てこがつり合うには(6年生)
2025年10月16日 08時00分 9月22日(月)5・6時間目の理科室です。6年2組の子どもたちが、実験用てこを使って活動しています。てこには、左右どちらも6つの穴が開いていて、中心にある支点から1~6の番号がついています。今回の実験の目的は、この番号に重さ10gのおもりを左右に分けてつるし、左右のうでが水平になる場合を見つけることです。
「右の6番に10g・左の6番に10g」の場合は、重さも番号も同じなので、もちろん水平になります。実験を進めていくうちに、「右の3番に20g・左の2番に30g」など、重さと番号が違うときにも、水平になることを発見しました。
このことをきっかけに、子どもたちは「なぜ水平になったのだろう?」、「水平になるときには、きまりがありそうだ。」と、追究していきました。「一方のうでのおもりの重さと位置を固定して、結果を整理していきたい。」といった発言も聞かれました。そこで、「左の6番を10g」をそろえる条件として、右の1番から順に、何gのおもりが必要かを実験で確かめることにしました。
8つの班の実験結果をまとめると、「おもりの重さ」と「支点からのきょりの積が左右で等しいときにつり合うことが分かりました。
6年生のみなさん、試行錯誤しながら、てこのきまりを見付けることができましたね。次は、生活の中のてこを見つけ、いろいろと試していきましょう。