教育実習授業研究会(2年3組)
2024年10月15日 08時00分 10月9日(水)2時間目に教育実習授業研究会を行いました。2年3組体育科「よどっ子 おすしワールド!」(A 体つくりの運動遊び イ 多様な動きをつくる運動遊び)で、「題材に合わせて、いろいろな動きをしながら楽しく遊ぶことができる。」をねらいに学習を進めました。
準備運動では、「エビカニクス」(子ども向けのダンス動画)を用い、ウォーミングアップを行いました。子どもたちは、「エビ・カニ・エビ・カニ」とテンポよく繰り返すサビの中、「体をひねって。」、「もっと膝を曲げて。」との先生の声掛けに反応し、楽しみながら多様な動きを体験することができました。
いろいろな動きをしながら楽しく遊ぶ題材として、「たこ」「かっぱ巻き」「サーモン」の動きを取り入れました。子どもたちと先生は、笑顔で会話をしたり、一緒に動いたりして、回る、寝転ぶ、走る、歩く、止まるなど、多様な動きのアイデアが出ました。
グループで動きを考える「シャリタイム(おにぎりタイム)」では、胸につけたワッペン(色のついたお寿司の皿)の色に従って分けられた4人組のグループで活動を進めました。題材は、「うなぎ」「わかめ」「エビ」「カニ」の動きでした。最初、輪になって考えていた子どもたちも、「オノマトペを使って考えてみるといいよ。」、「エビのグループは上手だね。」との声掛けを聞き、しだいに体を大きく動かして考え始めるようになりました。子どもたちが、いろいろな動きをしながら、楽しく遊んでいる様子を感じ取ることができました。「おもしろい班を見付けたから紹介するね。」という声掛けから始まった全体発表の場では、まず、「わかめ」の動きを考えた班が発表しました。大きな動きと小さな動きの工夫をみんなで共感すると、次は「うなぎ」の動きをする班が手を挙げました。みんなで真似をすることで、他の班の良い動きを自らの活動に取り入れることができました。
終末のゲームでは、ネコに扮した先生と「どろぼうネコが来たゲーム」を楽しみました。先生が「にゃー」と言ったら止まるルールの中、子どもたちはこれまでに考えた動きで体育館いっぱいに広がって活動し、ポーズをとってぴたっと止まる動きを身に付けました。
ふり返りでは、子どもたちの「大きく動くことができた。」「ジャンプすることができた。」との発表に加え、「ひねる動きもよくできたね。」と、ねらいとする動きの一つについても声掛けがありました。「また、やりたい。」そんな声の中、45分のキラキラした体育の授業が終わりました。