6年生の理科では、「てこのしくみとはたらき」の学習が始まりました。この単元のはじめには、棒を使って重いものを持ち上げる活動をしました。てことは、棒の1点を支えにして、棒の一部に力を加え、ものを動かせるようにした道具のことをいいます。支点・力点・作用点の場所と役割を確かめた後、10kgのおもりを使って試してみました。
力点と作用点の間に支点を置くことを条件に、いろいろ試してみると、軽く持ち上げられる場合と、そうではない場合があることが分かりました。「棒をどのように使うと、重いものを楽に持ち上げられるだろう?」と、疑問を持った子どもたち。さっそく次の時間に確かめてみることになりました。授業の終末には、いろいろな予想の声が聞こえてきました。次の授業が楽しみです。
9月2日(月)2学期が始まりました。秋晴れの空も、余土っ子みんなを応援しているようです。
「おはようございます。」
両手いっぱいに荷物をかかえ、子どもたちは学校の門をくぐりました。靴箱や教室からも、元気な声が聞こえてきます。先生や友達との久しぶりの再会に、思わず笑顔がこぼれる子どもたちでした。
「おはよう。なつやすみは たのしかったですか。どんなことをしましたか?2がっきもたのしくがんばりましょう。」
これは、1年生のある教室に書かれていた先生からのメッセージです。そんな言葉のとおり、学級活動では、夏休みの思い出を発表したり、2学期のめあてを考えたり楽しい時間を過ごしました。その他にも、夏休みの宿題を出したり、新しい教科書をもらったり・・・、11時過ぎの下校まで、たくさんの活動をしました。
2学期初日の登校で、少し疲れたかと思います。明日からは、教科の学習も始まりますね。少しずつ、学校生活のリズムを取り戻していきましょう。
「夏休みの思い出と2学期がんばりたいこと」(5年女子)
私が夏休みに楽しかったことは、3つあります。
1つ目は、いとこと伯方島で遊んだことです。浅い海の方にも小さな魚が泳いでいました。岸から見た海も輝いていて、とてもきれいでした。海で遊んだ後には、イチゴ味のかき氷を食べました。頭がキーンとしたけれど、おいしかったです。夏なんだなあと実感しました。
2つ目は、家族と三津浜花火大会にいったことです。海岸沿いに屋台が並んでおり、リンゴあめと冷やしパインを食べ、暑さがやわらぎました。夜空には、ドローンで作られたキャラクターが浮かんでいました。その直後には花火も上がり、とても感動しました。ハートの形をした花火も打ち上げられていてかわいかったです。
3つ目は、家族と高知旅行に行ったことです。廃校になった小学校を改装した水族館に行きました。屋外プールと校舎内に設置された水槽には、ブリやサバ、地元の定置網にかかったカメなどがゆっくりと泳いでいました。その魚たちにエサやり体験もでき、有意義な時間を過ごすことができました。
2学期にがんばりたいことは、3つあります。
1つ目は、運動会です。5・6年生は、準備が大変だと思います。それもきっと良い思い出になると思うので、一生懸命取り組んでいきたいと思います。運動会本番までも、リレーやかけっこ、団体種目の練習があるので、自分の役割をしっかりと果たしていこうと思います。
2つ目は、連合音楽会です。去年の5年生のみなさんの、舞台での合奏や合唱がすごいなあと思っていました。今年は、私たちの番です。初めて経験することなので、練習もしっかりと取り組んで、がんばった成果を出せるようにしたいです。
3つ目は、集団宿泊活動です。まだ、どんな活動があるのか分かっていませんが、みんなと協力して2日間を過ごすので、家庭科で習ったことを生かして調理をしたり、学級活動の成果を生かして野外でめいっぱい活動したり、思い切り楽しみたいです。
このような3つのことをがんばって楽しい2学期にしたいと思います。
「校長先生の話」
校長先生からは、次のようなお話がありました。
みなさんの今朝の登校の様子を見ていると、1学期の終業式でお願いした「元気に過ごしました。」「素直な心で過ごしました。」ができているように感じました。3つ目のお願い「これをしました」は、学級で話したり、「夢みる余土小ポスト」に入れたりしてください。夏休みには、水泳部や金管バンド部、スポーツ少年団や習い事などでがんばったみなさんの活躍を聞きました。それぞれの経験が自分を大きく成長させたり、また、思わぬ縁ができたり、彩りへとつながったら愉しいと思います。
8月には、今後予想される大きな地震に備え、南校舎東の改修工事が始まりました。工事の業者さんをはじめ、花木の世話をしてくださった元校務員さんや学校補助員さんなど、私たちが安心して気持ちよく過ごせるように、たくさんの人にお世話になっています。暑い中、働いてくださった方がいらっしゃること、感謝したいですね。
