6年生の家庭科では、三色野菜炒めの実習を行いました。「安全に気をつけて、おいしい野菜炒めをつくろう。」が今回の目当てです。洗う・切る・炒める・盛り付けの作業も、さすが6年生!手際よくこなしていました。学級担任に加え栄養教諭も指導にあったことで、子どもたちは、専門的な知識を得たようです。


調理後は、試食!家庭科室にはおいしいにおいがただよっていました。「切り方を工夫すると手際よく調理できるね。」、「家でも挑戦できそうなメニューだね。」など、実習を通してたくさんの学びがあったようです。片付けもばっちり行いました。6年生のみなさん、ぜひ家庭でもおいしい野菜炒めに挑戦してみてください。
6月13日(火)5時間目の前の時間を利用して、人権集会を行いました。運営委員会の子どもと、かわいいキャラクター「もんちゃん」の司会進行で、人権とは何かを考えることにしました。
まずは人権標語の発表です。2~6年生・1組の代表の子どもの人権標語を聞いて、みんなが自由に過ごすには、笑顔で助け合うことが大切であることを、確かめることができました。
今月の歌「手をつなごう」を歌った後は、ブックママさんによる読み聞かせ「ムカッ、やきもちやいた」です。なんでこんな気持ちになるのだろうという、やきもちを描く絵本です。ブックママさんの語りに、まわりの人のことを考えるのは、難しいときがあることを、共感することができました。
標語や全校合唱、読み聞かせを通して、人権を大切にする気もちを新たにすることができました。集会に向け準備をしてくれた運営委員会のみなさん、ありがとうございました。



校長先生の話
今、すてきな読み聞かせを聞かせてもらいました。この前にもすてきな人権標語が並んでいますね。2つの発表を聞いてみなさんはどう思ったでしょうか。
読み聞かせの中で、何人かの登場人物が出てきましたね。その子たちの気持ちになれましたか?人権というは、自分もいやな思いをしないで、相手にもいやな思いをさせない、という当然の権利です。それを守るために大切なことは、さっきの読み聞かせの中にもありました。それは、その人の気持ちがどうなのかなと考えることです。難しい言葉でいうと「想像力」と言います。例えば、友達にいやなことをしている自分がいたといします。周りの人から見ると、あの人いやな感じがするな、かっこわるい人だなあと見られるはずです。そういうことが想像できるでしょうか。他には、自分が言ってしまったことで、友達がつらい顔をしたとき、自分だったらこんな気持ちになるなと、想像する力があれば自分の人権や友達の人権を守ることができます。
相手の気持ちをよく考えて、みんなで仲のよい余土小学校にしていきましょう。
「国語や算数がない不思議な学校でした。」(4年女子)
「ちょっとあの学校に行ってみたくなりました。」(6年女子)
「自分たちのアイデアを勉強に生かすのはすごいと思いました。」(5年男子)
「ぼくは工作が好きです。ぼくならどんなアイデアを出していくだろうと思いました。」(6年男子)
これは、ドキュメンタリー映画「夢みる小学校」を見た子どもたちの感想です。宿題もテストもない学校には、先生とよばれる大人もいません。自分で考えたことを、自分で試してみるそんな体験を大切にしている学校のお話です。「自分のままでいられる」といった姿が映画には、たくさん出てきました。
2時間の映画を見て、子どもたちは一人ひとりさまざまな感想をもったようです。

映画は、少し難しかったかもしれません。ただ、子どもたちに考えてほしかったが一つあります。それは、体験して自分たちでやってみることは、すごく勉強になるということです。余土小学校で、子どもたちがやってみたいことや、こんな学校にしたいいうアイデアをたくさん集めたいと思います。余土小学校の主役は、子どもたちです。子どもたちの思いや願いを実現できるように、いっしょにがんばっていきたいと思います。
6月12日(月)1・2時間目、プール開きのトップバッターは、6年生のみなさんです。5月末のプール清掃からおよそ2週間、プールいっぱいに水もたまりました。気温23℃・水温23℃、太陽の光もプールにしっかりと差し込み、プール開きには絶好のコンディションです。


代表の子どものめあての発表の後は、準備運動とシャワーです。しっかりと水に入る準備ができました。ふし浮きやけのび、バタ足やクロールとなど、子どもたちは久しぶりの水の感覚を楽しみました。泳力検定をして、この日の授業は終了。今の泳力からしっかりと、今年の水泳のめあてを立てることができました。
コロナ禍の中、人数を制限して行ってきた水泳の学習でしたが、今年は久しぶりに学年4クラス合同で行うことができました。活気あふれる懐かしい風景に、日常の学校生活が戻ってきたことを感じた2時間でした。
ミニトマトやオクラ、ピーマンやキュウリ、ナスと2年生が育てている夏野菜は、ぐんぐんと育っています。6月になり気温が一段と上がり、それに合わせるように夏野菜も大きく、大きく成長しています。タブレットによる写真撮影、物差しを使った成長の記録などをがんばる2年生ですが、それも追いつかないほどです。


つるもどんどん伸びているので、周り支柱も立てました。6月12日(月)の朝、休み明けに学校に登校して、水やりに出かけると・・・。「見て、見て、緑のトマトができているよ。」そんな声が聞こえてきました。夏休みまで40日を切りました。休みの前には、たくさんの夏野菜が収穫できることでしょう。2年生のみなさん、おいしく食べるのが楽しみですね 。
5月の月目標は、「時刻を守って行動しよう。」でした。今月もお昼の校内放送で、全校の子どもたちといっしょに1か月のふり返りをしました。
アンケート「1 5月の月目標を達成することができましたか。」では、6割の子どもが「できた」と回答してくれました。4月の月目標の「あいさつ」と比べると、やや少ない結果となりましたが、概ね守ることができていると分かります。


