4月22日(月)5・6時間目の第1理科室です。6年2組の子どもたちが、学習問題「ろうそくが燃えた前と後の空気では、どんな変化があるのだろう」を解決しようと、実験に取り組んでいます。単元「ものの燃え方」の学習も大詰めです。
この日の実験では、気体検知管を使いました。ポンプにつないだ気体検知管を集気びんの中に入れ、レバーを引いて、酸素や二酸化炭素の濃度を測るわけですが、これらをセットするのは、細かな手順があります。それでも子どもたちは、落ち着いて一つ一つ確かめながら活動を進めました。


ろうそくを燃える前は、酸素21%・二酸化炭素0.04%、ろうそくが燃えた後には、酸素16%・二酸化炭素4%になりますが、多くの班がこの数値、または近い数値を出すことができ、実験は上手くいったと言えます。
ふり返りの時間には、「ろうそくを燃やすだけで、二酸化炭素が100倍にも増えた。」と、そんな感想も書かれていました。この日の授業は、「酸素の割合が減って、二酸化炭素の割合が増えている。」ことをまとめて終わりました。火が消えたのは、酸素の割合が減ったからでしょうか?二酸化炭素の割合が増えたからでしょうか?そんな感想もいくつか見られ、子どもたちの意欲も感じます。次の実験で確かめていきたいと思います。
4月19日(金)2年2組の朝の会を訪ねてみました。健康観察から始まった1日では、「元気です。」や「少し眠いです。」と、かわいい反応がたくさん聞こえてきました。今月の歌♪「ビリーブ」をみんなで元気に歌って、今日も一日がんばることができそうです。サビのバックに聴こえる高らかなトランペットの音が、みんなのことを応援しているようでした。


お知らせのコーナーでは、「廊下を走らないように、安全に過ごしましょう。」、「暖かくなっているから、水やりをしっかりとしましょう。」など、たくさんの発表がありました。新しい1年生が入学してきましたが、すっかりお兄さんお姉さんらしくなったと感じることができました。2年生のみなさんは、今年どんな成長をするのでしょうか。
気持ちのいい朝に、私も心和む時間となりました。新しい1年がはじまって10日、今年度もみんなでがんばっていきましょう。
「この曲なら、大会で胸をはって演奏できそうです。」、「出だしから明るくてかっこいい曲だと思いました。」、「迫力のあるところ、静かなところがあって、テンポをとるのが難しそうです。」、「いろいろなホールで、この曲を演奏することが楽しみです。」
課題曲♪「風立つときに」
私たち金管バンド部の新しい挑戦が始まりました。4月24日(水)は、新しい演奏曲との素敵な出逢い。楽譜を目で追ったり、音楽記号に印をつけたり、膝でリズムを打ったり、メンバーみんな、色とりどりの音の風景でした。耳を傾けじっくりと音に集中する子どもたち、夏の大会のころには、曲の印象をまた違った言葉で語ってくれるのかもしれません。



およそ10か月後、スプリングコンサートで、私たち金管バンド部の今年度のメンバーでの活動は、フィナーレを迎えます。この先、何百回、何千回と、この曲を紡いでいくのでしょうか?まずは、楽譜どおり演奏できるように、そしてどんな風に演奏するといいかイメージをもって音が出せるように、個人練習で、パート練習で、そして全体合奏で、音を重ねていきましょう。
そんな音楽室の風景の中、この日の練習は、パート練習へと時間が移っていきました。
「できそうな部分から、演奏してみよう。」、「今日は、出だしのA(練習記号)の達人になりたい。」、各パートでの最初の一歩は、子どもたちの新しい挑戦への意欲を感じました。40分、あっという間のパート練習。メンバーみんな、時間を忘れて練習をしていたようです。
パート練習を終え、音楽室に戻ってきたメンバー一人ひとりの明るい表情が印象的でした。顧問の先生も、副顧問の私も、子どもたちとともに、新しい音の風景を創っていきたいと思いを強くしたところです。課題曲♪「風立つときに」の風景は、どの季節なのでしょうか?風はどんな薫りでしょう?子どもたちに、いつか聴いてみたいなと思いました。
「新しい一歩のスタートです。ホールで、みんながどんな音を響かせることができるか楽しみにしています。」
顧問の先生のこんなメッセージで、この日の練習は終わりました。
「今日の練習は楽しかった。こんな音楽室が好きなんだ。」、コルネットの6年生から、そんな素敵な声も聞こえてきました。今日は、第一歩。明日からも練習をがんばっていきましょう。
毎日の給食の時間には、「お昼の校内放送の時間」があります。給食の献立や先生からのお知らせがあったり、今月の歌やビデオ放送があったり、全校みんなが楽しみにしている時間の一つです。楽しい時間を運営しているのは、5・6年生の放送委員のみなさんです。


