10月27日(金)3時間目の5年2組のみなさんです。秋晴れの気持ちのよい天気の中、「一粒の米」の石碑の前で行っている作業は、稲刈りです。5月から取り組んできたバケツ稲は、ついに収穫の日がやってきました。
種もみまきや土づくり、中干しにネットはりと、これまでにもたくさんの作業をしてきました。もちろん、日々の水やりや観察、観察記録もがんばりました。
そうして5か月。これまでのことを振り返りながらの稲刈りは、とても和やかなムードで進められていました。稲を刈ったり、ひもでまとめたり、心を込めて作業する中、「米作りの1年が分かってきたね。」、「農家の人の工夫や努力が分かるね。」など、たくさんの感想が聞こえてきました。
現在、稲わらを5年生の教室近くで、乾燥させているところです。この後は、脱穀・もみすり・精米などの作業が待っています。5年生のみなさん、もう少しで、おいしいお米が食べることができますね。丁寧に育てたお米は、どんな味がするのかな?感想をぜひ、教えてください。
今日(10/26)2年生は、体育館でおもちゃランドを開きました。お客さんとして1年生を招待して、たくさんの手作りおもちゃで遊んでもらいました。輪ゴムの力でひっくり返る「パッチンジャンプ」、紙コップと輪ゴムでつくった、飛び出す「ぴょんコップ」、うちわをつかって車を進める「ヨットカー」などなど、たくさんの遊び場ができていました。1年生に喜んでもらおうと、看板を作ったり、ルールを説明するポスターを作ったり、呼び込みをするプラカードを作ったり、2年生はたくさんの準備をしてきました。
1時間しっかりと遊んで、あっという間に振り返りの時間になりました。1年生からは「〇〇のコーナーが楽しかったよ!!」、2年生からは「ルールを上手に教えると1年生に楽しく遊んでもらえたよ。」など、たくさんの感想を聞くことができました。2年生のみなさん、これまでたくさんの準備がんばりましたね。「ありがとう。」のあいさつをして、別れる場面では、1年生と2年生が自然に、手を振り合うほほえましい場面も見ることができました。
10月26日(水)5・6時間目の家庭科室です。6年3組のみなさんが、ミシンを使って、ナップザックの製作を行っています。アイロンで折り目をつけたり、しつけ糸で縫ったりして、丁寧にミシン縫いをしていきました。
上糸や下糸のかけ方もばっちりで、5年生のころの経験を生かしている様子が分かりました。分からないところは、友達に聞いたり、説明書を読み返したり、少しずつ完成に近づいています。
6年生のみなさん、もうすぐ素敵なナップザックが完成しますね。できあがったら、いろいろな物を入れて生活に役立てていきましょう。お出かけに使うのもいいですね。
10・11月の休日のホームページでは、運動会の出来事を振り返りたいと思います。今日は、5年生の様子をお伝えします。
5年生の今年のテーマは、「ゴー ゴー 5年生」です。高学年になりパワーみなぎる子どもたち。運動会でも、徒競走・学年色別対抗リレー・表現の3種目に加え、係活動もがんばりました。
プログラム2番徒競走「5 GO RUN」では、5年生になって走る距離がぐんとのびましたが、スタートからゴールまで、全力で駆け抜けました。
プログラム11番リレー「学年色別対抗リレー(5・6年生の部)」では、高学年らしい見事なバトンパスでした。テイクオーバーゾーンをしっかりと生かし、スピードを落とすことなく、バトンをつなぎました。
プログラム14番表現「踊れ!余土ソーラン」は、6年生から教わったソーラン節を、決めポーズばっちりで、踊り切りました。(6年生と踊った表現の様子は、明日のホームページで掲載します。)
「ゴー ゴー 5年生」、そんな合言葉がぴったりな5年生の活躍ぶり、6年生とともに、素晴らしい運動会をつくり上げることができました。
10月24日(火)2時間目の運動場です。子どもたちがハンドベースボールをしていました。クラスのみんなが6つのチームに分かれて、2か所でのゲームです。
攻撃側は、ティーボールのスタンドの上においたボールを手で打ち返し、カラーコーンとホームを折り返します。カラーコーンまで行くことができれば1点、往復してホームまでもどれば2点入るというルールだそうです。
