9月の月目標は、「オアシス運動をすすめよう」でした。オアシス運動とは、「おはようございます。」・「ありがとうございます。」・「しつれいします。」・「すみません。」の頭文字をとった言葉で、日常的なあいさつを励行する合言葉です。ではこの1か月間、子どもたちはどのようなことを意識してこの運動に取り組んでいたのでしょうか?
今回も、校内放送で、全校の子どもたちといっしょに1か月のふり返りをしました。
アンケート「9月の月目標『オアシス運動をすすめよう』をまもることはできましたか?」では、6割の子どもが「できた」と回答することができました。
〇できた…241名 だいたいできた…108名 あまりできなかった…23名 できなかった…3名
(全校の375名が回答)


毎月のどの目標も守るべき大切なことなのですが、9月も「できた」は、6割にとどまりました。そこで注目したいのは、「だいたいできた」の108人の子どもたちです。もしかすると、できたあいさつと、できなかったあいさつがあるのかもしれません。
自由記述欄を見てみると、「『おはようございます。』をがんばった。」というコメントが多数並ぶ中、次のようなつぶやきがありました。「『ありがとうございます。』をなかなか言うことができなかった。」という感想です。
「ありがとう。」の言葉については、先日の職員会議でも、ある先生の発言からちょっとした話題になりました。それは、ごみを収集してくださっている清掃員の方への「ありがとう。」のあいさつです。登校時にすぐ近くをすれ違っているのにも関わらず、下を向いて通り過ぎる子どもが多いということです。私たちのために、家庭から出ているごみを集めてくださっているという意識が低いことが原因なのかもしれません。その一言をきっかけに、職員室での会話は広がっていきました。旗登板をしてくださっているPTAのみなさんへの「ありがとう。」はどうだろうか?プリントに丸つけをしてくれる先生には?給食室で食缶を渡してくれる調理場の方へは?花の水やりをしてくださっている学校補助員の方へは?他にもたくさんの「ありがとう。」が課題となっているのかもしれません。そして、「ありがとう。」を言ってもらえると、人間関係がぐんと近付くということ、いざというときにも応援をしてあげたい気持ちにもなるということなど、たくさんの話をして職員会議を終えました。
もしかすると「ありがとうございます。」は、子どもたちにとって、「おはようございます。」よりもハードルの高い、難しいあいさつなのかものかもしれません。私たちは、多くの人との関わりの中で生活をしています。人間関係を広げ深めていくには、あと一歩の勇気が必要だということを実感した瞬間でもありました。
子どもたちの自由記述欄には、こんなコメントもありました。
「私はこの1か月間、普段よりもオアシス運動を意識して過ごしました。『おはよう。』、『ありがとう。』など、あいさつや感謝を伝えていくとみんなが気持ちよく過ごせるし、みんなとの距離も近付いていくことに気付きました。なので、これからもみんなとより仲良くするためにも、オアシス運動に積極的に取り組んでいきたいです。」
このコメントに強く共感しました。あいさつは学校や地域のオアシスにもなるという考えも含まれているそうです。10月になり、子どもたちは、新しい目標に取り組んでいるところです。けれどももうしばらく、子どもたちと共に、オアシス運動、そして「ありがとう。」について考えてみるのもいいのかもしれません。
※写真は、給食後に食缶を返す子どもたちの様子です。「ごちそうさまでした。」や「ありがとうございました。」の声が聞こえてきました
10月17日(火)愛媛県総合運動公園陸上競技場で、松山市小学校総合体育大会(陸上の部)が行われました。余土小学校からは、5・6年生26名が参加しました。
引率をした2名の先生に、大会の様子を聞いてみました。



