1月23日(火)1・2時間目の第1理科室です。5年1組のみなさんが、理科「もののとけ方」の学習を進めています。今回の実験では、水50mlに食塩やミョウバンがさじですり切り何杯溶けるか実験をしています。
食塩では、1ぱい、2はい、3はい、4はいとどんどん溶けていくのですが、ミョウバンは、2はい目ぐらいで溶けなくなりました。①決まった量の水にとける食塩やミョウバンの量には限りがあること、②食塩とミョウバンは、水にとける量に違いがあることをまとめ、今回の授業を終えました。
「水の量を増やすと、とかす量を増やすことができるのではないか?」、「水の温度は、関係があるのかな?」と新たな疑問も書かれていました。次の実験で確かめていきましょう。
1月22日(火)5・6時間目の第1理科室です。6年2組の子どもたちが、手回し発電機や光電池を手に様々な実験に取り組んでいます。
手回し発電機を使った実験では、豆電球やLEDをつなぎ電気のつきかたを調べました。ゆっくり回したとき、速く回したとき、そのときの手ごたえと様々に調べていきます。「速く回した方が、明かりが強いようだ。」、「LEDの方が手ごたえは弱いよ。」と、様々に感じたようですが、何だかはっきりしません。そこで、検流計をつなげて調べてみると、回路に流れる電流の量が数値で分かり、上のことをはっきりと証明することができました。
光電池を使った実験では、豆電球と光電池をつなぎ蛍光灯で照らしてみました。すると豆電球は光りました。手回し発電機と違う方法で発電していることが分かりました。蛍光灯の照らし方によって、豆電球の光り方に違いがあることを発見した子どももいました。ちゃんと検流計でも確かめていて、とても感心しました。
6年生は、電気に関する様々な実験を通して、自分たちの生活とのつながりについて考えています。効率のよい発電はどんなものか、省エネにつながる取組はどんなことがあるか、電気はどんなことに使われているかなど、たくさんの学びを進めているところです。
1月17日(水)5時間目の2年1組です。図工「パタパタストロー」をしていました。パタパタストローとは、太いストローと細いストローを組み合わせた動くおもちゃです。
まずは2本のストローで、動く仕組みをつくります。「動く仕組みは、人が手を振っているような動きだ。」、「クワガタの2本の角にも見えるよ。」など、子どもたちは、その仕組みから思い付いたものを形に表していきます。色画用紙をはさみで切って、のりで貼り付けたり、ペンを使って模様をかいたり、45分間夢中で活動していました。楽しい時間でしたね。
パタパタストローの完成が楽しみです。作品ができたら、ぜひ見せてくださいね。
1月16日(火)5・6時間目の第1理科室です。6年4組の子どもたちが、理科「電気と私たち」の学習をしています。この日の学習では、「電気製品は、電気をどのように変えて利用しているのだろう。」をめあてに学習を進めていました。
まず、自分の生活をふり返って、どんな場面で電気を使っているのかを、出し合いました。照明器具・テレビ・ラジオ・トースター・扇風機など、私たちは、電気なしでは生活できないことが分かりました。みんなで話し合って仲間分けをしてみると、電気が光や音、熱や運動に変えられることに気付きました。
そこで、手回し発電機を使って、実際に試してみることにしました。手回し発電機に豆電球やLEDをつなぎ、ハンドルを回すと光になり、電子メロディーでは音になり、風車では運動に変化することを、実験を通して体感することができました。熱への変化は、今後の実験で試すことになっています。
学習後の子どものノートには、「電気は、私たちの生活に欠かせないものだ。」、「発電の仕組みが分かった。」、「電気は、いろんなものに形を変えられる。」など、たくさんの感想が書かれていました。この単元では、たくさんの実験を予定しています。実験と生活を結びつけて、よりよい電気との関わりについて考えていきましょう。
