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9月の月目標をふり返って(全校)

2023年10月19日 08時00分

9月の月目標は、「オアシス運動をすすめよう」でした。オアシス運動とは、「おはようございます。」・「ありがとうございます。」・「しつれいします。」・「すみません。」の頭文字をとった言葉で、日常的なあいさつを励行する合言葉です。ではこの1か月間、子どもたちはどのようなことを意識してこの運動に取り組んでいたのでしょうか?

今回も、校内放送で、全校の子どもたちといっしょに1か月のふり返りをしました。

 アンケート「9月の月目標『オアシス運動をすすめよう』をまもることはできましたか?」では、6割の子どもが「できた」と回答することができました。

〇できた…241名 だいたいできた…108名 あまりできなかった…23名 できなかった…3名

(全校の375名が回答)

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毎月のどの目標も守るべき大切なことなのですが、9月も「できた」は、6割にとどまりました。そこで注目したいのは、「だいたいできた」の108人の子どもたちです。もしかすると、できたあいさつと、できなかったあいさつがあるのかもしれません。

自由記述欄を見てみると、「『おはようございます。』をがんばった。」というコメントが多数並ぶ中、次のようなつぶやきがありました。「『ありがとうございます。』をなかなか言うことができなかった。」という感想です。

「ありがとう。」の言葉については、先日の職員会議でも、ある先生の発言からちょっとした話題になりました。それは、ごみを収集してくださっている清掃員の方への「ありがとう。」のあいさつです。登校時にすぐ近くをすれ違っているのにも関わらず、下を向いて通り過ぎる子どもが多いということです。私たちのために、家庭から出ているごみを集めてくださっているという意識が低いことが原因なのかもしれません。その一言をきっかけに、職員室での会話は広がっていきました。旗登板をしてくださっているPTAのみなさんへの「ありがとう。」はどうだろうか?プリントに丸つけをしてくれる先生には?給食室で食缶を渡してくれる調理場の方へは?花の水やりをしてくださっている学校補助員の方へは?他にもたくさんの「ありがとう。」が課題となっているのかもしれません。そして、「ありがとう。」を言ってもらえると、人間関係がぐんと近付くということ、いざというときにも応援をしてあげたい気持ちにもなるということなど、たくさんの話をして職員会議を終えました。

もしかすると「ありがとうございます。」は、子どもたちにとって、「おはようございます。」よりもハードルの高い、難しいあいさつなのかものかもしれません。私たちは、多くの人との関わりの中で生活をしています。人間関係を広げ深めていくには、あと一歩の勇気が必要だということを実感した瞬間でもありました。

子どもたちの自由記述欄には、こんなコメントもありました。

「私はこの1か月間、普段よりもオアシス運動を意識して過ごしました。『おはよう。』、『ありがとう。』など、あいさつや感謝を伝えていくとみんなが気持ちよく過ごせるし、みんなとの距離も近付いていくことに気付きました。なので、これからもみんなとより仲良くするためにも、オアシス運動に積極的に取り組んでいきたいです。」

 このコメントに強く共感しました。あいさつは学校や地域のオアシスにもなるという考えも含まれているそうです。10月になり、子どもたちは、新しい目標に取り組んでいるところです。けれどももうしばらく、子どもたちと共に、オアシス運動、そして「ありがとう。」について考えてみるのもいいのかもしれません。

※写真は、給食後に食缶を返す子どもたちの様子です。「ごちそうさまでした。」や「ありがとうございました。」の声が聞こえてきました