Q会場に着いて、子どもたちはどんな様子でしたか?
A緊張していた子どもも多くいたけれど、自分の種目に向けて、みんな落ち着いて準備をしていました。自分の時間になると、しっかりとアップする子どもたちの姿が印象的でした。
Qそれぞれの種目の様子を教えてください。
A走る種目では、よいスタートを切ることができていました。広い会場で、ソフトボール投げや走り高跳びは、よく見えなかったのですが、スタンドからは、「〇〇さん、がんばれ!!」と大きな声で声援をおくることができていて、さすが余土っ子だと思いました。
Q自分の種目を終えて、子どもたちは、どんな様子で帰ってきましたか?
A6年生は、すがすがしい表情で帰ってきました。5年生は、思うような結果が出なかった子もいたようですが、「来年こそがんばりたい。」と、意気込みを聞くことができました。スタンドのみんなも、「よくがんばったね。」、「おめでとう。」といった声を掛けていてとても素晴らしかったです。
Q最後の種目のリレーは、どうでしたか?
A男女ともバトンを上手くつなぐことができていました。結果が出るまでの間、余土小みんなで電光掲示板を見つめていました。女子400mリレーは、6位入賞でした。男子もこれまで以上の結果を出すことができました。
Q大会で一番印象的な場面は、どんなところですか?
Aユニフォームを着て、にこにこしている子どもの笑顔が印象的でした。余土小代表として、がんばる姿を、大会の随所でみることができ、感動的な一日となりました。
Q引率、お疲れ様でした。子どもたちには、ゆっくりからだを休めてほしいですね。
※大会結果は、昨日のホームページにも掲載しています。こちらも併せてご覧ください。
陸上総体の結果をお知らせします。たくさんの子どもが入賞しました。

男子60mハードル 第6位 6年男子
女子60mハードル 第3位 6年女子
男子60m走 第1位 6年男子
男子ソフトボール投げ 第7位 6年男子
女子ソフトボール投げ 第4位 6年女子
男子走り高跳び 第3位 6年男子
女子100m走 第6位 6年女子
女子400mリレー 第6位 余土小学校
大会の様子は、明日のホームページでも知らせします。
10月12日(木)お昼の体育館の様子です。運営委員会の花のアーチと、全校みんなの拍手に迎えられ、陸上部の選手のみなさんが入場し、陸上壮行会が始まりました。


陸上部のみなさんの放課後の練習の様子は、VTRで紹介しました。そして、全校みんなの応援の中、選手一人ひとりの種目が紹介をし、全校みんなでエールを送りました。「練習の成果を発揮します!!」と陸上部キャプテンからも、強い意気込みも聞くことができました。
陸上部は、本日10月17日(火)愛媛県総合運動公園陸上競技場で行われる松山市小学校総合体育大会(陸上の部)に参加します。選手のみなさんは、今、ユニフォームや運動靴はもちろん、気持ちもしっかりと準備して大会に臨んでいるところです。結果等の詳細は、余土小学校のホームページでも紹介しますので、ぜひご覧ください。

さて、今回の集会では、今月の歌♪「負けないで」を歌ながら、全校みんなが体育館に集合しました。ステップを踏んだり、手拍子をしたり、楽しい雰囲気の中で壮行会が始まりました。コロナ禍以前の風景が戻ってきました。楽しい集会の雰囲気づくりをこれからも大切にしたいと思います。
10月11日(水)6時間目は、2学期2回目のクラブ活動でした。科学クラブの子どもたちも、にこにこと、笑顔で理科室に集まってきました。今年度、6回目の活動は、今年一番楽しみにしていた「ポップコーン」です。


材料は、ポップコーンのたねと油、塩の3つです。アルミの器に材料を入れ、アルミ箔でふたを閉めて、ガスコンロで加熱します。はじめは何も変化が無いのですが、香ばしいにおいとともに、ポンポンと音がしてきました。さらに過熱を続けると、どんどん膨らみ、子どもたちは、「お皿からあふれてしまうのでは?」と心配していたほどです。ちょうど良いタイミングで火を止めると、おいしいポップコーンのできあがり。みんなで分けて食べました。
食べ終わると、2回目のチャレンジ!!加熱時間や火加減を1回目と変えてみると、さらにおいしいポップコーンとなりました。楽しいておいしいクラブ活動は、あっという間です。7回目の活動では、どんな実験をするのかな?次の活動も楽しみですね。
5・6年生の情報委員会の子どもたちが、日々の生活の中で発見したことを記事にしています。写真や原稿は、できるだけ子どもたちが作成したままで、校正を控えていますのでご理解ください。土日を中心に発信します。情報委員会の子どもたちの活躍をぜひ、ご覧ください。
【情報委員会通信 第12号】
☆ 今週は、9・10月に5・6年生の情報委員会の子どもたちが作成した記事を紹介します!☆
夏休みが終わり、2学期が始まりました。新しい教科書をもらい、新しい気持ちで学習をしています。余土小学校では、目標に向かって進んでいくことのできる人が多いと思います。1学期よりも良い余土小学校にするために、楽しいことは全力で楽しみ、ルールはきちんと守っていきたいと思います。2学期は、たくさん行事があります。運動会が終わったけれど、音楽会に向けて新しい目標を立てたいと思います。(5年男子)
6年生の生活が半分くらい終わりました。運動会が終わっても卒業記念として作るベンチ、小学校最後の音楽会などたくさんの行事があります。どの行事も一生懸命頑張っています。行事が進むにつれて、卒業にだんだん近づいていることを感じています。最後の小学校生活を全力で楽しんでいます。(6年女子)
今回の情報委員会通信第12号は、いくつかの委員会の活動の様子を紹介します。情報委員会みんなで取材して、記事にしてみました。
掲示委員会は、みんなの見えないところで学校を色鮮やかに飾ってくれてくれています。靴箱や廊下などを季節に合わせてイラストをはっています。おかげで、学校がきれいになっています。

