児童の言葉
3年生になって、たくさんの新しい経験ができました。1学期に楽しかったことは、2つあります。
1つ目は、算数で習ったわり算です。最初は、問題を解くのに時間がかかりましたが、何回も練習をしていくうちに、少し速く解けるようになりました。「できるようになったんだな!」と実感したら、「もっと速く解くことができるようになりたい。」という気持ちになり、練習を続けたら、どんどん速く解けるようになって、うれしかったです。
2つ目は、体育の時間にした水泳です。私のグループは、泳ぐことが上手な人ばかりでした。私は、泳ぐのがあまり得意ではないので、不安でした。でも、みんなが泳ぎ方やこつなどを教えてくれて、最初はできなかったクロールができるようになりました。来年は、平泳ぎにも挑戦してみたいです。

夏休みにがんばりたいことは、勉強とピアノです。
計算は、もっとわり算が速く解くことができるようになるために、時間を計りながら解こうと思います。音読は、長い文章を読むことが苦手なので、すらすら読むことができるように練習したいです。
私は、ピアノを習っていて、コンクールに出場します。私より年上の人もいて、通過するのはとても難しいです。そのため、今よりももっと練習しようと思っています。本番では、間違えずに思い切って演奏したいです。
夏休みは、体調にも気をつけて、健康な生活を送りたいと思います。そして、思い出をたくさん作って楽しい夏休みにしたいです。
5・6年生の情報委員会の子どもたちが、日々の生活の中で発見したことを記事にしています。写真や原稿は、できるだけ子どもたちが作成したままで、校正を控えていますので、ご理解ください。情報委員会の活動をぜひ、ご覧ください。
【情報委員会通信 第5号】
今週は、7月に6年生の情報委員会の子どもたちが作成した記事を紹介します。
6年生は、1年生と関わることが多くなりました。登校班では、班長として、安全に気を付けて学校まで歩いたり、新体力テストでは、1年生の手伝いをしたりしています。1年生を迎える会でも、全校みんなで入学のお祝いをしました。


特に、毎日の縦割り掃除をがんばっています。1年生のみんなにぞうきん使い方を教えてあげたり、1~6年生いっしょに反省会をしたり、きれいな環境づくりに努めています。毎日、共に活動してどんどん仲よくなっています。
2学期には、運動会や校内音楽会もあるので、1~6年生みんなで盛り上げていきたいです。
5・6年生の情報委員会の子どもたちが、日々の生活の中で発見したことを記事にしています。写真や原稿は、できるだけ子どもたちが作成したままで、校正を控えていますので、ご理解ください。情報委員会の活動をぜひ、ご覧ください。
【情報委員会通信 第4号】
今週は、6月に5・6年生の情報委員会の子どもたちが作成した記事を紹介します。
「アサガオと夏野菜」
6月19日(水)の中庭です。




1年生のみんなが育てているアサガオが育ち始めました。1年生のときに、たくさん花が咲いたことを思い出しました。
2年生の夏野菜も実をつけ始めました。ピーマンやキュウリ、ミニトマトやオクラ、とてもおいしそうになっています。2年生のみんなも暑い中、水やりや野菜の収穫をがんばっています。
1・2年生のみなさん、これからも大切に育ててくださいね。
「土づくり」
梅雨の時期、6月になりました。雨が降ると、少し寂しい気持ちにもなります。5年生は、天気のいい日に、4人のゲストティーチャーの先生と、バケツ稲の土づくりをしました。水と肥料と土を手で混ぜる作業です。バケツの底まで手を入れました。そうしないと元気に育たないそうです。「土が服に着いた。」、「すごくよごれた。」という声が聞こえてきました。本当に、手が泥でべたべたになって大変でした。

一生懸命に作業をして、「大変だった。」という声も聞こえたけど、みんな楽しそうでした。米は「一粒の米」の石碑の前で育てます。次は、田植えをするので楽しみです。大きく成長するように、がんばって育てます。「一粒の米」の前で育てるのは、大きくなるようにという意味があるのかなあと思いました。
6月24日(月)5時間目の第1理科室です。6年2組のみなさんが、顕微鏡を真剣にのぞいています。この日は、葉の裏にある気孔を観察しました。これまでの学習で、「植物が、根から取り入れた水分は、茎や葉を通って全体にいきわたっていること」、「植物が取り入れた水は、主に葉から水蒸気となって外に出されていること」を、実験や観察を通して理解しています。


