6月13日(木)の5時間目に、5年1組の研究授業を行いました。体育科「ネット型ゲーム(プレルボール)」)で、「チームの特徴に応じた作戦を考え、自己の役割を確認するとともに、友達に伝えることができる。」をねらいに学習を進めました。
ゲームでは、考えた作戦を生かした、たくさんのよいプレーを見ることができました。ゲーム1と2の間には、チームみんなと話合う「おにぎりタイム」を行いました。動作や言葉、絵図、タブレット端末を使用するなど、子どもたちは、活発に意見交換をしていました。



〇背の高い人、よくアタックを打つ人にボールを返せば、アタックを弱めることができそうだ。
〇(動画を見て)間が空いているから、そこを狙われているような気がする。
〇声があまり出ていなかったね。名前をよんでラリーをつなごう。
〇強くて高い玉より、低くバウンドさせた方が得点につながりそうだ。
終末には、「今日うまくいった作戦を共有しよう。」、「明日のプレルボール大会を楽しもう。」と、先生とみんなで活動を振り返り、学習を終えました。友達と互いに意見を交わす場面、ゲームを進める場面での、子どもたちの満面の笑顔が印象的な45分でした。
手品クラブは、4~6年生23名で活動しています。毎回、地域にお住まいの手品が得意な方を講師として迎え、子どもたちは交流をしながら、手品の技を磨いています。


この日は、トランプを使ったカードマジックを教えていただきました。テーブルで間近にお手本を見せてもらったり、トランプの持ち方や手品の一連の流れを教えてもらったりして、子どもたちは目を輝かせていました。講師の先生にいつも親切に教えていただき、子どもたちは、どんどんと技を磨いています。
「いつか、みんなの前で披露してみたいな。」と、そんな声も聞こえてきました。手品クラブのみなさん、クラスの友達やおうちの人にもぜひ、カードマジックを見せてあげてくださいね。
パソコンクラブは、4~6年生30名で仲良く活動しています。この日(6/13)のクラブでは、Scratch(スクラッチ)をしていました。これは、誰でも簡単にプログラミングを楽しむことのできるソフトです。


子どもたちは、ゲームやアニメーションなど、自分オリジナルの作品を夢中で作っていました。できあがった映像は、友達と互いに見せ合っています。肩と肩を寄せ合って、画面を見つめる子どもたちの様子を見て、ほほえましく感じました。
子どもたちのICT活用能力は、とても素晴らしいと思います。いろいろと試しながら、めきめきと技能を高めています。
6月7日(金)愛媛県騒動運動公園相撲場で、松山市小学生総合体育大会(第36回すもうの部)が、行われました。余土小学校からは、6年生の子どもたち4名が参加しました。本校は南ブロックでの参加でした。5・6年生68名の大会で、子どもたちは、余土小代表として、堂々と取組をしていました。


自分の取組で力を出し尽くすだけでなく、友達を全力で応援する姿に、これまでの練習で培ってきたチームワークの良さを感じました。
すもう部のみなさん、よくがんばりました。余土小みんなで、拍手を送りたいと思います。
風が出逢うとき。雨の中、校庭に咲き始めたアサガオが彩りを増すころ、新入部員のみんなも、初めて、合奏♪「風立つときに」の仲間入りをしました。先輩メンバーと後輩メンバーの風の出逢い。合奏前に、チューニングをする後輩メンバーの姿を初々しく感じました。66名の余土小金管バンド部で、音楽室は、足の踏み場もないほどです。



音の形をつくる、ピッチとバランスを整える、スラーやスタッカートの音型を吹き分ける。そんな合奏前のトレーニングをしっかりと行う、そして意識できていないところは楽譜にメモをする。先輩メンバーの姿を追うように、後輩メンバーも、楽譜に筆を走らせていました。階名だけだった楽譜から、その曲の音の要素が見える楽譜へと、変わり始めています。
「自分の音が歌えるようになるといいよ。」、「アクセントやスラー、スタッカートなどのアーティキュレーション記号を追究すると、たくさんの発見と、たくさんの課題が見えてくるよ。」、顧問の先生のこんな声に、みんなしっかりと耳を傾けています。
合奏♪「風立つときに」では、曲の解釈を進めています。一つひとつの音をどのような音色やニュアンスで表現していけば、その曲にふさわしく作曲家の意にかなうのか、私たちは、今、メンバーみんなで風の声を探しているところです。
最初はマウスピースだけだった初心者の新入部員のみなさんも、楽器を使っての練習が始じまり、ある程度音が鳴るようになり、課題曲♪「風立つときに」の楽譜を手にしました。簡単な部分が吹けるようになって、今日一緒に演奏できたことは、この上ない達成感でしょう。その後、合奏の後半では、新入部員のみんなは、音楽室を後にしました。曲の前半部分を一緒に合奏するコルネットの新入部員4人。刺激を受けたのか、「もっとスタッカートをはっきりと。」など、そんな会話も交わしていました。
「合奏にはゴールがない、だからどこまでの追究することができる、素敵な音にしていきたい。」、「私たちの余土小サウンドをつくっていきたい。」、これは顧問の先生がよく口にする思いです。
好風。このお話は、土曜日の音楽室、3時間の素敵な音と音楽の風景です。風早。風は強く吹いています。先輩メンバーの風と後輩メンバーの風の音は、この日、初めて重なりました。夏の足音は、もうそこまで聞こえています。