集気びんの中の空気は?(6年生)
2025年5月8日 08時00分 4月24日(木)3時間目の第1理科室です。6年4組の子どもたちが、学習問題「ろうそくが燃える前と後の空気では、どんな変化があるのだろう」を解決しようと、実験に取り組んでいます。
この日の実験では、気体検知管を使いました。ポンプにつないだ気体検知管を集気びんの中に入れ、レバーを引いて、酸素や二酸化炭素の濃度を測る手順で実験を進めます。気体検知管をセットする手順は、酸素と二酸化炭素では違いがあって、少し複雑ですが、それでも子どもたちは、落ち着いて一つ一つ確かめながら活動を進めました。
ろうそくを燃える前は、酸素21%・二酸化炭素0.04%、ろうそくが燃えた後には、酸素16%・二酸化炭素4%になりますが、多くの班が、この数値に近い値を出すことができました。
ふり返りの時間には、「ろうそくを燃やすだけで、二酸化炭素が100倍にも増えた。」という感想が聞かれました。この日の授業は、「酸素の割合が減って、二酸化炭素の割合が増えている。」ことをまとめて終えました。「火が消えたのは、酸素の割合が減ったのか?二酸化炭素の割合が増えたのか?」そんな感想もありました。子どもたちの学習への意欲を感じます。
次の実験では、酸素・二酸化炭素に加えて窒素を集気びんにため、実験を進めることになりました。