科「かけ算(1)」で、「具体的な操作を通して、基準量の『いくつ分』という見方について理解することができる。」をねらいとして学習を進めました。
子どもたちが学習問題を把握する場面では、ゴーカート(2人×5台)・ジェットコースター(5人×3台)・観覧車(2人×2台・3人×2台・4人×1台)の問題場面の提示がありました。「何人乗っている。」の問いに、子どもたちは、「10人?」や「ジェットコースターは3台だから・・・。」と様々な反応を見せていました。観覧車が数えにくかったことが分かると、本時のめあて「ゴーカートとジェットコースターの人数が数えやすかったのはどうしてだろう。」を確認し、「おにぎりタイム」へと活動を移しました。


子どもたちは、先生のアドバイスを受けて、ロイロノートのテキスト上で数図ブロックを動かしたり、〇印でまとまりを作って人数を書いたりしながら総数を調べ、数え方で気付いたことをワークシートに記入をしていきました。
その後の話合いでは、タブレットを見せたり、同じか違うか考えたりしながら、フリートーキングで活動しました。最初、数名で始まった話合いは、最後にはクラスのほとんどの子どもが参加できるようになりました。
全体での発表では、「速く数えられた方法」について考えました。2人ずつ人が乗っているゴーカートでは、「2人ずつ」「『2・4・6・8・10』の2とび」「2+2+2+2+2」など多様な意見が出ました。5人ずつのジェットコースターでも2人ずつと同様に「5人ずつ」との意見の中、「2ずつでもよいのかな?」という意見も出ました。「5はばらばらにできないから、5つずつの方が数えやすい。」「5は2と3になるから、2ずつにはならないよ。」など、同じ数ずつのまとまりに気付く子どももいました。
授業の最後に、人数のまとまりのない観覧車と比較し、「何このいくつ分とあらわす数の、けい算のし方をしらべていこう。」というこの単元のめあてを確認し、授業が終わりました。
子どもたちは、落ち着いて学習していました。九九の勉強もがんばることができそうです。
先日のなわとびクラブに引き続き、クラブ活動の紹介をします。イラストクラブには、絵を描くことが大好きなみんなが集まっています。自分オリジナルのキャラクターに挑戦したり、タブレット端末で検索した画像をまねたり、いろいろな方法で筆を進めています。


この日の活動でも、4~6年生のグループで絵を見せ合ったり、良いところを伝えたりしながら楽しく活動しました。6年生はこの日、卒業アルバムの写真撮影がありました。自分のお気に入りの絵を持って、にっこりと笑顔。記念の写真におさめることができました。
楽しい絵でいっぱいの45分のクラブ活動でした。
9月18日(水)6時間目のクラブ活動の様子です。この日は、卒業アルバムの写真撮影がありました。なわとびクラブでも、みんな笑顔でポーズ。にっこりとカメラにおさまりました。


その後は、今日のめあてを確認して、「なわとび検定カード」をもとに、いろいろな跳び方に挑戦しました。あやとびや片足とび、二重とびと、友達に見てもらって合格をもらうと、検定合格です。たくさんの種目を行って、友達との交流も進んでいたようです。
暑い中の活動でしたが、日陰で休んだり、途中で水分補給をしたり、工夫して活動するなわとびクラブのみなさんでした。