5・6年生の情報委員会の子どもたちが、日々の生活の中で発見したことを記事にしています。写真や原稿は、できるだけ子どもたちが作成したままで、校正を控えていますので、ご理解ください。情報委員会の活動をぜひ、ご覧ください。
【情報委員会通信 第22号】
今週は、1月に5年生の情報委員会の子どもたちが作成した記事を紹介します。
「校内書き初め大会」
5年生は「光る天地」「世界の国」「希望の朝」「春の山里」から選んで書きました。みんな一生懸命、もくもくと筆を動かしていました。書き初めをすると、新たな年を迎えた気がしますね。(5年女子)
※写真は5年生の校内書き初め大会の様子です。
1月15日(火)3・4時間目の体育館です。3年生が校内書き初め大会を行いました。「花かざり」「はるの山」「おとし玉」「かるた会」から文字を選んで書きました。①無言で書く②お手本をよく見て書く③体全体を使って書く④大きく太く書く⑤中心線を意識する⑥バランスよく書く⑦ゆっくり筆を動かす、の7つのポイントを意識して取り組みます。
3年生は、毛筆での書き初めは初めてです。体育館で書くのも新たな挑戦でした。2時間集中して筆を動かし、子どもも納得の書き初めになりました。
夢みる余土小プロジェクト「『卒業記念のベンチ』作ろうプロジェクト」に、TV局の取材の方がやってきてくださいました。6年生の子どもたちは、緊張の中も、なんだか誇らしい表情で、作業場所となるランチルームに集まりました。今日2回目のペンキ塗りの活動を通して、「自分たちが思い描いてきたことを、実現させる良さを伝えたい。」そんな表情にも見えました。
5・6時間目のランチルームは、ベンチのお披露目会、発表会といった、終始和やかな雰囲気でした。6年生の子どもたちが、仲間とともに笑顔でペンキを塗る様子は、夢を彩っているようにも見えました。
振り返ると、6月の映画上映会「夢みる小学校」から始まったこのプロジェクトは、たくさんのつながりを導いてくれました。6年生の子どもと子どもはもちろん、先生たちも一体となって、今日(1/15)までベンチづくりを進めてきました。10月のベンチづくりの計画から4か月。設計図の作成やベンチの組み立てをサポートしてくださった業者のみなさん、ベンチの制作のたびに手伝いにきてくださる退職した校務員さん、計画を支えてくれたPTAのみなさんとともに活動して、子どもたちの思いのつまった8つのベンチが形となりました。
11月には、映画「夢みる小学校」を制作された監督:オオタ ヴィンさんにも余土小学校に訪問していただき、子どもたちの今の思いを知っていただくことができました。あたたかい交流の中、6年生の子どもたちは、夢中になることをもつことの大切さ、夢への挑戦のすばらしさを強く感じることができました。
1月、今回の2回目のペンキ塗りでは、TV局の取材もありました。3月の卒業式と合わせて放送されるそうです。放送された後には、6年生一人ひとりの良さを、このプロジェクトが目指してきたものを多くの人に伝えることができるはずです。
6年生の子どもたちは、いったい何人の人と関わることができるのでしょうか。最初、小さかったこのプロジェクトは、水面にいく重にも輪を描いて広がる波紋のように広がりを見せています。
「映画『夢みる小学校』のように、子どもたちが『自分がやってみたいことに挑戦できる。』そんな余土小学校にしたいんです。」水面に最初の一石を投じたのは、4月、新年度最初の校長先生の言葉だったことを思い出します。夢を語ることは、夢の実現の第一歩だということが分かりました。
3月、卒業制作のベンチは、1~5年生の余土小学校のみんなに、余土のまちに住む地域のみなさんに届けられます。さらに大きな広がりとなることでしょう。6年生のみなさんの夢みる余土小学校プロジェクトは、たくさんの人々に、夢を届けることと思います。
