「曙(あけぼの)でスタート切った小学校」
これは、かるた「余土めぐり」の読み札の一つです。
「余土百年のあゆみ」(平成元年3月10日発行)には、次のような記述もあります。
「明治5年に学制が発布され、翌6年には、※いまの公民館の所にもとの殿蔵をつくりなおして曙小学校がスタート。明治11年には余土・保免・市坪・東垣生・西垣生五か村がまとまり出合小学校、20年に余戸尋常小学校となり、23年に余土尋常小学校となった。」※いまの公民館の所(現在の場所とは異なります。)
余土小学校は、今年創立134年を迎えます。その起源を明治23年の余土尋常小学校としているため、曙小学校までさかのぼると、余土小学校の歴史は、もっと長いものだと言えます。ちなみに、曙小学校の「曙」の字のある瓦は、今の第2理科準備室の壁にはめこめられています。これまでの卒業生は、14, 118人です。
私たちは今年、どんな1年を歩むでしょうか?
校訓「やさしく かしこく たくましく」のもと、「よ・ど・よ・い・こ」を合言葉に、新しい1年の歴史を積み重ねていきましょう。
「『今日が楽しい、明日も行きたい学校』をみんなでつくりましょう!」
これは、私たち余土小学校のみんなの合言葉です。その気持ちは、先生たちも子どもたちもいっしょ。私たちは、映画「夢みる小学校」のように、子どもたちが「自分でしたいことに挑戦できる」そんな余土小学校を目指しています。
昨年6月には、「夢みる余土小ポスト」を設置。子どもたちからたくさんのアイデアが集まりました。3月。6年生が長い時間をかけて製作してきた8つのベンチは、地域のみなさんへ、1~5年生のみんなに届けられました。座ると笑顔も元気もあふれるベンチは、人と人が出逢う素敵な場所になりました。
映画監督のオオタ ヴィンさん、ベンチ作りをサポートしていただいた業者のみなさん、ベンチ作りをサポートしていただいた業者のみなさん、計画を支えてくださったPTAのみなさん、取材に来てくださったテレビ局のみなさん、そして友達や先生。プロジェクトの始まりから8か月、6年生は、たくさんの人と交流しました。そうして私たちの夢は、形になりました。
1年間の活動を終え、卒業した6年生のみなさんは、こんな言葉を残しています。
・どきどきわくわくした毎日が続きました。
・「自由」ってすごいことだと思いました。
・自ら考え活動することの楽しさや喜びを知ることができました。
・かけがえのない仲間ができました。
・全てが大切な思い出となりました。
・これからもチャレンジ精神を忘れず様々なことに取り組みたいです。
・これから先も、大人になっても自由な心をもっていていいんだと思いました。
私たちの余土小学校は、そんな「夢みる小学校」なのです。私たちの素敵なベンチ作りの物語は、映画「夢みる小学校~完結編~」にも、少し紹介していただいています。
4月。新しい1年がスタートしました。今年もたくさん夢を語り合いましょう。
新しく余土小学校に入学する新1年生のみなさん、そして新しい学年に進級する新2~6年生のみなさん、もうすぐ入学式・始業式ですね。今みなさんは、夢と希望をもち、勉強や運動、音楽と、学習の準備を進めているころかと思います。新しい友達、新しい先生、新しい教科書、春は素敵な出逢いでいっぱいですね。4月8日(月)からは、先生たちといっしょに、そして「余土っ子」のみんなで、夢を語りながら、全校みんなで、笑顔つながる学校づくりをしていきましょう。
今年度も、たくさんの学校行事があります。その一部を紹介します。
【第1学期】
歩き方教室(1年生) 1年生を迎える会 自転車教室(3年生)
修学旅行(6年生) 松山市小学校総合体育大会(すもうの部)
学校保健委員会(5年生)
松山市小学校総合体育大会(水泳の部)
【第2学期】
校内造形大会 秋季運動会 校内音楽会
松山市小学校総合体育大会(陸上の部) 連合音楽会(5年生)
持久走大会
【第3学期】
校内書き初め大会 遠足 6年生を送る会
※写真は、昨年度のものです。その他にも、たくさんの学校行事が予定されています。