〇できた…237名 だいたいできた…133名 あまりできなかった…15人 できなかった…1人
(全校の386名が回答)
チャイムで授業をはじめ、チャイムで終わることを、私たち教職員も心掛けているので、各学級では、「だいたいできた」が「できた」となるようにしようと、子どもたちと話し合いました。
「だいたいしかできなくてくやしいです。次の目標をがんばります。」と、アンケート「2 5月の月目標について何か伝えたいことがあれば書いてください。」でも、同じように感じている子どもがいるようです。
今回も、子どもたちの自由記述欄の回答をいくつかを紹介します。
〇授業の1分前には、席に着いています。
〇中休みや昼休みには、チャイムの前に帰ることができています。
〇毎月、目標があるのはよいことだと思います。
〇自分だけではなく、他の人ができていなかったら教えてあげたいです。
〇「時刻を守って行動しよう」は、この学校だけじゃなくて、公園などみんなが使う場所などでも同じだと思います。お母さんに「何時何分に帰るよ。」と言っていても、その時間に帰ってこなかったら、家族も心配すると思います。
月目標を毎回、意識して行動する子どもが増えているようです。友達といっしょにがんばる様子もあります。家庭での実践など、うれしいコメントもありました。6月の月目標「廊下・階段では、右側を歩こう。」もがんばっていきましょう。
※写真は、昼休みの終わりの音楽を聞き、清掃場所へと急ぐ子どもたちの様子です。
6月7日(水)1・2時間目は、3年生の校外学習(まちたんけん)でした。総合的な学習の時間「大好き!松山」の活動の一つとして、余土校区の特色や自慢できるよさを見付けるため、保免西方面を散策しました。目的地の三島大明神社と日招八幡大神社では、宮司さんから、神社や文化財の説明を聞きました。
2時間の探検で子どもたちは、たくさんの発見があったようです。普段何気なくみている余土のまちのよさを改めて見つめ直したり、まちの歴史をよく知っている人のお話を聞いたりして、子どもたちはとても喜んでいました。
今回の探検で分かったことや余土のまちについて調べたことを、これからの総合的な学習の時間を使ってまとめていきます。3年生のみなさん、余土校区のよいところをたくさん見つけてくださいね。


【三島大明神社にまつわるお話】
農業の神様を祭る三島大明神には、学校だよりの名前にもなっている「手引きの松」があります。手引きの松には、次のような言い伝えがあるそうです。
「昔むかし秋のころ、2羽の兄妹の鶴が三島神社にやってきて、巣づくりを始めました。ところが妹の鶴が病気で飛べなくなりました。そこで村の人たちが看病をしました。10日ほどで元気になると、三島神社の上でくるくるとまわり、北の空に飛び去っていきました。すると、2羽の鶴が巣を作っていた松の木の枝が、となりの松の木と手をつなぐようにつながっていました。村の人たちには、とても仲のよかった2羽の鶴の姿に見えました。そこで、決してはなれないように、手をつないでいるという意味で、2本の松のことを『手引きの松』とよぶようになりました。」
【日招八幡大神社にまつわるお話】
日招八幡大神社の名前の由来には、次のような言い伝えがあるそうです。
「今から800年ほど前の源平のころ、佐々木史郎高綱の合戦の中、日がくれかけました。戦はまだまだ終わりそうにありませんが、夜になると不利になります。そこで、西の空にどんどんしずんでいくお日さまをおおぎでまねきました。すると、不思議なことに、しずみかけたお日さまがもどってきて、あたりが明るくなり戦いに勝ったといわれています。その後、お日様を招くということから、日招八幡大神社と名付けられたそうです。」
6月7日(水)6時間目の第2理科室です。5年1組の子どもたちが、暗幕を引き、真っ暗な教室の中で活動をしています。理科室ですが、今日は図工「光と影のハーモニー」の活動のようです。いろいろな材料に光を当てたり、壁や天井に形や色を映したり、子どもたちは、いろいろ試しながら作業をしています。
子どもたちは、これまでにペットボトルなどの透明な容器に色セロハンやマジックで色を着けたり、影のできる紙をはったりして、光を当てる準備をしてきました。製作途中でもLEDライトなどで、出来具合を確かめてきましたが、造形活動のまとめのこの日は、暗幕の有る理科室での活動でした。


できた容器にライトを当てると、光が色鮮やかに投影されました。「色のバランスがいいね。」「奥行きがあって自分のイメージとぴったりだ。」など友達と成果を話し合ったり、自らの成果を振り返ったりしました。幻想的な風景ができ、とても楽しい造形活動になりました。
6月7日(水)に、JRC登録式を行いました。式の進行は、5・6年生のJRC委員のみなさんです。はじめのことばに続き、6年生の代表4名が、青少年赤十字加盟の署名をしました。1年生も、校長先生からバッジをもらい、1年生全員、青少年赤十字の仲間となりました。
また、誓いの言葉「ちかい わたくしは 青少年赤十字の一員として・・・」を全校みんなで言って、「気づき・考え・実行する」という気持ちをしっかりともつことができました。



歌「♪空は世界に」の後、校長先生と、1学期の始業式の話をふり返りました。「自分で考えて、よいと思うことを進んでする。」ということです。今日の集会をきっかけに、これからも全校みんなで、自分も周りの人も幸せな気持ちになる行動をして、楽しい学校づくりを目指したいと思います。
最後にJRC委員の代表児童の終わりのことばを紹介します。
「青少年赤十字の仲間入りをした1年生のみなさん、そして、全校のみなさん、困っている人を見たら、自分ができる一番よい方法を考えて、進んで人に役立つことを、行動に移してみましょう。合言葉『気づき・考え・実行する』でがんばりましょう。また、全校みんなでがんばっていきましょう。」