1学期には、運営委員やそれぞれの委員会が、「楽しい学校」にするために計画や準備をしてくれました。2学期には、どんな楽しいことができるでしょうか。みんなでアイデアを出したり、力を合わせたりして余土小学校を楽しい学校にしましょう。そのときには、自分たち以外のたくさんの人にお世話になると思います。「感謝の気持ち」を大切にして、「今日が楽しい、明日も行きたい学校」をみんなでつくりましょう。
余土小学校のホームページは夏休みも更新しています。夏休みは37日目です。夏休みは、残り7日となりました。
今回は、金管バンド部の活動の様子をお伝えします。
想い出のあとさき。眩い風の物語。
「♪『風立つときに』の6分間ずっと、ここもよかった、ここもできたと思いながら指揮をしていました。上出来、今までの中で、最高の演奏でした。」
夏が過ぎ、私たちは、憧れの四国支部大会の舞台を後にしました。眩しい光につつまれ、私たちは、風をここまで届けることができました。
「松山市立余土小学校 銀賞」
卒業した中学生のみんなも、「愛媛県大会より上手になっていた。」と伝えてくれました。保護者の皆さんも、先生も、「すごい演奏だった。」と話してくれました。そんな風に感想を聞くと、本当に練習してきてよかったと思います。
私たち金管バンド部は、毎年、毎年、先輩たちとともに練習を重ね、だんだんと上手くなってきています。四国支部大会では、どの学校もレベルの高い演奏だったけれど、私たちもGOLD金賞に近い演奏だったと思います。四国の舞台で憧れの結果を手にするのは、来年、再来年になるかもしれないけれど、その目標にも近づいているのかもしれません。
「もっとこんなことができた。」と思うこともあるかもしれないけれど、「自分の中で、悔いのない演奏ができた。」と胸をはって言えるということは、どんな賞よりも素晴らしい結果です。みんな成長した演奏をできたと思っています。
笑顔で余土小学校に帰ることができました。50名のメンバー、そして卒業した中学生のメンバーと、いっぱい、いっぱい音楽の話をして、元気に音楽室を後にすることができました。これは、何にも代えがたい尊いものです。
楽器の運搬や引率、舞台上のセッティングや帰ってからの差し入れなど、細かな配慮をいただいた役員のみなさん、メンバーみんなをあたたかく送り出し迎えに来てくださった保護者の皆さん、応援し、共に行動してくれた卒業生のみんな、そして余土小学校金管バンド部68名。みんなファミリーです。
今日までの想い出を分かち合える仲間がいます。素敵な夢、憧れを後輩に託し、この夏の活動を終えました。余土小学校の1日の終わりが、余土小学校金管バンド部の活動であること、夏の終わりにメンバーみんなの音と音楽があることは、本当に素敵なことだと思います。
私たちの眩い風の物語を、いつまでもずっと忘れずに。
余土小学校のホームページは夏休みも更新しています。夏休みは36日目です。夏休みは、残り8日となりました。
今回のホームページでは、金管バンド部の活動の様子をお伝えします。
風がそよぐ。
スポットライトが、風がそよぐステージで、素敵なメンバーをつつみこんでいます。柔らかい風のような、穏やかな風のような、あたたかなみんなの笑顔。この夏、最後のステージには、微風が優しく流れていました。
「今日がこの夏、最後のステージです。練習してきたことをすべて出し切って、すばらしい演奏をしよう。自分たちのことを支えてくれている人、物、場所、すべてに感謝の気持ちをもって、さわやかなあいさつや笑顔を忘れず行動しましょう。美しい心をもっている人からは、美しい音が出ます。」
顧問の先生の思いのこもったメッセージで始まった、夏休み最後の一日。私たち余土小学校金管バンド部は、第43回全日本バンドフェスティバル(ステージパフォーマンス部門)四国支部大会の舞台に立ちました。
今日この日を、4~6年生50名みんなで迎えることができたこと、元気に集まることができたことは100点満点、それは、私たちにとって何よりもうれしいことです。
「ステージに立つ直前まで、上手くなりましょう。」
このドアを出ると、ステージ裏、もう本番。リハーサル室では、本番直前まで、私たちの音、余土小サウンドにこだわって練習をしました。
「この曲は、良い曲だよね。先生もすごく大好きな曲です。」
「この曲の良いところを、みんな一人ひとりがもっている良いメロディーを、その良さを伝えようと思って演奏してください。その気持ちだけで良い音楽ができるから。」
「いっぱい練習してきたことは、体にしみついているから大丈夫。あとは、笑顔で楽しみましょう。」
顧問の先生の直前のメッセージに、メンバーみんな笑顔で応えました。
そして、ステージ裏へ移動。パーカッションのみんなと再会。変わらない笑顔、目と目で、今の思いを、そしてこのステージに立つ気持ちを伝え合いました。
余土小学校金管バンド部で、めぐり合って、音を出して、いっぱい話をして、家族になった私たちが奏でるラストショー。