そこで、今回は、水の出口(気孔)を見てみることになりました。まずは、運動場から、2~3種類の植物の葉を採取してくることから観察は始まります。次は、葉の裏に、ネイルのトップコートを塗って、乾かします。最後に、セロテープで写し取り、スライドガラスに貼ってプレパラートの完成です。
顕微鏡でのぞいてみると、丸い小さな気孔を見ることができました。植物によって、気孔の形が違っていて、子どもたちは、とても驚いていました。
単元「植物の養分と水」は、この観察でおしまいです。この単元もたくさんの観察・実験に取り組みました。6年生の探究心には、いつも感心しています。
「『今日が楽しい、明日も行きたい学校』をつくる委員会、運営委員会からのお知らせです。今回のお知らせは、『新企画!なかよし集会!』です。去年考えた『ぎょうざじゃんけん』を、昼休みに体育館で行います。2つの学年でいっしょに行います。今日は2・5年生、明日は3・4年生、来週月曜日は、1・6年生です。『他の学年といっしょに遊びたい。』、そんなよどっこの声から、開催が決まりました。普段は、遊ぶことの少ない学年の友達との仲を深めましょう。ぜひ、昼休みには体育館に来てください。これで、運営委員会からのお知らせを終わります。」



これは、6月24日(月)のお昼の校内放送の様子です。4月のアンケート「今日が楽しい、明日も行きたい学校アンケート」の内容が、また一つ実現に向かっています。
そんな呼び掛けに、昼休みには、多くの子どもたちが体育館に集まってきました。運営委員会の司会進行のもと始まった「ぎょうざじゃんけん」は、次のようなゲームです。
3人組のじゃんけんで、グー・チョキ・パーをそろえることが目標です。グーはかたまりの肉、チョキは(指2(に)本から)にら、パーがつつむギョウザの皮、3つがそろってギョウザの完成です。
運営委員会の子どもからは、しきりに「2年生と5年生が混ざった3人組にしてください。」と、声掛けがありました。途中には、帽子の色も変えて、2年生は赤、5年生は白のグループができていました。
2年生に声を掛ける5年生、笑顔で応える2年生。「ぎょうざじゃんけん」を繰り返すたびに、笑顔つながる交流となっていました。
「すぐに3人組ができて、じゃんけんも1回でそろいましいた。」と伝える2年生、「2年生の人と仲良くなれてうれしかったです。」は、5年生。集会の最後には、素敵な感想を聞くことができました。ミュージックチャイムが鳴って集会が終わりました。笑顔で掃除場所に向かう、よどっこのみんなの姿が印象的でした。
颯爽♪「風立つときに」
「今日は、♪『風立つときに』の色を変えていきましょう。タンギングや音量を意識して、曲のそれぞれの部分で自分が何の役目をしているかを考えて演奏していきましょう。そうすると、曲の印象がずいぶんと変わってきます。」
私たち余土小学校金管バンド部は、7月の大会を前に、講師の先生に課題曲♪「風立つときに」を聴いていただきました。この日、私たちの音と音楽は、きりっとした爽やかな風に、その景色を変えました。



「曲のオープニングは、明るくはきはきとしたイメージにしましょう。」
パーカッションの音量や音質を変える、伴奏する楽器の音が重くなりすぎない、コルネットは爽やかな感じに。曲を区切りながら進める練習は、こんな風に続きます。
「スネアドラムの音をしっかりと聴いて、メロディーを重ねていきましょう。」
曲の多くの部分で、パーカッションと管楽器のバランスを調整しました。スネアドラムの左手は強く、ハイハットは音を重くしない。風の色は、どんどんと移り変わっていきます。
「フリューゲルのソロを聴いて吹くと、バランスを保つことができる。トロンボーンは、メロディーをもっと出してもいい。」
メンバーみんな、集中力を保ったまま、課題曲♪「風立つときに」は、エンディングをむかえました。
「曲の終わり方を乱雑にしない。終わりをはっきりとさせる。そうすると、会場から自然と拍手が起きる、そんな曲の終わり方を目指しましょう。」
颯、風立つとき。それは、きびきびとした風。爽、そして爽やかな風。講師の先生の指導に、突風が吹きつけてくるような感覚を得ました。「颯」から「風立」、風向きは変わり始めています。
「ありがとうございました。7月26日のフェスティバルでは、私たちの成長した音を聴いてください。」
新しい課題が見つかりました。たくさんの刺激をもらったこの日。風を起こせるような演奏を届けられるよう、メンバーみんなで思いを新たにしました。
熱風。熱気を含む暑い風吹く7月の体育館。私たち金管バンド部は、この日初めて、練習場所を音楽室から体育館へと移しました。それは、私たち金管バンド部の暑くて熱い夏の始まりです。
6月14日(金)4年生は、認知症サポーター養成講座に参加しました。ゲストティーチャーとして、松山市地域包括支援センターの2名の職員の方に来ていただき、認知症の方との接し方について学習しました。紙芝居やクイズを用いて、認知症についてのお話をしていただきました。子どもたちは、熱心にメモをとったり、しっかりとグループで話し合ったりして、認知症についてきちんと理解することができました。