校内放送を運営するためには、アナウンスはもちろん、ビデオカメラにマイクやパソコン、それらをコントロールする調整卓と、たくさんの機械操作が必要です。4月になり、5・6年生とも新しいメンバーを迎えました。昨年も放送委員を経験した4人のみんなが、新しいメンバーにたくさんのことを伝えているところです。
4月17日(水)6時間目の理科室です。科学クラブも楽しく活動をスタートしました。今年は、元気なメンバーで明るい雰囲気の理科室でした。自己紹介や席替え、名簿の作成や役員の選出が終わった後には、第1回の活動の定番となっている「ふくろのはりねずみ」の実験を行いました。


ポリ袋にたっぷりの水を入れ、口をもち、袋に鉛筆を突き刺します。「袋が破れて、水が出てしまうのでは?」と、心配する子どもたち。けれど、何本刺しても、袋の水はもれることはありませんでした。ポリ袋は、「ポリエチレン」という化学物質でできていて、熱せられると縮む性質があるそうです。鉛筆を突き刺すと、摩擦熱が発生し、縮んで鉛筆に密着するため、水がもれずに突き刺すことができるという原理です。
今年も楽しい実験ができそうです。第2回のクラブでは、どんな実験をするのでしょうか。楽しみですね。
余土小学校には、体育系と文科系を合わせて17のクラブ活動があります。4~6年生の子どもたちみんなが、興味・関心のあるクラブに所属して、仲良く活動を進めていきます。4月17日(水)の6時間目は、待ちに待った1回目のクラブ活動です。はじめて参加する4年生はどきどきわくわく、5・6年生も新しい活動に目を輝かせています。


〇スポーツ 〇バドミントン・卓球 〇室内球技 〇イラスト
〇工作 〇パソコン 〇手品 〇昔の遊び
〇なわとび 〇科学 〇ダンス 〇囲碁・将棋
〇読書・書道 〇手芸 〇音楽 〇茶道
〇和太鼓・日招太鼓
第1回の今回は、自己紹介をしたり、クラブ長や副クラブ長などの役割を決めたり、次からの活動の計画を立てたり、6年生を中心にさかんに話し合う様子が見られました。5月の第2回のクラブ活動から、いよいよ本格的な活動を開始します。
それぞれのクラブ活動の様子は、今後のホームページで掲載予定です。4~6年生の子どもたちのたくさんの笑顔をお届けできることと思います。楽しみにしていてください。
4月16日(火)5・6時間目の第1理科室です。6年2組の子どもたちが、理科「ものの燃え方」で、たくさんの実験に取り組んでいます。
前回の実験では、集気びんの中に火のついたろうそくを入れふたをすると、10秒ほどで火が消えることが分かりました。そこで今回は、なぜ消えたのかを確かめることになりました。子どもたちの予想は、「空気が無くなった?」、「空気が変わった?」が大半を占めていました。そこで、まずろうそくの火が消えた後の集気びんを水槽に入れてみることにしました。ぶくぶくと泡が出たことから、空気があることが分かりました。次に、ろうそくの火が消えた後の集気びんに、もう一度ろうそくの火を入れてみることにしました。すると今度はあっという間に火が消えてしまいました。空気は火を消す性質に変わったようです。


そこでもう一度予想をしました。「空気がどんな風に変わったのだろう。」の問いでは、酸素や二酸化炭素という言葉が出てきました。そこで、二酸化炭素に反応する石灰水を使って3つ目の実験をすることにしました。火が消えた後に試してみると白く濁り、二酸化炭素が増えていたことが分かりました。たくさんの子どもたちは、「火が消えた原因は、二酸化炭素にある!!」と感じたようですが、本当にそうでしょうか?次の時間には、新たな問いを投げ掛けたいと思います。