令和6年度がスタートしました。今年は、余土小学校創立134年を迎えます。今年度も、先人の業績や余土の歴史を受け継ぎ、子どもたちが、校訓のように「やさしく・かしこく・たくましく」すくすくと育ってほしいと願っています。
保護者の皆様、地域の皆様、「自ら学び 心豊かで たくましい 余土っ子の育成」を目指して、教職員一同力を合わせて精いっぱい取り組んでまいります。今年度も、変わらぬご支援をよろしくお願いいたします。
余土小学校のホームページは、春休み中も、毎日更新しています!!3学期に掲載できなかった内容を中心にお届けします。春休みは、6日目です。
3月の月目標は「学校を美しくしよう」でした。今月も、タブレット端末(ロイロノート)を使って、全校みんなにアンケートを呼び掛け、お昼の校内放送で1か月のふり返りを行いました。アンケートには、598人の子どもが参加してくれました。
Q1「自分の机の中や机の横は、きれいですか?」
・いつもきれい299人(56.9%) ・だいたいきれい199人(37.8%)
・きれいなときが少ない17人(3.2%) ・よごれているときが多い11人(2.1%)
Q2「掃除の時間には、一生懸命取り組んでいますか?」
・取り組んでいる421人(79.9%) ・だいたい取り組んでいる99人(18.8%)
・あまり取り組めていない6人(1.1%) ・取り組めていない1人(0.2%)
Q3「自分の教室をきれいにするために、自分で進んで取り組んでいることはありますか?(落ちているごみを拾う。本やロッカーの上をきれいにしている。など)」
・取り組んでいる231人(46.4%) ・だいたい取り組んでいる159人(31.9%)
・あまり取り組めていない78人(15.7%) ・取り組めていない30人(6.0%)
Q2「掃除」については、アンケートに参加した98.7%の子どもが「取り組んでいる」「だいたい取り組んでいる」と回答しており、縦割り班で1~6年生が協力して学校を美しくしていることが分かります。掃除の時間には、6年生が下学年に優しく声を掛けている様子が、学校のあちこちで見られ、笑顔あふれる集団活動となっているようです。
Q1「自分の机の整理整頓」についても良好な結果ですが、Q3「自分で進んで取り組んでいることはありますか?」については、他の2項目よりも達成率が低い結果となりました。
今や世界のスーパースターである大谷翔平選手がごみを拾っている理由は、「人の幸運を拾っている」という考えからきているそうです。高校時代の作成した目標達成表に「運」の項目を設け、そのために必要なことの一つとして、「ごみ拾い」を書き込んだことがきっかけとのことでした。
アンケートQ3(落ちているごみを拾う)は、子どもたちにとって目が届きにくいことかもしれませんが、大谷選手のようにちょっと目線を変えて考えると、ごみ拾いも、本やロッカーの上の掃除も楽しくなるかもしれませんね。
金管バンド部でも、先日、大谷選手のことが話題となりました。わたしたちは、「あいさつ」「うがい」「楽器の手入れ」「上靴の整頓」「トイレのスリッパの点検」など、3~6年生のメンバーみんなで、声を掛け合いながら、がんばってきました。基礎練習・曲練習はもちろん、こうした毎日の積み重ねが、西日本大会の切符を手に入れるとういう幸運につながったとも話していたところです。
明日から新しい1年がスタートします。卒業生が残してくれた伝統を引き継ぎ、さらに一人ひとりができることも考え、今年も美しい学校づくりに取り組んでいきましょう。
(金管バンド部副顧問)
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スプリングコンサート追加公演~ミニコンサート~は、私たち金管バンド部の最後のステージでした。3月2日(土)の卒業公演から11日、再びステージへと戻りました。演奏を聴きに来てくれた、クラスの友達や余土っ子の仲間たち、そして多くの先生方の前で、前回の公演とはまた違ったにこにことした表情で、手作りのコンサートを開催することができました。