「おじいさんやおばあさんに、優しく声を掛けたい。」、「認知症の人に出会ったら、今日、勉強したことを生かして関わっていきたい。」など、講座の後にはたくさんの感想を聞くことができました。これで、余土小学校の4年生のみんなは、認知症のキッズサポーターです。
5年生は、総合的な学習の時間「米はかせになろう!」で、バケツ稲に挑戦します。6月19日(水)2・3時間目には、日ごろから農家の方に米作りの指導をしている農協の人をゲストティーチャーとして招き、土づくりと代掻きの作業を行いました。


森盲天外「一粒の米」の碑文に見守らながら行った作業は、①バケツに土を入れる、②水を入れてしっかりこねる、の2つです。「土はとても温かいよ。水の冷たさとは正反対だ。」、「ぬるぬるした土がとても気持ちいいなあ。」など、独特の土の感触を味わいながら、子どもたちは、夢中で作業をしていました。ゲストティーチャーから声を掛けていただき、農作業の工夫や努力を感じることができました。「思い土を運ぶのは、大変だった。」と、農家の方の苦労も実感した子どももいたようです。
この後は、田植えに草抜きなどたくさんの作業を予定しています。5年生のみなさん、秋の収穫が楽しみですね。それまでの数か月間、しっかりと作業をがんばってください。
「1年生のときに、縦割り班のみんなで遊んだ記憶がある。そんな交流をしたい。」
これは、4月の「今日が楽しい、明日も行きたいアンケート」に書かれていた6年生の子どもの夢です。
そんな夢が実現したのは、6月17日(月)12:50~13:30です。コロナ禍の影響もあり、しばらくは行うことができませんでしたが、5年ぶりにそんな時間が戻ってきました。
「第1回よどっこグループ遊び」、今回は縦割り掃除が始まるのに合わせて、6年生のみなさんが計画してくれました。縦割り班の28の教室それぞれの場所で、1~6年生の仲間が顔を合わせ、笑顔つながる時間を過ごすことができました。




「1年間、この縦割り班で仲良く過ごしましょう。」
6年生のはじめのことばでスタートした交流の時間は、メンバー一人ひとりの自己紹介から始まりました。「〇年〇組の~です。好きなものは、~です。」と、中には緊張している子どももいたようですが、みんなの拍手や6年生の励ましで、みんなしっかりと伝えることができました
じゃんけん大会やジェスチャーゲーム、お絵かきしりとりなど、どの教室も1~6年生が楽しく遊ぶことができるように、工夫されていました。このころには、少し緊張もほぐれてみんな笑顔になっていました。
6年生の手には縦割り班専用のファイル、今回の集会名にも第1回とあります。今年度は、グループ遊びを積み重ねていきたいと考えています。4月のアンケートには、「1年生には1年生を迎える会、6年生には6年生を送る会があるので、2~5年生それぞれが主役の集会をしてみたい。」という夢もありました。この後、何度このグループ遊びを積み重ねることができるか分かりませんが、こんな企画もあっても良いのかもしれません。
グループ遊びの後には、掃除場所の確認と役割分担をして、各教室へ分かれました。「明日いっしょに掃除がんばろうね。」、そんな言葉も聞かれました。
「ごみのない学校」、「学校がきれいになるように、掃除の時間を増やしてほしい。」、アンケートには、そんな願いもありました。縦割り掃除では、みんなでその願いを叶えていきましょう。