音を調べよう(3年生)
2025年11月2日 08時00分 鋭く透明なトライアアングルの音、鈴鳴りに響くギターの音、力強く重厚な和太鼓の音、深く響く木琴の音・・・、楽しそうな音とにこにこした会話に誘われて、教室に入ってみると、どうやら音楽の授業ではないようでした。
音楽を楽しんでいるのかと思っていると、そうではないようで、楽器が鳴る様子を動画で撮影しているようでした。よく見ると、楽器の上には、プラカップに入ったたくさんのビーズも見られました。
「この動画見てみて、音が出たり伝わったりしているとき、震えているところがあるよ。」、「大きさによっても震え方が違っているようだよ。」と、どの班も熱心に実験を進めていました。音は、目に見えないけれど、動画を撮ったり、ビーズのはじける様子を見たりすることで、音の伝わり方がはっきりと分かったようです。
「音が出るときのようすは?」、そんな学習課題から始まった2時間の学習では、実際に試してみて、たくさんの発見があったようでした。
「次の時間は。音を伝えてみるよ。」の先生の声には、「糸電話ならしたことあるよ。」と言いった言葉も聞こえてきました。日常何気なくとらえている音の世界も、理科の力を使って追究すると、たくさんの性質を見付けることができそうです。3年生のみなさん、糸電話をするとき、どんな部分が震えているでしょうか?また、たくさんの発見をしてくださいね。