研究授業(2年4組)
2024年9月28日 08時00分 9月19日(木)2時間目に研究授業がありました。算数科「かけ算(1)」で、「具体的な操作を通して、基準量の『いくつ分』という見方について理解することができる。」をねらいとして学習を進めました。
子どもたちが学習問題を把握する場面では、ゴーカート(2人×5台)・ジェットコースター(5人×3台)・観覧車(2人×2台・3人×2台・4人×1台)の問題場面の提示がありました。「何人乗っている。」の問いに、子どもたちは、「10人?」や「ジェットコースターは3台だから・・・。」と様々な反応を見せていました。観覧車が数えにくかったことが分かると、本時のめあて「ゴーカートとジェットコースターの人数が数えやすかったのはどうしてだろう。」を確認し、「おにぎりタイム」へと活動を移しました。
子どもたちは、先生のアドバイスを受けて、ロイロノートのテキスト上で数図ブロックを動かしたり、〇印でまとまりを作って人数を書いたりしながら総数を調べ、数え方で気付いたことをワークシートに記入をしていきました。
その後の話合いでは、タブレットを見せたり、同じか違うか考えたりしながら、フリートーキングで活動しました。最初、数名で始まった話合いは、最後にはクラスのほとんどの子どもが参加できるようになりました。
全体での発表では、「速く数えられた方法」について考えました。2人ずつ人が乗っているゴーカートでは、「2人ずつ」「『2・4・6・8・10』の2とび」「2+2+2+2+2」など多様な意見が出ました。5人ずつのジェットコースターでも2人ずつと同様に「5人ずつ」との意見の中、「2ずつでもよいのかな?」という意見も出ました。「5はばらばらにできないから、5つずつの方が数えやすい。」「5は2と3になるから、2ずつにはならないよ。」など、同じ数ずつのまとまりに気付く子どももいました。
授業の最後に、人数のまとまりのない観覧車と比較し、「何このいくつ分とあらわす数の、けい算のし方をしらべていこう。」というこの単元のめあてを確認し、授業が終わりました。
子どもたちは、落ち着いて学習していました。九九の勉強もがんばることができそうです。