「みんなが当たり前にできたら、余土小学校は、いつでも良い学校になっていると思います。」
「この月目標は、普段でも大切なことなので、しっかり守れたという自覚があります。 余土っ子のみんな、全員ができるようになれば、信頼される余土っ子になれると思います。」
これは、1月の月目標「正しい言葉づかいをしよう」をふり返る子どものコメントです。
今回もタブレット端末(ロイロノート)のアンケート機能を使って1か月のふり返りをしました。アンケートの回答率は、65.8%(全校795人中523人)です。
上にある子どものように、今月も、アンケートの自由記述欄には、子どもたちの思いがあふれていました。コメントは、150人分。一つ一つ大切に目を通し、子どもたちの今の思いを受け止めることができました。みなさんは、読んだことはありますか?
【自由記述欄】
〇丁寧な言葉を使うことによって、人とのコミュニケーションがしやすくなりました。
〇相手に対して、きれいな言葉遣いを心がけると、自分の気持ちもよくなりました。
〇アンケートに答えてみて、自分は目上の人に対して丁寧な言葉遣いができていないことに気が付きました。自分の生活をふり返ることができるので、アンケート調査をどんどんしてほしいです。
〇言葉遣いは、将来に向けても重要なことなので、今できていたほうがよいと思います。
〇正しい言葉を使うと、いろんな人と気持ちよく会話することができました。
〇目上の人への敬語は意識しているけれど、どうしても緊張で声が小さくなってしまいます。これからは、相手に聞こえやすい声で、目を見て話したいです。
〇登校や掃除のとき、下学年に○○さんと呼ぶことがなかったので、これからは、お願いするときや注意するときに、○○さんと呼べるようにしたいです。先生などと話すときは、正しい言葉遣いはできたので、高学年として続けたいです。これからもお手本になれるように、一つ一つの目標を守っていきたいです。
〇正しい言葉遣いができていない人は、そういう友達ができる。正しい言葉遣いができる人は、そういう友達ができる。自分がよい言葉遣いだと思っても、相手は嫌な気持ちになるかもしれません。よく考えて話しましょう。
〇部活の先輩や、先生方にはしっかりと敬語を使うことを意識しています。丁寧な言葉遣いをすると、相手も自分も気持ちよくなるのでとてもいいことだと思います。
〇言葉は、人と人をつなぐものなのです。丁寧な言葉遣いができれば、もっといいつながりができると思います。
〇いろいろな人に触れ合うので、敬語を使うかどうかの分けるのが大変なときもあります。でも、それを使うことによって、先生や友達も気持ちよく過ごせるし、自分も気持ちよく過ごせるから、言葉遣いは大事だなと思いました。
〇先生方や大人への言葉遣いを丁寧にするにあたって、この言葉によって相手はどのように考えるか、という風に考えることができるいい機会になりました。
〇私は、6年生になって低学年の人と関わることが多くなりました。~ちゃん、~くん、~さんと呼ぶことができました。敬語は大人になっても使うので、今からちゃんと使っていきたいです。
〇もっといろんな地域の人に感謝を伝えたいな。
余土小学校をよりよい学校にしたいというたくさんの願いに共感しました。子どもたちは、私たちが思っている以上に、たくさんのことを感じ、表現しています。もっともっと、子どもたちのこの思いを大切にし、寄り添いながら、毎月の月目標に取り組んでいきたいと思います。
最後にアンケートの結果です。
Q1「学校生活の中で、目上の人(先生など)と話すときには、「~です。」、「~ます。」のような、丁寧な言葉を使うことができましたか?
・できた384人(73.4%) ・だいたいできた122人(23.3%)
・あまりできなかった16人(3.1%) ・できなかった1人(0.2%)
Q2「他の学年の人とかかわる(登校や掃除)とき、「~さん」とよんだり、「はい」などの気持ちよく返事したりしていますか?
・できた347人(66.3%) ・だいたいできた133人(25.4%)
・あまりできなかった32人(6.1%) ・できなかった11人(2.2%)
Q3「地域の方や友達のおうちの人と話すとき、丁寧な言葉を使うことができましたか?
・できた373人(71.3%) ・だいたいできた120人(22.9%)
・あまりできなかった20人(3.8%) ・できなかった10人(2.0%)
※写真は、朝、笑顔を交わす5年2組の様子です。