このプロジェクトは、ベンチを届けるその日まで続きます。そして、たくさんの子どもや大人がベンチに座り、笑顔の中、6年生のことを話してくれることでしょう。そう考えるとこのプロジェクトは、その先もずっと、余土のまちに語り継がれるのかもしれませんね。
「ベンチを横に倒すと、裏側が塗りやすくなるよ。」
「なるほど、それいいね。」
「そうか、細かなパーツは小筆で塗るといいのか。」
これは、「『卒業記念のベンチ』を作ろうプロジェクト」で、ベンチに防腐剤のペンキを塗る子どもたちと先生の会話です。たくさんのアイデアを出す子どもたち、先生たちもその分、たくさんの発見がありました。
子どもたちはもちろん、先生たちにとっても初めての体験。迷う部分があるのは、6年生のみんなと一緒です。ベンチのペンキ塗りは、子どもと子どもはもちろん、先生と子どもも、アイデアとこつを共有しながら進んでいきました。
ペンキ塗りの作業は、ベンチの背もたれから始まりました。「はけの毛先にペンキを着けて、大きく筆を動かすといいよ。」、「端から中央に向けて、木の目にそって塗るといいよ。」と先生たちも身振り手振りで、一生懸命に思いを伝えます。それに笑顔で応える子どもたち。みんなで協力して、ベンチのたくさんの部分を塗ることができました。
ベンチの裏や脚、細かな部分を塗る作業となると子どもたちの姿勢はぐんと下に下がりました。しゃがんで塗ったり、寝そべって塗ったり、ベンチを倒して塗ったり、塗り残しの無いようにがんばりました。横に倒したベンチを支える先生、はけを手に子どもたちと一緒にベンチを塗る先生、先生も子どももみんなチームです。夢の実現に向けて、夢中で作業を進めました。
「6年生として最後の活動となるこのプロジェクトを、6年生らしくみんなと共にやり遂げたいです。」
「この活動を支えてくれた多くの人々に感謝の気持ちを込めて、ベンチを完成させます。」
この日の活動前の子どもたちのめあては、十二分に達成することができました
作業を終え、子どもたちに話を聞いてみました。
「このプロジェクトが終わるのがちょっとさみしいです。もう少し友達といっしょに思い出を分かち合いたいです。」、そんな声も聞こえてきた「『卒業記念のベンチ』を作ろうプロジェクト」。ベンチを学校のみんなに、地域のみなさんに届けるまで、あと少しです。3月の卒業式に向け、卒業記念品を届けるその日に向け、たくさんの思い出の時間を共有していきましょう。
1月12日(金)の2時間目の後半から中休みにかけて、不審者対応避難訓練を行いました。運動場に不審者が侵入したことを想定して、体育の授業をしていた2年1組と2年4組が運動場から教室へ避難しました。職員室への通報後の全校放送で、教室にいる子どもも、先生の指示に従って教室の隅へ避難、鍵を閉めて身を隠しました。職員室から避難指示の放送をする、男性職員がさすまた等をもって駆け付けるなど、わたしたち教職員も、緊急時に備えて訓練をしました。
その後、放送の合図で体育館へ避難。緊急集会として、今回の訓練のふり返りをしました。
「校長先生の話」
今日は、様子がおかしい人、不審者が学校にやってきたときの訓練でした。みなさんにできることは何でしょうか。その一つに、逃げることがあります。決して戦うことではありません。これは先生たちも同じです。いかに自分の体を安全に守るかが大切です。そして先生の言うことをしっかりと聞いてください。口を閉じると言われたら、しっかりと閉じる。音を立てないといわれたら、音も出さない。廊下から離れて教室の隅に避難する。先生から指示されたことがきちんとできる、そういったことを普段から大切にしてください。入ってきた不審者に対して、叫び声をあげたり、笑ったりすると、不審者を刺激してしまうことがあります。悪い人はいつ来るか分かりません。いつでも身を守ることができるように、普段から意識して行動してみてください。
地震や火災、不審者対応など、余土小学校でも様々な場合を想定して訓練を重ねています。ご家庭でも、このような内容について、お子さんと話し合っていただき、どのように行動するかを決めていただけたらと思います。