動き始める指揮棒。無音になる一瞬。合奏♪「風立つときに」、最後の風の物語が始まりました。
※このお話の続きは、後日のホームページで・・・。
余土小学校のホームページは夏休みも更新しています。夏休みは35日目です。夏休みは、残り9日になりました。
今回のホームページでは、7月に行った5年生の外国語科の様子をお伝えします。
5年生になると、3・4年生の外国語活動から外国語科と名称が変わり、教科としての学習となります。では、外国語科のねらいは、どのようなものでしょうか。3・4年生の「話すこと」・「聞くこと」に加えて、「読むこと」・「書くこと」についても学習をすることになります。
「circle,city」など、活字体(英語)で書かれた文字を見て、その名称を発音したり、大文字や小文字を正しく書き分けたり、慣れ親しんだ簡単な語句や表現を英語で書いたりするなど、3・4年生よりレベルアップした内容です。
外国語科の45分の授業では、何度も発音を繰り返したり、教科書に英語の文を書いたり、子どもたちが粘り強く学習に取り組む姿をたくさん見ることができます。
ご家庭でも、お子さんに外国語科の授業の様子を聞いてみてください。
余土小学校のホームページは夏休みも更新しています。夏休みは34日目です。夏休みは、残り10日になりました。
今回のホームページでは、7月に行った3年生の外国語活動の様子をお伝えします。
3年生になって初めて学ぶ学習の一つに外国語活動があります。3年生の外国語活動のねらいは、どのようなものでしょうか。5・6年生の外国語科とは違って、3・4年生では、話すこと・聞くことを中心に学習を進めています。
「How are you?」「I‘m(happy).」とあいさつを交わしたり、「I like blue.」と好きなものを伝えたり、コミュニケーションを中止とした学習です。先生と子ども、ALTと子ども、子ども同士と多様な学習は、子どもたちが楽しみにしている活動の一つです。
聞きやすい声で伝えたり、動作を交えたり、そんな姿が45分の授業でたくさん見ることができます。
ご家庭でも、子どもたちと英語で会話を進めてみてはどうでしょうか。
余土小学校のホームページは夏休みも更新しています。夏休みは33日目です。夏休みは、残り11日になりました。
今回のホームページでは、金管バンド部の活動の様子をお伝えします。
「もう一度、みんなと同じステージに立つことが、私の夢です。合奏では、先輩たちみんなの音を聴いたり、私が吹くことができるところは音を出したりしています。♪『喜びの歌』も、たくさん吹けるようになりました。先生、横で聴いていてください。」は、3年生のトロンボーンの新入部員さん。顧問の先生の指揮に合わせて、にこにこと楽しそうに演奏しています。
雄風。勢いよく、気持ちよく吹く風。8月、蒸した夏の午前。3年生のみんなの力強く凛々しい音が、全体合奏でも響くようになりました。入部から3か月。3年生のみんな笑顔いっぱいで楽器を手にしています。
「金管楽器は、作音楽器だから、鳴らすだけでは正確に音は出ないけれど、地道な練習を大切にするといいよ。思った音が出るとうれしいし、曲を演奏できるようになると、もっと楽しくなるよ。」、そんな3年生の姿に、5月の顧問の先生の話を重ねているところです。
私たち余土小学校金管バンド部は、8月下旬に行われる第43回全日本小学生バンドフェスティバル四国支部大会に向け、夏休みの練習を続けています。大会に参加するのは、4~6年生のメンバー50名。3年生16名は、人数の制限があるため四国支部大会には参加できないのですが、合奏に参加したり、個人練習に励んだり、メキメキと力をつけています。
そんなかわいい3年生。4~6年生の合奏♪「風立つときに」の合奏のかげで、どんな個人練習をしていたと思いますか。副顧問の私が見た、音と音楽の風景は、こんな具合でした。
「♪『風立つときに』を始めるよ。」、「次は♪『喜びの歌』」、指揮者に扮した子どもが「1・2・3・4」と声を掛けて、演奏が始まります。吹くことができない部分は、口ずさんで・・・。その姿は、まるで小さな音楽隊。見ている私も、笑顔いっぱいになりました。
「6年生のみんなもそうだけど、5年生も4年生も、もちろん3年生も、例年に増して上手になっているように感じますね。」
「6年生のみんなが、下の学年のみんなによく声を掛けていますね。学年関係なくみんなで上手になろうとする雰囲気がありますね。」
そんな風に、顧問の先生と話をしているところです。メンバー一人のひとりの思いに感動し、「夏が終わっても、みんなが楽しいステージを用意してあげたいなあ。」と、計画を進めています。
夏の終わりが近付いてきました。トンボの姿も見かけるようになりました。私たちの風の物語は、間もなく一旦終焉を迎えます。66人みんな、心を一つにがんばりましょう。