風光る(金管バンド部)
2024年4月21日 08時00分 風光る。春の強い陽の光の中、さわやかな風が放課後の音楽室に届いています。きらめく風景の中、余土小学校金管バンド部は、新しい1年の歩みを少しずつ進めているところです。その期待や喜びを春風に乗せ、新しいメンバーみんなで音と音楽を奏でていきましょう。
新しい部長さん、副部長さんが黒板に記したメッセージは、「基礎練習でロングトーンを2回以上する」、今年も、各パートで音をしっかりと創っていきたいという思いを感じることができました。「めあてをもって、頭も耳も働かせて音を出す、そんなトレーニングの時間を大切にしていきましょう。」と、顧問の先生からもお話がありました。
パート練習を終え、メンバーみんなは、様々な表情で音楽室に戻ってきました。今年初めての合奏で、新しいメンバーでの輝く1年がスタートです。合奏を初めて合わせる楽しさやわくわく感は、何ものにも代えがたい喜びです。♪「銀河鉄道999」の演奏を終え、「新しいメンバーの音は、こんな風景なんだ。」、「今年も素晴らしい音を紡いでいくことができそうだ。」、そんな感想をもちました。
各パートには、メンバーみんなを包み込むような素敵な6年生がいます。4~6年の3学年みんなでパート練習をして、「バンドみんなで合わせると、こんな音の重なりになるんだ。」という感動を得ることができました。最初の合奏でしたが、そうでなくても心の動く音の風景となりました。
「今年の課題曲は、ほとんど決まっていたけれど、変更しようと思います。」、「みんなのこの音と音楽なら、もっとレベルアップした曲に挑戦できます。」と、顧問の先生からメッセージがありました。
顧問の先生と私で、「♪銀河鉄道999」は改めて良い曲だな、メンバーみんなの吹く音が彩りを加えているねと、放課後の職員室で話していたところです。今年もたくさんの曲に、そして課題曲に挑戦していきましょう。
(金管バンド部副顧問)