司会や曲紹介、楽器紹介でマイクを持つ子ども、楽器紹介でお気に入りの曲を演奏するメンバー、本当にリラックスして楽しむことができました。金管バンド部みんなで、♪愛の花・♪Paradise Has NO BORDER、アンコールの拍手もあり、♪シンクロBOM-BA₋YEと3曲を会場のみなさんに届けることができました。拍手や声援、すぐ近くに座っているみんなと一緒につくりあげたコンサートになりました。金管バンド部のメンバーも、聴きに来てくれたみんなも笑顔いっぱいで本当に素敵なひとときでした。コンサートの後も、「本当に楽しかった。」と何度も、何度も、話していました。
今年度の金管バンド部の活動は、全てがうまくいった、良いことばかりの1年でした。たくさんの音と音楽に出逢うことができた喜びをいつまでも忘れません。1年間活動を支えてくださったみなさん、ありがとうございました。
(金管バンド部 顧問・副顧問)
春は別れの季節です。余土小学校でも、3月29日(金)に離任式を行い、子どもたちが先生との別れを惜しみました。式では、8名の先生方一人ひとりからお言葉をいただきました。
児童代表の5年生が、異動・退職する教職員一人ひとりに感謝の気持ちを伝えました。そして、花束の贈呈の後、校歌を歌い、式を終えました。春の暖かい陽射しに囲まれ、大切なひとときを過ごすことができました。
異動・退職される皆様の新天地でのご活躍を心よりお祈り申し上げます。
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今年度、最後の表彰です。
〇第35回読書感想画コンクール
・愛媛県優秀賞(5年女子)
・松山市優秀賞(6年女子他8名)
今年度もたくさんの表彰がありました。4月からも余土っ子のみなさんの、多方面での活躍を期待しています。
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3月8日(金)は、5・6年生の縄跳び集会でした。低学年の部・中学年の部に引き続き、スポーツ委員のみなさんの進行で長縄8の字跳びのクラスマッチを行いました。低学年の部は3分間、中学年は4分間、高学年の部は最も長い5分間のチャレンジです。
5年生の部は、1組306回・2組129回・3組78回・4組98回で、5年1組さんの優勝でした。5年1組のみなさんは、この縄跳び集会に向けて、中休み・昼休みと練習を積み重ねてきました。クラスの仲も深まり、チームワークも育ってきました。長縄にかける思いはどのクラスよりも強く、結果発表では、拍手と歓声で盛り上がっていました。
それを超えてきたのは、6年生の部の6年1組さんでした。結果は335回。最高学年の強さを見せることができました。2組265回・3組164回・4組300回で、高学年の部の総合優勝も、6年1組さん。笑顔いっぱいの仲間たち、卒業前の最高の思い出の一つとなりました。
昼休みの3日間で、全校6学年の縄跳び集会が終わりました。友達と声を掛け合ったり、クラスみんなで一つのことに取り組んだり、先生も一緒にがんばったり、集会当日だけでは見えない風景が、余土小学校のあちこちであったようです。スポーツ委員のみなさん、すばらしい集会をありがとう。
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3月13日(水)2時間目には、地区別児童会を行いました。3月には6年生が卒業、4月から1~5年生がそれぞれ新しい学年に進級するということで、たくさんのことを話し合いました。新6年生の中から、会長・副会長・黒板書記・ノート記録を選出したり、通学班の新しい班長・副班長を決めたり、顔ぶれが少し変わりました。自転車の乗り方や夕方の帰宅時刻など、春休みに気を付けることも話し合いました。
この日は、全校集団下校でしたが、新しい班長さんが先頭に並び、後ろに並ぶ6年生に見守られながら下校してみました。どの班も安全に下校していてとても安心しました。
余土小学校の1~5年生のみなさん、今日から春休みですね。家庭や校外での生活に気を付け、4月も元気に登校してくださいね。6年生のみなさんも、中学校の新しい生活に向け、準備をしてください。全校のみなさん、よい春休みを!!