体育委員会は、運動場きれいに整えてくれています。体育倉庫もきれいに整理整とんしてくれていています。「みんなの運動場をきれいに!」という気持ちでがんばっているそうです。

図書委員会は、いつも本の紹介をしてくれています。図書館に掲示してくれたり、お昼の校内放送で紹介してくれたり、余土小学校みんな楽しみにしています。

余土小学校には、その他にもたくさんの委員会があります。ぼくたち情報委員会も、こんな風に、ホームページの記事をがんばっています。
スローガン「一致団結!心を一つに勝利をつかめ」のもと、令和5年度秋季運動会を行いました。秋らしい気持ちの良い天気の中で、1~6年生全員で力を合わせ、ダンスにかけっこ、リレーと存分に練習の成果を出し切りました。5・6年生の子どもたちも、運動会の企画・運営、係活動と、それぞれの場で役割をこなし、自分たちでつくりあげる運動会を実現することができました。

保護者の皆様には、早朝から温かいご支援をありがとうございました。また、運動会後の片づけなど、様々な面で子どもたちを支えていただき、たいへん感謝しております。おかげさまで、滞りなく運動会を終えることができました。子どもたちは、満足した表情で学校を後にしていました。中には、悔しい思いをした子どももいたでしょうが、それも貴重な思い出になるはずです。ご家庭でもぜひ、運動会の感想を聞いていただき、しっかりとほめてあげてください。
※運動会の様子は、土日を中心に順次ホームページにアップします。
10月13日(金)運動会の前日です。5・6年生は、1時間目に最後の練習を行い、その後、会場となる運動場やその周辺の準備を進めました。4時間目には、5年生が、テント内に置くパイプ椅子や長机の準備、防球ネットの移動作業を行いました。6年生は、午後から設置するテントの支柱の準備です。


午後からも作業が続きます。6年生は、先生や保護者のみなさまといっしょに、入場門やテントの設営、運動場周辺やトイレの清掃など、仕上げの作業を行いました。「いよいよ小学校最後の運動会だ。」、「全校みんなが心を一つにがんばりたい。」、「今年は、たくさんの人に見に来てもらいたい。」など、たくさんの思いをもって頑張りました。これで運動会準備は完了です。あとは、明日(10/14)の天気が良くなることをみんなで願いましょう!!
10月6日(金)6時間目の6年生の教室です。5時間目の運動会練習の後に取り組んでいることは、表現「ソーラン節」で羽織る法被(はっぴ)への文字入れです。子どもたちは、小学校最後の運動会にふさわしい一文字は何か、今の自分にぴったりな文字は何かと、これまでずっと考えてきました。そして今日は筆を持ち、一文字に心をこめます。


「愛」や「夢」や「望」、それから自分の名前の中にある一文字など、子どもたちにはそれぞれに大切な思いがあるようです。書く眼差しも真剣で、自分が書くことのできる最高の文字で表そうと、1時間集中して取り組みました。
いよいよ明日10月14日(土)は、秋季運動会です。プログラムのラストを飾る「踊れ!余土ソーラン」で、6年生の勇壮な踊りを、ぜひご覧ください。背中の一文字にも注目です。