音を調べよう(3年生)

2025年11月2日 08時00分

 鋭く透明なトライアアングルの音、鈴鳴りに響くギターの音、力強く重厚な和太鼓の音、深く響く木琴の音・・・、楽しそうな音とにこにこした会話に誘われて、教室に入ってみると、どうやら音楽の授業ではないようでした。この日(9/30)の第1理科室では、3年1組のみなさんが、理科「音を調べよう」の学習を進めていました。

IMG_0768  IMG_0769  IMG_0770

IMG_0772  IMG_0773  IMG_0774

IMG_0778  IMG_0777  IMG_0775

 音楽を楽しんでいるのかと思っていると、そうではないようで、楽器が鳴る様子を動画で撮影しているようでした。よく見ると、楽器の上には、プラカップに入ったたくさんのビーズも見られました。

 「この動画見てみて、音が出たり伝わったりしているとき、震えているところがあるよ。」、「大きさによっても震え方が違っているようだよ。」と、どの班も熱心に実験を進めていました。音は、目に見えないけれど、動画を撮ったり、ビーズのはじける様子を見たりすることで、音の伝わり方がはっきりと分かったようです。

 「音が出るときのようすは?」、そんな学習課題から始まった2時間の学習では、実際に試してみて、たくさんの発見があったようでした。

 「次の時間は。音を伝えてみるよ。」の先生の声には、「糸電話ならしたことあるよ。」と言いった言葉も聞こえてきました。日常何気なくとらえている音の世界も、理科の力を使って追究すると、たくさんの性質を見付けることができそうです。3年生のみなさん、糸電話をするとき、どんな部分が震えているでしょうか?また、たくさんの発見をしてくださいね。