研究授業(5年3組)

2024年10月6日 08時00分

 9月27日(金)2時間目に研究授業を行いました。体育科(保健領域)「けがの防止」で、「身の回りの生活の危険が原因となって起こるけがを防止するための安全な行動を理解する。」をねらいに学習を進めました。

 子どもたちが、学習問題を設定する場面では、「学校や地域で危険だと思ったことはありますか。」と問い掛けがあり、子どもたちかは、「廊下の曲がり角でぶつかりそうになった。」、「近くの公園で不審な人を見かけた。」などの意見が出ました。今回は、「学校や地域でのけがを防ぐためにどのようにすればよいか。」について考えます。

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 学校や地域の危険な場所を見付けるときには、余土小学校や余土の地域の8種類の写真(8班分の写真)の提示がありました。子どもたちは、4人グループで校内外にある危険を共有ノート上で見付け、〇印を書き込んでいきました。その後、その危険を全体で共有する場面では、「机と机の間に月曜セットがかけられていて危険だ。」「通学路に柵の無い水路がある。」などのつぶやきがありまし。

 「けがの予防法について考える。」場面では、みんなで話し合う「おにぎりタイム」をしました。話し合う視点は、①危険を防ぐ方法、②自分ができることをまとめる、③発表練習するの3点です。共有ノートの写真を拡大したり、「自転車に乗ったと想像してみて。」といった先生のアドバイスを聞いたりしながら、どの班も3つの方法を考えました。全体発表の場では、「走らない。」「身の回りの整理整とんをする。」「水路に近付かない。」など、様々な意見が出ました。けがの予防について、タブレットとホワイトボードを活用し、話合い活動をすることで、けがの防止について考えるしっかりと考えることができました。

 学校の危険では、体育主任の先生のお話を映像でみました。安全に運動できるようにスポーツ委員が日々整備を行っていること、雨の次の日は赤いコーンを立てて、けがの防止に努めていることなどが分かりました。地域の危険については、ゲストティーチャーとして招いたスクールガードリーダーさんからお話を聞きました。不審者に出会わないための方法や川の危険防止について、プリント資料を基に詳しく学ぶことができました。

 余土小学校内や余土の街の写真を用いて考えたこと、体育主任やスクールガードリーダーから身近な危険についてお話を聞いたことで、子どもたちは、課題を自分事として考えることができました。

 学習の終末には、ワークシートでふり返りを行い、「決まりを守り、周りをよく見て安全に行動する。」とまとめて、45分の授業が終わりました。

 5年3組のみなさん、今日の学習を日常の生活にぜひ生かしてくださいね。