守備側は打ち返されたボールをとると、チームみんな整列してその場に座ります。攻撃側がベースやホームに行くまでに完了すると、得点をおさえることができます。
2チームでの対戦ということで、試合をしていない残りのチームが審判をしていました。「アウト!!」や「1点」など、さかんに声が掛かっていて、とても良い雰囲気で運動に親しんでいる様子が分かりました。
秋風の気持ち良い運動場。力いっぱい動いて楽しくゲームをする3年4組のみなさんでした。ボールをよく見て捕ったり、投げたり、遠くへボールを打ち返したり、どんどん技能が向上しています。
「先生!!私は、今年の余土小学校の6年生になることができて、うれしいです。だって、私たちが思い描いていたことが、どんどん実現していくんです。」
これは、「『卒業記念のベンチ』を作ろう」プロジェクトで、ベンチつくっている途中に、私に話しかけてきた6年生女子のつぶやきです。
映画「夢みる小学校」のように、「自分で考えたことを自分でやってみる」そんな余土小学校を目指した取組は、ついに形になりはじめました。「木で何かをつくってみたい!!」、「みんなのためにベンチを作ってみてはどうだろう。」、「学校や地域の人に使ってもらおうよ。」、「卒業の記念品になるんじゃない?」と、ベンチづくり当日が近付くにつれ、アイデアは大きく大きく広がっていきました。それは、子どもと子ども、子どもと6年生の先生、6年生の先生と校長先生、教室や職員室の日常の会話となり、ついに今日(10/26)ベンチづくりの日を迎えました。
体育館で行ったベンチ作りは、座る部分を組み立てるチームと背もたれを作るチームに分かれて行いました。のこぎりで切る、板と板を貼り付ける、ねじで椅子を組み立てるなど、難しい工程も危険な作業もありました。上手くいったときに起きる、自然な拍手と歓声。「父が大工のぼくが、お手本を見せるよ。」と、上手くいかないときには、リーダーだって現れます。業者のみなさん5人も、専門的な知識と技術で子どもたちを支えてくれました。時間がたつごとに、子どもたちのチームワークは、どんどんよくなります。普段のグループ活動では、見ることのできない素直な子どもたちの関わり合いを、体育館のあちらこちらで見ることができました。およそ2時間作業を進めて、自分たちの考えてきたアイデアは立体となり、完成形が見えはじめました。さっそく座ってみる子ども、記念の写真にVサインで応える子ども、それと同時にたくさんの思い出の場面もできました。今日の作業は、椅子と背もたれが一つになって終了しました。
今回来てくださった業者の方、手伝いにきてくれた以前余土小に勤めていた校務員さん、計画を支えてくれたPTAのみなさん、夢みる小学校を提案してくださった校長先生など、たくさんのみんなに感謝して今日の活動を終えました。6年生のみなさん、素敵な椅子はもう少しで完成ですね。学校のみんなや地域のみなさんのため、そんな気持ちを大切にしながらこれからも活動してください。
10月18日(水)3時間目の理科室です。6年1組の子どもたちが、理科「月の形と太陽」で追究していることは、「なぜ月は満ち欠けするのか」ということです。電源装置を太陽に、黄色いボールを月に、そして自らを地球として見立て、ボールの位置を変えて、見え方を調べています。
懐中電灯を使った実験では、光からボールを少しずつはなしていきます。ボールを横から見ると、三日月からしだいに太くなっていく月の様子を再現することができました。
大きな照明を使った実験では、ボールを持って照明の前を左回転します。ボールを正面から見ると、新月から三日月、半月から満月へと形を変える月の様子を再現することができました。
子どもたちは、これらの実験を通して、月の満ち欠けする理由は、太陽と月の位置関係の変化であると発見することができました。
今回の実験は、カーテンを引いた暗室での活動でした。子どもたちは、どきどきわくわくしながらも、たくさんの発見があったようです。宇宙のことも、このようなモデル実験で確かめることができることが分かり、とても喜んでいました。